太田述正コラム#8482(2016.7.13)
<皆さんとディスカッション(続x3037)>

<太田>(ツイッターより)

 「ヨックモックの「シガール」はなぜ中東でバカ売れなのか…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%83%a8%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%a2%e3%83%83%e3%82%af%e3%81%ae%e3%80%8c%e3%82%b7%e3%82%ac%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%80%8d%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%e4%b8%ad%e6%9d%b1%e3%81%a7%e3%83%90%e3%82%ab%e5%a3%b2%e3%82%8c%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%8b/ar-BBuebSc?ocid=iehp#page=2
 「…任天堂<等の>…ポケモンゴー --米国で爆発的人気 転倒や強盗被害も…」
http://mainichi.jp/articles/20160713/k00/00m/040/021000c
 馴染みの日本企業の大活躍はうれしいもんだね。

 「…鳥越氏…自民などの「改憲勢力」が憲法改正発議に必要な「3分の2」に達した危機感から立候補を決めたと明かした。「戦争を知る世代の端くれとして都民に訴え、参院選と違う結果が出ればうれしい」。…」
http://digital.asahi.com/articles/ASJ7D52Z0J7DUTFK00C.html?rm=459
 「 「小池百合子さんは都知事の資質ある」自民・野田聖子氏…」
http://www.asahi.com/articles/ASJ7D6VB3J7DUTFK016.html?iref=comtop_list_pol_n01
 面白くなってきたな。
 投票率、結構上がるんじゃないか。
 英米(予定)、独韓台、ミャンマー(事実上)、ブラジル・バングラ等、の首脳が女性ってんだから、せめて都知事くらい日本も女性にしようじゃん、おのおのがた。

<太田>

 関連記事だ。

 「都知事選、都議くすぶる不満 自民分裂・民進二転三転・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG12H5W_S6A710C1CC1000/?dg=1


<akamonmonja>(ツイッターより)

 永さんは政治思想こそ左派でしたが根の部分は戦前の日本文化をむしろ肯定的に見ていた部分もありますし、そうした意味では保守派とも通じ合える部分がありましたね。
 そこが安保世代以降の「旧習はすべてぶっ壊す。」だけの世代とは違うところですが。

<km05ko7M>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 対日本に関してはともかく、対フィリピンには太田はどう説明するのかね?

<nO14xhww>(同上)

 石ころは砂浜に、葉っぱは森の中に隠せということでしょう。

⇒よー分からんやりとりやねん。
 乞う解説。(太田)

<awdSCYsc>(同上)

 <km05ko7Mクン、>太田コラムを「南シナ海 攻勢」とかで検索すると、いろいろ出てくるよん。↓

 「中共の起こしている、インドやASEAN諸国・・うちフィリピンは米国の同盟国・・に対する領土攻勢は、日本に対する領土攻勢の真の狙いが、中共国民のナショナリズムの喚起でもなければ、いわんや米国の太平洋覇権への挑戦でもなく、日本の再軍備、ひいては日米離間「だけ」にあることを隠すための目晦ましなんだわさ。」(コラム#6642)

⇒ハー、そーゆー意味だったの?(太田)

<.JwD9jvE>(同上)

 太田さんの話を読んでると、全世界の権力者で頭がいいのは中国共産党の一部とオバマだけで他の政治家はみんなダメって思えてくるくるけどそれで合ってますか?

⇒必ずしも個人でも権力者でもないが、少なくとも4世紀以来日本の元首であり続けてきた天皇家の歴代天皇の大部分、及び、聖ペテロ以来、世界最大の組織宗派であり続けてきたローマ/カトリック教会の歴代教皇の大部分、を忘れちゃいけないだろうな。(太田)

<awdSCYsc>(同上)

 「頭がいい」権力者(政治家or政治屋)なんていくらでもいるだろうし、あるいは舛添だって太田さんは「頭がいい」と評すかもしれないよ。↓

 「政治屋稼業を金儲けの手段とするという新しいビジネスモデルを創造した舛添。さすが、元「学者」。」(コラム#8464)

