太田述正コラム#7509(2015.2.26)
<皆さんとディスカッション(続x2550)>

<太田>(ツイッターより)

 「日本の桜の季節がやってくる・・準備はいいか?と中国ネットで問いかけ、「涙が出てくる」「今でもはっきり覚えているのは…」…」
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/410003/
「…1週間滞在してみて、…「日本人という本当に不思議な人種がこの世界に存在するのだ」とも何度も思った。ただ、少なくとも、小さいころに見た大量の抗日ドラマによって培われた、「はい」という日本語を聞くと条件的に沸く反感は生まれなくなった。そして機会があればもう一度この国を見に来たい、と少なくとも思った。…」
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/409869/
 ほっこりー!

<US>

≫6人の超能力を持つ日本人が集められて結成された。」とあるので、直訳すれば「「大英雄」の6名」を、私が「6名の大英雄」とパラフレーズした、ことに問題はないでしょう。≪(コラム#7507。太田)

 これは不勉強でした。
 失礼しました。

 さて、<昨>日、この映画を見た同僚に話を聞きました。
宣伝
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=JlzRAFKg_6s
のイメージとぜんぜん違うと言っていました。
 ヒーローものだったと言っていました。
 そうすると、"「少年と介護ロボットの友情物語に改変され 」たとのことですので、ベイマックスという題の方が、私はしっくりきます。" としたのも日本語版WIKIを頼った浅はかな判断だったのかもしれません。
 米国の宣伝
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=ckAGKzTKsvw
を見つけて見たのですが米国版を見ると確かにヒーローものの感があります。
 ネット上、すでにこの日米のギャップは話題になっておりあらためてディズニーのマーケット戦略の凄さを思い知らされました。
http://blog.goo.ne.jp/yukks453145/e/e8cf4bfa9ca5f6a7c72d7be8409f7d14
 私はこの映画を見ていないので実際はわからないのですが、ヒーロー戦隊ものならば、Big Hero 6 の方がしっくりくると思い直しました。
 この映画を実際に見た太田さんのコラムを楽しみにしています。

<m9lRjXh.>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 アメリカ人の3人に1人が破産の危機! カードの借金が緊急用の預金を上回る
http://jp.wsj.com/articles/SB10472014764830763981904580481263523238810
 米国人は刹那的な生き方してんだなぁ、一種の病気かも。

<4KG0nnbs>(同上)

 例の中学校長のブログ、全文読んだら結構太田に近いんじゃないか。

<太田>

 これかい。↓
 
 「神話や建国記述「間違ってない」「感動した」 一宮市教委の注意で削除の中学校長ブログに激励・・・」
http://www.sankei.com/life/news/150222/lif1502220014-n1.html


 それでは、その他の記事の紹介です。

 そもそも、日本人の新聞購読率が高すぎる
http://www.pressnet.or.jp/data/circulation/circulation04.html
んだが、それにしても、日本の新聞界、急に危篤状況ってカンジだな。↓

 「新聞の発行部数がわずか1年の間に激減していることが分かった。
 ・・・2014年度下期(6月〜12月)における新聞の発行部数一覧・・・()内は対前年差(2013年度下期)。

朝日新聞:710万1074部(-44万2107部)
読売新聞:926万3986部(-60万4530部)
毎日新聞:329万8779部(-5万1587部)
日経新聞:275万534部(-2万5585部)
産経新聞:161万5209部(-2316部部) ・・・
http://news.livedoor.com/article/detail/9822428/

 いよいよ面白くなってきたな。↓

 「大塚家具“泥沼内紛”招いた「父=職人気質」と「娘=現代才女」の水と油・・・」
http://www.sankei.com/premium/news/150220/prm1502200006-n1.html

 曽野綾子アパルトヘイト・コラムに対する冷静な批判だ。↓

 「人種別居住がもたらすもの 南アフリカ在住者の視点・・・」
http://blogos.com/article/106484/

 訪日中共観光客の爆買を巡って、日本と中共の製品、製造業について、中共当局や人民が大激論。↓

 「中国人客、日本で「四種の神器」を買い占め・・・」
http://j.peopledaily.com.cn/n/2015/0226/c94476-8853769.html
 「中国製は「中国人」に見捨てられたのか?=中国メディア・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e8%a3%bd%e3%81%af%e3%80%8c%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e3%80%8d%e3%81%ab%e8%a6%8b%e6%8d%a8%e3%81%a6%e3%82%89%e3%82%8c%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%8b%ef%bc%9f%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%83%a1%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2/ar-BBhYe2Z
 「日本製品に「信頼性」 自国ブランドを選ばぬ中国人=中国メディア・・・」
http://biz.searchina.net/id/1562357?page=1
 「日本人のあくなき「品質追求」 世界に誇れる日本製品=中国メディア・・・」
http://biz.searchina.net/id/1562019?page=1
 「「中国ブランド」を信頼しない中国人・・・高品質な製品がもたらす「体験や経験」に夢中!=中国メディア・・・」
http://news.searchina.net/id/1561627
 「「中国製」に空前の危機、製造大手の倒産や撤退が相次ぐ=中国メディア・・・」
http://biz.searchina.net/id/1561628?page=1
 「日本の「製造業」が復興か・・・中国メディアが注目する「神秘のファナック」・・・」
http://biz.searchina.net/id/1562288?page=1
 <その一種の番外編だが・・。↓>
 「本物の「超セレブ中国人観光客」 知られざる日本での驚愕の行動・・・」
http://www.chinabusiness-headline.com/2014/06/41321/

