太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/

太田述正コラム#8470(2016.7.7)
<皆さんとディスカッション(続x3031)>

<太田>(ツイッターより)

 「…音楽はそれぞれの文化的規範に根深く組み込まれて身体化されているので、明治期…の日本人にとって西欧古典音楽は生理的忌避反応を呼び起こす存在だった。それを乗り越えるためには、思想に先導された言葉の論理や強固な使命感が不可欠だった。…」
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2016062600010.html?iref=comtop_list_cul_b02
 「生理的忌避反応を呼び起こす存在だった」かもしれぬが、「それを乗り越えるためには、思想に先導された言葉の論理や強固な使命感が不可欠だった」のは、当時、全球的標準になりつつあった欧米の文物一般にあてはまろう。
 特異な点は、古典音楽は大陸法と共に英米ならぬ数少ない欧州由来文物だった点。

<0R/chYCU>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

≫ヨーロッパ諸国の移民人口→
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/9026.html
移民に仕事を奪われているか国際比較→
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1174a.html ≪(コラム#8468。七氏)

 おもしろいリンクですね。
 この図録の元々の分析↓も興味深く読みました。
http://diamond.jp/articles/-/93863?page=5
 まとめると、12年前にEUに組み込まれた東欧からの移民が増えている点を除けば、EUの他国と比較して、特に英国で移民問題が深刻とは認められない。
 EU離脱を選んだ国民投票結果にとって、移民問題が決定的だったというより、やはり、もともとEUとの一体性の感覚が薄く、見方によってEUの不始末ともとれる社会問題がEUのそもそもの欠陥に見えてしまう傾向が英国民の中に根強かったというのが真の原因なのではなかろうか。
 移民問題を始めなにかというと、英国政府がEUの責任であるかのように国民に説明してきたつけが回ってきたと。
 こういうことを政府がしているのは、英国に限らないと思いますが。

<七氏>(同上)

 「英国人(正しくはイギリス人)は、ずっと、蟠りを抱きつつEUの一員であり続けてきた。その象徴がユーロの不採用であり、シェンゲン協定への不参加だった。」<(コラム#8460)>のであり、もともと欧州連合設立メンバーではなく、英国は第一次拡大時に加盟している。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/欧州連合の拡大
 キャメロンが国民の声をもとに、国民投票を公約せざるを得ない状況下だったわけで、政府はEUとの付き合い方を国民の声を聞きながら対応し続けてきたと言える。よって、この件に限って言えば、「英国政府がEUの責任であるかのように国民に説明してきたつけが回ってきたと。」は言えないでしょうよ。

 というか、フランスはイギリス加盟に最初拒否ってたのか!
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/欧州連合加盟国
 んでー、Wikipediaのリンク貼り付けうまくいかん!

<L3I4O/zY>(同上)

 ライブだよ!
Chilcot report live: Corbyn apologises for Labour's role in Iraq war after damning inquiry verdict
http://www.theguardian.com/politics/live/2016/jul/06/chilcot-report-live-inquiry-war-iraq

<七氏>(同上)

 7年の調査期間かー。
 長いよねー。
 参戦の正義を後々否定するということはありなんですかね?
 国としては?

⇒こうなることを知っていて、なお、対イラク戦決議に賛成したか、と自問した英議員、賛成しただろう、それほど、フセイン政権はひどかった、と記したコラムだ。↓
https://www.theguardian.com/commentisfree/2016/jul/06/i-still-vote-war-iraq-kurds-saddam-hussein-military-action-right
 ご存知だと思うが、私はいささか異なる。
 あんなに米(と英)のイラク統治能力が低いと知ってたら、対イラク戦争には反対しただろう。(太田)
------------------

 Facebookで若いモデルが色んなサイトを見たが一番分かりやすいと、紹介してました。
 シールズですかね、このサイトは。いやー、ほんと憲法好きね!!
 「改憲も悪くないんじゃないかと思っているあなたに知ってほしい7つのこと」
http://sealdspost.com/archives/3844
------------------

 まさに日本型の一端。あー、覚えておかないと。
 「山崎〈富治〉氏が提唱した元祖「ほうれんそう」とは、
・下の意見を吸い上げるため
・働きやすい環境をつくるため
・良好な人間関係の会社組織をつくるため
 つまり、部下が積極的に「ほうれんそう」できる環境を、上司はつくらなくちゃいけないというのが大事。」
https://www.shortnote.jp/view/notes/AGnxcEDD