 まず「頭がいい」かどうかではなく、政治家としての評価、政治屋としての評価、志への評価、みたいな感じに整理しては?↓

 「職業としての政治に(国家レベルで)従事するところの、志ある人を政治家と言います。
 他方、志なき人は政治屋ということになるわけです。
 政治家の評価はいかに定まるのでしょうか。
 それは、彼または彼女の志が実現したかどうかです。
 志の実現に向けてどれほど努力しようと、政治は結果責任ですから、関係ありません。
 チャーチルに関しては、このような観点から、私は、政治家として落第の評価を下さざるを得ません。」(コラム#4206)

<.JwD9jvE>(同上)

 ありがとうございます。
 その場合、志の実現度合いからみれば、1000年以上経ってなお15億人以上も賛同者を維持しているムハンマド辺りは歴史上でも最大級に能力の高かった政治家のひとりという評価になりますか?
 それとも彼の志のベクトルが変な方を向いているからダメという感じになるのでしょうか?

⇒信徒の数で言えばイエスの勝ちだし釈迦も相当なもんだ。
 イスラム教徒は大勢いても、イスラム世界は(キリスト教世界や仏教世界同様)政治的にバラバラだから、この場合、ムハンマドは政治家としてではなく、宗教家として、イエスや釈迦と比較すべきだろな。(太田)

<TA>

 ・・・7月16日(土)のオフ会は太田さんの退院祝い・ご機嫌伺いという意味でもぜひ参加したかったのですが、残念ながら都合がつかず、出席できませんので、せめてもの賑やかしに粗品をお送りしました。
 7月15日に届く手筈になっていますので、オフ会参加者の皆さんとお召し上がりいただければ幸いです。

