太田述正コラム#8349(2016.4.21)
<皆さんとディスカッション(続x2970)>

<太田>(ツイッターより)

 「報道の自由度…<の>ランキングでは、日本は…72位。・・・
 2010年には11位だったが、年々順位を下げ、14年は59位、15年は61位だった。
 今年の報告書では、「東洋の民主主義が後退している」としたうえで日本に言及した。…」
http://www.asahi.com/articles/ASJ4N5RZHJ4NUHBI01V.html?iref=comtop_6_01
 数字だけ見れば、民主党の鳩山政権の時に報道の自由度が頂点に達し、自民党が政権に復帰してから急激に悪化した形だが、史実の捏造に近い。
 この際、「左」の朝日等がむしろ率先して「右」の産経等にも協力を呼びかけ、一致できる範囲で、日本の名誉回復を図らないと、大変なことになりかねないでえ。

<太田>

 関連記事だ。

 同報告書では、世界的に報道の自由度は後退しつつある、との御託宣。↓

 ・・・The group's 2016 World Press Freedom Index reveals a "deep and disturbing decline in respect for media freedom at both the global and regional levels." Global press freedom violations are up 14 percent since 2013, according to its scoring system.・・・
 <現状において、報道の自由度の観点で、できのいい方から並べると、欧州(除く英国)、アフリカ、南北アメリカ(含む米国)、アジア、東欧、北アフリカ、中東、の順だとさ。
 (アングロサクソンへの小偏見と、アジア、就中日本に対する大偏見で貫かれたところの、いかにも欧州のらしい報告書だってこと。(太田))↓>
 Europe's news media is freest, by far. Africa is next, followed by the Americas, where violence against journalists is on the rise, according to the report. Asia and Eastern Europe are next, followed by North Africa and the Middle East.
 <全般的に、イデオロギー、就中宗教的イデオロギーの攻撃を受けて報道の自由度が後退しつつある、とさ。
 (テメーらの野蛮な「リベラルキリスト教的/プロト欧州文明志向的」イデオロギーを顧みてモノを言えってんの。(太田))↓>
 "The survival of independent news coverage is becoming increasingly precarious in both the state and privately-owned media because of the threat from ideologies, especially religious ideologies, that are hostile to media freedom, and from large-scale propaganda machines," the report's authors write.・・・
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2016/04/20/the-deep-and-disturbing-decline-in-global-press-freedo
 <ついに、日本の自由度はタンザニアの下に!↓>
 How Japan came to rank worse than Tanzania on press freedom・・・
 <日本がG7主催国を務めるなど、ちゃんちゃらおかしい、とさ。↓>
 With Japan hosting the G7 meeting next month of leading democracies, the press crackdown is an international black eye for Japan and makes it an outlier in the group,・・・
 <日本の自由度の低下は、福島原発のメルトダウンを隠したり矮小化するのに政府とマスコミが慣れあって「成功」したことが明らかになった時から始まった。とさ。
 (だって、矮小化して正解だったじゃん。テメーらの(アングロサクソンの報道ぶりを歪曲的に継受したところの、)「センセーショナリズム/権力対決型」の報道の異常さを反省しろってんだ。こりゃ、黄禍論の再来だよ。(太田))↓>
 The 2011 meltdown at the Fukushima nuclear power plant set the stage for the erosion of press freedoms, Kingston said. “Japan's slide in the rankings began with the incomplete coverage of the Fukushima meltdowns and the government’s efforts to downplay the accident; Tokyo Electric Power Company (and Japan) denied the triple meltdown for two months,” he said. “Sadly, the Japanese media went along with this charade because here it is all about access. Those media outlets that don't toe the line find themselves marginalized by the powers that be. Since [Fukushima], Japan’s culture wars over history, constitutional revision and security doctrine have been fought on the media battlefield.・・・
http://www.latimes.com/world/asia/la-fg-japan-press-freedom-20160420-story.html

 人間主義文明の日本じゃ、統治者と被治者との間で信頼性が基本的に確立してる・・それを象徴しているのが、日本じゃ、元首殺しが一度も起こらなかった・・から、現在でも政府とマスコミ/国民との間に仲間意識があって、相互に察し合う関係が成立しているってことなんだが、中共当局等を除いて、そのことを理解している外国人が殆どいないんだよな。
 満州事変から太平洋戦争に至る時代・・第一次世界大戦前の欧州の黄禍論に次第にアングロサクソンがかぶれて行った時代だともいえる・・を思い出させ、ぞっとさせる、ゆゆしい事態が進展しつつある、という自覚を日本の官民は持つべきだよ。
 当時と同様、日本のマスコミはもとより、我が外務省も、何の危機意識も持ってないようだが・・。
 
