太田述正コラム#6811(2014.3.13)
<経済学の罪(その1)/私の現在の事情(続x37)>(2014.6.28公開)

1 始めに

 フィリップ・ロスコー(Philip Roscoe)の新著、『我は消費する、故に我あり(I Spend, Therefore I Am)』 の概要を書評類をもとに紹介し、私のコメントを付そうと思います。

A:http://www.theguardian.com/books/2014/jan/23/spend-therefore-philip-roscoe-review
(コラム#6747で既出。書評(以下同じ))
B:http://www.ft.com/intl/cms/s/2/6a4617f0-9e1e-11e3-b429-00144feab7de.html#axzz2ug42yWNW
(3月1日アクセス)
C:http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/books/reviews/vicky-pryce-reviews-i-spend-therefore-i-am-by-philip-roscoe-9097621.html
(3月10日アクセス。以下同じ)
D:http://www.timeshighereducation.co.uk/books/i-spend-therefore-i-am-the-true-cost-of-economics-by-philip-roscoe/2011139.article
E:http://www.scotsman.com/lifestyle/books/book-review-i-spend-therefore-i-am-1-3308491
F:http://www.newstatesman.com/economics/2014/01/economics-love-following-heart-not-head
G:http://ja.scribd.com/doc/200193723/I-Spend-Therefore-I-Am-by-Philip-Roscoe-Excerpt#download
(本の抜粋)

 なお、ロスコーは、英国のリーズ(Leeds)大卒(神学)、オックスフォード大修士(哲学:アラブ思想)、ランカスター大博士(管理学)、現セント・アンドリュース大管理学教授、
http://philiproscoe.net/about/
という人物です。

 典拠Aからの抜粋は既出ですが、それを含め、改めて紹介する意義があると考えたのは、フランス人のピケティの経済学批判をご紹介したばかりであるところ、イギリス・・ピケティが今いるのはスコットランドですが・・という、個人主義/資本主義の本家本元にして、反産業主義の雄たるイギリスにも、いや、イギリスであるがゆえにこそ、経済学・・正確には新古典派経済学を中心とする米国流経済学・・に対する批判が存在することを、併せて知っていただくためです。

(続く)
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        --私の現在の事情(続x37)--

 市民講座の準備、及び、市民講座の2回目とセット開催にした関西オフ会についてのオフ会幹事団とのやりとり等であたふたとしていて、じっくり有料読者向けコラムを書く時間がとれない状態が何日も続いています。
 例えば、今年、何度も新幹線を利用することから、鯨馬さんの示唆を受け、65歳以上が対象でJR料金が割引になるジパング倶楽部入会申し込み用紙が本日届いた・・そもそも、1週間ほど前に、どうやってこの倶楽部に入ればよいか、ネットで調べ、電話をかけまくり、JR東海ならぬJR東日本の担当に辿りつくまでが大変だったという経緯があります・・のはいいけれど、縦3cm横2.4cmの顔写真を送らなきゃならないってことにどう対応するか、悪戦苦闘を先ほどまで続けていました。
 まず、パソコンに入っている既存の写真をざっと見てみたけど、帯に短したすきに長しで諦め、パソコン附属カメラで撮ってあったSkype用写真にしようと思ったけれど、パソコンにこの写真を移す方法が分からず、結局、iPhoneで自分撮りをすることにしました。
 ところが、買った当時カメラ機能を一度使ったきりだったのでどうやって写真を撮ったらいいか思い出せません。
 ネットで調べたら、「カメラ」というアイコンをクリックしろ、とあったのですが、何と我がiPhoneにそんなアイコンなど存在しないではありませんか。
 頭に来て、siriに「カメラ」と呼ばわったところ、カメラを写す画面が出てくれてようやく自分撮りに成功し・・確か、自分の顔をiPhone上に映しながら自分撮りができたはずだと思いつつもそのやり方が分からないので、何度も何度も撮り直して、ようやくまあまあの一枚が撮れた・・、目出度くiPhoneからパソコンにこの写真を取りこみました。
 今度は、ちょっと前に年賀状印刷をした旧プリンターで印刷すればいいものを、ハガキ大用紙での印刷をしたことがない新プリンターでハガキ大の光沢紙に印刷しようとして、用紙をどこにセットしたらよいか分からず、右往左往。
 ようやくその場所を探し当てて、勇んで印刷したところ、顔が大きく印刷され過ぎて、カットした場合、3cmx2.4cmには収まりません。
 で、今度は、初めて、MS-Office付属の写真加工ソフトを探して開き、あれこれやってみた結果、パソコン画面での見た目を小さくはできたのだけれど、それを印刷してみると、画像が粗くなっただけで、顔の大きさそのものは変わらず、アウチ。
 ここで白旗を揚げ、写真に詳しい読者のHNさんにメールに添付してこの写真を送り、何とかしてくれるよう依頼したところです。

 さて、実は、このHNさん宅に、11日、手製のバニラアイスクリームとスポンジケーキを持参して訪問したばかりです。
 この二つとも、作るのに大失敗をした話をご披露しましょう。
 アイスクリームメーカーを買い、バニラアイスを作った話は既にコラムで書いたけれど、生クリームを3パックも使ってバニラアイスを作ったことがないのにそれをやったところ、分量オーバーだったらしく、固まってくれません。
 殆んど、原料のままのどろどろのやつを持って行く羽目になりました。
 スポンジケーキづくりの方はと言いますと、そんなものを作るのは生まれて初めてのことながら、出来合いのケーキミックスを使ったので、要はそれに生卵と牛乳を入れてオーブンに入れればよいだけなのですが、アイスクリームメーカーを買った時に一緒に買ったハンドミキサーを使って原料をかき混ぜた時に悲劇が起こりました。
 ケーキ用の型もなければ、クッキングペーパーもなかったので、レンジ用プラスチックボウルに原料を入れてミキサーでかき混ぜ、そのままオーブンに入れることにしたのです。
 そこで、クッキングペーパーの代わりにA-5コピー用紙を2枚ボウルの底に敷き、原料をその上に流し込み、ミキサーを使い始めたところ、用紙が巻き込まれてしまいました。
 後で紙を引っ張り出せばいいやと思ってそのまま続けたところ、紙は完全に裁断され、影も形もなくなってしまったではありませんか。
 一瞬捨てようか思いつつも、今畜生、とそのままオーブンに入れました。
 今度は、これまた初めて電子レンジのオーブン機能を使ったので、どうしたらよいか分からず試行錯誤を重ねたのですが、そこははしょりましょう。
 で、HNさん宅で食べてみてどうだったか?
 眼には見えねど、食べてみると、舌に紙の感触が・・。
 というわけで、HN家の皆さんに、(アイスクリームを「飲み」ながら)紙の部分をつまみ出しつつ食べてもらいました。
 全くもってひどい客ですよねえ。

 そうそう、食がらみの話では、もう一つ大きな進展がありました。
 話題のフィリップスのノンフライヤーの廉価版である日本製のエアフライヤーという製品を、ヨドバシカメラから、貯まっていたポイントを使って、タダで2週間ほど前に買ったのです。
 これは予想を超えるパーフォーマンスで本当に重宝しています。
 こういった製品では、トンカツは(表面に油がないので)余りうまく出来上がらないと聞いていたのですが、全く気にならない出来栄えです。
 おかげさまで、私の簡単料理のレパートリーが一層充実した、というわけです。