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太田述正コラム#6368(2013.8.4)
<皆さんとディスカッション(続x1980)>

<太田>(ツイッターより)

 米国の50歳を過ぎたセレブの現在と往時を比較した写真集だ。
http://blog.sfgate.com/dailydish/2013/08/02/celebs-after-50-then-and-now/#14493-1
 ざっと全部見たけど、どうして全部で47枚で偶数じゃないのか分かんなかった。

 「…社会で必死で奮闘している人にとって、半沢直樹の境遇はかなりリアルだ。厳しい現実を前にして、大部分の人は妥協をしているに過ぎない。このような中、理想を持ち続ける人物が自分たちのかわりに心の中の言えない気持ちを代弁してくれれば、たとえその行動が会社ではほとんど手本にならないものであったとしても、この蒸し暑い夏に少なくとも爽快な気持ちにさせてくれる。…」
http://j.peopledaily.com.cn/94473/8350475.html
 日本のTVドラマに仮託した中共当局批判だな。
 いつものことながら、人民網(人民日報)の記者達による、あらゆる機会を捉えた粘り強い戦いに敬意を表しておきたい。

<やへがき やくも>

 コラム#6366
http://blog.ohtan.net/archives/52179727.html
へのコメント<です。>

 共産党小池氏のいふ「常備軍によらない自衛権」は本気の主張ではないといふことですね。
 では、なぜ小池氏はこんな発言をするのでせうか。
 やはり支持者へのリップサービスかなにかですかね。

→本気の主張かどうか(私は彼の外交重視の考えに賛成です)、支持者へのリップサービス(支持者にリップサービスするのは政治家として当然です)かどうかと、共産党に関するやへがきさんの以下のご判断とは必ずしも結び付きませんよ。(太田)

 すると共産党は、支持者がもとめるかぎり、太田さんがのぞむ様な(コラム#6362)自衛隊合憲論の選択をしさうもありませんね。
 集団的自衛権について。安倍首相が東南アジア数箇国に説明をしてきたとのことですから、この様な活動を通じて日米同盟に拘束されない集団的自衛権行使に拡大できればいいですね。
 甘い認識でせうか。

「首相、集団的自衛権「根回し外交」 比に巡視船10隻供与」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130728/plc13072809220001-n1.htm

<べじたん>

 <次期内閣法制局長官の小松一郎についてですが、>集団的自衛権とは刑法で言うところの他者への正当防衛に相当する、という彼の著書である実践国際法からの引用がなされた読売記事を、今日、チラ見しました。
http://www.shinzansha.co.jp/111026jisenkokusaihou-ad.html
http://www.shinzansha.co.jp/111021jisenkokusai-contents.html

 他者とは米国(同盟国)であって、米国以外(非同盟国)は他者には含まれない、なんて注釈が本にはあるのかもしれませんが、文字通り、他者への正当防衛ならば、外務省に拘束されない人と期待できるかもしれませんがどうでしょうね。

 当該記事は、ウェブには転載しないようです。
http://search.yomiuri.co.jp/index.html?q=%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E4%B8%80%E9%83%8E

<太田>

 「前回の懇談会での・・・報告書」って、確か、「密接な関係にある国」集団的自衛権でしょ。
 やっぱ、絶望的ですね。
 大体からして、この懇談会の座長も次期内閣法制局長官(も、そして国連次席大使経験のある北岡伸一安保法制懇座長代理)も、外務省関係者ばかりってのは、ひでえ話だよ。
 安倍晋三の、吉田ドクトリン墨守度がこれほどとはねえ。↓

 「・・・「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」座長の柳井俊二国際海洋法裁判所所長は・・・年内にも行使を容認する報告書を取りまとめる意向を示した。「(懇談会で)コンセンサスはある。(報告書は)年内にも出したい」と語った。
 柳井氏は「集団的自衛権の行使は国際法上認められるし、憲法上も許される。(2008年にまとめた前回の懇談会での)報告書にもある」とも語った。」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS04002_U3A800C1000000/?dg=1