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 近藤麻理恵についての信じられないほど長文の記事だ。↓

 Marie Kondo and the Ruthless War on Stuff--The author of “The Life-Changing Magic of Tidying Up” is embarking on a new venture: training an army of emissaries to declutter the American home.・・・
http://www.nytimes.com/2016/07/10/magazine/marie-kondo-and-the-ruthless-war-on-stuff.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=photo-spot-region®ion=top-news&WT.nav=top-news&_r=0

 海上自衛官がアーケードゲームに興じているってんだから、日本は平和でエーねえ。↓

 「「艦これやりにきたが本職しかいない」 船ものゲームと訓練生の写真が話題に・・・」
http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-36721237
http://www.bbc.com/news/world-asia-36710699

 で、恒例の、中共官民による日本礼賛記事群だよー。↓

 「・・・新華網は・・・「日本人は寿司以外にも、こんな洋式スイーツたちも発明していた!?」とする記事を掲載。寿司や天ぷらなどの和食に目が行きがちな日本のグルメだが、中国人も口にすることが多い洋菓子の多くが実は日本人が発明したものであると説明し、その例を多数紹介した。
 記事が紹介した、日本人が発明した洋菓子は「イチゴショートケーキ」、「ミルクレープ」、「ガトーショコラ」、「チーズスフレ」、「あんパン」、「クリームパン」、「チョココロネ」、「生チョコ」、「スイートポテト」だ。さらに、カレーパンや焼きそばパン、お好み焼きパンなどといった多種多様な総菜パンも全て日本人が発明したものであることを伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1613679?page=1
 「・・・新浪汽車は・・・日本の自動車産業が第2次世界大戦後に急発展し、今や世界を代表する自動車大国になった理由について考察した記事を掲載した。
 記事は、日本の自動車産業は「経済的・社会的な安定性からみて、産業が発展することは困難だった」第2次世界大戦後の数十年間で飛躍的な発展を遂げたと紹介。「どうやって敗戦国から自動車大国になったのか」として、その要因について「チャンスを捉えたこと」、「質の高さに裏付けられた信頼性の高さ」、「匠の精神」という3つの点から論じた。
 「チャンスを捉えたこと」については、トヨタが米国において「オイルショックを契機に成功を収めた」ことを紹介。燃料を食う大型の「アメ車」に対して、トヨタは主に低燃費な小型車を引っ提げてオイルショック下の米国に進出、猛烈な広告攻勢と、経済的な価格で米国の消費者を引き寄せたと説明した。そしてこれに他の日本企業も追随し、第1次オイルショックを利用して日本の自動車は米国の地に足を付けたとしている。
 「質の高さ」については、信頼性が高いとされる日本の自動車部品の中でも特に強いベアリングについて言及。日本ブランドがシェアの半分を占めていることを紹介した。そして、同じ規格のベアリングであっても、中国最大のベアリング企業製は寿命が3年なのに対し、日本企業のものは9年使っても問題がないと説明。そこにはより良い物を求める厳しさと、技術的な蓄積の差があることを伝えた。
 最後の「匠の精神」については、「日本の技術者は自らの持ち場の仕事を一生涯のものと考え、新人からエキスパートになるまでの過程において、努力と時間を払うことを惜しまない」と解説。「いい加減にしない」精神が最も重要であり、実を求めて根拠のある結論を下すことが、成功へと向かううえで必須の要素なのであると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1613656?page=1
 <同文同「種」説を否定した習ちゃん。(太田)↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本人は中国人の末裔なのかどうかというテーマについて論じる記事を掲載した。
 記事は「今日の日本人は縄文人と弥生人の混血であり、渡来人の血もいくらか混ざっている」と主張、「縄文人はシベリアから、弥生人は中国の東北地方及び朝鮮半島から、さらにインドシナ半島と中国雲南から海を渡った人や、中国の中原地区から海を渡った人もいる」と主張した。
 続けて、「日本人は中国古代の人の血統を持っている」と主張。しかし「日本人は中国人の末裔であると言うことはできない」と説明、その理由として「日本人に流れる中国人の血は多くはない」という点を指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1612096?page=1
