太田述正コラム#7243(2014.10.16)
<皆さんとディスカッション(続x2417)>

<太田>(ツイッターより)

 「…働く女性が増加するにつれ、男性と女性の間にあった予想寿命の差が縮まっている。その原因は女性が抱えるストレスが増大しているため…」
http://j.peopledaily.com.cn/n/2014/1015/c94475-8795284.html
 だろ。
 就業を回避し、子供が一人だけの財布のひもを握る専業主婦を志向する日本の女性達を糾弾しよう!

<Toshi>(同上)

 同誌と英国の調査の視点に啓発されました。
 女子の喫煙率が予想以上に下がらず横ばい
http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd090000.html
なことも、ストレス増加と寿命短縮の理由としてコンパチなのかも知れません(禁煙認定指導医としての観点ですが...)。

<4vBxLx.Y>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 秋元康の五輪演出にあの小説家がNO!「AKBは児童ポルノ」
http://lite-ra.com/2014/07/post-183.html

 気持ちは分かる。
 開会式にアイドルを並べられても困るわな。
 さすがに、AKBは解散してるだろうけど。

<K.K>

≫若干の電気代の節約にはなるのでしょうが、実害がないのであれば、子機の再設定が大変だしなあ、という気持ちです。≪(太田述正コラム#7241)

 設定業者さんが行った設定と私が想定している設定が同じであれば、AtermBL900HWの無線機能をOFFにしても、子機の設定はやり直さなくてもOKなはずなのですが、確信が持てないので、そのままにしておきましょう。
 (実害があるかと問われれば、電波干渉という実害があることはあります。)

⇒ここで気付いたのですが、私の質問、おかしかったですよね。
 だって、現在の子機の設定は、私が買ったルーターを母機とするものなので、JCOMが持ち込んだモデム兼ルーターから出ている電波を切ろうが切るまいが、子機には影響を与えないのではないですか?
 (13日、ピアノ部屋の携帯パソコン(Vista)を開いた時には何事も起こらないまま、インターネットができ、先ほど、八幡市に持参した携帯パソコン(win7)を開いたら、JCOMが持ち込んだモデム兼ルーターからの電波を受ける設定を促す表示が出たけれど、それを無視し、従来の設定でインターネットができました。)(太田)

≫日曜日からヒマになるので、やりましょう。≪(同上)

 バックアップの対象と方法に関して、今一度確認させていただきたい点があるのですが、今日はちょっとまとめ切れませんでしたので、後日改めて確認させてください。

≫もっと過去時点のシステムに戻すのも躊躇して現在に至っています。≪(同上)

 来年(延期される可能性もあります)Windows10が発売された際に、EpsonPCにWindows10をクリーンインストールすると仮定してください。
 それまでの間、今のWindows環境を、AcronisTrueImageによるリカバリ等を用いて、だましだまし使用していく方針でよいでしょうか。
 もう一つの方法は、今Windows8のクリーンインストールを行ってしまう方法です。
 この点に関して、太田さんの方で方針を固めてください。

⇒前者で行きましょう。(太田)

 以下は、今のWindows環境をだましだまし使用していくという前提で書きます。

 WindowsUpdate、その他の自動で行われるアプリケーションのUpdate、および、Thunderbirdに対する設定変更を除いて、太田さんが最後にシステムの設定変更を行ったのは、私の把握できた限りでは、8月13日です。
≫上記手順で、desktop.ini<とthumbs.db>は非表示になるはずです。⇒成功しました。≪(コラム#7115)
 (Thunderbirdの設定ファイル(プロファイル)はDドライブにあり、リカバリの影響を受けませんので、Thunderbirdに対する設定変更は、リカバリにおいて考慮する必要はありません。)

 8月13日以前の最後の変更は、5月30日だと思います。
≫ロボフォーム7エブリウェアにアップグレードしました。≪(コラム#6966)

 8月13日に行った設定変更は、大した設定変更ではありませんから、8月13日(コラム#7115)の設定変更とWindowsUpdate等をやり直す前提であれば、システムバックアップは木曜日(?)に行われる設定だったと思いますので、6月5日以降のバックアップバージョンを選んで復元してOKだと思います。

