太田述正コラム#8341(2016.4.17)
<皆さんとディスカッション(続x2966)>

<太田>(ツイッターより)

 世界的な出生率の低下は、広範に用いられるようになった日焼け止薬が女性の黄体ホルモンに似た作用をして精子を機能低下させているためだ、という研究が発表された。
 日焼けして皮膚癌になるか日焼け予防をして子作りを諦めるかという究極の選択だとさ。
http://edition.cnn.com/2016/04/14/health/sunscreen-sperm-male-fertility/index.html

 「…韓錫政…東亜大学教授(63)は…「関東軍が31年に起こした満州事変は、5・16クーデター(1961年5月16日。朴正熙陸軍少将〈当時〉らによる軍事クーデター)に影響を与え、30年代に関東軍が満州で主導した急速な産業化と社会動員の手法は、60年代の韓国の経済開発モデルになった」と分析した。…<こ>の主張は、いささか「植民地近代化論」と似通っているようにも見える。…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/04/15/2016041501638.html
 好意的な記事であることから、日本の植民地だったおかげで韓国は「近代化」できた、という常識が確立するのも遠くない、と受け止めておこう。

<ekesete>(同上)

 植民地インドも宗主国イギリスが鉄道を敷いて近代化してくれたんだがだから何だというのか。

<太田>(同上)

 ウン千万の餓死者を出すほどの搾取をされ続けたインドは英国によって近代化されたことを認めているのに、一人の餓死者も出さなかったどころか、ついに持ち出しに終わった朝鮮半島統治だったというのに、韓国は日本のおかげで近代化されたことを認めていないんだけど、それが何か?

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 ささいな話のようでそうじゃない。
 電話を開示しなければ済むこと。
 電話を開示しなきゃ、年間当番等ができないが、年間当番等は辞退できる。
 はっきり言えばいいじゃないか。
 町内会の存在意義など認めない、と。
 当然、マンションの管理組合(?)への町内会費支払いだって止めなくっちゃな。
 (現在、町内会の年間当番をやってる私のぼやき、というか、怒り。)↓

 「・・・以前報じられた小栗旬の町内会費納付拒否問題。かねてから住んでいた自宅マンションの近くに一戸建て住宅を建築し、そこを稽古場にしたことから問題が起こった。小栗としてはマンションがまとめて町内会費を払っていると認識しているため、近所に設けた稽古場まで町内会費を払う必要はないと考えているという。・・・
 彼が拒否したのはお金のことではなく、むしろ、お金を払って終わりなら、いくらでも払うというのが本音だと思います」(プロダクション関係者)
 お金の問題ではないとのことだが、それでは払いたくない理由は何なのか。
 「ズバリ言えば、個人情報です。町内会費を払えば町内会の一員になるわけですが、ほとんどの町内会が会員名簿を作って各所に配布していました。最近は個人情報保護の動きもあって、以前のように名簿を全会員に配る町内会は減っていますが、それでもまだ配布している町内会も存在します。また、全会員には配らなくても、役員のみに配布しているケースも多いですし、これを小栗は嫌がっているみたいです」(同)
 そして、個人情報の中でも、あるものが名簿に載ることを嫌がっているという。
「名簿には氏名や住所が載りますが、すでに週刊誌などで自宅の写真も撮影されているので、コアなファンやマスコミは小栗宅の場所を知っています。そのため、これらの情報が漏れても、今となってはさして被害はないのですが、面倒なのは電話番号なんです。最近は自宅の固定電話を持たない人が大半で連絡先として携帯番号を記入する人が多く、小栗がそこに携帯番号を正直に書いて名簿経由で漏えいしたら、番号を変えざるを得ません。そのため、これを書きたくなく、拒否していると言われています」(同)・・・
 「仮に虚偽の番号を書けば町内会側からクレームが来ますし、素直に書けば漏えいの恐れがあります。公的機関などに提出する書類であれば正直に電話番号も書くでしょうが、町内会のおじさんに個人情報保護の高い意識があるとは思えませんから、小栗に限らず芸能人の多くが町内会費を払いたくないのです。マンション経由であれば記載されるのはマンションの情報ですし、そのままの状態で放っておいてほしいのでしょう」(同)・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%e5%b0%8f%e6%a0%97%e6%97%ac%e3%80%8c%e7%94%ba%e5%86%85%e4%bc%9a%e8%b2%bb2400%e5%86%86%e6%8b%92%e5%90%a6%e9%a8%92%e5%8b%95%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%81%af%e4%b8%80%e4%bd%93%e4%bd%95%e3%81%a0%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%8b%ef%bc%9f/ar-BBrQHGg?ocid=iehp#page=2

