太田述正コラム#6642(2013.12.19)
<皆さんとディスカッション(続x2117)>

<太田>(ツイッターより)

 「尖閣周辺「日米合同で哨戒せよ」 元米国防次官補ら提言 「南シナ海でも防空圏認めるな」…」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131218/amr13121816000007-n1.htm
 誰一人、中共が、ADIZを南シナ海には設定せず、東シナ海だけに設定したことを変だと思わないのが不思議だな。
 中共の起こしている、インドやASEAN諸国・・うちフィリピンは米国の同盟国・・に対する領土攻勢は、日本に対する領土攻勢の真の狙いが、中共国民のナショナリズムの喚起でもなければ、いわんや米国の太平洋覇権への挑戦でもなく、日本の再軍備、ひいては日米離間「だけ」にあることを隠すための目晦ましなんだわさ。

<唯我独尊>

≫中共は日本の熱烈なファン、韓国は対日コンプレックスの塊だっちゅうのに。抱くのなら反米感情であるべきなんだからね≪(コラム#6640。太田)

 日本の指導部連中とメディアの中には親米派が多数なのか、または親米派に変質せざるを得ない状況におかれてしまうのか?

≫日本人には、ぜひとも太田コラムを読んで正気を取り戻して欲しいねえ≪(同じく)

 ネットでの発信は、よほどの注目を浴びない限り、その影響力は弱いので、なにか強烈なインパクトのあるメッセージを発信して、メディア(ニュース・バラエティー・ショー、週刊誌など)に取り上げてもらえればと思うのですが・・・。
 日本に限らず一般庶民は、情報量とその内容(スキャンダル性)に比例して関心が高くなる傾向があることは否めないと考えています。
 マスゴミ恐るべし!

<OrDF0Nc.>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 太田さんに質問があります。
 吉田ドクトリン墨守と人間主義との関係です。
戦後一貫して日本の与野党、官僚、企業、大学は吉田ドクトリンを支持し続けてきたわけですが、この根底には人間主義があるのではないでしょうか?
 敗戦から占領期間を経験した日本がサンフランシスコ講和条約で仮とはいえ独立を果たしたわけですから。
 以後、吉田ドクトリンを以心伝心の心を持って政界・官界・財界・マスコミ・大学が墨守してきた歴史は戦後の人間主義そのものと言えるのでは?

<太田>

 質問とはいえ、もう少し具体的に質問意図を説明してください。
 一体、誰に対する人間主義なんです?
 仮に米国に対する人間主義だとして、どうして、米国の属国であり続けることが米国への思いやりなのですか?
 朝鮮戦争が勃発した瞬間に、米国は心を入れ替えて日本の「独立」を強く促し始めたというのに、爾来、3分の2世紀近く、日本は、この宗主国サマの御意向に逆らい続けているのですがねえ。
 で、しびれを切らせて、今度は中共当局が日本を「独立」させるために、日本世論の憎悪の対象となる、かつ自衛隊との間で偶発的武力衝突が発生した場合に予期される一方的敗北という大恥辱を甘受する、という大変なリスクを犯してまでして、尖閣を巡って大攻勢を仕掛けて来てくれているわけですな。
 中共当局が、中共政権崩壊の恐怖に促されて、彼らが大好きな日本を「独立」させることで日米離間を図っていることにはあえて片目をつぶりつつ、私は、彼らの日本に対するこのような「人間主義」的対応に涙がこぼれとります。
 とにかく、ご質問を、もちと詳しく、も一度どーぞ。

<べじたん>

column2.7z〜column5.7zを落として気づいたのですが、コラム#3001〜#4000が抜けてました。
↓となっていました。

column1.7z(コラム#1〜#1000を収録)
column2.7z(コラム#1001〜#2000を収録)
column3.7z(コラム#2001〜#3000を収録)
column4.7z(コラム#4001〜#5000を収録)
column5.7z(コラム#5001〜#6000を収録)
column6.7z(コラム#6001〜現在までを収録)