 そういうわけで、下記の措置を取ってみてください。
1.6月5日以降のバックアップバージョンを選んでリカバリを行ってください。
2.手順1で8月13日以前のバックアップバージョンを選んだ場合、次の1)〜8)の手順を取ってください。
 1)["Windowsボタン"]+[C]を押して、チャームを表示させてください。
 2)チャームの一番下の[設定]をクリックしてください。
 3)上から2番目の[コントロールパネル]をクリックしてください。
 (ここまで、コントロールパネルの表示方法は任意の方法で、当然OKです。)
 4)[コントロールパネル]ウインドウの右列上から2番目の[デスクトップのカスタマイズ]をクリックしてください。
 5)下から<2>番目の[フォルダオプション]をクリックしてください。
 6)[フォルダオプション]ウインドウの[表示]タブをクリックしてください。
 7)[垂直スクロールバー]を一番下まで引き下げてください。
 8)一番下の[保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)] にチェックが入っているか確認してください。
 チェックが入っていない場合は、チェックを入れてください。
3.CCleanerを起動して、[クリーンアップ開始(R)]ボタンを押して、クリーンアップを掛けてください。
4.WindowsUpdate、FireFox、Thunderbird(プロファイルではなく本体)、Java、AdobeReader等のUpdateが済むまで、1日程度待ってください。
 この間、PCを通常使用してOKです。
5.再度障害が出た場合は内容を教えてください。
6.SSDのメンテナンス(デフラグ)を行いたいと思います。手順に関しては、明日以降に送付します。

≫今度は、win7→win8の場合と違って、OSのアップグレードにウン万円とられるんですかねえ。≪(同上)

 1万円前後だと思いたいです。

 ところで、太田さんのEpsonPC、リカバリに何分ぐらいかかります?

<太田>

 Acronisで8月13日に戻そうとしたら、途中でwindowsが起動出来ません、という表示が出てしましました。
 <USBを用いて>Acronisで復旧するか、それともこの際、Windows8を再インストールするかですが、できれば前者で対処したいものです。
 (Dドライブに入っているからということで、午前中の作業をバックアップしていなかったので、本日の記事の紹介は、場合によっては明日に回すことにします。)
 <USBを用いた>Acronisでの復旧については、手順を忘れてしまっているので、作業手順をご指示ください。
 (なお、今回の障害については、私のAcronisの使い方がまずかったのかもしれません。
 前回は、「ローカルディスク(C)」だけをリカバリー対象にしたのですが、本日は、「消去禁止領域」も「システムで予約済み」もリカバリ−対象にしました。
 (Deta0(D:)は対象にしていません。)
 ・・・
 みようみまねで、ACRONISによる10月10日だったかに向けての復旧を始めたのですが、「パーティション1−2の設定」のところで、「ファイルのバージョン9が見つかりません」というエラー表示が出、そこから先に進めません。
 ACRONISが使えないとなると、どうすればいいんですかね。

<K.K>

 太田さん、申し訳ありません、仕事に行かなければならない時間で、USBからブートしての復旧方法に関しては、早くて明日の朝までにしか送れません。
 復旧を急ぐようであれば、正攻法ではありませんが、下記の方法があります。
1)Windows7リカバリCDでWindows7をインストールする。
(インストール後、WindowsUpdate等を行う必要はありません。)
2)AcronisTrueImage2014をインストールする。
3)Acronisからリカバリする。
 こちらの方法の方が太田さんにとっては、早い方法かもしれません。
 以上取り急ぎ連絡させていただきます。
 (あと1時間弱でしたら、今日レスが出来ます。)

<太田>

 再度チャレンジしたところ、先ほどの、復旧ポイントがずらずらと上下に並んでいた画面に行きつけず、今度は、Data0(E)の中に、6月17日の復旧ポイントが1つだけ表示されているのをたまたま発見したところ、先ほどよりもずっと入力しなければならない操作が少ないまま、復旧を開始でき、あっけなく7分で復旧が完了しました。
 検索機能等々の障害も、(ある意味当然ですが、)消滅していました。
 結果は、めでたしめだたしだったのだけれど、今後、<USB>を差し込んでACRONISを使う場合、復旧ポイントをどう探すか、その後の操作をどうするのか、<また、windows上でACRONISを使う場合のリカバリー対象、等、>基本的なことですが、お時間のある時に、教えていただければ、と思います。
 お忙しいところをお騒がせしました。

<K.K>

 ホッとしました。
 (太田さんと私のパソコン珍道中が始まるのか、期待していただけに、少し残念ではありますが・・・。)

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 下掲の文中に出てくる「会社に大きな利益ももたらしました。」だって、前に述べた理由から、あくまでも直接的にじゃなくって間接的に、だからね。
 中村サンが、受賞会見の場等で行った日本批判は、科学的思考ができるできない以前に、人間・・ここ、「じんかん」なんて「高級」な意味じゃないよ・・として失格だ。↓