 本日の、中共当局日本礼賛記事群だ。
 本日のは、多かれ少なかれ、記事紹介と、紹介者のコメントが入り混じってしまっている。
 こういったことは、極力慎むべきだろう。
 (太田コラムを見習えってんだ。)↓

 「・・・企業観察網・・・記事は、中国に「匠の精神」が存在しない理由を挙げているが、1つ目の理由は「中国人は肉体労働が知的労働に劣ると思っている」点だという。中国では体を使う仕事は見下されているのが現状だ。日本では農家も「頭脳」を使い、付加価値の高いブランド作物を生産しているが、中国ではそのような作物を見ることはあまりない。
 もう1つの理由は「中国には匠の精神の歴史と伝統がない」点だ。以前の中国にはすばらしい伝統技術があり、世界でもっとも先進的な国家の1つであった。過去の日本も中国に多くの人を派遣し、様々な技術を学んできた。しかし、現在では1つのことに打ち込むのではなく、安易に儲けようとする風潮がある。こうした風潮が改善されなければ中国の産業は先細りしてしまうだろう。
 それだけでなく、中国では不正を行ってでも儲けようとする傾向があり、現在中国市場には多くの偽ブランドや偽装食品が溢れている。中国人自身も自国の商品を信用しておらず、海外の商品を大量購入している。」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%81%aa%e3%81%9c%e3%81%a0%ef%bc%81%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ab%e3%81%af%e3%80%8c%e5%8c%a0%e3%81%ae%e7%b2%be%e7%a5%9e%e3%80%8d%e3%81%8c%e3%81%82%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%ab%e3%80%81%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e3%81%ab%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%84%e7%90%86%e7%94%b1/ar-BBrQDjf?ocid=iehp#page=2
 「・・・年々、日本旅行を楽しむ中国人が増えているが、・・・人民網・・・記事はこうした現象の背景として「小さな島国」である日本には、「大国」に住む中国人にとって非常に魅力的な長所があるからだと分析。その長所とは、日本の有名な小説家の作品が述べるところの「小確幸」が日本文化のさまざまな点に存在しており、この独特の長所に多くの中国人旅行者は魅力を感じてやまないと指摘した。
 小確幸とは「小さいけれども、確かな幸せ」という意味だ。日本人作家の作品を愛読する中国人は「日本人作家の作品には小確幸があふれており、読むと自分も小確幸を共有できる」と伝えているが、小確幸とはそのような使い方がされる言葉だ。
 記事の分析に基づいて言うなら、生活の小さなシーンに幸せを見つける、あるいは作り出す能力に日本人は長けており、中国人は日本の文学作品のみならず、各種製品、街並みや交通、食事やサービスを通して日本の小確幸を共有できるゆえに日本に魅力を感じ、引き寄せられているということができる。
 ペン先の鋭いボールペンにおいても、書きやすく、インクが完全になくなるまで使い切れるという角度で見れば、確かに日本人は文字を記すという小さなシーンにも幸せを作り出しているといえる。さらに日本は小さな島国であるからこそ小確幸を感じ取る独特の長所が存在すると記事は説明しているが、逆に大きいことが美しいと考える中国にはこの長所は存在しないと指摘。四季の移ろいに大切にし、細部まで気を配る日本人の特性が生み出す小確幸を求めて、中国人は大挙して日本を訪れているようだ。」
http://news.searchina.net/id/1606860?page=1
 「・・・捜狐はこのほど、「日本留学を終えて中国に帰国すると、中国に馴染めなくなる」と伝えつつ、それは日本留学によって学生たちが根本的に変化するからだと論じている。
 日本人は礼儀正しいと言われるが、日本で暮らすということは日本の礼節のなかで生きるということだ。つまり、日本人と同じ礼節、マナーを身につける必要に迫られるわけだが、記事は、「礼儀正しい日本人に囲まれて暮らすと、留学生自身にも礼節が身につく」と論じた。
 続けて、日本は公共の場所でゴミを捨てたりせず、衛生的であるとし、こうした環境のもとで学ぶ中国人留学生も日本滞在の期間が長くなればなるほど、衛生的であることを重んじるようになり、「良い習慣が醸成される」と指摘した。
 また、日本はリサイクルなど環境保護を重視する国であり、大量生産・大量消費の文化にある中国とは対局の環境にある。記事は、日本は資源の浪費を減らそうと意識している国であり、「これは日本人の資源欠如に対する危機意識を反映している」と指摘したうえで、中国人留学生も節約を学ぶことができると論じた。