<太田>

 どうもありがとうございます。


 それでは、その他の記事の紹介です。

 いつもの、中共官民による日本礼賛(日本文明総体的継受)記事群だ。
 最新の記事群が大部分を占めてるっちゅうのに、この多さは何だってカンジだよな。↓

 「・・・今日頭条は・・・中国に初の「民芸博物館」ができたことを紹介するとともに、建物のデザインをしたのが中国人ではなく日本人の著名建築家であったことを紹介する記事を掲載した。記事は、中国美術学院の「民芸博物館」が先日落成したと紹介。同学院が日本の建築家・隈研吾氏にデザインを依頼したと伝えた。
 中国の「民芸」ということであれば、中国人が手掛けるべきだ、どうして日本人の手を借りるのか、といった批判がネット上から聞こえてきそうだ。この疑問について記事は「民芸とは日本からやってきた概念であり、われわれはその価値に対する理解が少なく、審美の基準も持っていない」と説明。同学院の関係者が「日本の民芸は非常に発展している。世界最高の文化が中国に集まることで、われわれは初めて何が良くて、何が悪いのかを知ることができるのだ。他山の石を借りて自らの球を磨くということに過ぎないのだ」と解説したことを紹介している。
 さらに、「民芸博物館」の建物が「非中国文化体系の外国人が全力をもって示した、中国の民芸に対する理解なのである」と説明。「開明な国は文化に対して、包容と自省という2つの態度が必要。世界トップレベルの建築の巨匠に手掛けてもらったことで、世界がわれわれをどう見ているのかを知ることができる。彼らの眼中にある中国は、われわれの心中に映る自分と同じだろうか」とし、あえて外国人の建築家に設計を任せた意義について論じた。」
http://news.searchina.net/id/1614043?page=1
 「・・・龍視財経はこのほど、「中国はすでに多くの分野で日本をリードする立場にあるのに、なぜ外国人は日本を中国より高く評価するのか」と疑問を投げかけた。
 記事は、中国の国際的な影響力はすでに日本を上回り、経済や軍事面でも日本をリードしていると主張。まず軍事面において、中国の兵力は約228万人に対し、日本はわずか26万人にとどまり、予算においても中国は日本の2倍以上に達すると指摘したほか、2014年における軍事力ランキングでは中国は3位、日本は9位と圧倒的な差があると主張。さらに中国には約250発の核兵器があるが、日本は核兵器を保有していないと論じた。
 また、中国は世界170の国と外交関係を構築しており、大使館の数も領事館の数も日本を上回っていると指摘したほか、中国は国連安全保障理事会の常任理事国である一方、日本は常任理事国ではないと指摘した。経済で見ても、中国のGDPはすでに2倍に達しているうえ、輸出入総額でも中国は圧倒的に日本を上回っていると指摘した。
 一方で記事は、国際世論調査では日本を肯定的に評価する人の割合は、中国に対する評価を圧倒的に上回り、政治の腐敗度においても日本は比較的清廉であるが、中国の腐敗度合いは深刻な水準であるとの調査結果があると紹介。
 また、中国の深刻な環境汚染も中国に対する評価を損ねる要因につながっているとし、仮に「影響力の大きさ」という漠然としたものを「定量化」したうえで、「国土もしくは人口で影響力を割った場合、日本の影響力のほうが大きい」と主張、日本が世界で高く評価されていることに悔しさをにじませた。」
http://news.searchina.net/id/1614038?page=1
 <そう言い訳をしなくても・・。↓>
 「・・・界面は・・・「中国家電企業の世界的な買収が、どうして日本の神経を刺激するのか」とする評論記事を掲載した。
 記事は、近ごろ中国企業による日本の家電企業の買収が相次いでいることに対して、日本メディアが日本企業が抱える苦境を直視する一方で、「ブランド力も高まっていないのに外資企業を買収してブランド使用権を獲得し、『他人のふんどしで相撲を取ろう』としている」と主張していると説明。この主張に対して「事実や真相に決して合致していない」とした。
 そして、中国企業による外資企業買収は典型的な「弱肉強食」であるほか、むしろ、そのブランドの市場における寿命を延ばすことを手助けしているのだと論じた。また、買収のターゲットがしばしば日本企業に向けられることについては「スリムアップされた製造体系に長けている、そして日本の家電ブランドが、中国の家庭で最も人気がある」という理由があると解説。さらに、日本企業がもつグローバルネットワークも魅力の1つであると説明した。
 一方で、買収の対象は必ずしも日本一辺倒ではなく、欧米諸国の家電企業にも食指が伸びていると主張。そのなかで、日本メディアが大騒ぎする背景には「酸っぱいブドウの論理」があるとし、栄華を極めたものの負け惜しみであるとの理論を展開した。そして「この日本メディアの観点は、多くの日本国民の考え方を表している」と伝えた。
