太田述正コラム#8453(2016.6.12)
<皆さんとディスカッション(続x3022)>

<太田>(ツイッターより)

 「…与野党とも「舛添降ろし」で一致しつつあるが、実は都議会与党の一部幹部がいまだに、「当面続投」という方針を崩していないという。...
 与党都議も 「まったく理解できない。一部幹部の『当面続投』案は完全にズレている。都民の批判を浴びて、与党はズタズタだ、東京だけでなく、日本中の参院選に影響が出る。早急に辞職させる必要がある」と怒りをあらわにしている。」
http://news.livedoor.com/article/detail/11630241/
 舛添降ろし=9条改正、自民都議正論派=タカ派、自民都議俗論派=ハト派、にそれぞれ置き換えてご覧あれ。
 自民党一流の猿芝居の東京都版だってこと。
 目覚めよ諸君!

<太田>

 関連記事だ。

 <ついに出たか。↓>
 「・・・みずからを支える秘書を欲望のはけ口として利用するという、まさしく公私混同。しかもこの時、舛添氏は3度目の結婚をしていた。不倫SMセックスのボスに嫌気が差していたこの女性秘書は、程なくして退職したという。」
http://news.infoseek.co.jp/article/asageiplus_59927/
 <この言葉の軽さは、舛添が学者じゃなかった証拠だよ、皆さん。↓>
 「・・・22年2月に出した「内閣総理大臣増補版−その力量と資質の見極め方」ではこんな政治哲学を披露している。「政治の世界においてカネを使うことそれ自体が悪ではない。政治によって蓄財し、それを私利私欲のために使うから悪なのである」・・・」
http://www.sankei.com/premium/news/160612/prm1606120036-n1.html
 <フィクションのモデルに新説登場?↓>
 「・・・龍宮城ホテル三日月」に家族と共に宿泊した際、部屋に招き政治的な会議をしたという出版社・・・「社長・・・はもともと新聞記者で、さる週刊誌の編集長も務めていた。昨年末に病気で亡くなっており、舛添さんは葬儀に参列していました」(メディア関係者)・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/11632109/
 <別にむつかしくなんかないよ。不信任決議すりゃいいの。↓>
 「・・・舛添要一知事は自らの政治資金の公私混同疑惑をめぐり15日、けじめとして自身の給与をカットする条例案を都議会に提出する。都議会では、この条例案に賛成するかどうかの議論が渦巻いている。「身を切る決断」に異論はないが、賛成すれば「続投を容認した」とも受け取られかねないためだ。同日提出される副知事人事案とあわせ、各会派は難しい対応を迫られそうだ。・・・」
http://www.sankei.com/affairs/news/160611/afr1606110030-n1.html
 <あそー。やってもらおうじゃないか。↓>
 「自民党の下村博文総裁特別補佐は12日、・・・舛添要一都知事の政治資金流用などの問題をめぐり、野党側が舛添氏の不信任決議案を提出する方針であることについて「今のままいってしまったら、自民も不信任案にノーと言えないのではないか。道義的にどうだったかという視点で答弁する必要がある」と述べ、13日の都議会総務委員会の集中審議の内容次第では、不信任案への賛成など、野党の動きに同調する可能性に言及した。」
http://news.infoseek.co.jp/article/160612jijiX871/

<太田>(ツイッターより)

 英インデペンデント紙の世論調査じゃ、EU脱退派が残留派を10ポイントも上回った。投票率を加味していて、オンライン調査であって、でも結局は残留派が勝つと思っている人の方が多い、という留保が必要だが。(若年層は残留派が多いんだね。)
http://www.independent.co.uk/news/uk/politics/eu-referendum-poll-brexit-leave-campaign-10-point-lead-remain-boris-johnson-nigel-farage-david-a7075131.html

<太田>

 関連記事だ。↓

 このニュースでポンド大幅下がる。↓

 Pound under severe pressure on latest EU exit poll・・・
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/daccd7c4-2f36-11e6-bf8d-26294ad519fc.html#axzz4BK6OsFg6

