太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/

太田述正コラム#8373(2016.5.3)
<皆さんとディスカッション(続x2982)>

<太田>(ツイッターより)

 「 「クーデター」で立憲主義破壊 憲法学者、石川健治・東大教授…」
http://mainichi.jp/articles/20160502/dde/012/010/009000c
 東大法の憲法の教授の名前をこの記事で初めて知ったよ。
 日本の憲法に規範性なし、との認識が無意識的に日本人の間で確立しつつある証左だとすりゃ、喜ぶべき?

<太田>

 関連記事だ。

 ますます、日本の憲法に規範性なし、との認識が深まりつつあるようで慶賀の至りだ。↓

 「・・・憲法を「変える必要はない」が昨年の調査の48%から55%に増え、「変える必要がある」は昨年の43%から37%に減った。大災害などの際に政府の権限を強める「緊急事態条項」を憲法に加えることに「賛成」は33%で、「反対」の52%が上回った。・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASJ4L3W9ZJ4LUZPS001.html?iref=comtop_pickup_02

 と思ったら、全然違う世論調査結果も。
 一体どうなっとんじゃい?

 「「憲法を改正すべきだと思うか」については「思う」「思わない」がともに42%で拮抗(きっこう)した。・・・」
http://mainichi.jp/articles/20160503/k00/00e/010/121000c

 毎日のには9条の調査結果も載ってるが、土台、聞かれる側の大部分が知識がなさ過ぎるので、全く参考にすべきじゃないので引用しなかったよ。(太田)

<太田>(ツイッターより)

 「…三菱グループの“天皇”と言われる相川賢太郎氏…は三菱自動車の相川哲郎社長の実父で、三菱重工の社長を1989年から3期6年、会長を2期4年務め、今も三菱グループ全体に大きな影響力を持つ。
 賢太郎氏は不正問題について「あれはコマーシャルだから。効くのか効かないのか分からないけれど、多少効けばいいというような気持ちが薬屋にあるのと同じ。軽い気持ちで(燃費値を)出したんじゃないか」とコメント。
 続けて「買う方もね、あんなもの(燃費)を頼りに買ってるんじゃないわけ」「実際に乗っとる人はそんなに騒いでないと思うんだけどね」と楽観的に語った。…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e4%b8%96%e9%96%93%e3%81%a8%e3%81%ae%e3%82%ba%e3%83%ac%e3%81%8c%e3%83%8f%e3%83%b3%e3%83%91%e3%81%aa%e3%81%84%e2%80%a6%ef%bc%81-%e4%b8%89%e8%8f%b1%e8%87%aa%e5%8b%95%e8%bb%8a%e4%b8%8d%e6%ad%a3%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%81%a8%ef%bd%93%ef%bd%8d%ef%bd%81%ef%bd%90%e8%a7%a3%e6%95%a3%e9%a8%92%e5%8b%95%e3%81%ae%e5%85%b1%e9%80%9a%e9%a0%85/ar-BBsxYnp?ocid=iehp#page=2
 「…三菱開東閣は伊藤博文の邸宅を創業家二代目の岩崎弥之助が購入したもので、現在は三菱グループの迎賓館として利用される。一般非公開であり、原則として三菱グループの役員クラスのみが利用できる「秘密の館」だ。だが、創業家だけはグループに勤めていなくても出入りできるという。…
 民進党衆院議員の木内孝胤(たかたね)氏は、岩崎弥太郎の玄孫にあたる。…
 木内議員は慶応大学4年生の時、銀行の仕事に興味を持ち、三菱6代目で当時、三菱銀行営業第一本部長だった岩崎寛弥氏と面会した。
 「僕が『三菱銀行に入れてください』というと、寛弥さんはその場で取締役に電話した。その後すぐ、その部下から『入りたいなら、いま決めてください』と言われた。...」…」
http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_406876/
 (震える声で、)日本は資本主義じゃないんで当然だよね、と自分に言い聞かせる僕。
 三菱自動車がどーなるのか楽しみ。

<太田>

 関連記事だ。↓

 <どちらの記事も、そういったことが、三菱グループの中で自動車にだけ起こったのはどうしてかの説明をネグっとるでー。(太田)↓>
 「三菱自燃費偽装 法令逸脱「高速惰行法」効果「?」なのに・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201605/CK2016050302000109.html
 「・・・筆者はここについて欲得尽くの不正ではなく、三菱という企業の慢心や驕りの臭いを感じる。自らを勝手に例外扱いするエリート意識。相手が監督官庁であろうとも容喙されたくないという自己肥大。・・・」
http://blogos.com/article/174094/

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 相撲愛好イギリス人による相撲称賛記事だ。↓
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/9f0c222a-089f-11e6-a623-b84d06a39ec2.html#axzz47YPRgWEl

 いずれも、太田コラム読者にとっては周知のハナシだが、最後の点については、ホントは、太田コラム上では、(最も原音に忠実な)「ローズヴェルト」にすべきだなあ、と思いつつも、その機会を逸し、現在に至っている。↓

 「【嘘?】江戸時代の「士農工商」という身分制度が歴史の教科書から消えた!・・・ 「いい国(1192年)つくろう鎌倉幕府」という語呂合わせが有名な鎌倉幕府の成立は、近年1192年でないという説が有力になっており、現在では「いい箱(1185年)つくろう〜」という語呂合わせが使われている。・・・
 ルーズベルト大統領が「ローズベルト」と表記されるようになった。・・・」
http://www.akb48matomemory.com/archives/1056688818.html