 「・・・駆動之家は・・・日本の道路が何年経ってもデコボコにならないのは舗装の質が高いからだと説明する記事を掲載した。
 記事は日本の道路について「デコボコがなく平らである」と称賛。エアターミナルの前の道路、渋谷のスクランブル交差点、東京都内の大通り、閑静な住宅街の道路、地方の道路、サイクリングロード、山中の舗装された小道など、いくつかの日本の道路の写真を掲載、どの道路も「デコボコがなく平らである」と称賛した。
 記事はまた熊本地震の際に崩落した道路の断面写真を掲載。都道府県道の場合は表層、基層、上層路盤、下層路盤の4層の厚さの合計が約50cmほどであると記事は説明、また地震で崩落した道路断面を見るとその層の厚さはやはり50cm程度あり、規準と「基本的に合致する」と指摘。日本の道路にデコボコがなく平らなのは「道路表面の工程だけが関係しているのではない」と目に見えない舗装工程における工事の質の高さを称賛した。
 また道路の各層を形成する際に「一層を敷く、圧力を加えて固める、また一層を敷く、圧力を加えて固める」という工程を丁寧に繰り返すが、ゆっくり圧力を加えるべき時には「決して進度を急いだりはしない」と指摘、日本の道路工事は「手を抜いていない」と称賛した。
 こうした「道路の下に隠された秘密」、つまり一層一層を丁寧に形成する日本の丁寧な道路舗装工事こそ何年経ってもデコボコがなく、平坦さを享受できる原因であると記事は指摘。目に見えないところに示される謹厳さに「敬服する」と絶賛している。・・・
 記事が深い感銘を受けたのは、何と言っても目に見えない部分、つまり道路表層だけでなく基層、上層路盤、下層路盤といった目に見えない部分に謹厳さが示されていることだ。記事はこれを「百年の大計レベルの謹厳さ」と絶賛しており、日本にデコボコした道路を見かけないのはまさに長期使用に持ちこたえられる道路造りを意識して舗装工事に取り組んでいるからだという見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1611803?page=1
 「・・・捜狐はこのほど、日本の夏には中国人旅行客が「絶対に体験すべき」、13の風物詩があると伝えている。
 13の風物詩とは、夏祭り、花火大会、浴衣を買うこと、夏の野外コンサート、かき氷を食べること、スイカ割り、流しそうめん、日本のビールを飲むこと、日本のうちわを買って涼むこと、蛍を見に行くこと、川魚の塩焼きを食べること、夏の星空観賞、そして川床料理を楽しむことだ。
 記事は日本の花火大会について「日本の花火は様々な形と華やかで美しい様々な色彩が特長」と称賛、中国で見ることのできる花火より見ごたえがあるという見方を示した。また日本のうちわのデザインは非常に個性的であると説明、浴衣についても「たとえ着ないとしても記念に買っておくべきだ」と読者に勧めた。
 この13の風物詩は、飲食系と非飲食系に分類できる。かき氷、流しそうめん、日本のビール、川魚の塩焼き、川床料理は飲食系、他の8つは非飲食系となっている。つまり日本の夏は味覚だけではなく、五官すべてをフルに活用して楽しむことができるというわけだ。」
http://news.searchina.net/id/1613674?page=1
 「・・・今日頭条は・・・「エンジニアが日本で1930年代に生産されたエンジンを始動してみたら、信じられないことにちゃんと動いた」とのタイトルを付した動画を掲載した。この動画に対して、ネットユーザーから様々な意見が寄せられている。
 紹介された動画は約5分に及ぶもの。冒頭、1933年ごろに島根県松江市の会社が製造した焼玉発動機(セミディーゼルエンジン)との説明があり、実際に発動機を動かす様子が撮影されている。燃やした炭のエネルギーで始動する仕組みで、始めに電気モーターの助けを借りつつ車輪の勢いをつけると、発動機が「ポンポン」という音を立てて動きだした。
 高度成長時代のはるか前、戦前の30年代に日本で製造された発動機が今もなおちゃんと動くことに、中国のネットユーザーの多くは感銘を受けたようである。「日本人の物は確かにわれわれよりはるかに強い」、「日本のエンジンは確かに素晴らしい」、「なおもこんな軽快な音を出して動くとは、敬服せざるを得ない」、「日本の帝国主義は嫌いだが、日本の工業製品は心底羨ましい」といったコメントが並んでいる。「中国ならとっくに廃品として出されてしまっている」との意見もあった。
 なかには、日本の製品が丈夫で長持ちすることを皮肉気味に説明するユーザーも。このユーザーは「日本製品はダメ。松下のテレビが20年で壊れた。買わなければよかったと後悔している」とした。テレビが20年も使えたことに対する畏敬の念なのだ。」
http://news.searchina.net/id/1613155?page=1
 「・・・捜狐は・・・「これはわれわれの知っているホンダではない。日本人の物の売り方は誰が理解できようか」とする記事を掲載した。記事は、ホンダが自動車のみならず、創業当時から続くバイク、さらには飛行機や発電機、耕運機など広い製造分野をカバーしていると紹介。
 さらに、汎用製品部門が2004年に日本を代表する高原レジャーエリアである山梨県の八ヶ岳に「八ヶ岳Honda菜園」を作り、一般市民を呼び込んで農耕活動をしてもらっていると説明した。また、同社のサイト内にある「八ヶ岳Honda菜園」のページには、現地の便りや農具の使い方などが紹介されていると説明した。