 「・・・社員が発明した特許は「会社のもの」と考えるのが当然です。私は1966年に法律雑誌の中で法人帰属であるべきだと主張しました。日本の学会では今でも少数意見ですが、外国では現在、常識です。
 英国やフランスは「会社のもの」です。ドイツは「社員のもの(役員除く)」でしたが5年前、会社が不要と判断しない限り、発明から4カ月後に自動的に「会社のもの」になるようにしました。米国は「社員のもの」ですが、対価の定めがなく、契約によっては1ドルももらえません。ドイツや米国も、事実上は「会社のもの」と言ってもよいでしょう。
 日本は発明の対価の面でも、世界とかけ離れています。中村さんの青色LEDは省エネに貢献する重要な発明であり、会社に大きな利益ももたらしました。ただ、会社が設備を与え、補助者を付け、留学をさせ、給料を払いながら研究をさせた以上、東京地裁の200億円の判決は考えられません。
 英国は著しい利益をもたらす発明には相応の補償金を払うように77年に法律をつくりましたが、過去の事例は09年の心臓造影剤の特許の1件だけ。純利益の3%、150万ポンド(約2億6千万円)の支払いでした。私はドイツに研究仲間が多くいますが、「日本の対価は高すぎる。大企業はどこも日本に研究所を置かなくなる」と言われました。青色LED訴訟の和解額8億4千万円も高すぎです。・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASGBF6R8VGBFUPQJ22T.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASGBF6R8VGBFUPQJ22T

 備忘録的にここに掲げておく。↓

 特定秘密保護法政令(全文)
http://www.asahi.com/articles/ASGBG3DQYGBGUTFK005.html?iref=comtop_list_pol_f01
http://www.asahi.com/articles/ASGBG33C5GBGUTFK003.html?iref=comtop_list_pol_f02

 日独労働意識比較(ちょっぴり米国も出てくる)が面白い。↓

 「・・・サービス残業時間を含<まない>・・・公式労働時間だけでみても、ドイツと日本では年間 350時間も労働時間が違っている・・・

⇒引用しなかったけど、日本の公式労働時間は米国のそれよりちょっと少ない。
 もとより、サービス残業を入れると日本の方が多いんだろうが。
 とまれ、日本人は人間主義的に働き、かつ私的生活も送ってるんだわさ。(太田)

 ドイツ人は、生きるために仕事をしているのです。日本人はというと、時折逆で、仕事をするために生きている・・・
 日本では時折、ビジネスプロセス自体が、目標達成と同様かそれ以上に、重要視されているように思えます。いつも通りの手順で作業が行われ、関連当事者が全員関与することが求められているのです。これにより、どの従業員も疎外感を感じることがなく、チームの結束が高まります。しかし、これは効率性を 犠牲にする可能性もあります。・・・

⇒日本人が型を愛好するって点は確かにあるが、要は、そのことも含め、協同を重視する、つまりは、やっぱ、この点でも人間主義的なんだわよ。(太田)

 <日本では、>意見というのは、公には言わないものなのです。これは、もちろん礼儀正しくもありますし、この性格であるからこそ、いい友好関係を築くことができます。それでも、ドイツ人である私からすると、とても非効率的に感じるのです。・・・

⇒協調を重視する、つまり、この点でも人間主義的なんだよー。(太田)

 長年の間、ドイツのお店の営業時間には厳しい制約がありました。全てのお店は、平日は午後6時30分に、土曜日は午後2時に、日曜日は全日、閉店 しなければいけませんでした。現在この制約は改定され、多くのお店はもっと遅くまで開いていますが、いまだに日曜日はお店を開いていません。・・・

⇒ドイツも一種のリベラルキリスト教の桎梏下にあるってことさ。おっとろしー!(太田)

 ドイツにはまだ、24時間営業のコンビニはありません。・・・
 米国人は<問題の認識及び分析をはしょるため、>問題解決が早くても、長期的に見て解決できていないことがよくある・・・
 ドイツ人は・・・問題<を客観的に認識し>分析・・・するのにとんでもない労力をかけるのです・・・が、問題は完全に解決されます。・・・
 日本人は問題<の認識について全員一致に到達するのに>時間をかける反面、<分析し、>解決するための時間が十分でないことがある・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140924/271652/?n_cid=nbpnboml_mng&rt=nocnt

⇒ここ、筆者の書き方がドイツ人にあるまじきアバウトさだったもんで、私なりに整理しといた。
 簡単に言うと、米の経験主義(出来損ないながらアングロサクソン!)、独の合理主義(欧州人!)、日の人間主義、の違いだな。(太田)

 日本にも既に18万人もイスラム教徒がいるのか。
 (やばー。(太田))↓

 ・・・Japan・・・is home to about 180,000 Muslims or 0.1 percent of its population. ・・・
http://thecable.foreignpolicy.com/posts/2014/10/15/top_japanese_general_on_isis_terrorism_is_never_tolerated?wp_login_redirect=0