 記事は、日本で暮らすことによって、「中国帰国後に馴染めないほど、人間性が変化する」と指摘しているが、どの変化も悪いことではないだろう。変化と言うよりも、むしろ成長であると表現すべきものばかりだからだ。」
http://news.searchina.net/id/1606927?page=1
 「・・・民航資源網はこのほど、日本の航空会社の定時到着率はそもそも高いとしつつも、仮に遅れたとしても航空会社側の対応は非常にすばらしいと称賛する記事を掲載した。
 記事は、日本の航空会社でも台風などの悪天候によって到着時間が大幅に遅れてしまうケースがあることを指摘しつつ、こうした場合に「航空会社はまず速やかに搭乗客に到着が遅れることを伝える」と紹介。搭乗客はそれによってスケジュールを調整でき、遅れることによって生じるトラブルを軽減できると紹介した。
 さらに、空港ではカウンターのスタッフなど各種関係者が頭を下げて謝罪することを紹介。関係者が誠心誠意お詫びすることで、日本では搭乗客がむやみやたらに怒りだすことはないが、こうした点は中国とは大きく違う点だ。中国では関係者が誠心誠意お詫びすることも少ないが、搭乗客の態度も大きく違う。時間に遅れようものなら関係者に詰め寄るケースが見られ、大騒ぎして暴れだす搭乗客も時折いるようだ。3月に全日空のシステムトラブルで多くの便に乱れが生じた際も、中国では「日本人はまったく大騒ぎしない」と驚きをもって報じられたことからも、日中の国民性の違いが垣間見える。
 そのほかにも記事は、日本であれば航空会社側が食べ物や飲み物を無料で配るといった対応やホテルの手配などのサービスも行ってくれるケースがあると紹介している」
http://news.searchina.net/id/1606405?page=1
 「・・・網易・・・記事は、中国人記者が大阪に滞在していた際、周囲にいた日本人の携帯電話が鳴り響き、緊急地震速報が流れたと紹介。その際、「地震だ」という声が聞こえ、中国人記者は荷物を持って外へ飛び出そうとしたところ、周りの日本人たちはコーヒーを飲み続けたり、本を読み続けたり、「まったく何も起きていないかのように落ち着いていた」と紹介した。
 その後に地震は実際に発生したようだが、「十数秒も前に地震速報が出される日本の環境」に驚きを示すと同時に、日本人の落ち着いた態度についても驚いた様子。「なぜ日本人は落ち着いていられるのか」と疑問を投げかけたうえで、やはり日本は地震が多いため慣れてしまっているのではないかと考察した。
 日本では学校や職場などで防災訓練を受けたことのある人は多いだろう。防災に対する基本的な知識を持っている人も多いと想定されるが、記事は「日本人が地震で慌てないのは準備ができているため」と指摘。防災訓練などによって、地震発生時の対応、発生後に取るべき行動を予め理解できているため、日本人は慌てずに済むのだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1606419?page=1

 今頃、再び、トランプとサンダースの主張が大幅にオーバーラップしてるコラムが載ってた。
 (いよいよ米大統領選予備選も話題種切れか。)↓

 ・・・Trump and Sanders find common ground despite deep dislike for each other・・・
https://www.washingtonpost.com/politics/trump-and-sanders-find-common-ground-despite-deep-dislike-for-each-other/2016/04/16/8d33c9fe-0354-11e6-9203-7b8670959b88_story.html?hpid=hp_hp-more-top-stories_sundaytake-1225pm%3Ahomepage%2Fstory

 女性作曲家が不当に無視されてきた、という本の書評だ。
 クララ・シューマンは、既に我が一人題名のない音楽会で称賛済みだが、ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(Fanny Hensel)・・メンデルスゾーンの姉
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3
は気が付かなかった。
 そのうち、一人題名のない音楽会で取り上げよっと。↓

 ・・・As far as Clara Schumann’s and Fanny Hensel’s are concerned, ・・・they are masterpieces.・・・
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c5787ff6-0162-11e6-99cb-83242733f755.html
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太田述正コラム#8342(2016.4.17)
<一財務官僚の先の大戦観(その7)>

→非公開