 記事は、「実際、ホンダがこのような活動を推進する一番の目的は、違った方法によってホンダの汎用製品部門の農業用具を売り込むことにある」、「利用者の体験が盛り込まれた日記などの文章を通じて、製品の耐久性、信頼性を宣伝し、『クチコミ販売』という目的を達成させようとしているのである」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1612617?page=1
 「・・・青網はこのほど、「人に迷惑をかけない」という日本人の特質に違和感を感じたことのある中国人の経験を紹介する記事を掲載。例えば中国人ならありがとうと言う場面で日本人はすみませんと言う場合があることを紹介。誰かに何かをしてもらった際、「ありがとう」と言えば済む場面でも、日本人は「人に迷惑をかけてしまった」ことに対して「すみません」と言うと紹介し、違和感を感じるものだと伝えている。・・・
  さらに記事は「登坂を1人で歩いている時に振り返ると、年配の女性が苦労しながら自転車をこいで坂を登ってくるのが見えたため、道を譲ろうとした。年配の女性は「すみません、すみません」と言いながら、ものすごいスピードで顔に汗して坂を登って行った。恐らく自分を長く待たせたくないと思ったのだろう。しかし道を譲ったことによって、逆にこの年配の女性に迷惑をかけてしまった」という経験も紹介した。
 この経験をした中国人が伝えたいのは、人に示したはずの親切が、「人に迷惑をかけない」という考え方を重視する日本では逆に相手の負担になってしまう場合があるということだ。示した親切が素直に実を結ばないことに違和感を感じたのだろう。」
http://news.searchina.net/id/1613659?page=1
 「・・・突襲新聞はこのほど、日本製品のボイコットは「愚行」であると切り捨てる記事を掲載した。
 記事は、日本製品のボイコットを「愚行」と論じた理由について、中国は非常に多くの産業において日本とは切っても切れない関係にあることを指摘。逆に「もし日本がすべての商品や資源を中国に売らなくなれば、中国経済は重傷を負うことになる」と論じた。「日本から輸入する製品の大部分は、代替品を探すのが非常に難しい。それゆえ日本製品をボイコットするなら、必ず中国の産業、輸出、就職は深い傷を負うことになる」という分析があるとおり、日本製品をボイコットするなど中国経済にとって不可能だ。
 また記事は、中国の発展は日本の援助によるところが大きいとも説明。例えば中国のCRH2型高速鉄道は新幹線をベースにした技術であること、また「中国最大最強の鉄鋼企業の宝鋼集団」が今日存在しているのは、日本の鉄鋼メーカーが手取り足取り指導したおかげであると紹介した。
 続けて、「日本の下心を疑う前に、中国はこの数十年でどれだけ多くを日本から援助してもらったかを考えるべきだ」と指摘。つまり記事に言わせれば、非常に大きな援助を与えてくれた恩人に対して「日本製品ボイコット」するのは、恩を仇で返すようなものだということだ。」
http://news.searchina.net/id/1613623?page=1
 「・・・今日頭条は・・・日本人の肥満率が少ない理由について「この4つの習慣を見ればすぐ分かる」とする記事を掲載した。
 記事は、ある調査研究によると日本は世界で肥満率が最低レベルの国であるとともに、最も長寿の国であると紹介。また、心疾患の罹患率も非常に低いとし「これらはすべて日本人の飲食習慣と大きな関係がある」と説明した。そして、日本人の食習慣に存在する、肥満を抑制するポイントを4つ挙げている。
 1つ目は、「しっかり朝ご飯を食べること」だ。「日本のドラマが好きな人であれば、日本人の朝ご飯がご飯におかず、味噌汁といったようにしっかりしていることに気付くはず」とし、一晩寝て空腹状態となった後で十分に栄養を補充することで身体の栄養バランスを保つとともに、満腹感を得られて間食を防ぐことが可能だと解説した。
 2点目は、「季節の新鮮な野菜や果物を食べること」。質を重んじる日本人は野菜や果物の新鮮さにもこだわりを持っているとした。3つ目は「よく噛んでゆっくり食べること」だ。精緻に拵えられた日本料理をマナーよく、しかも十分に咀嚼して味わうことにより、消化をより良くし、満腹感による食べ過ぎを防ぐことができると伝えている。そして最後の4点目は、意外にも「毎日入浴すること」だという。さらに、海の魚を常食する点も日本人の肥満を防いでいるとも指摘している。」
http://news.searchina.net/id/1613481?page=1
 <この記事の引用者とは異なり、私は、習ちゃんが、永久に日本は師として立てると宣言した、と見るね。(太田)↓>
 「・・・東方頭条は、日本と中国が盟友になることはないと主張する記事を掲載した。
 その理由について記事は「1つの地域に2つの絶対的な強国が存在することはできない」と説明。「中国と日本はどちらも東アジアにおける強国であり、従って日本と中国は盟友になることはできない」と説明、東アジア地域に存在することが許される強国、つまり頭は日中のどちらか一国だけであるという見方を示した。
 それでも経済また貿易面では「日本は中国の巨大市場を必要としており、中国は日本企業が供給する技術や部品を必要としている」と説明。「互いに対する依存度が高い」ため、「経済協力における基本的な方向は変わらない」という見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1613506?page=1