 佐藤友哉
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%8F%8B%E5%93%89
の『デンデラ』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%A9_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
の英訳本の紹介・・著者との(翻訳を介した)メール・インタビュー付・・がなされている。↓

 'Dendera': Yuya Sato on his fable about old women battling a bear・・・
http://www.latimes.com/books/jacketcopy/la-et-jc-dendera-yuya-sato-20150220-story.html#page=1

 (2週間後の)総選挙でネタニヤフが首相に再選され、また、米国等とイランとの核交渉がまとまる、ようなことがあれば、米・イスラエル2国間関係の(オバマ残任期の)今後の2年間は目も当てられない、とさ。↓

 ・・・if Netanyau is reelected and if a P5+1 deal is reached — and these are both big ifs — the effects on the bilateral relationship over the next two years will be devastating.
http://www.washingtonpost.com/posteverything/wp/2015/02/25/benjamin-netanyahus-blinkered-view-of-american-politics/

 Isisが次はローマを征服する、と宣言したのに対し、イタリア人達がジョークでつぶやき返している。(捧腹絶倒モンだぜ。(太田))↓

 ・・・tweets that Italians put out after a murderous video issued by the Islamic State, or ISIS, warned: “Today we are south of Rome,” one militant said. “We will conquer Rome with Allah’s permission.”・・・
 <ローマ環状高速道路の交通渋滞に注意しろよ。↓>
“#We_Are_Coming_O_Rome ahahah Be careful on the highway-Ring Road: there’s too much traffic, you would remain trapped!”
 <列車は遅れるので使わない方がエーで。↓>
“#We_Are_Coming_O_Rome hey just a tip: don’t come in train, it’s every time late!”
 <来るの遅すぎ。既に歴代政府によってイタリアは滅びちまっとるわ。↓>
“#We_Are_Coming_O_Rome You’re too late, Italy is already been destroyed by their governments.”
 <大歓迎だ。(首切りや焼殺が映える(?))コロッセウム売ったげるでー。クレジットカード支払いも、ディスカウントもアリ。↓>
 And “#We_Are_Coming_O_Rome We are ready to meet you! We have nice Colosseum plot for sale, Accept Credit Cards Securely, bargain price.”・・・
http://www.nytimes.com/2015/02/25/opinion/thomas-friedman-isis-heads-to-rome.html?ref=opinion&_r=0

 反自由民主主義革命が世界を席巻していることを嘆くコラムだ。
 (このコラム筆者、アングロサクソン流自由民主主義の至上性、という迷妄から覚めてないアホの一人だな。(太田))↓

 <その総本山はロシアと中共で、北朝鮮、キューバ、シリア、ベラルスも頑張ってる、だとさ。↓>
 ・・・The counterrevolution’s headquarters are in Russia and China, but its influence goes far beyond that and spreads through opportunistically shifting military, political and commercial relationships. These connections sustain regimes — North Korea, Cuba, Syria, Belarus — that were once left for dead but have survived and even forced Washington to deal with them.
 <アラブの春も裏切られた、と。↓>
 To be sure, the most disappointing defeat for liberal governance and democracy has been the Arab Spring, which degenerated into sectarian warfare and authoritarianism almost everywhere except for Tunisia. ・・・
 <より深刻なのは、欧州がおかしくなってることだ、と。↓>
 Of even greater concern is the prospect of democratic decay, or even rollback, in Europe, as that aging continent comes under pressure from four directions: dysfunctional politics, Russian aggression, economic stagnation and Islamist terrorism.・・・
http://www.washingtonpost.com/opinions/from-nicaragua-to-the-arab-spring-sowing-seeds-of-a-counterrevolution/2015/02/25/ca0a3080-bd0e-11e4-b274-e5209a3bc9a9_story.html

 現在のインドの与党の母体のヒンドゥー教団体の長によるマザー・テレサ批判・・慈善活動はキリスト教宣教のためにやっただけのこと・・を受けて、(ずっと以前に取り上げたことがある)ヒッチェンスによるテレサ批判のほか、下掲のくだりのようなテレサ批判があったことを記したコラムだ。↓

 ・・・ British medical journal the Lancet published a critical account of the care in Mother Teresa's facilities in 1994 and an academic Canadian study from a couple of years ago found fault with "her rather dubious way of caring for the sick, her questionable political contacts, her suspicious management of the enormous sums of money she received, and her overly dogmatic views regarding, in particular, abortion, contraception, and divorce." Aroup Chatterjee also published his own extremely critical book on Mother Teresa in 2003.・・・
http://www.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/2015/02/25/why-to-many-critics-mother-teresa-is-still-no-saint/?hpid=z4

 ハラリの本(〜コラム#7220)の書評がまた出ていた。(全く新たな中身なし。)
http://www.csmonitor.com/Books/Book-Reviews/2015/0218/Sapiens-is-a-provocative-illuminating-account-of-70-000-years-of-human-history
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太田述正コラム#7510(2015.2.26)
<映画評論45:ベイマックス(その1)>

→非公開