<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 三菱自を三菱重工が復帰的吸収をするほかないよ。
 重工は、事実上の国家兵器廠の時代の意識が残ってて、燃費をゴマカシたりすりゃ、戦闘機パイロット等、兵士の命にかかわることから、今回のような不祥事は起こさないだろさ。↓

 「三菱自不正--
  国は国の施設で行う走行試験データに、メーカーから提出された走行抵抗値を掛け合わせるなどして燃費を算出。三菱自はメーカーの言い値が採用されるこの仕組みを悪用した。走行抵抗値は通常、自社の複数回の走行実験の中央値を採用するが、燃費を良く見せられるようデータを改ざん。この結果、カタログの燃費性能は実際より5〜10%高まったという。・・・
 不正発覚の端緒は、軽自動車開発などで三菱自と提携する日産だった。次期車種は日産が主導で開発することが決まっており、開発の参考にと三菱自から提供を受けた車の燃費性能を計測し、カタログ上の性能に達しないことが分かった。・・・」
http://mainichi.jp/articles/20160421/k00/00m/020/085000c
 「・・・三菱自動車が過去、倒産寸前まで追い込まれた原因の1つがリコール隠しだった。にもかかわらず、またもや不正を起こした原因は何だったのか?・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e4%b8%89%e8%8f%b1%e8%87%aa%e5%8b%95%e8%bb%8a%e3%80%81%e7%87%83%e8%b2%bb%e4%b8%8d%e6%ad%a3%e3%81%a73%e5%ba%a6%e7%9b%ae%e3%81%ae%e7%b5%8c%e5%96%b6%e5%8d%b1%e6%a9%9f%e3%81%af%e4%b8%8d%e5%8f%af%e9%81%bf%e3%81%8b/ar-BBs2EZi?ocid=iehp#page=2

 そーゆー手があったかー。
 今後は、死刑囚の死刑執行は、刑が確定したら即日やれってんだ。↓

 「死刑囚が20年前の男性殺害告白--
 2010年に殺人罪の公訴時効が撤廃されたため、死体が出たからには殺人事件となり、警察は捜査して立件に力を注ぐことになる。
 法曹関係者は「犯人もしくは未解決事件の重要参考人ということで、死刑執行は先延ばしになる。矢野死刑囚は他にも殺害を告白しているので、小出しにしていけば死刑執行されないままでいられるかもしれないという抜け穴です」と指摘する。
 しかも死刑囚は刑務所ではなく、拘置所に収監されている。元服役囚は「刑務所は同じ房にイカれているヤツがいたり、日中は単純作業をずっとしなければいけないし、規則が厳しくて地獄のよう。拘置所は刑が確定していない人が入るところなので、差し入れはもらえるし、束縛も少ない」と語っている。」
http://news.livedoor.com/article/detail/11438430/

 ご立派だが、日本の中だけの話だし、AIの方が強いことがはっきりしちゃったし、むなしいねえ。↓

 「井山名人、前人未到の囲碁七冠独占 十段を奪取・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASJ4L77L1J4LUCVL04D.html?iref=comtop_list_cul_n01