 <まさにその通り!(太田)↓>
 「・・・東方頭条はこのほど、日本経済が低迷しているのは事実だが、それでも日本は豊かな国であると指摘する記事を掲載した。
 日本の豊かさを示す数値として、記事は「2015年の1人当たり名目GDP」を紹介。香港が約4万2389ドル、英国が約4万3770ドル、フランスが約3万7675ドル、ドイツが約4万0996ドルであったのに対して、日本は約3万2485ドルだったと説明。日本の1人当たり名目GDPは香港や欧州の主要経済強国に比べて劣っているように見えるが、円安・ドル高が大きく進行したことの影響を排除すれば、日本は経済が低迷しているにもかかわらず十分に豊かな国であるという見方を示した。
 さらに、「日本が豊かな国かそうでないかは日本人の寿命をみれば分かる」と説明。「通常、寿命と国民の生活水準には正の相関関係があるため、日本人が世界でもっとも長寿であるということは日本は間違いなく経済が最も発達した国であることを意味する」と指摘、GDPの数値だけでは計ることのできない豊かさが日本に存在しているという見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1613530?page=1
 「・・・中国社会科学網は・・・日本の匠の精神について論じており、日本の匠の精神の真髄は技術にあるのではなく「人間性」にあると説明、日本の匠の精神の理念を絶賛している。
 記事は、日本において「人に匠の精神を培わせる際において、重要視されるのは技術を教えることではなく人間性を育てること」だと説明。「一流の技術は一流の人間性に宿ると日本人は考えている」と指摘し、「近年、日本企業が新卒を採用する際に人間性をますます重視するようになっていることの根本原因である」と説明した。
 さらに「ただ営利のみを追求する企業は、たいてい一流の匠を育てることができない」と説明、また「功利や専門技術を過度に追求する人は、より広い視点で物事を思考する能力を身に着けるのが難しい」とも指摘した。「一流の人材はまず一流の人間性を有している」と記事は指摘、日本の匠の精神の根底に流れる理念を絶賛している。」
http://news.searchina.net/id/1613658?page=1
 「・・・捜狐は・・・「日本嫌い」から「日本好き」に変わる間には一体何がおきているのかと題した記事を掲載した。散々「日本なんて嫌い」と言っていた人が、一たび日本に行くとすっかりその虜になって帰って来るケースが後を絶たないようである。
 記事は、「日本嫌い」をあっという間に「日本好きに」変えてしまう要素としてまず、ゴミの分別などによって実現されている、日本国内の清潔さを挙げた。続いて身体障がい者に対する配慮について言及、店舗には大小異なるサイズの車いすが用意されていること、駅でもエレベーターや自動販売機の点字案内、車いすのまま利用できる階段、くまなく設置されている点字ブロックなど様々な所に配慮がなされていることを紹介した。
 さらに、スーパーにおける細かいサービスも「日本好き」を生む大きな要素であると指摘。具体的には、果物の糖度が表示されていること、客が手に取りやすいようにやや傾斜のついた陳列棚があること、冷蔵品を一時的に預けておける冷蔵コインロッカーの存在などを取り上げて説明している。
 このほか、「瞑想に使えるほど」とするトイレ設備の周到さ、責任意識の強さについても言及。特に、責任意識については卵1つ1つに賞味期限がラベリングしてあること、宅配便トラックには見えやすいところにドライバーの氏名が明記されていることを挙げて解説した。」
http://news.searchina.net/id/1612367?page=1
 「・・・網易は・・・「日本がキレイなのは知っていたが、ここまでキレイだとは思わなかった」とする記事を掲載した。
 記事は、日本が「世界で最も美しい国」と称される背景として年間を通して雨の多い海洋性気候という「天の利」に加えて、「潔癖」とさえ言われることがある日本人の習慣という「人の和」が欠かせないと説明。個々人が清潔さを保つことが、公共の環境を清潔にするうえで重要な役割を持っているとした。
 そして、日本人は一般的に歩きながら物を食べる習慣はないものの、全くやらないわけではないと紹介。ただ、街には食べかすや食品の包装が少ないのは「その後の処理をしっかりしているから」と解説した。また、留学時代に中国料理レストランで働いていた経験談として、出勤するとまず調味料の瓶をはじめとするあらゆる設備の大掃除を徹底的に行い、テーブルを拭く布巾も定期的に漂白して真っ白な状態を保っていると伝えた。さらに、毎日の仕事終わりには厨房をきれいに拭き掃除するとした。
 一方、日本は清潔であるものの「ゴキブリは特に多く、しかも飛ぶうえにサイズが大きい」と説明している。
 記事は最後に「もし個人が清潔を保ち、むやみにごみを捨てたりしなければ、中国も徐々にきれいな花園になるはず」とし、「他人を羨むよりも、自分から行動を起こし、小さなことから始めるべきである」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1611065?page=1