 それでは、その他の記事の紹介です。

 出だしは、まあまあなのだが・・。↓

 「・・・軍事ジャーナリストの世良光弘氏は・・・「有事となれば、海自佐世保基地から8隻の護衛艦からなる第2護衛隊群が急派される。航空自衛隊那覇基地からはF15戦闘機30機程度が、空中戦に備えて出撃するだろう。他の基地のF2戦闘機が応援に駆けつける事態もあり得る」といい、続けた。
 <米軍が出てこようとこまいと、結果はおんなじだわさ。↓>
 「後方支援に回るのが、米海軍の第7艦隊だ。米原子力空母『ロナルド・レーガン』に加え、イージス艦など10隻、原子力潜水艦3隻が出動するはずだ。中国側は東海艦隊が前線に投入される。駆逐艦やフリゲート艦、潜水艦など50隻が所属する艦隊だが、自衛隊と米軍との戦闘力の差は歴然だ。1週間で東海艦隊が全滅する事態もあり得る。
 <ここからが、習ちゃんの対日攻勢の狙いが分かってないもんだから、丸っきり間違っとるのよ。(説明する必要ないよね。)。↓>
 中国は『自滅への第一歩』を踏み出したともいえる」・・・
 静岡県立大特任教授で軍事アナリストの小川和久氏は・・・中国側も、日米と衝突すれば大変なことになると分かっている。海上自衛隊に海上警備行動が発令されるギリギリのところで挑発を続けるだろう。
 <だから、下掲をまさに習ちゃんは死ぬほど願っとるのだよ。おののがた。↓>
 日本側は今後、防衛力の整備を進めるのとともに、海上保安庁の予算を拡大し、領海に関する法改正を早急に進める必要がある」と語った。」
http://news.livedoor.com/article/detail/11630233/

 文科省のアホ政策のおかげで、軍事研究が正常化しつつあるな。↓

 「(変わる安全保障)軍事⇔大学、縮まる距離 防衛省公募の技術に応募多数・・・
 大学側の苦しい財政事情が、推進制度への関心を呼び込む背景になっている。国立大学が法人化された2004年以降、国からの交付金は削減が続き、04年度と14年度を比較すると約1割、約1290億円減った。研究者たちは公募による競争的資金を得る必要が生じた。・・・」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12405852.html?rm=150

 広重の浮世絵についての長文記事だ。↓

 Chasing Hiroshige’s Vision of Japan・・・
http://www.nytimes.com/2016/06/12/travel/japan-hiroshige-hiking.html?action=click&pgtype=Homepage&version=Moth-Visible&moduleDetail=inside-nyt-region-0&module=inside-nyt-region®ion=inside-nyt-region&WT.nav=inside-nyt-region&_r=0