 維新に気の利いた奴は一人もいないのかよ。
 野田さん、何とかしてー。

<岩国>

 7月28日のオフ会ではお世話になりました。
「検証 官邸のイラク戦争」柳澤 協二著(元防衛審議官)を読んでいます。
 幹事殿 次回オフ会も参加しますので、よろしくお願いします。
 今回のオフ会<の二次会の会>場で、ホームページでは「太田述正の会」と言えば分かるとありましたが、会場に記載が無かったので、同行の<江田島の海上自衛隊>幹部候補生2名は席を探す時間が無く帰隊時間が迫っていたので参加を断念して帰ってしまい後日非常に残念がっていました。
 次回はオフ会明示を入口にお願いします。

<太田>

 大変申し訳ありませんでした。
 久方ぶりの関西オフ会であったことと、主幹事の鯨馬さんが二次会以降の出席ができなかったことから副幹事のTKSさんが二次会以降を担当したこと等のため、ご迷惑をかけてしまいました。
 私の不行き届きもありました。
 「ホームページ」とおっしゃるのは、「ブログ」であり、(TKSさんの本名を公開することを避ける一方で、二次会に飛び入り参加する方が現われることを予期して、)コラム#6345で「太田さんの会」(「太田述正の会」ではありません)で登録している旨を、私が鯨馬さんに成り代わって記したことを指しますが、このことを、IT支援グループが「ホームページ」上のオフ会申込みフォーム
http://www.ohtan.net/meeting/
に転載し忘れたことを私が咎めなかったことも含め、TKSさんに対して「太田さんの会」のことについて直接注意を喚起しなかったことを反省していますし、二次会の会場に入る際、TKSさんが受付でご自分の名前だけを言っておられたので、「太田さんの会」で登録されていないことに気付いていながら、その場で受付の人に申し出をしなかったことも反省しています。
 遠路お越しになりながら、幹部候補生のお二人が引き返されたことは、今初めて知りましたが、まことに残念です。
 ただ、それだけの人数で二次会に出席されるのであれば、当日急に思い立ったとは考えにくいところ、せめて二次会が始まる前に、メール等
http://www.ohtan.net/contact/
で私にご連絡をいただいておれば、と思います。
 (今回、私が持参したパソコンのメールソフトの設定をドジっていたので、一次会の最中にメールでご連絡いただいていたとしても、メールを読むことはできませんでしたが、それは別問題です。)
 これに懲りることなく、次回の関西オフ会にも、ご都合がつけば、ぜひご出席いただきますように。


 それでは、その他の記事の紹介です。

 そんな事件ボクも知らなかったよ。
 本土がまだ普選にもなっていなかった1923年に、台湾で選挙権付与/台湾議会の設置を求める運動が起こり、弾圧されたけれど、一審で無罪になり、二審で有罪になったっていかに日本が、そして日本の植民地統治がススンでたかを示すもんだわな。↓
 

 ・・・Commonly known as the “POPA Incident” (治警事件), the crackdown began on Dec. 16, 1923, when the then-Japanese governor-general of Taiwan ordered the arrests of Taiwanese civil rights activists involved in a campaign for the creation of an elected representative body.
 As many as 99 leaders of the movement — including Chiang Wei-shui (蔣渭水), Tsai Pei-huo (蔡培火) and Wang Min-chuan (王敏川) — were arrested, interrogated, detained or jailed during the crackdown.・・・
 <東京でもデモ決行。台湾総督の強圧的統治にも抗議。↓>
 ・・・the crackdown happened after Taiwanese activists held demonstrations in Tokyo, not only petitioning for political representation, but also protesting the heavy-handed rule of the governor-general in Taiwan.
 <また、裕仁皇太子(当時)の台湾行啓時に直訴。↓>
 “The activists even went as far as directly petitioning to former Japanese emperor Hirohito when he traveled to Taiwan as crown prince,” Yen said.
 While the activists were found not guilty at a first court appearance, Chiang and Tsai were sentenced to four months in prison by the court of appeals.
 Newspapers were asked not to report on the crackdown by the police, while public telecommunications services with the outside world were also temporarily cut.・・・
http://www.taipeitimes.com/News/taiwan/archives/2013/08/04/2003568901

 腐っても鯛のイギリス人、いつまで経ってもダメなドイツ人。↓

 「在韓英国人が見た韓国社会・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/04/2013080400074.html
 「日本帝国主義の蛮行に怒り覚えるドイツ人アーティスト・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/04/2013080400119.html
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太田述正コラム#6369(2013.8.4)
<日支戦争をどう見るか(その14)>

→非公開

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