太田述正コラム#7046(2014.7.9)
<皆さんとディスカッション(続x2319)>

<太田>(ツイッターより)

 本日もまた、憧憬の日本について語る中共人民の声のてんこ盛りをどーぞ。
 「 “号泣会見”の兵庫県議に中国ネット、「日本でもこんなことあるのか」「中国に来て役人になれよ」 …」
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20140703/Xinhua_87915.html
「どれもこれも日本メーカー!「私は心が震えるほど日本人が怖い」…」
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20140701/Xinhua_87370.html
「…中国人が見た「真実の日本」…」
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/photonews/376932/
「京都で知り合った日本人が驚愕の発言!…」
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20140703/Xinhua_87558.html
「日本人と韓国人の民度は、中国人より高い?の問いかけに「日韓って並べたら日本に失礼」…」
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/photonews/387976/
 韓国人達に読ませてやりたいもんだねえ。

 「「パイロット資格」乱発する韓国軍の恐ろしき“訓練偽装”…相次ぐ不祥事・隠蔽発覚…」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140605/waf14060507000002-n1.htm
 サムスン等とセウォル号事件でも露呈した、韓国政府の体たらくとの落差が大き過ぎる。
 私(利己/営利)の観念だけで公の観念がない、ということか?

<ハマサキ ミツマサ>(同上)

 日本の航空会社よ、頼むから韓国人パイロットは採用しないでくれ!

<Keiji>(同上)

http://a.excite.co.jp/News/chn_soc/20120928/Recordchina_20120928013.html
 たまたま結構前の記事から見つけたんですが、太田さんの読みとほぼ変わらない記事内容でした。
 台湾も日本独立を望んでいるんですね。

<太田>(同上)

 いや、よーく見っけてくれました。
 なんで僕のようにヨム人間が皆無なんだ、それ以外にヨメないのに、と首を傾げっぱなしだったんだけど、これでちょっぴり溜飲が下がったよ。

<Keiji>(同上)

 お役にたてて良かったです。
 「独立」という大きな転換の為には、この豊かな日本ではそれ相応のショックを国民が感じなければ無理だろうなぁって思ってます。
 ショックとは、不本意ですがアメリカの私欲の為に自衛隊が戦死するってことなのかぁと思ったりしますね。

<小林>

 太田さま、網野史観を興味深く読んでいます。
 その中で日本に城壁都市がなかった、と散村論に同感しました。
 私はそれをまとめて、平和民族日本というホームページを書いています。日本の安全保障に関する論です。
 是非ご指導をお願いいたします。

<太田>

 書き上げられたら拝見させていただきます。


 それでは、その他の記事の紹介です。

 しゃーないじゃん。
 圧倒的多数の国民が移民受け入れ反対なんだから、裏口受け入れするってこと。
 いやなに、受け入れちゃえば定着し、やがてその子供達は自らの「生産性向上」に務めるようになるわさ。↓

 「政府は新成長戦略で外国人の「働き手」受け入れ拡大を打ち出した。帰国を前提とし、永住につながる「移民」導入策ではないという建前だが、そもそも欧州の例をみても、外国人労働者は「移民」の範疇に入るし、滞在期間が切れた外国人を一斉に強制帰国させることは政治的に困難だ。したがって、政府はそろりと、移民受け入れに舵を切ったと見るのが自然だ。・・・
 成長戦略を検討してきた経済財政諮問会議、産業競争力会議の議論を追ってみると、「内なるグローバル化」という一貫した狙いが込められている。
法人税率引き下げで外国企業の対日直接投資を促して高度な技能・技術を持った外国人労働者を受け入れる。高度な外国人の対日進出を盛んにするためには、外国人幹部の家族に住み込む外国人の家事労働者(お手伝いさん)受け入れが欠かせない、という名目で新成長戦略にそれを付け加えた。・・・
 人材派遣最大手のパソナグループ会長でもある竹中平蔵氏がパソナ抜きの「慶応大学教授」の肩書で産業競争力会議を舞台に切れ者らしく理路整然と外国人労働者受け入れ拡大論をぶっ<た。>・・・
 外国人労働・移民受け入れ志向は人材派遣業がリードする日本経済の非正規雇用化の延長上にあり、人口減の中での経済成長に不可欠な労働生産性向上に背を向けるのだ。」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140709/plc14070903020001-n1.htm

 そのリクツから行きゃ、第1の理由は第2の理由に帰着するから、あえて分けて論じる必要はないで。
 問題は、第2の理由の根本的理由が追求されていないことだ。
 私の言う、女性による男性差別構造が根本的理由なのさ。
 女性が夫たる男性を搾取するためには、「上方婚」しなきゃならん、てことなのよ。↓

 「・・・・・・結婚しなくなったことが出生率低下の原因だ・・・
 理由としては、次のような点が指摘 されている。
 第1は、若者の経済的基盤が不安定化したことだ。・・・
 第2は、結婚したくても相手が見つからないことだ。・・・
 これには女性の「上方婚」、男性の「下方婚」が影響しているという考えがある。これは、いくら男女平等に なったとはいえ、現代においても女性は「自分よりも年齢や学歴や収入が同じか上の相手」を求め、男性は「同じか下の相手」を求める傾向があるという考えだ。この考えが変わらずに、女性の学歴や収入が高まっていくと、自ずから相互の選択の幅が狭くなっていってしまうことになる。・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140707/268234/

