太田述正コラム#7073(2014.7.23)
<皆さんとディスカッション(続x2332)>

<太田>(ツイッターより)

 「…弁護側は…「覚醒剤を使用したASKA被告の汗が毛髪に付着するなどして…鑑定<が>陽性になった。被告には覚醒剤を使った痕跡がない」などと主張<し、>「栩内被告に覚醒剤は使っていない」とするASKA被告の供述調書も提出した。…」
http://mainichi.jp/select/news/20140723k0000m040040000c.html
 凄まじい抗弁だな。尿検査の結果が陽性になったことについては察してくれってわけね。
 「交際」が10年にも及べば、一心同体ってことなんだろうが、そこまでくりゃ、アスカと同罪でねーの。
 栩内香澄美サン、老婆心ながら、無理やり無罪になるよきゃ、服役してほとぼりを冷ました方がえーんとちゃうか。

<太田>

 なんだ、そのものズバリの抗弁をしてたのね。
 (ところで、考えてみりゃ、初犯じゃ執行猶予がついちゃって服役できないんだったな。)↓

 「栩内被告 陽性反応は「鑑定ミス」主張「ASKA被告精液混じった」・・・」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/07/23/kiji/K20140723008614530.html

 いずれにせよ、覚醒剤を使ってない、は到底通らないね。
 ホントに使ってないと信じてたとすると、精神鑑定が必要かも。↓

 「検察側“隠し玉”か…ASKA被告、証人申請の可能性も・・・」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/07/23/kiji/K20140723008614580.html?feature=related

<鯨馬>

 太田述正コラム#7071(2014.7.22)についてです。

>  支那の名君と言えば、貞観の治、と反射的に思い浮かべつつ、恥ずかしいことに、太宗が李世民だったことがすぐ思い出せず、怪訝な顔をした次第。
>  そこで、宋の祖、と言われたものだから、まさか、趙匡胤をあなたが念頭に置いているとは思わず、(以下略)

 でも「宋の祖」(私は「宋の太祖」と言いましたが…)とは聞こえたのですよね?
 宋が文弱な国家というのは周知の事実ですから「宋の祖」と聞こえた時点で

「宋の祖=文弱な宋の設計者≠名君⊃人間主義的名君」

と指摘できたのではないですか?
 それを太田さんがされなかったということは

>  どうして「まさか」だったのかをご説明しましょう。

にて説明されている太田史観に必須の歴史知識と思考回路、すなわち

1趙匡胤はいろいろな面で危機管理能力の欠如した文弱な宋の設計者
2太田史観を理解する者にはそんな趙匡胤が暗君であることは明白のはず

が太田さんご自身でも十分に体得・実践できてないということになりませんか。

⇒いや、そうじゃなくって、長年にわたる熱心な太田コラム読者であるあなた、しかも、歴史好きとお見受けしていたあなたが、「太田史観に必須の歴史知識と思考回路」をいまだに身に着けておられないとは夢にも思わなかった・・というか、私と同じ「思考回路」を持つ必要こそ全くないけれど、少なくとも私の「思考回路」を熟知されているはずのあなたが、趙匡胤のことを持ち出すはずがない。だから、李世民についての説明だろう。よって、恐らく、「宋の」というのは言い間違えだろう、・・・なーんて考えてるうちに、言葉を差し挟む機会を逸して、次の話題に移っちゃった、という経緯なのですよ。
 そこまで、前回、あえて書かず、「ショック」と書いて、あなたに忖度していただこうとしたのですが、うまくいかなかったようで、残念ー。(太田)

 それはともかく、私自身もっと研鑽が必要なのは仰せの通りです。
 後々の太田史観の編纂作業では幾分なりとも貢献したかったのですが心許ない限りです。

⇒お忙しいと承知しており、あえて直接お声がけするのは遠慮していたのですが、今からでも、スライド作成グループ内での議論に加わっていただければ助かります。(太田)

 ついでにpptファイルにもコメントさせていただきます。
 人間主義的名君が日英に限られるというのはやはり理解を得にくいと思われます。

⇒小保方事件じゃあないけれど、不存在証明を行うことは、そもそも不可能です。
 「理解・・・不可能」な側が反証を出せばいいのです。
 反証を出せない、或いは出す気にならない人には私の言うことを信じてもらうしかありません。(太田)

・日本の例の三方一両損は中国の『棠陰比事』が元ネタらしいから相応しくないのでは?
http://soubun.seitoku.ac.jp/history/49/ブランチ・エッセイ/文芸・編集?mode=v

・ちなみに子争いの裁定もソロモン王の話としてあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ソロモン#cite_ref-2

⇒子争いの裁定は(日本では)大岡越前(だけの)の伝説ですから、取り上げませんでした。
 三方一両損の元ネタと目されているものの話も承知していますが、それが、板倉勝重、転じて大岡越前の伝説にも「使い回し」されたことから、そもそも、特定の個人というよりは、江戸町奉行、ひいては徳川幕府の官僚達中のマシな方の連中に共通する裁定の下し方を、この伝説がかなり的確に示しているのであろう、と判断したのです。(太田)

・日本の例ではもっと有名なたとえば上杉鷹山や保科正之なども出すべきでは?

