太田述正コラム#7775(2015.7.9)
<皆さんとディスカッション(続x2683)>

<太田>(ツイッターより)

 北欧州の人々以外では乳糖不耐症が多いらしい(wiki)ので驚くべきことじゃないけど、ユダヤ人は75%がそうなんだと。
http://www.haaretz.com/life/science-medicine/.premium-1.664967
 日本人は8割強がそう
http://lin.alic.go.jp/alic/month/domefore/2008/jun/spe-02.htm
で、私も仲間。
 なんだかユダヤ人に親近感を覚えちゃうね。

 「…日本の外科治療成績は、欧米と比べても、桁違いにいい…
 <例えば、>大腸がんにおいては、各病期(ステージ…)で、5年生存率が15〜20%も日本の方が高い…
 胃がんにおいてはその差はさらに広が<る>…」
http://mainichi.jp/premier/health/entry/index.html?id=20150708med00m010002000c
人民網のネタになりそー。

<Toshi>(同上)

 20万人もいる海兵隊の削減の前に、陸上自衛隊の「海兵隊化」(兵頭二十八の防衛白書2014、204頁)が必要不可欠なんでしょうか...。

<太田>(同上)

 海兵隊機能は持っていた方がいいけれど、全体の海兵隊化なんてのはジョークでしょうね。

<rhtAf9zE>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

≫ジェファーソンの功績・・独立だの自由だの民主だのを謳った・・の大部分は、タテマエだけの功績だったんだから、彼だって功績は殆んどないよ。≪(コラム#7773。太田)

 映画「ジャッキー・コーガン」<(2012年)>で同様の台詞があったの思いだしました。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3
 「TVの中のオバマ: われわれはひとつなのだというアメリカン・ドリームを取り戻し、根本的な真実を再確認すべきなのです……。
ドライバー: いまのセリフを聞いたか?お前のためのセリフだぜ。
ジャッキー: 笑わせるなよ。ひとつの国民だって。トーマス・ジェファーソンが作った神話だ。
ドライバー: ジェファーソンにまで食ってかかろうってか。
ジャッキー: オレの友だちのトーマス・ジェファーソンは、アメリカの聖人だ。「すべての人びとは平等に創造された」なんて書いたんだから。
 でも、あいつはそんなの信じていなかったのさ。
 自分の子供たちには奴隷を使うことを許したんだ。
 あいつは金持ちの白人のスノッブだ。
 イギリスなんかにゃ税金を払うのも渋ったくらいだ。
 そういやぁ、あいつは綺麗ごとを書いて、バカな庶民を持ち上げて、死んでいった。
 周りのことにゃ無関心で、ワインを飲んで、奴隷の女とやりまくってね。
 こいつがオレたちがひとつの共同体に生きていると言いたかったって?笑わせるなよ。
 オレはアメリカに住んでるんだ。
 アメリカじゃ、ひとりで生きるしかないのさ。
 アメリカは、国じゃない。単なる企業だ。
 だから、バカ野郎、早く金を払え。」
http://blog.indec.jp/?guid=ON&eid=1061692

<0rxNKnEs>(同上)

 「自分の子供たちには奴隷を使うことを許したんだ。」ってなんかボンヤリした言葉だな、子供たちって子孫のこと?と思って当該ブログの原文を見たら、“he allowed his own children to live in slavery.”だから、「自分の所有する子ども(私生児)たちが奴隷の身分で生きることを放置した」なんじゃないかな。
 なら、よりジェファーソンの醜悪さを具体的に批判してることになると思うんだけど。

<an4YsmSq>

≫違法性の認識を自供したこと、既に社会的制裁を受けていることも考慮したのだろうが、トヨタに不満はあるまい。≪(コラム#7773。太田)

 不満は無いだろうね↓
http://www.nbcnews.com/business/autos/japan-reportedly-will-free-ex-toyota-exec-held-drug-violation-n388201

 まぁ、こんな国だし納得↓
http://toyokeizai.net/articles/-/73960

<太田>

 慌て者め。
 日本は、本件でも天国のような非暴力的な国だし、そもそもユニークな女性優位の国なんだわさ。↓

 「日本では3日に1人、妻が夫によって殺されています。・・・
 [「<パートナーから>身体に対する暴行を受けた事がある」 女性26.7%、男性13.8%・・・
「恐怖を感じるような脅迫を受けた事がある」 女性16.1%、男性8.1%・・・]」
http://toyokeizai.net/articles/-/73960
 「米国で・・・DVによリ亡くなる女性<は>1日に11人・・・
 ロシアでは一時間に一人の女性が不自然な死に方をする。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9 ([]内も)

<TA>

 學士會会報July Mo.913 2015-IV 保阪正康「昭和史から学ぶこと」(16〜27頁)を取り扱ったコラムシリーズ(コラム#7764〜(未公開))に対する質問です。

≫<20世紀の戦争で>他国ではあり得ない戦術(特攻、玉砕)の採用≪(コラム#7768(未公開)。保阪)
≫どの国も、自国の歴史、戦争体験、地政学、国民性に即した独自の軍事思想があります。・・・しかし、日本だけがついに独自の軍事理論を構築できませんでした。・・・たった一人、日本独自の軍事理論の創造に挑んだのが、石原莞爾でした。≪(コラム#7772(未公開)。保阪)

 保阪氏の主張は、「特攻、玉砕」は「軍事理論」のような上等なものではない。(戦前の?)日本(人?軍?)はイカレていたからそれに基づく「独自の軍事思想」として「特攻、玉砕」がある、ということなのでしょうか。