 それでは、お定まりの中共日本礼賛記事群だよー。↓

 習ちゃん、手放しで日本を礼賛し、日本が「独立」し、名実ともに中共と提携してくれるよう懇願。↓

 「・・・環球網が伝えた。(文:丁剛「人民日報」社高級記者)
 訪日経験のある友人が「日本に行ったことのない人は日本の悪口ばかり。日本に行ったことのある人は日本を褒めてばかり」と話すのを聞いたことがあったが、 ちょうど日本へ行く前日に、日本旅行から戻ったばかりの親戚が私に会いに来た。50過ぎの親戚は会うなり「多分私が生きているうちに中国が日本に追いつくのを見ることはできないだろう」と言うと、数々の日本人の礼儀正しさに関するエピソードを数え上げ、日本で購入したトイレの消臭剤、電気炊飯器、空気清浄器などについて一つ一つ語ってくれた。
 親戚の見聞は私がネット上で見た多くの中国人が語る日本旅行の経験とおよそ似通っていた。人によって細かい点は異なるものの、主な内容は同じなのだ。これらの日本人がいかに礼儀正しく、日本製の商品がいかに細やかであるかというストーリーは、中国人が心に描く日本の主要な部分となりつつある。・・・
 2011年に日本の近海で大地震が発生したニュースがタイに伝わると、その日から多くのタイ人が街頭での募金活動を始めた。タイの日系自動車企業では、タイの工場労働者が日本人経理と抱き合いながら涙するという感動的なシーンも見られた。統計によれば、タイは日本に6億バーツ(約18億7千万円)を超える 募金を行ったという。このデータが公表されると、中国の外交官は四川大地震に対するタイからの募金は3億バーツにも満たなかったことを大変感慨深く思い起こしたという。
 ミャンマー北部を取材した際、日本の慈善団体が独立武装勢力であるミャンマー北部の少数民族に停戦を条件に援助を申し出ていることを知った。フィリピンではミンダナオ島のイスラム系住民の武装勢力の武装を解くのに日本の慈善金が使われたと聞いている。
 今年1月には、2年余りにわたったブラジル駐在を終えた。2014年にブラジルで開催されたワールドカップC組の試合では、日本チームが1対2でアフリカ のコートジボワールチームに敗れた。日本チームはグラウンドでは敗れたが、グラウンドの外では勝った。なぜなら、日本のサッカーファンたちが雨具を着て、 会場内のゴミ拾いをする写真がネットに載せられたからだ。これらの写真はツイッターやフェイスブックといったSNSを通じて世界各地に広まった。・・・
 <以下のくだりのポイントは「アメリカとの同盟を利用し」にあるんだからね。要するに日本の「独立」を促してるワケ。(太田)↓>
 戦後の日本は、大国の冷戦が続く中、アメリカとの同盟を利用し、次第に戦争の罪という重荷を捨て去り、国家イメージを変えていった。しかしそれにより中日両国は信頼のおける政治的基礎を構築することができなかった。
 70年後、中国は日本を越えて、世界第2位の経済大国となった。一方の日本は弛まぬ努力を続け、アジアで良好な国家イメージを作り上げた。中国と日本の両国の経済格差は縮まるばかりだが、両国の国民の心理的な距離は益々開くばかりだ。中国人は日本人からかつての日本兵の影を追い払うことができず、日本人もまた巨大な中国という影に恐怖を覚えている。
 この世界で、文化的にも最も共通点の多い国であるのに、どうしてこんなにも距離があるのだろうか?という点について、とても知りたいと思う。わずか5日間の訪問で、正確にこの「距離」を推し量ることはできないかもしれない。しかしここから私の「測量」の仕事はずっと続いていくだろう。」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0420/c94473-9047001.html
 <そして、習ちゃんは、日本文明継受を自分らは目指しとります、と改めて師にへりくだる。↓>
 「・・・光明報・・・記事は中国の古い文献のなかでは「失礼」、「迷惑をかける」、「ご招待ありがとうございます」、「恐れ入りますが」、「お願いします」といった言葉が頻繁に登場しており、こうした丁寧な言葉の使用頻度が「非常に高い」と説明している。つまり、かつての中国人は現代の日本人と同じように、他人に迷惑をかけることをとても申し訳なく感じていたということだ。
 報道によれば、中国の地方都市においては、古いしきたりや美徳がわずかなりとも残されているものの、大都市においてはすでに失われてしまっていると指摘。現代の中国の教育は自己主張を強調し過ぎており、周囲の人との協調や平和を大切にするという重要な考えは軽視されていると説明している。
 中国の街では、電動バイクや自転車がぶつかったときに相手に対して謝らない光景をよく見かける。日本では自分に非がなくても「大丈夫ですか」と相手を気遣うかもしれないが、中国では自分に非があっても謝ったり相手を気遣ったりしない場合が多い。こうした事例は現代の中国人から他人に迷惑をかけることを申し訳なく思う気持ちが失われていることを表しているのかもしれない。
 しかし記事はかつての中国にこの美徳があったのであれば、その血を受け継ぐ子孫としてこの美徳を必ず取り戻せると主張している。」
http://news.searchina.net/id/1607703?page=1
 <香港のメディアだが、恐らくは習ちゃんのマウスピースだろ。
 中共人民に対し、日本観、及び、それに関連して対日歴史認識、の根本的修正への心の準備をせよ、と呼び掛けている記事だ、と我々は受け止めるべきだろう。(太田))
 「・・・香港メディアの鳳凰網はこのほど、「日中は再び敵国同士となってはならない」と題して、訪日した中国人による手記を掲載した。
 日本の識者と情報交換するため訪日したという筆者は、日中関係が悪化した2004年当時にも訪日したことがあるというが、ずっと変わらず日中関係の改善を望んできたという。「中国は伝統的な考え方をひとまず棚上げし、北朝鮮との革命による伝統的な友情を捨ててでも日本に接近すべき」とその必要性を強調した。
 そこまで主張する理由として、「歴史に根本的な変化があったこと」を挙げた。戦後の日本は政治と社会文化を急速に方向転換し、世界有数の経済大国に上り詰めたことや、日本に痛めつけられた韓国、シンガポール、香港、台湾もアジア四小龍として経済的に豊かになったこと、中国も改革開放によって急速に発展し、日本を超えて世界第2位の経済体になったことを挙げたうえで、すでに環境は大きく変わっていると論じた。
 また、この半世紀で生じた世界中での武力衝突に日本は関係してこなかったと指摘し、「北朝鮮だけが自分の殻に閉じこもり前進してこなかった」と主張。北朝鮮の核問題のほうが日本との問題より、中国にとってはよっぽど大きな問題だと論じた。
 筆者は、日本の政治家が靖国神社を参拝したり、尖閣諸島問題で日本が挑発してきたり、新安保法案を成立させるなど、日本の行動が中国の怒りを買っているとしながらも、「北朝鮮は実在する現実の問題」であると指摘。核問題のほうが中国にとって危険であり、6カ国協議を主導している中国は、北朝鮮の膨らむ野望を制御するのが難しくなっているとした。」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%a8%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%af%e5%86%8d%e3%81%b3%e6%95%b5%e5%9b%bd%e5%90%8c%e5%a3%ab%e3%81%a8%e3%81%aa%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%af%e3%81%aa%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84%ef%bc%81%e3%81%99%e3%81%a7%e3%81%ab%e7%92%b0%e5%a2%83%e3%81%af%e5%a4%89%e3%82%8f%e3%81%a3%e3%81%9f%ef%bc%9d%e9%a6%99%e6%b8%af/ar-BBs0BJE?ocid=iehp#page=2