 本日の、中共官民による日本礼賛記事群なのである。↓

 <まずは、当局によるもの。↓>
 「・・・駆動之家は・・・日本の道路が何年経ってもデコボコにならないのは舗装の質が高いからだと説明する記事を掲載した。
 記事は日本の道路について「デコボコがなく平らである」と称賛。エアターミナルの前の道路、渋谷のスクランブル交差点、東京都内の大通り、閑静な住宅街の道路、地方の道路、サイクリングロード、山中の舗装された小道など、いくつかの日本の道路の写真を掲載、どの道路も「デコボコがなく平らである」と称賛した。
 記事はまた熊本地震の際に崩落した道路の断面写真を掲載。都道府県道の場合は表層、基層、上層路盤、下層路盤の4層の厚さの合計が約50cmほどであると記事は説明、また地震で崩落した道路断面を見るとその層の厚さはやはり50cm程度あり、規準と「基本的に合致する」と指摘。日本の道路にデコボコがなく平らなのは「道路表面の工程だけが関係しているのではない」と目に見えない舗装工程における工事の質の高さを称賛した。
 また道路の各層を形成する際に「一層を敷く、圧力を加えて固める、また一層を敷く、圧力を加えて固める」という工程を丁寧に繰り返すが、ゆっくり圧力を加えるべき時には「決して進度を急いだりはしない」と指摘、日本の道路工事は「手を抜いていない」と称賛した。
 こうした「道路の下に隠された秘密」、つまり一層一層を丁寧に形成する日本の丁寧な道路舗装工事こそ何年経ってもデコボコがなく、平坦さを享受できる原因であると記事は指摘。目に見えないところに示される謹厳さに「敬服する」と絶賛している。・・・
 記事はこれを「百年の大計レベルの謹厳さ」と絶賛しており、日本にデコボコした道路を見かけないのはまさに長期使用に持ちこたえられる道路造りを意識して舗装工事に取り組んでいるからだという見方を示した。」
http://news.infoseek.co.jp/article/searchina_1611803/
 「・・・中国のインターネット上に、「なぜ私は子どもを連れて日本旅行に出かけたのか」と題する記事が掲載された。
 記事は、「子どもに楽しい幼少期の思い出を残してあげることは大切だが、この楽しい経験から子どもが何かを学び取ってくれればさらに価値がある。そして、こうした経験を得るには親子旅行に勝るものはない」とし、親子で日本を旅行する人が増えていると紹介。日本は見どころも多く、便利なほか、「さまざまな素晴らしい点がある」としている。
 まずは遊園地が多いこと。ディズニーランドやUSJだけでなく、サンリオピューロランドや富士急ハイランド、東京ドームシティなど、子どもが楽しめる遊園地があることがポイントのようだ。夏に向けてレジャーを楽しめる場所がたくさんあることもポイント。たとえば北海道では世界的に有名なラベンダー畑が7月に見ごろを迎え、沖縄県には世界遺産の一つである首里城などの観光地のほか、「宝石のように青く輝く海」がある。長野県の軽井沢は避暑地として有名だ。
 買い物の面でも、日本製のおむつや哺乳瓶、ランドセルといった子ども用品は、その品質の高さから中国人に人気の商品だ。また、距離が近いこともメリットの一つ。日本のどの都市に行くのも、中国から飛行機で5時間以内。「小さい子どもと一緒でも飽きてしまうことはなく、時差も1時間なのでお年寄りが一緒でも問題ない」という点が高評価のようだ。
 そして、「教育的な意義」があること。日本には博物館や美術館が多く、子どもにとっては、楽しみながら知識を増やすことができる場所になっている。記事では川崎市の「藤子・F・不二雄ミュージアム」を例に挙げ、「私たちが幼いころにたくさんの感動をくれたアニメキャラクターで、子どもにとっての天国であるだけでなく、大人も美しい記憶を思い起こすことができる」としている。ほかにも、三鷹の森ジブリ美術館や箱根彫刻の森美術館なども紹介した。
 記事はほかにも、「空が青く、空気が新鮮。小さい時から子どもを大気汚染の中で育ててきた両親にとってはまさに救いの地」と環境面の良さもたたえている。」
http://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_141127/
 「・・・新浪は・・・日本で見かける創意あふれる幼稚園バスのデザインについて紹介する記事を掲載した。
 記事は、「日本では、色が鮮やかで車体に各種イラストがプリントされたバスがゆっくりと街頭の路地を行くのを、日常的に見かける」と紹介。日本の幼稚園バスは、安全面での要素に加えてその可愛らしさによって外国の保護者に驚かれ、うらやましがられると説明。そして「あなたも日本の子どもは本当に幸せだと感嘆する事だろう」としている。
 記事は、日本で見られる幼稚園バスの画像を複数枚掲載。車体全体をイヌやゾウ、ネコ、パンダなどの動物や、「きかんしゃトーマス」の形にしたバスや、可愛いイラストが描かれたバスなどが紹介されている。
