太田述正コラム#6337(2013.7.19)
<皆さんとディスカッション(続x1965)>

<太田>(ツイッターより)

 アシアナ機事故で無くなった2人(後3人)の支那人女高生中消防車に轢かれて死んでるのが見つかった子は、座席は後部だったのに、死んでいたのは左翼の下だった。
 しかも、乗客全員避難後に乗客が写した写真ではその位置に誰もいなかった。
http://www.sfgate.com/bayarea/article/How-did-girl-run-over-by-fire-truck-get-there-4671710.php
 ミステリー!

 あっと驚く、ミシシッピ川の水系。
 見なきゃ損損。
http://www.slate.com/articles/news_and_politics/map_of_the_week/2013/07/chart_tributaries_of_the_mississippi_river.html

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 「幻の日本版NSA 海外で通信傍受、内閣調査室が検討・・・」
http://digital.asahi.com/articles/TKY201307180475.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201307180475

 よりにもよって、なんちゅう世迷言を・・。↓

 「「改憲 もってのほか」 宮崎駿監督 いま声を大に・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013071990070335.html

 この民↓にして、こんな宮崎駿↑あり。
 マッカーサーが、日本人は12歳と言い放ったのは、日本人が自分を崇め、米国の占領政策を大歓迎したからだったに違いない。
 果たして、今、日本人は何歳?
 本日の記事の紹介の最後に出て来くる記事もいい材料だが、かくもおめでたい日本人諸君には、ちったあ、米国史を勉強して欲しいね。
 もっともそれ以前に、日本の近現代史の勉強を、ちったあしてもらわなきゃならんが・・。↓

 「好きな国、日本の“米寄り”突出 米中好感度の国際比較・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013071901000638.html

 公明なんかアテにせず、3年間待て。
 その間に集団的自衛権禁止憲法解釈の無条件改正を!(喉が枯れて来たー。)↓

 「96条改正に自み維が賛成 公明賛否示さず、参院選で・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013071801001171.html

 中共の通信事業会社の華為(ファーウェイ=Huawei)は、中共当局のための諜報活動を行ってきたというのが、欧米(米英豪)諜報諸機関のコンセンサス。(とNSA及びCIA長官を経験した人物が語った。)↓

 Western intelligence agencies believe that Huawei, the Chinese telecommunications giant, has spied on behalf of Beijing・・・
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/3e91e782-efec-11e2-a237-00144feabdc0.html#axzz2ZMeeQfFP

 「・・・第二次世界大戦直前に、一人の年配のドイツ人弁護士が、覇権についての、古典的作品で現在なおあり続けている本を書いた。
 ハインリッヒ・トリーベル(Heinrich Triepel)<(注)>は、権力政治を、全主権国家は法的に同等である、との観念で緩和(reconcile)しようとしたのだ。

(注)「1868〜1946年。ライプチヒ大学法学部私講師から始 まり、チュービンゲン大学教授・キール大学教授などを歴任。<国際法学における国際法、国内法>二元論の祖と称される。」
http://www.kiwinet.seiryo-u.ac.jp/~inahara/internationallaw4.html                                            
 現在でもなお、国際法学者達の心中にはこれに近いものがあるが、これは、トリーペルの世代ににとってはとりわけすとんと呑み込めた。
 というのは、ドイツ政治の中心的問題は、プロイセンであり、また、プロイセンとより小さなドイツの小国家群との関係だった、からだ。
 目を見張るタイミングで、<トリーペルの>『覇権論(Die Hegemonie)』は1938年に上梓された。
 それは、ちょうど、ヒットラーの諸部隊が、欧州全体に対する長征を開始した時点だった。
 ナチスの新秩序なるものは、トリーペルが批判したところのあらゆるものであることが判明することになる。
 すなわち、力のみで法はなしだ。
 ヒットラーの欧州に関するヴィジョンは、イデオロギーないし文化的共同体の実感覚を全く欠いていた。
 ごくわずかの名誉アーリアンを除き、非ドイツ人は明確に二級臣民扱いされた。
 ドイツ政府が反共の旗幟を掲げたのは、戦争の最終場面になってからに過ぎなかったのだ。・・・」
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/f3f20034-efa7-11e2-a237-00144feabdc0.html#axzz2ZMeeQfFP

 もっとも、私にとって、このEUの現状を踏まえたドイツ批判コラムで、より面白かったのは、次のくだりだ。↓

 「冷戦下の米国の動機は明確だった。
 すなわち、経済的繁栄は、共産主義が欧州大陸の貧困に付け入る(feed off)のではないかとの恐怖の只中にあって、経済的繁栄は安全保障問題(issue)と考えられた、ということだ。・・・」

 日本にとって、日本及び日本周辺諸国の経済的繁栄は、ロシア/赤露の恐怖の只中にあって、経済的繁栄は安全保障問題と考えられたところ、富国強兵は、まさにこの考えを集約したスローガンであり、第二次世界大戦後の米国の安全保障政策は、かかる意味において、戦前の日本の安全保障政策の継受であったことが、まことによく分かるというものだ。
 前にも言ったけど、このような意味で、戦前の米国人こそ、戦前の日本人が成人だったとすれば、12歳だったのだ。
 じゃ、戦後の米国人は?
 そして、もう一度問う。戦後の日本人は?
 各自、考えてくれたまえ。
 ヒント:米国人は、いまだに原理主義的キリスト教/人種主義、から脱却し切っていない。日本人は、いまだに吉田ドクトリンの呪縛から脱していない。

 米国は、19世紀半ばまで、黒人奴隷人的資本が、土地資本以外のその他資本全てに匹敵する比重を占めていた。↓

 ・・・The "human capital" consisting of black men and women held as chattel in the states of the south was more valuable than all the industrial and transportation capital ("other domestic capital") of the country in the first half of the nineteenth century. When you consider that the institution of slavery was limited to specific subset of the country, you can see that in the region where it held sway slave wealth was wealth. ・・・
 <黒人奴隷人的資本はほぼ土地資本に匹敵していた。↓>
 ・・・slave wealth was the functional equivalent of land wealth in a country where agricultural land was abundant.・・・
http://www.slate.com/blogs/moneybox/2013/07/18/america_s_slave_wealth.html
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太田述正コラム#6338(2013.7.19)
<世俗化をもたらした宗教改革?(その7)>

→非公開