⇒板倉は官僚の例ですが、政治家について、仁徳天皇と北条時頼に加えて、限られた時間しかないのに、そんなに沢山の人物を取り上げられませんよ。(太田)

・ローマ五賢帝、カール大帝、アクバル、スレイマン、サラディンなどは名君では?

<太田>

 それだけ大勢あげられちゃ、省力化的お答をせざるをえませんが、それにしても、ムキになってません? 具体的反証になっていないじゃあーりませんか。

・五賢帝:「一般には五賢帝という名称から、この5人がローマ皇帝としての名君のベスト5であるかのように認識されることもあるが、いささか事実と異なる。この名称は、18世紀英国の歴史家ギボンが、著書『ローマ帝国衰亡史』の中で、この時代を「人類が最も幸福であった時代」と評したことに由来する。すなわち、単に時代として人類史上のベストだった(もちろんギボンの主観であるが)という意味であり、その時代のローマ皇帝の人物評は別の話である。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E8%B3%A2%E5%B8%9D
・カール:人間主義的事績は皆無です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%A4%A7%E5%B8%9D
・アクバル:同上。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%90%E3%83%AB
・スレイマン:同上。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%B31%E4%B8%96 (←征服の話しか出てこないので、省力化を徹底できなかった。)
http://en.wikipedia.org/wiki/Suleiman_the_Magnificent (←これで確認できた。)
・サラディン:同上。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3

 申し上げるのも失礼かと存じますが、以上の君主達は、ほぼ全員名君とは言えるけれど、人間主義的名君ではありません。
 人間主義的名君は、「被支配者達のための(=for the people 的)統治を行った君主」だからです。
 前回はコラム#7070を、そして、今回はコラム#7071を、ロクに読まずに、私の言葉の断片に反応してるとしか思えませんねえ。

<3P7MFbg.>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 今更だが、結局原因究明は進んでんのかよ↓

広島海保、「おおすみ」衝突事故で書類送検
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=71897

 GPSは見つかったの?見つからなかったの?↓

 <おおすみと衝突した>とびうおにはレーダーとGPSがあり、きちんと保存できれば記録があるが、水没している可能性もある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%BF%E8%A1%9D%E7%AA%81%E4%BA%8B%E6%95%85

 教えてエロい人

<BaVwNGpa>

 韓半島有事の際の在日米軍投入についてですが、
http://blog.livedoor.jp/rakukan/archives/4713673.html
によると、密約は無効になっているそうです(岡田元外相の発言)。

<太田>

 これまでのコラムを読んでから投稿しましょう!


 それでは、その他の記事の紹介です。

 世間では財務諸表を読む能力さえあれば「経営のプロ」だという誤解があるようだけど・・。↓

 「「経営のプロ」姿見せず 原田氏、対応後手に ベネッセ流出・・・」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11259369.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11259369

 後段はどうか知らないが、前段は日本型政治経済体制論者の私としては心強い。↓

 「・・・<日本については、>国際平均と比較して際立つ項目があります。
 1つ目は、失業率の低さです。これには多くの理由がありますが、経済学者の中には、これが女性や若者などをはじめとした人たちが労働市場から抜け、労働力人口に含まれなくなるからだ、と考えている人もいます。2つ目は、50%以上の労働者が正規雇用であることです。日本における「非正規」の社員は、海外と比較してそもそも、とても少ないのです。・・・
 3つ重要なポイントがあります。1つ目は、終身雇用はとても重要な制度であり、もっと柔軟なシステムに進化させられさえすれば、制度をいじらなくてもむしろこれからも存続可能であることです。2つ目は、実現可能な終身雇用のため、査定制度が生産性と効率性を基準とするものに切り替わるべきであることです。最後は、企業が多様性を求めて社員を採用していけば、現在の就活における様々な問題が解決されていくことです。・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140717/268831/?n_cid=nbpnbo_mlt&rt=nocnt
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太田述正コラム#7074(2014.7.23)
<米独立革命とキリスト教(その4)>

→非公開