太田述正コラム#7577(2015.4.1)
<皆さんとディスカッション(続x2584)>

<太田>(ツイッターより)

 「…1941年の生まれ。終戦の時に4歳だった神山さんに、先の戦争の記憶はほとんどない。…<その>神山征二郎監督と靖国の桜の下、歩く--「戦ってくれたから」今の平和?--ばかを言ってるんじゃない…」
http://mainichi.jp/shimen/news/20150331dde012040002000c.html
 こんな、自分の頭で物事を考えず、教えられたことをオウム返しに吐き続ける、「ばかを言ってる」人物の言を、この期に及んで、なお、麗々しく載せ続ける毎日新聞。
 ホント、戦後日本人の大部分と、戦後日本の主要マスコミの全てが、僕には恥ずかしいよ。
 神山が批判しているような若者達だって心許ない限りだが、まだ神山らよりはマシだ。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 さもあらん。↓

 「・・・大塚家具関係者のひとりは言う。社内でパワハラが問題になっていたのは久美子氏ではなく、勝久氏のほうだったというのだ。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/9954943/

 最大の無恥は無知である。↓

 「「日米同盟の深化」で本当に日本を守ることができるのか--憲法解釈を政府が変更するのは「立憲主義」に反する・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20150331/279418/?n_cid=nbpnbo_mlp

 ウーン、もっともらしいである。↓

 「SIer<(システムインテグレーター)>の余命は5年・・・
 SIビジネスはユーザー企業などからシステム構築を請け負う人月商売だが、日本では“SIガラパゴス”と呼ぶ、世界に類を見ない多重下請け構造のエコシステム(生態系)を発達させてきた。このSIガラパゴスには、零細ベンダーも含めると約1万5000社がひしめき、元請けのSIerを頂点に、顧客である企業や公共機関のシステム構築に関するあらゆるニーズ(≒わがまま)に対応してきた。
 これは、システム構築ではERP(統合基幹業務システム)をそのまま使ったり、ユーザー企業が自ら内製したりするのが当たり前の米国などでは考えられないことだ。日本の場合、ユーザー企業がERPなどパッケージ製品を使えば済むような基幹系システムまでも独自開発にこだわり、にもかかわらず開発を外部に丸投げしてくれた。つまりSIガラパゴスは、ユーザー企業のIT資金の無駄遣いに支えられていたわけだ。・・・
 <しかし、>今グローバルトレンドとして、よく言われるのは「全てのビジネスがデジタル化する」ということだ。従来のようなバックヤードの業務のシステム化ではなく、EC(電子商取引)など新たなビジネスを創り上げたネット企業の話でもなく、既存のあらゆる企業の本業のビジネスで、ITを活用して新たな付加価値を生み出そうという動きのことだ。・・・  
そこで日本企業は今後、SIerやSIガラパゴスを養ってきたバックヤードのシステム、つまり基幹系システムへの無駄ガネを急速に絞り、ビジネスのデジタル化にカネを使うようになるだろう。そうしたIT投資は経営陣と事業部門のラインで決まり、SIerの上客だったIT部門は権限を失う。事業部門は一緒にビジネスに取り組むパートナーを求めるから、御用聞きでしかないSIerの事業領域は急速に干上がっていくはずだ。・・・
 <但し、>日本はいわゆる「課題先進国」なのだから、その地の利を生かして画期的なビジネスを生み出せば、案外、2030年ごろにはその分野で世界をリードするITベンダーに生まれ変わっているかもしれない。・・・」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/032700228/?bpnet

 ビデオゲーム・クリエーターの宮崎秀高を高く評価する記事だ。↓
http://www.theguardian.com/technology/2015/mar/31/bloodborne-dark-souls-creator-hidetaka-miyazaki-interview

 こいつは「面白い」。↓

 「誰でもできるが誰にもできない--グッゲンハイム美術館で河原温<(1933〜2014年)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E5%8E%9F%E6%B8%A9 >
の回顧展が開催・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20150330/279348/?n_cid=nbpnbo_mlt

 全球的なダイナースカードと日本のダイナースカードの関係がイマイチよく分からんが、私の最初のクレジットカードもダイナースであり、1974年の米国留学前に入った。(後に、使用をやめた。)
 時代はどんどん変わる。↓