 中共当局による日本礼賛記事だ。
 本日は、一つだけだが、横綱級の人民網サマのだぞー。↓

 「・・・毎年多くの中国人観光客が日本を訪れているが、日本の商業施設や観光地はこぞって、中国語を話せるスタッフを配置している。また、日本特有のきめ細やかな配慮やサービスは、きわめて実用的かつ人に優しく、たとえ日本語のわからない外国人であろうと、大きな障害を感じることはほぼないだろう。・・・
 自分が行くべきルートが良く分からない場合は、駅員に助けを求めることができる。英語を話せるのなら、日本の駅員は英語による基本的な会話がOKなので、英語による意思疎通が可能だ。もし英語ができないのなら、地図で指示してもらう、あるいは筆談という方法がある。日本の駅員はみな、非常に熱心に助けてくれるだろう。・・・
 日本の食べ物・和食は、ステーキであれ海鮮であれ、すべて繊細だ。小皿料理は、一品ごとに食べ方が異なり、異なる調味料が使われている。供される一品一品が、さまざまな特徴ある趣を備えている。見たところ、各小皿の料理はあっという間に胃の中に収まるが、最後まで完食すると、お腹がはち切れんばかりになる。
 日本では、食事は質素なものであればあるほど美味しいと感じられる。例えば、豆腐は、特に美味しく感じる。このほか、見たところ薄い色をしたお吸い物も、とても清らかでまろやかな味がする。
 日本人はとても忠実に規則を守る。エレベーターに乗るときは右側に立ち、左側は急ぐ人のために空けておく。公共交通機関の車内では、電話の受信・発信は決してしない。ぺちゃくちゃお喋りする人はほとんどおらず、たとえお喋りしていても、その話し声は非常に小さい。そのため、たとえ通勤ラッシュ時の電車でも、車内は静まり返っている。なにか物を食べるなどは、なおさらいうまでもない。長距離列車の車内で食事をすることができる以外は、電車やバスでものを食べる人など一切見かけない。
 日本の路線バスにも、中国と同様「優先席」が設けられている。中国の優先席は、座る対象となる乗客が乗っていない場合は、普通の乗客が座っている。一方、日本では、車内が混んでいても、普通の乗客は決して優先席に座ろうとはしない。
 日本では、道路の道幅に関係なく、ほぼ全ての交差点には信号が設置されている。たとえ3歩か5歩歩けば向こう側に到達できる交差点でも、信号を無視する人はいない。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0502/c94473-9051952.html

 光速を超えることはできない、ということについて、詳細かつ分かり易く説明がなされている。↓
http://www.bbc.com/earth/story/20160429-the-real-reasons-nothing-can-ever-go-faster-than-light

 メスが子供を産んじゃったらバイバイってことでもあるな。↓ 

 「・・・実験や観察をしてみると、オスがメスのそばを離れる時間が長いほど、メスが別のオスと子を作ってしまう確率が高まることが明らかとなった。これはつまり、「メスが別のオスと子を作ってしまわないように、近くで見張っている」というのが、カップルの進化を引き起こした本当の理由であることを意味する。私たち人間もその一例である・・・」
http://mainichi.jp/articles/20160503/ddm/013/070/011000c
-------------------------------------------------------------------------------

 連休の臨時一人題名のない音楽会です。
 石川ひとみの4回目です。
 さすがに、ギリギリコレクションになってきちゃいました。
 彼女のカワイさに免じて許されよ。

Blue Dancing(1980年) 作詞*? 作曲:? 曲はイマイチだが、彼女の水着画像が気に入ったので・・。
https://www.youtube.com/watch?v=ZC1Q065RiD8&nohtml5=False
ハート通信(1979年)←アグネス・チャン(1978年)のカバーだが実質彼女の歌でもある。 作詞:松本隆 作曲:吉田拓郎 ※
https://www.youtube.com/watch?v=yScgZocxQqY
パープル ミステリー(1983年) 作詞・作曲:川越進 ※
https://www.youtube.com/watch?v=l3mp2IlhZcc
気まぐれフィーリング(1980年) 作詞:武衛尚子 作曲:水谷公生 ※
https://www.youtube.com/watch?v=Z9lWIhi7Wgo
ガラスの恋人(1981年) 作詞:竜真知子 作曲:服部清 ギリギリだが→※
https://www.youtube.com/watch?v=PBR6pQWZkKM
今でも愛を(STILL FALLING IN LOVE)(1980年)←(一応)Carroll Baker 訳詞:小室みつ子 原作詞・作曲:Carroll Baker(カナダ人) ギリギリだが→※
https://www.youtube.com/watch?v=WYrfi3OslR0
サンシャイン・モーニング(1979年) 作詞:谷川夕里 作曲:西島三重子 西島作曲なら無条件。 ギリギリだが→※
https://www.youtube.com/watch?v=NcgEwKYS9og
ひとみの朝(1980年) 作詞:小室みつ子 作曲:深町栄 この彼女の一連の写真もイイ! 一応→※
https://www.youtube.com/watch?v=fsbXj-Zt-IU

 (だけど、ここで気力を振り絞り、予定を再度変更して、更にもう1回石川ひとみを取り上げ、彼女のカバー曲特集を組むことにしました。)

(完)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

太田述正コラム#8374(2016.5.3)
<入江曜子『古代東アジアの女帝』を読む(その1)>

→非公開

太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/