 NYタイムス(「異彩を放つ「NYタイムズ」の反日スタンス 集団的自衛権の行使容認を猛批判」 http://miu.ismedia.jp/r/c.do?gNg_mTW_v2_sds )が、客観的報道の体裁をとりつつ、安倍内閣の安全保障政策を前向きに評価しているねえ。
 (豪州等の姿勢(下出)もこれあり、方針転換の兆しか?(太田))↓

 Japan Makes an Asian Pivot・・・
http://op-talk.blogs.nytimes.com/2014/07/08/japan-makes-an-asian-pivot/?_php=true&_type=blogs&ref=opinion&_r=0

 豪州議会演説をさせてもらえたのは、安倍首相(日)、米、英、中、加、インドネシア、ニュージーランドの首脳に続いて7番目だったんだね。
 (遅すぎらい。だけど、その安倍首相に、米国は議会演説させないんだもんな。どーしょーもねー宗主国サマだわ。(太田))↓

 ・・・Abe was the first Japanese leader to address the Australian parliament. The honour has previously been afforded to leaders of the US, Britain, China, Canada, Indonesia and New Zealand.
http://www.theguardian.com/world/2014/jul/08/japans-pm-offers-sincere-condolences-for-horrors-of-second-world-war

 連日の掲載だが、4人目が登場しないのはどーゆーわけじゃ?↓

 「日本人戦犯5人目・長島勤の供述書公開 様々な虐殺手段を使用・・・」
http://j.people.com.cn/n/2014/0708/c94474-8752240.html

 一年前の米国での首脳会談以降、米中関係は極度に悪化したとさ。↓

 ・・・The atmosphere between Beijing and Washington has deteriorated to such an extent since Mr. Xi and President Obama met at the Sunnylands estate in California a year ago that even pressuring a nuclear North Korea, the one area they agreed to pursue at that time, has almost vanished from the agenda・・・
 <習近平「独裁」の下、彼が対外強硬外交を展開しているせいだって。(色んな証言や証拠を挙げてるが、説得力ないね。中央政治局常務委員会の7名の多数決制が崩れてるとは思えない。(太田))↓>
 Mr. Xi reigns supreme on the Standing Committee, which consists of the seven top leaders of the Chinese Communist Party, and none of the others appear to be involved with foreign policy, Mr. Shi said. Mr. Xi almost certainly takes the advice of the military, but the “decision is his making,” Mr. Shi said.
Another Chinese academic, who requested anonymity to speak candidly, described Mr. Xi as the “emperor” on the Standing Committee, with “six assistants.”
Mr. Xi’s leadership style stands in contrast to that of his predecessor, Hu Jintao, who made decisions collectively with the Standing Committee, the academic said. ・・・
 Senior Obama administration officials say they believe that Mr. Xi made all the major strategic decisions since the Sunnylands meeting virtually single-handedly.
 <防空識別圏の導入や、石油リグの南支那海への設置がそうだっちゅうんだな。(が、前者なんてのは、ずっと前から決まってたようだしな。(太田))↓>
 These include the imposition of the air defense zone in air space claimed by Japan last November and the dispatch of a billion-dollar oil rig belonging to a Chinese energy company into waters also claimed by Vietnam in May, they said.・・・
http://www.nytimes.com/2014/07/09/world/asia/china-us-xi-jinpeng-washington-kerry-lew.html?ref=world

 ウクライナ軍は一見順調に叛乱勢力掃討作戦を進行させているように見えるが、叛乱勢力は大都市に戦略的後退をしているのであり、一般住民の被害を回避するためにそこでは火砲や航空機が使えないので、掃討するのは容易じゃないってさ。↓

 ・・・Although the military has made substantial gains in recent days, analysts warned that battles in the big cities could represent an entirely different and awful chapter, involving dangerous urban warfare and potentially high numbers of civilian casualties. Rebel forces have appeared to make a strategic calculation to abandon other positions and fall back into the urban centers, said Oleksiy Melnyk, a security analyst at the Razumkov Center, a policy research institute in Kiev.
“It’s in their advantage to get into the big cities, because the options of the government forces will be even more limited,” Mr. Melnyk said. “They can’t use artillery, aircraft.”・・・
http://www.nytimes.com/2014/07/08/world/europe/ukraine-rebels-are-retreating-for-last-stand.html?ref=world

 イスラエル軍、今次ガザ空爆で、2008年の時と同様、建物に爆弾を投下する5分前に家主に電話して避難を促してるとさ。↓

 ・・・During Operation Cast Lead in Gaza in late 2008, the Israelis often used telephone calls and leaflets to tell occupants to leave before striking. In some cases, the Israelis fired missiles without explosive warheads onto the roof to get Palestinians who had gathered there to leave. The Israelis called it “the knock on the roof.”
 <しかし、今回、この警告をあえて無視した住民が出て彼らが犠牲になった。↓>
 But often, as in the・・・case on Tuesday, people die in any case, because they ignore or defy the warnings, or try to leave after it is too late.
 And, of course, sometimes bombs and missiles do not hit the building at which they are aimed.・・・
http://www.nytimes.com/2014/07/09/world/middleeast/by-phone-and-leaflet-israeli-attackers-warn-gazans.html?ref=world

 ワールドカップ準決勝でのブラジルのドイツ戦敗退(1対7)の最高に迫力ある解説記事だ。↓
http://www.theguardian.com/football/2014/jul/08/germany-brazil-world-cup-semi-final-match-report
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太田述正コラム#7047(2014.7.9)
<欧州文明の成立(続)(その11)>

→非公開