 記事は、中国の家電企業に対しても「日本や欧米の同業者に比べて、発展してきた時間が短いこと、基盤が弱いこと、イノベーション力が弱いといった欠点があることを正視しなければならない」とも指摘。外資企業の合併は「モデルチェンジの第1歩」であり、今後良質なハイエンド製品による良いクチコミや認知度を作り上げることによって「全面的に外資企業を超えて行かなければならないのだ」と締めくくった。」
http://news.searchina.net/id/1614041?page=1
 「・・・金融界は・・・「われわれには7000年の水稲栽培史があるのに、どうして日本に行ってコメを買いあさるのか」とする記事を掲載した。
 記事は、日本のコメが中国人の人気を集め、わざわざ日本に出向いて買ってきたり、オンラインショッピングで手に入れたりという現象が発生していると紹介。どうして「7000年の稲作の歴史」を持つ中国においてこのような現象が起きたのかについて、「優良品種の選定」、「細かいところまで行き届いた栽培手法」、「おいしさ」、「濃厚な稲作文化」、「しっかりした等級制度」、「目にも楽しい包装デザイン」の6点を挙げて説明した。
 「おいしさ」については、特に日本人はコメの鮮度にこだわりを持っており、精米から3カ月が経過したものについては価値が下げられ、値下げされると紹介。稲作文化については「中国人が米飯から離れられないと言っても、日本人の入れ込みぶりにはかなわない」として、稲の栽培や収穫に関する祭祀が実に良く見られるなど日本独特の「稲作文化」が形成されていると解説した。
 記事はまた、日本のコメが美味しいという以外にも「われわれの環境が確かに恐ろしいものである」点が、中国の一部消費者を日本産米に走らせていると説明。「安心して生活してもらうことが、国民の幸福の基準線だ。ボイコットや保護は活路ではない。環境を改善し、消費者の信頼を回復してこそ初めて『外国の月がより丸く見える』という局面を変えられるのだ」と結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1613973?page=1
 「・・・一財網はこのほど、円高が急激に進行したことに対し、「なぜ日本円は安全資産とみなされるのか」と疑問を投げかけ、その理由を考察する記事を掲載した。
 記事は、金融市場において安全資産とみなされるのは一般的に「スイスフラン」、「金」、そして日本円だと紹介。日本経済は長期にわたって低迷を続けており、日本の債務残高も高止まりしているのに、円が買われるのは複数の理由によると主張した。
 さらに、主な理由として「莫大な規模の外貨準備と債権を持つ日本の通貨は大規模な空売りが難しい」うえに、「日本の債務は内債であり、国債がデフォルトする可能性は極めて小さい」こと、「すでに限界まで利下げが行われ、金融緩和などで突発的かつ急激に円安が進行する余地が限定的である」ことを挙げ、こうした要因のもとで円高に振れやすくなっているのだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1614040?page=1
 「・・・外匯連盟はこのほど、中国は実質的には開発途上国であり、製造業が持つ実力の点で日本にはまだまだ及ばないと論じる記事を掲載した。
 記事はまず、「中国企業はブランドを創出して世界を風靡したい、つまり製品の持つブランドによって商売したいとずっと願っている」と説明。だが、中国製品にはブランド力はなく、道のりはまだまだ遠いと指摘する一方で、ブランド戦略は日本にとって「既に過去の産物となっている」と説明、そして「現在の日本企業は基幹技術や最先端部品を手がけている」と指摘した。
 その結果「びっくりするようなことが生じている」と説明、それは「外観は各国企業のブランド製品であったとしても、その中の部品はほとんど日本製」という現象であると指摘した。各国企業が自分のブランドを創出しようと全力で奮闘しているときに、日本企業は各国企業のブランドによって自社の製品を包み込んでいると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1613849?page=1
 「・・・捜狐はこのほど、中国では日本について「激しい怒りを持つ人もいれば、すばらしい国だと称賛する人もいる」と伝えつつ、「中国人はなぜ日本を嫌いだと言いながらも、一度日本を訪れるとまた訪日したいと思ってしまうのか」と疑問を投げかけた。
 記事は、日本と中国の間にある歴史問題について「永遠に拭い去ることはできない」としながらも、それと日本旅行は無関係との見方を示し、「一度でも訪れると、また訪れたくなるのが日本」だと紹介。実際、1年間に何度も訪日する中国人は多いとしたうえで、その理由は「日本は中国から近いうえに、日本国内で販売されている商品は質の保証があるえに中国国内より安いため」と主張した。
 また、日本には四季があり、春は桜、夏は浴衣を着て花火大会、秋は紅葉、冬は雪といった具合に1年を通じて楽しめること、寿司やラーメンをはじめ、美食が多いことも日本の魅力だと紹介。特に日本の食べ物は非常に美味しいため、多くの中国人にとって「日本の美食が再来日の動機」となっているとの見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1614016?page=1