そこで、↓のように名前を変更して、再アップしました。

旧column4.7z→新column5.7z
旧column5.7z→新column6.7z
旧column6.7z→新column7.7z

現在、column4.7z(コラム#3001〜#4000を収録)が抜けてますので、アップお願いします。

column1.7z(コラム#1〜#1000を収録)
column2.7z(コラム#1001〜#2000を収録)
column3.7z(コラム#2001〜#3000を収録)
column4.7z(コラム#3001〜#4000を収録)←これがない!
column5.7z(コラム#4001〜#5000を収録)
column6.7z(コラム#5001〜#6000を収録)
column7.7z(コラム#6001〜現在までを収録)

<太田>

 アップしました。


 それでは、その他の記事の紹介です。

 「作家として発信し、恩返ししたい」じゃなく、せいぜい「犯罪者として(獄中から(?))人生最後の発信をして償いをしたい」だろが。↓」

 「猪瀬都知事:辞職表明、「政治家としてアマチュアだった」・・・
 今後については「作家として発信し、恩返ししたい」と述べ、政界から引退する考えも明らかにした。」
http://mainichi.jp/select/news/20131219k0000e010171000c.html

 後でなら誰でも言える。
 阿部君は2003年1月初頭に昨日紹介したような的確な猪瀬評をボクに語った。。
 ジャーナリストとしての阿部君の目の確かさを物語っている。
 これに比べ、2007年に猪瀬を副知事に任命し、2012年になって彼を後継知事に推した
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AA%E7%80%AC%E7%9B%B4%E6%A8%B9
石原慎太郎の作家、政治家としての人を見る目がいかに節穴か、ということだ。
 石原は、この2度にわたる猪瀬「任命」の政治責任をどうとるつもりだ。↓

 「・・・信州大卒の同窓生、佐藤綾子・日大教授(パフォーマンス学)は、ベストセラー「ミカドの肖像」の出版前で、無名だった頃の猪瀬氏を覚えている。真面目な努力家という印象だった。「副知事になって以降、自信過剰だ。最近の姿は駆け出し作家の頃とは百八十度、まるで別人。今が本当の彼なら、昔の姿は演じていただけだったのかもしれない」と話す。・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASF0TKY201312190002.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASF0TKY201312190002

 踏み込み不足だけど、産経が一応記事にしたね。↓

 「前年ミス吉松さん不在で世界大会 フィリピン代表に栄冠・・・」
http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2013/12/17international/

 米国民の民度はかくも低い。↓

 「・・・妊娠した女性の約1%、「処女懐胎」と主張=米調査・・・」
http://mainichi.jp/feature/news/20131218reu00m030008000c.html

 この低い民度を再生産し続けている米国の初等中等教育の背後に米文化あり、とするコラムだ。↓

 Is American Culture to Blame for Failing Schools?・・・
http://takingnote.blogs.nytimes.com/2013/12/18/is-american-culture-to-blame-for-failing-schools/?ref=opinion&_r=0

 在NYインド副領事の警察による逮捕と身体検査を巡っての米印間の大騒動。どっちもどっちだが、米側に、第三世界に対する侮蔑と傲慢さがあることは間違いない。↓
http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-25440252

 専制主義的ポピュリズム、すなわちファシズムが、中南米では退潮しつつあるが、欧州・・仏・伊・ギリシャ・蘭・・では勢いを増している、と見下しているアメちゃんによるコラムだ。
 自らを省みてモノを言えってんだ。↓

 Authoritarian populism, long associated with Latin American regimes, is generally considered a thing of the past in Europe. But this view is misleading. While countries like Argentina and Venezuela have slowly begun to move away from the Kirchners’ brand of Peronist politics and Hugo Chavez’s cult of personality, a dangerous right-wing brand of populism is returning to Europe. ・・・
http://www.nytimes.com/2013/12/19/opinion/is-fascism-returning-to-europe.html?ref=opinion&pagewanted=print
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太田述正コラム#6643(2013.12.19)
<個人主義の起源(その3)>

→非公開