 で、本日も、熊本地震への中共の暖かい視線を紹介しとこう。↓

 「・・・九州地方で発生した今回の地震のマグニチュードは7.3、震源の深さは約12キロ。震央は陸地に位置し、マグニチュードは高く、震源は浅いものの、この地震による死者の数は比較的少ない。近年日本で発生したマグニチュード6以上の地震における死傷者の数はいずれも少ないが、地震多発国・日本は如何にして地震による死傷者の数を減らしているのだろうか。・・・耐震構造の建築物・・・完備された地震モニタリングシステム・・・成熟した防災減災システム・・・国民の高い防災意識・・・
 日本国民の高い防災意識と豊かな防災知識が、地震発生時の自己救済に非常に重要な役割を果たしている。日本政府も「携帯用地震防災手帳」の配布、「津波の 基礎知識」の普及、「防災訓練」の実施、「避難経路と非難場所の所在地の熟知」といった方法で国民に防災意識の強化を働きかけている。地震教育は幼児期に 始まり、幼稚園や小学校では防災訓練が頻繁に行われ、子供たちは地震発生時に慌てず、頭部を守り、秩序よく避難するよう教育されている。社会で防災をテー マとした展示会や研究会が開かれることも珍しくない。多くの地域で専門の地震防災センターが設置され、とりわけ小中高生を対象に関連知識の普及が行われ、 専門家によって正しい救助と自己救出の方法が指導される。
オフィスやショッピングモール、街の道路といった公共の場所にも様々な避難・救助方法が示されている。「地震発生時には頭上に吊り物が無い場所であるかを確認」といった表示や、公共の場所では、詳細な「避難経路」が掲示されている。」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0420/c94475-9047153.html
 <日本の一般メディアも、こんな風に、もっと中共の日本関係報道に注目し、紹介すべきだろう。(太田)↓>
 「・・・熊本県の宇土市や八代市の庁舎が倒壊の恐れがあると中国で報道された十八日ごろから短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では「日本の学校は壊れず安全で、避難所に使われている」「役人より市民優先の素晴らしい社会」などの書き込みが始まった。 「市の財政が厳しい中、庁舎より学校の建て替えを優先した」という宇土市民の声も紹介され、「役人の既得権や治安維持が優先される国とは大違い」「日本のような地方政府だったら、四川大地震でどれだけの子どもの命が救われたことか」との意見もあった。
 約八万七千人が犠牲になった四川大地震は平日午後に発生し、学校で死亡した生徒・児童が多数に上った。役所が倒壊を免れながら学校が全壊する事態が各地で相次ぎ、校舎の建設費を役人らが横領した「手抜き工事」も問題になった。」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201604/CK2016042102000138.html
 <当局と人民の合作の暖かい視線だな。(太田)↓>
 「熊同士で手を取り合って、「パンダ」が熊本にエール・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0420/c94659-9047336.html