 「・・・突襲新聞はこのほど、日本製のネジの品質の高さは「敬服するに値する」と論じる記事を掲載した。
 記事は最初に1つの体験を紹介。1990年代末、中国のある軍事工場が民間自動車を生産することになり、日本側のメーカーと交渉してある車種の設計図を入手。簡単に製造できると踏んでいたが、すべて中国国産部品で製造したところ故障率が激増、それはたった1つの種類の中国製ネジが複数な故障を招いていたのだという。・・・
 記事は日本製のネジについて「日本では品質規格に外れたネジはもともと販売されていない」と説明、しかし「中国ではどの種類のネジにも品質規格に外れたものが存在する」ため、品質規格に適合したネジを入手するにはわざわざ注文して作る必要があると指摘。こうした問題は他の部品についても存在しているため、生産コストは高くなってしまうという問題があると説明した。
 最後に記事は冒頭の経験をしたという工場のスタッフたちが「日本製のネジに驚愕していた」とも説明しており、これが「日本の工業のすごいところ」だと称賛している。」
http://news.searchina.net/id/1614008?page=1
 「・・・今日頭条は・・・「どうして日本の人口は1億人なのに、宗教の信者は3億人になるのか」とする記事を掲載した。記事は、中国人の道徳レベルが低いのは宗教信仰がないからだとの意見があることを紹介。宗教道徳は一定の神聖性と超越性を持つゆえ、「理論的には宗教信仰は人びとの道徳修養を高めるのにある程度の作用がある」と論じた。
 しかしその一方で、「日本の宗教について考えると、道徳レベルの行程と宗教信仰の有無には必然性がないことに気づくのである」と説明。その謎を解く手がかりとして「1億人の日本に、3億人の信者」、すなわち「1人の日本人が時として同時に3つの宗教を信仰する」状況であることに言及している。
 記事は、神道・仏教・キリスト教が現代日本の3大宗教であり、日本人の多くは「出生時には神社に詣で、結婚では教会に行き、死ぬときにはお寺が管理する墓地に埋葬される」というごちゃ混ぜの宗教的行動を取っていると説明。明治維新以降、神道が日本の国教とされ勢力が増したものの、第2次世界大戦後の日本国憲法で信仰の自由と同時に神道を国教としないことが定められたことで、日本の宗教信仰は多様化することになったと解説した。
 そして、このような日本の宗教の発展過程が、実は中国の状況と非常によく似ていると分析。中国と日本は同じように中世に一神教の信仰を経ておらず、宗教が多元化したと説明する一方で、「しかし日本人の道徳レベルは非常に高い」と指摘。似たような状況でありながら道徳レベルに差が出ていることから「中国は今、道徳の問題の答えを宗教信仰の不足に求めてはいけない。世俗的な道徳づくりが必要なのだ」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1614006?page=1
 「・・・新浪財経は・・・中国には150年を超える寿命を持つ企業がわずか5社であるのに対して、日本には2万以上の企業が存在するのはなぜかというテーマについて論じる記事を掲載した。
 記事は中国企業が短命である理由として「競争力を持たないというのに、ただ時代の潮流に任せて起業する人が多い」との見方を示し、こうした企業は一時的には波に乗れても途中で失敗することになると説明。一方で日本企業の長寿の秘訣について「資源の有効活用とイノベーションによる突破を2つの翼として進むべき方向に自ら羽ばたいて行けること、ここに企業生命の真価がある」と説明した。・・・
 企業には強風の中でも前進できる翼が必要であり、それは「資源の有効活用とイノベーションによる突破」であると記事は指摘している。
 翼の一方である「資源の有効活用」についてだが、記事は日本企業は「上場を急がない」と指摘。中国企業の多くは上場を救世主とみなしているが、それによって得た多額の資金の使い方を誤まり、悲劇を招くと記事は説明。しかし上場していない日本の長寿企業は「より慎重に資金を活用する」と指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1613983?page=1
 「・・・2015年は世界でもっとも革新的な企業・機関を選出するトムソン・ロイターの「Top100 グローバル・イノベーター2015」で日本企業は40社も選ばれている。
 ・・・捜狐網はこのほど、「日本企業のイノベーションの背後にある3つの力とは?」と題して、40社もの日本企業がイノベーティブだと評価された理由を分析する記事を掲載した。
 記事はまず、日本企業の「科学技術革新の背後にある3つの見えない力」について、「良い社員教育、功利主義ではない社員、企業と社員が危機意識を共有すること」だと指摘。つまり、日本企業のイノベーションを支えているのは「優れた人材」であるとの見方だ。