 Isis、例のトルコ国境の都市で苦境に。
 (だって、この都市の周り、砂漠に近いカンジだもんな。
 空爆だけで、補給を殆んど遮断できるし、地上からは、クルド人が標的の位置を教えてくれるだろうし・・。(太田))↓

 Islamic State 'retreating' in key Syria town of Kobane・・・
http://www.bbc.com/news/world-middle-east-29629357

 サウディアラビアが、国内のシーア派の指導者達を次々に捕えては、首切り刑に処しているとさ。
 (さすが、ワッハーブ派と癒着しているサウド家だ。何度か指摘してるように、よくもまあ、こんなサウド家が、シーア派両政権と戦い、邪魔する者を首切り刑に処しているところの、Isisに対する戦争に参加したもんだ。(太田))↓

 Following two years in jail, most of that time in solitary confinement, Saudi Arabia sentenced dissident Shiite cleric Nimr Baqir al-Nimr to death・・・for leading demonstrations and "inciting sectarian strife." Mr. Nimr's predicament -- and that of at least 5 other Shiite activists Saudi Arabia has sentenced to death this year -- illustrates a problem for the US strategy for taking on the so-called Islamic State in Iraq.・・・
 Saudi prosecutors over the summer argued that Nimr should be beheaded・・・
 Saudi Arabia has beheaded at least 41 people so far this year・・・
http://www.csmonitor.com/World/Security-Watch/Backchannels/2014/1015/America-s-Saudi-problem-in-its-anti-IS-coalition

 パキスタンの子供達の半数近くは学校に通ってないし、通ったところで、学校教育のハードもソフトも無茶苦茶だとさ。
 (イスラム国家は、大きな確率で失敗国家になるんだよ。(太田))↓

 ・・・Pakistan has a population of nearly 200 million people, of whom roughly one-fourth, or 52 million, are between the ages of 5 and 16. ・・・
 ・・・the number of Pakistani children between 5 and 16 who are not attending school is close to 25 million; most of them are girls.・・・
 <公立小学校の51%は電気がなく、36%は水道がなく、42%はトイレがない。↓>
  Last year’s survey revealed that 51 percent of all government primary schools didn’t have working electricity; 36 percent didn’t have drinking water on the school premises; and 42 percent didn’t have working toilets.・・・
http://www.nytimes.com/2014/10/15/opinion/how-pakistan-fails-its-children.html?ref=opinion

 ダライラマは、ミャンマーとスリランカの仏教団体に、イスラム教徒迫害を行わないように呼びかけたって。
 (ホント、困った人だよ。そんな体たらくだから、チベット人は国を失ったんだろ。
 仏教徒だって、戦うべき時には戦わなきゃいけないんだよ。何も、ミャンマーやスリランカの仏教団体がやってること全てを是認するわけじゃないけどね。(太田))↓

 On his 79th birthday in July, the Dalai Lama appealed to Buddhist extremist groups in Myanmar and Sri Lanka to stop instigating attacks against Muslim minorities that have killed scores. Instead, in an affront to Buddhism’s core message of compassion, leaders of those groups announced an alliance to make common cause against Muslims.・・・
 <インドの政府与党の幹事長は、上記両団体にエールを送った。(こっちの方がダライラマよりまとも。(太田))↓>
 Mr. Madhav, now general secretary of India’s governing Bharatiya Janata Party, has written comments sympathetic to <them>・・・
http://www.nytimes.com/2014/10/16/opinion/deadly-alliances-against-muslims.html?ref=opinion

 英国のアーチスト達が、実は、ものスゴーく活躍しているっておハナシ。↓

 British songwriters rule the world: we should celebrate them much more・・・
http://www.theguardian.com/music/musicblog/2014/oct/15/british-songwriters-rule-the-world-support-music-industry

 (米国のシェールオイル生産が増えたことで)石油価格が下がって、経済制裁よりも、ロシアとイランがまいっちゃってるんだって。↓

 Oil price drop threatens to hit Russia, Iran harder than sanctions・・・
http://www.latimes.com/world/europe/la-fg-oil-russia-iran-20141014-story.html

 ヒットラーは薬漬けだったんだと。↓

 ・・・Hitler was taking a cocktail of 74 different drugs, including a form of what is now commonly known as crystal meth. He also took "barbiturate tranquilizers, morphine, bulls' semen,"・・・
http://www.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/2014/10/14/high-hitler-nazi-leader-was-a-crystal-meth-addict-says-new-documentary/?hpid=z4
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

太田述正コラム#7244(2014.10.16)
<アングロサクソン文明の至上性を疑問視し始めたイギリス(その2)>

→非公開