 中共だけじゃなく、その他のアジア人民にも、今次地震における日本人の対応は感銘を与えているねえ。↓

 「・・・「母国では、避難所がこんなに早く立ち上がり、ましてや、おにぎりや水が配られることはありません。日本人は落ち着いている」。インドネシア出身で、2年生のナターシャ・タリスカさん(19)はそう語った。
 一方、インド系シンガポール人で2年生のサキ・バーランさん(22)は、地震の激しい揺れで、体が動かなくなりその場で固まってしまった。
 「地震の多い国とは聞いていたが、揺れのすさまじさは想像できなかった」
 友人たちは避難所に逃げると聞いたが、「日本の建物は丈夫」というイメージがあり、外には出なかった。しかし、翌日になってマンションの壁に亀裂が入っているのを見て、「恐ろしくなった」という。別府市は外国人向けの災害マニュアルを作っているが地震を経験してまだ部数が少ないと感じた。
 3年生でインド人のアリ・チャウダリーさん(20)は、市内の下宿先で友人たちと食事している最中、激しい揺れに見舞われた。
 一時、高台に避難したがアルバイト先の市内のホテルから、外国人客への通訳として呼び出された。
 そこで宿泊客の安全を守るため、丁寧に対応する従業員や、普段は受け付け業務を行わない社長がフロントに立つ姿を目にした。
 「自分の命を守りたいと思っているはずなのに、まずお客の命を優先している日本人に感動した」
 アリさんのフェイスブックにも、「自分に任された仕事を優先させる。日本人とほかの国との違いがわかった」といった他の留学生たちの声が書き込まれていた。
 アリさんは、第二次大戦で焼け野原となった日本が、復興を成し遂げた理由を調べたいと来日した。今回の経験で、その答えを見つけたと感じている。
 「日本は逆境に負けない国だ。その理由は、どんな問題があっても、自分より他人を優先する日本人の民族性なんだ」」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%90%e7%86%8a%e6%9c%ac%e5%9c%b0%e9%9c%87%e3%80%91%e3%80%8c%e8%87%aa%e5%88%86%e3%82%88%e3%82%8a%e4%bb%96%e4%ba%ba%e3%82%92%e5%84%aa%e5%85%88%e3%80%82%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%ab%e6%84%9f%e5%8b%95%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%8d%e6%b7%b7%e4%b9%b1%e3%81%ae%e4%b8%ad%e3%80%81%e7%95%99%e5%ad%a6%e7%94%9f%e3%81%9f%e3%81%a1%e3%81%8c%e8%a6%8b%e3%81%9f%e3%80%8c%e3%83%8b%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%b3%e3%80%8d%e3%81%ae%e5%a7%bf/ar-BBs0fKW?ocid=iehp#page=2

 サウディアラビアこそ、イスラム世界の原理主義化/過激化の根源、という声が米国内でますます高まってるね。
 (後一声、イスラム教そのものこそ、と言って欲しいが・・。)(太田)↓

 ・・・To be blunt, Saudi Arabia legitimizes Islamic extremism and intolerance around the world. If you want to stop bombings in Brussels or San Bernardino, then turn off the spigots of incitement from Saudi Arabia and other Gulf countries.・・・
http://www.nytimes.com/2016/04/21/opinion/obama-in-saudi-arabia-exporter-of-oil-and-bigotry.html?action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=opinion-c-col-right-region®ion=opinion-c-col-right-region&WT.nav=opinion-c-col-right-region&_r=0

 ケーシックでさえ、自分の出身の州で予備選勝利を果たしたんだから、トランプとクリントンがNYで勝ったのは当たり前だとさ。↓

 ・・・New York is Trump’s home state and Clinton’s adopted home. Even Ohio Gov. John Kasich won his own state. And both Trump and Clinton still have much to prove before they can claim their party’s nomination.・・・
http://www.latimes.com/opinion/editorials/la-ed-trump-clinton-new-york-primary-results-20160420-story.html
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太田述正コラム#8350(2016.4.21)
<一財務官僚の先の大戦観(その11)>

→非公開