 日本企業の「社員教育」について、記事は「社員の未来は企業の未来」ととらえ、学歴ではなく人を見て採用していると指摘。次いで新入社員に、膨大な時間と資金とエネルギーを費やして教育することで、企業と社員がともに成長すると分析した。一方の中国では人材の流動性が極めて高く、高給の仕事を求めて転職する人材は多い。
 次いで、「功利を求めない」点について、日本の雇用制度では社員は功利主義になることができないと指摘。一定の年数働いて一定のレベルに達したら自然と昇給の機会はやってくるうえ、日本の社員は非常に謙遜で、一人前になるまでには長年を要することを知っているとした。これは多くの中国人が目先の功利や高給を求めてすぐに転職するのとは大きく異なっていると言えるだろう。
 最後の「危機意識」については、企業への忠誠心とも関係があるという。何年も赤字が続くなか研究開発に大金を投じる日本企業を例に、社員と会社が共に危機に立ち向かい、新技術で新たな地位を獲得しようと奮闘していると説明。企業にそれほど大切にされていない中国の社員はそうは考えず、沈みそうな船から逃げる人もいると、日中の違いを指摘した。中国では「企業への忠誠心」という日本人の特徴が、イノベーション力につながっていると評価されていることが見て取れる。」
http://news.searchina.net/id/1612312?page=1
 「・・・中国電子報・・・記事は、中国国内にはロボット関連企業が800社以上と多数存在するものの、その9割が年間生産額が1億元以下と規模が小さいうえに分散している状態であると説明。著名企業でも、安川電機やファナックなど販売収入が100億元を越えるような大型外資企業に比べるとその規模がはるかに小さいとした。
 また、2003年に日本国内の「強強連合」によって設立され、世界のロボット用減速機市場で独占的地位を確保しているナブテスコの販売収入額(2012年)に比べて、国内トップレベルの営業収入を誇る中国企業・新松機器人の営業収入(2015年)はわずか9分の1程度であると紹介している。
 記事はさらに、ナブテスコの減速機事業の収入が会社全体の4分の1程度であり、企業として安定した体力があることを説明。一方中国企業は「規模が小さすぎて、核心技術の研究開発を進めても、成果が出ないうちに会社が『餓死』してしまう」という難題を抱えているとする専門家の指摘を伝えた。・・・
 記事は、専門家が「今後2年ほどの激しい競争を経て、国内企業は少なくとも半分が淘汰されることになるとみている」と語ったことを併せて紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1612924?page=1
 「・・・今日頭条は・・・日本に存在する「再利用可能なガラス瓶」について紹介する記事を掲載した。
 記事は「日本人はどうしてガラス瓶を洗浄してから捨てるのか」と疑問を提起したうえで、日本ではガラス瓶は「洗浄、殺菌後にそのまま再利用されるもの」、「回収後に破砕して高温で溶解した後、新しい瓶を作るもの」の2通りに分かれると紹介。前者は「リターナル瓶」と言われ、専門家の話として35回程度は繰り返し使用可能であると説明した。
 また、瓶の回収は販売店の協力によって行われるほか、各地域の子ども会なども回収を実施しているとした。そして、子ども会などの活動によって「日本の子どもたちは小さいころから資源の再生利用に関する教育を受けているのである」と論じた。
 さらに、「リターナル瓶」の回収に当たっては蓋を取ること、他のガラス製品と混ぜないことのほかに、瓶を家庭で洗うことが推奨されていると紹介。回収後に洗浄が行われるものの、「あらかじめ洗っておくことで、輸送中に悪臭を放つのを防ぐ」というのが理由であり、細かい部分にまで気が配られていることを説明した。」
http://news.searchina.net/id/1613977?page=1
 「・・・今日頭条はこのほど、日本には独特の塩文化があると紹介している。日本には塩に対する敬意と賛美があると論じており、記事はこの点を高く評価している。
 日本独特の塩文化をよく表すものとして、記事は「塩アイスクリーム」や「塩バターパン」を紹介。さらに伝統的なものとしてスイカに塩をかけて食べる伝統的な習慣を紹介している。
 スイカに塩をかけて食べる日本人の習慣を不思議あるいはあり得ないと感じる中国人は少なくないようだ。しかし記事は2種類の強い味を一緒に口にした場合、人は一方の味が他方の味を強調するように感じるため、こうした塩の活用法には科学的な根拠に基づいていると説明。「あり得ない」どころか塩の理知的な使い方であるという点を指摘している。
 記事はまたしょうゆ顔、ソース顔に続いて最近「塩顔」の男子が日本で人気であると紹介、塩系男子の特徴は「爽やか」であることと様々な点で「薄味」であることと説明している。」
http://news.searchina.net/id/1607555?page=1