⇒保阪の文章の断片的な引用を行ったので分かりにくかったかもしれませんが、もう少しきちんと引用すると、「「<日本では、>特攻作戦や玉砕作戦など、確実に兵士が死ぬ戦術を国家が採用し<まし>た・・・。戦闘の一局面でそうした極限状態が起こり得ることは否定しません。しかし、20世紀の戦争で兵士が100%確実に死ぬ戦術を採用した国は日本以外にありません。」(20頁)であることから、彼が、「特攻、玉砕」は20世紀より前の戦争では採用されることがある「戦術」だったし、20世紀の戦争でも「極限状態が起こ」った場合には結果として生じ得た、と考えていることは明らかです。
 つまり、彼は、「特攻、玉砕」は日本独自の「戦術」・・「戦術」≒「軍事理論」・・ではないが、20世紀において国家がそれを採用した点に日本の異常性がある、としているわけです。
 コラム#7772でも記したように、私は全くそうは考えていませんがね。(太田)

 そんなイカレた日本(人?軍?)に「軍事理論」などといったものを生み出すアタマはない。そしてその例外が石原、ということなのでしょうか。全体として保阪氏がどういう主張・論調なのかが今ひとつ見えません。

⇒私自身も、保阪の論理がよく分かりません・・恐らく、論理がないのだと思います・・が、彼が石原に惚れこんだのは、石原が戦後非武装論者になったという、ただそれだけの理由からなのではないでしょうか。(太田)

 また、航空主兵論
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%AA%E7%A9%BA%E4%B8%BB%E5%85%B5%E8%AB%96
は日本が「独自の軍事理論を構築」した実例であると認識していましたが、違うのでしょうか。

⇒地上、海上に係る兵力は古代からあったけれど、空中に係る兵力は20世紀に生誕したわけであり、航空兵力をどの程度持つべきかは悩ましい問題でした。
 その過程で、ドゥーエ的な航空兵力万能論のような極論が出現するのはやむを得ない面があり・・但し、後に、各国で空軍が誕生したこと、更には、航空兵力としての核戦力が決定的に重要になったという点ではドゥーエは予言的だった・・、日本海軍の一部で唱えられた航空主兵論も、その一環であると言えるでしょう。
 ただ、航空主兵論には、それに加えて、戦艦無用論の前提としての「理論」の部分もあったわけです。
 いずれにせよ、あの時期に、限られた海軍予算の中で巨大戦艦の「大和」「武蔵」を作った日本と、相対的に限られていなかったところの海軍予算の中でもその種のものを作らなかった米国とを比べれば、日本の航空主兵論は、半分空振りに終わったと言えそうです。
 で、私の見解ですが、航空主兵論は「独自の軍事理論」でも何でもない、というものです。(太田) 

<K.K>

 太田さん、暫定完成版の「太田コラム大福帳Ver3」を送付いたします。(動作検証をして問題が無い様であれば、このVerを運用することになると思います。)

 Zipファイルは次の4つのファイルを含んでいます。
 1.「-0-Excelの設定の確認.txt」
 2.「-2-入力したデータの「太田述正大福帳Ver3_xlms」へのコピー&ペースト.txt」
 3.「サンプル.xlsm」
 4.「太田コラム大福帳Ver3.xlsm」

 まず、1のファイルの手順に従って、3のファイルを使って動作確認をしてください。
 次に、2のファイルの手順に従って、4のファイルに「大福帳Ver2」は入力したデータをコピー&値のみペーストしてください。

 私はプログラミングのプロではありません。「太田コラム大福帳Ver3」は伊達と酔狂の産物です。動作検証は十二分に行ってください。

 2のファイルにも記述しましたが、データのコピー&値のみのペーストが終わった後、コピーを取って必ず動作検証してください。

<太田>

 動作検証は後でやりますが、取りあえず、お礼を申し上げます。


 それでは、その他の記事の紹介です。

 アレー。↓

 「内閣支持率:各社世論調査拮抗 中間層「反安倍」にシフト?・・・」
http://mainichi.jp/feature/news/20150708mog00m010007000c.html
 <岩手県は中間層ばっかし?↓>
 「岩手県議会:安保関連法案「廃案求める意見書」全国初可決・・・」
http://mainichi.jp/select/news/20150709k0000m010047000c.html

 いい子ちゃん達さあ、むなしいこと限りない日本国憲法解釈学者なんて辞めて、例えば、「各国基本法史/各国基本法比較」学者になんなさいねー。↓

 「安保法案 憲法学者9割「違憲」 本紙調査に204人回答・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015070990070429.html

 北朝鮮から脱出したピアニストの物語だ。↓

 Interrogated for playing the wrong tune・・・
http://www.bbc.com/news/magazine-33367604

 米政府関係者で露が米国の最大の脅威だなんて思ってる人がいるんだねえ。↓

 Russia is biggest threat to American national security, says US air force・・・ secretary・・・
 <ついでに、だけど、英国が、国防費をGDPの2%まで5年間で増やすと表明したんだね。
 (いよいよ欧州との決別を決意?(太田))↓>
 Britain on Wednesday said it would commit to the 2% spending pledge for the next five years, which will raise the number of Nato allies meeting the spending goal to five in 2015.・・・
http://www.theguardian.com/world/2015/jul/09/russia-is-biggest-threat-to-american-national-security-says-us-air-force-chief

 不倫が悲劇ではない形で描写される文学10選。
 アブラハムから始まるのだ。↓
http://www.theguardian.com/books/2015/jul/08/top-10-gleeful-adulterers-in-literature
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

太田述正コラム#7776(2015.7.9)
<現代米国人かく語りき(その1)>

→非公開