 「・・・三井住友信は、日本最初のクレジットカードとして50年以上の伝統を持つ「ダイナース」カード・・・事業を展開するシティカードジャパンの全株式を取得すると発表した。・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL31H9Y_R30C15A3000000/?dg=1

 イラク政府側、ティクリットほぼ制圧と発表。↓

 ・・・Prime Minister Haider al-Abadi announced in a televised address that Tikrit had been liberated after security forces and “popular mobilization” units, a grouping of pro-government fighters that includes Iranian-backed Shiite militias, made rapid inroads into the city. However, military officials said some areas of the city were yet to be entered because roads and buildings were heavily rigged with explosives — raising the possibility that some militants remain.・・・
 <しかし、モスル奪還は、ティクリットと違って、一般住民が大勢いるので容易ではない。(Isisが避難を禁止している。)↓>
 Although the win in Tikrit buoyed the spirits of Iraq’s security forces, the battle for Mosul is expected to be far more complex. While Tikrit was largely empty of civilians, hundreds of thousands remain in Mosul, where Islamic State militants have imposed restrictions on residents to keep them from leaving.・・・
http://www.washingtonpost.com/world/middle_east/iraqi-forces-advance-in-tikrit-following-us-strikes/2015/03/31/15585411-82e8-4ec0-928e-c1fbaa2b4442_story.html?hpid=z1

 対麻薬戦争と対テロ戦争での米国のドジリ続けは、瓜二つだとさ。
 (米国の対外戦争・・内戦じゃないからね・・は悉くドジリ続けだった、という認識を持てっちゅうの。(太田))↓

 ・・・the “war on terror” (aka “war on violent extremism”) is reminding me more and more of the disastrous U.S. “war on drugs.” That latter campaign, we now know, has been a costly and counterproductive debacle. ・・・
http://foreignpolicy.com/2015/03/31/just-say-no-us-war-on-terror-yemen-iraq/

 死刑を執行する国は減り続けているが・・。
 (有事はそもそも別だし、国内安保も有事だとすれば、それも別だということになるのはむしろ当然。(太田))↓

 ・・・The number of countries carrying out executions fell from 41 in 1995 to 22 last year, while the number of nations to have abolished the death penalty climbed from 59 to 98 in that time period.
 <いまだに、「微罪」に死刑を執行する国がたくさんある。中共、北朝鮮、ベトナム、コンゴ、ア首連、イラン、パキスタン、サウディアラビアがそうだ。↓>
 Still, certain countries continue to hand down executions for crimes whose severity seems to fall far short of the punishment. China, North Korea, and Vietnam impose the death penalty for crimes like corruption; the Democratic Republic of the Congo for armed robbery; the United Arab Emirates for adultery; Iran for insulting the Prophet Mohammed; Pakistan for blasphemy; and Saudi Arabia for witchcraft, sorcery, and kidnapping.・・・
 <しかも、このところ、国内安保犯に死刑を執行する国が増えている。支那、パキスタン、イラン、イラクがそうだ。↓>
 The disturbing trend of states using the death penalty to combat threats against state security was visible around the world, with China, Pakistan, Iran and Iraq all executing people accused of ‘terrorism.’・・・
http://foreignpolicy.com/2015/03/31/governments-embrace-death-sentences-in-fight-against-terrorism/

 イスラエルが原爆を持っていることは周知の事実だが、水爆を持っているかどうかは意見が分かれてるんだね。
 (それにしても、この期に及んで、(パキスタンはもとより、北朝鮮すら持ってる)原爆の開発ができず、現在、開発規制の見返りに経済制裁を解除する国際交渉中のイランの不甲斐なさったらないねー。)↓

 We all know Israel has the bomb, but does it have the hydrogen bomb?・・・
 ・・・there are two possibilities here. One is that Israel had a simple and untested “layer cake” design that falls short of a true thermonuclear weapon; the other is that Israel developed and tested a very sophisticated thermonuclear weapon with a tailored radiation output.・・・
http://foreignpolicy.com/2015/03/31/does-israel-really-have-a-thermonuclear-weapon/

 ほっこりニュース。↓

 「【これぞ運命】野良イヌを保護したら “生後10日の子ネコ” がくっ付いてきた!「子と親をなくした2匹が巡り会ったのではないか」・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/9955712/
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太田述正コラム#7578(2015.4.1)
<私の現在の事情(続x58)(その2)>

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