 以上は全て当局による記事だが、下掲のは官民合作だ。↓

 「・・・今日頭条に「東京のラーメン店」というタイトルで7枚の写真が掲載された。これに中国のネットユーザーがさまざまな意見を寄せている。
 写真は、幼い男の子が小さな取り皿に入れたラーメンをフォークでほおばる様子や、ラーメン券売機のボタンを押そうとしている若い女性、半熟卵やネギ、のりがきれいにトッピングされる様子や道路に面した調理場で多くの通行人を前にしながら調理する店員の光景を捉えており、「日本に行った人なら、みんな知っているだろう。日本はラーメンが驚くほど愛されている国だ」「以前、東京のラーメン店で半年ほどアルバイトをしたことがある。昼ごはんは毎日ラーメン。最初は日本式ラーメンは味が薄くて中国の牛肉麺、担々麺より劣ると思ったが、そのうち味噌ラーメンの味にも慣れ、その中に含まれる味わいが分かるようになった」とのコメントが添えられた。
 これに対し、中国のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられている。
 「日本のある店ではスープ作りに3日以上かけるらしい。中国の店にこんな繊細なことができるだろうか」「日本人はこれほど真剣にラーメンを作るのか。材料も豊富。日本は世界最長寿の国というわけだ」「ラーメンは中国発祥なのに中国はラーメン文化をダメにしてしまった。化学品が練り込まれたラーメンなんて二度と食べたくない」「日本で1年間生活した。日本のラーメンは中国の100倍おいしいと思う」「日本は良くも悪くも評価に値する国だ」「味はさて置き、日本のラーメンには少なくとも地溝油(ドブ油)など入っていない」「自分は日本人に反感を持っているが、日本のラーメンは無害ということは知っている」「中国のラーメンがまずいという人に言いたい。日本のラーメンの値段は中国の9倍だ」「日本で安く食べられるのはラーメン。高いのもラーメン」」
http://news.livedoor.com/article/detail/11754464/


 当局による記事だが、歴史認識の面でも変わることへの心の準備を人民にさせようとしていることが分かる。↓

 「・・・今日頭条はこのほど、仮に「日本に関する要素」をすべて拒絶したら、中国人の生活はどうなるかという点について考察する記事を掲載した。
 日本要素をすべて拒絶することによって生じる変化の1つは、「ベビー用品の選択肢が1つ減り、中国のパパとママたちに不安が生じる」ことだと記事は説明。現在、中国ベビー用品市場では日本と韓国の製品が非常に良い売れ行きで供給不足の状態にあると説明、そのため「もし一瞬で日本製品がなくなったら、中国のパパとママたちは中国製品が同様の品質を保証してくれるかどうかを不安視することになる」と指摘した。
 さらに想定される別の変化は「戦争系の映画・テレビ作品は活力を失ってしまう」ことだと説明。それはもし日本要素がなくなったら、多くの戦争系映画・テレビ作品は「その主要なテーマを失ってしまう」からだと記事は指摘、こうした作品のテーマとはすなわち抗日であり、「日本軍を貶めること」だと指摘した。
 もちろん、現実的には中国がすべての日本要素を拒絶することは不可能だということを記事の内容は理解している。」
http://news.searchina.net/id/1614055?page=1

 少しは自慢したい気持ちがよく表れている、当局による記事だ。↓

 「・・・今日頭条は・・・日本人の専門家が中国メーカーの自動車に対して高い評価を下したとする記事を掲載した。記事は、中国において日本メーカーの自動車が、日本に対する感情は抜きにして良好であると説明。では逆はどうか、ということで、日本の自動車界の専門家が中国大手メーカーの乗用車を見た感想について紹介した。
 評価の対象となったのは、上海通用五菱・宝駿560、BYD・唐、吉利・博瑞の3車種。宝駿560について「日本に競争相手はいない。パクリの形跡も見られず、どこの国が作ったのか当てることが難しい。かつての中国車の印象を打ち消すもので、同じ価格帯の日本車に何ら劣る点はない」と賞賛したことを伝えた。
 また、唐について「シャープなボディに中国らしさがあふれている。作りもよく、豪華さではレクサスにも比肩する。一方で、快適さでは若干劣る」としたこと、博瑞に関しては「認知度が低いという弱点はあるが、日本でも価格さえ合えば、カムリと戦える。コントロール性は、日本車と同じレベル」と評したことを紹介している。
 そして、総評として「日本車に比べて作りの面で欠陥があると思われ続けてきた中国ブランド車が、知らず知らずのうちにレベルアップしており、ドライブフィーリングを含めてすでに外国車に引けを取らない状況である」とした一方で、設計や動力の面でなおも不足な点があるとの指摘も出されたと伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1614052?page=1