 そのうえで、子どもにとって両親から離れて幼稚園に行くことはいささか辛いことであるかもしれないと説明。そこで日本の幼稚園では可愛いバスを用意することで子どもたちが喜んで乗り、幼稚園に行ってくれるよう誘導しているのであると伝えた。また、特徴的な外見から歩行者や他のドライバーの目にも止まりやすく、速やかに退避してもらえるという効果もあると解説した。」
http://news.searchina.net/id/1611295?page=1
 <下掲は、中共人民によるもの。↓>
 「・・・中国のインターネット上に奈良旅行へ行った際の体験談が掲載された。
 中国江蘇省在住の20代夫婦は、「鹿男あをによし」の小説やドラマに影響を受けて、日本旅行の目的地を奈良にし、奈良公園と東大寺を楽しみにして来日したという。・・・
 東大寺は人が多く、特に修学旅行生が多かったことに気が付いたという筆者。最初は何も感じなかったようだが、「毎日のように多くの修学旅行生が来ているのを見ると、日本の学生は幸せだと思った」と感想を述べている。
 筆者は公園内でシカの写真をたくさん撮り大満足したようだ。しかしある時、ちょうど写真を撮っているその時に、1人の中年女性がカメラの前を横切ったそうだ。カメラに気が付いたこの女性は、すぐに筆者に対して頭を下げ謝ってきたという。それで筆者も頭を下げたところ、この女性は再び頭を下げ互いに頭を下げ合う状況になり、「無限の頭下げループに陥ったかのようだった」という。
 筆者はこの体験を通して、日本人は本当に非常に礼儀正しいことを実感したようで、「その背後には『絶対に人に迷惑をかけてはならない』との信条があるのだ」とし、日本人の礼儀正しさを称賛した。」
http://news.livedoor.com/article/detail/11631695/
 <当局による、日本の外交についての「分析」記事だが、ホントのことは書けないはずであるところ、結果としては、日本文明礼賛に近い内容になってしまっている。↓>
 「・・・澎湃は・・・多くの中国人が「日本の外交は理解できない」と不満を抱く中で、「これを分かっていなければ真の理解は本当に難しい」という日本の行動様式および外交姿勢について論じた記事を掲載した。
 記事は、日本人の持つ文化に裏付けられた、日本独特の外交姿勢について「サクラ外交」、「メンツ外交」、「距離外交」、「問題外交」の4点から紹介している。「サクラ外交」では、日本人は「理」より「情」を重んじるうえ、感情の中に存在する多くの悲しみを打ち消そうとすることなくかえって「美として味わおう」とすると説明。「中国人は満開を愛するが、日本では多くの場合花の散る様を詠嘆するのだ」とした。
 そして、日本人が「切腹」や「特攻」といった行動を厭わないのは「敗北の中に凛とした美しさを感じる」ためであり、敗北が決定的となってもその「負け様」を味わおうとするのであると解説した。
 「メンツ外交」については、日本人、特に日本の政治家はメンツを死んでも守ろうとすると主張。岸田文雄外相による今回の訪中も、成果が出ないにしても「外相としての存在感をアピール」したかったと論じた。また、「岸田外相が北京を離れや否や東南アジアに飛んで南シナ海について口出しした」ことについても、中国政府から「存在感のアピール」と指摘されたことを紹介している。
 「距離外交」では、日本人が人付き合いにおいて「距離感」を重んじる点について言及。対中関係でも「中華文明圏の引力にしばしば逆らい、中国と『つかず離れず』の距離感を保とうとしている」と説明。それがかつて王毅外相による「日中関係の改善を求めておきながら、中国に対して面倒を起こそうとする」という日本の指導者に対する「二重人格」批判につながるのであるとした。
 そして最後の「問題外交」については、中国のとの距離感を保つために歴史や東シナ海、台湾、南シナ海といったテーマを「問題」として煽り立てていると主張。このような「問題外交」は火遊びのようなものであり、扱い方を間違えれば両国関係に亀裂を生むことになるのであると論じた。」
http://news.infoseek.co.jp/article/searchina_1611808/

 朴政権は、韓国企業を標榜し始めたロッテを、ウソつけ、とつぶしにかかった?↓

 「ロッテ物産社長逮捕 殺菌剤事件 業過致死傷疑い・・・
  10日、裏金疑惑で家宅捜索を受けた韓国ロッテグループに新たな打撃となった。」
http://news.infoseek.co.jp/article/sankein_sk220160611537/
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太田述正コラム#8454(2016.6.12)
<一財務官僚の先の大戦観(その51)>

→非公開