 習ちゃんが、「してやったり」、と、ニンマリしてる姿が目に浮かぶだ。↓

 「・・・中国とロシアの軍艦が釣魚島(日本名・尖閣諸島)周辺海域に進入した件について、産経新聞は10日詳細な報道をし、菅義偉官房長官が深夜に連絡を受けて非常に慌てたとした。中国中央テレビ(CCTV)によると、報道は菅官房長官の心の動きまで描写し、あろうことかニュースを小説のように書いた。人民網が伝えた。
軍事専門家の尹卓氏はCCTVの取材に「日本メディアのこうした報道は明らかに日本政府側が故意にリークしたものであり、いわゆる中国の脅威を意図的に誇張し、改憲の『必要性』を示して、近く行なわれる参院選に歩調を合わせる狙いがある」と表明した。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0613/c94474-9071290.html

 習ちゃんが、日本のために、「遅ればせながら動き始め」てくれたことに心から感謝感激雨あられ。↓

 「・・・暗礁埋め立ては、ベトナム、マレーシア、フィリピンと台湾はいずれもきわめて早い時期からやっており、それぞれ、空港も作っている。それに対し中 国は、国力の増大に伴い、遅ればせながら動き始めた。南沙諸島の主権と海洋権益を守る上で、さらに南沙諸島で自己の実力に相応した存在であることを示すた めに、2013年末から暗礁埋め立て、さらに滑走路建設に着手したのである。・・・
 南沙諸島は合わせて50の島嶼、岩礁からなる。現在、実効支配している国の内訳は、ベトナムが29、マレーシアが5、フィ リピンが8、中国が7、台湾が1となっている。出遅れてきた中国は数の面では少なく、ベトナムが約3分の2の島を占用している・・・」
http://diamond.jp/articles/-/94699

 こう語っている本人が、自分がエセ・イスラム教徒だってことを、事実上、告白しちまってるね。↓

 「・・・イスラム教を利用した過激思想に洗脳されたのでは」と推測している。バングラデシュでは高学歴層でも、きちんとした宗教教育を受けることはあまりないという。「大半の人がコーランを読めても意味が分かっていない。誰かが宗教に対する無知につけ込んだのでは・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASJ7635ZTJ76UTIL004.html?rm=550

 (非加齢性)白内障の少年が援助による視力を得た話だ。感動。↓
http://www.bbc.com/news/in-pictures-36665483
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

太田述正コラム#8471(2016.7.7)
<入院「バカンス紀行」(その6)>

→非公開

太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/