 これは、当局が到達しているところの、日本女性論の水準に達していない記事であり、記者の不勉強が咎められることになるだろな。↓

 「・・・中国網はこのほど、多くの中国人男性にとって日本人女性は「理想の女性」であると紹介しており、日本人女性が「中国人男性と結婚したくなるはずの5つの理由」を考察した。
 その5つの理由とは、中国人男性の男女平等の考え方は日本人男性よりも強いこと、結婚後も共働きできること、中国人男性は妻の考え方を大切にして協力的であること、中国人男性は退勤後は妻と一緒にいる時間を大切にすること、そして中国人男性は妻が家計管理を担当することを認めるという点だと記事は紹介した。
 さらに、これらの理由について「日本の男尊女卑は根本的な変化を遂げていないが、中国の家庭内では往々にして妻の地位は夫の地位より高い」、「妻は日本では専業主婦になるしかないが、中国では働いて社長になることもできる」、「妻は日本では夫の意見に従うしかないが、中国人男性は妻の意見に従う」と補足を加えた。
 記事は日本人女性に憧れる中国人男性に対し、こうした特質にさらに磨きをかけることで、「日本人女性との結婚も夢ではない」との見方を示している。」
http://news.searchina.net/id/1614015?page=1

 国際仲裁裁判所の裁定が出たが、国際的な司法判断に対して米英露がそうしてきたように、中共も当然無視するだろう、とさ。↓

 ・・・Many nations, including Russia, the United States and Britain, have disregarded international rulings at some point. And, unlike China, the United States has not even ratified the U.N. Convention on the Law of the Sea, which underpinned Tuesday's ruling, so Washington could not be held accountable in a similar way.・・・
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2016/07/12/by-ignoring-the-south-china-sea-ruling-china-follows-a-long-line-of-great-powers/?hpid=hp_hp-more-top-stories_southchina-1240am%3Ahomepage%2Fstory

 そもそも、今次裁定、出来悪そうね。
 台湾すら、鼻もひっかけてないぜ。
 沖ノ鳥島を抱える日本も困るんでねーの?↓

 「台湾の総統府は12日、南シナ海をめぐる仲裁裁判所の裁定に対し「絶対に受け入れない」との声明を発表した。
 声明は、仲裁裁がスプラトリー(中国名・南沙)諸島で台湾が実効支配するイトゥアバ(太平島)について「岩」だと認定したことに反発。裁判の過程で台湾側の意見が求められなかったことにも不満を表明した。
 その上で、裁定は台湾に対する「法的拘束力を持たない」と主張。南シナ海の島嶼(とうしょ)と周辺海域の領有権を改めて訴えた。・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%80%90%e7%b7%8a%e8%bf%ab%e3%83%bb%e5%8d%97%e3%82%b7%e3%83%8a%e6%b5%b7%e3%80%91%e3%80%8c%e5%b2%a9%e3%80%8d%e5%88%a4%e5%ae%9a%e3%81%ab%e5%8f%8d%e7%99%ba%e3%80%81%e5%8f%b0%e6%b9%be%e3%82%82%e8%a3%81%e5%ae%9a%e3%82%92%e3%80%8c%e5%8f%97%e3%81%91%e5%85%a5%e3%82%8c%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8d-%e8%9a%8a%e5%b8%b3%e3%81%ae%e5%a4%96%e3%81%ab%e4%b8%8d%e6%ba%80/ar-BBuf3qf?ocid=iehp
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太田述正コラム#8483(2016.7.13)
<階級社会米国(その2)>

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