太田述正コラム#6311(2013.7.6)
<皆さんとディスカッション(続x1952)>

<太田>(ツイッターより)

 モルシが軟禁されている近衛将校集会所に詰めかけて、モルシらの釈放を求めたイスラム同朋団群衆に向けて、エジプト軍が空に向けて警告射撃した後、水平射撃し3名が死亡。
http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-23202096
 私の第二の故郷からいいニュースが聞けるのはいつのことやら・・。

 ナチス鍵十字がくっきりと上空から見える森。
 20年前に写真の森が発見されて以来、ドイツ全土でいくつも発見されているらしい。
 鍵十字形に木を切り倒し、その跡に若木を植えれば、葉の黄色化時期のズレによって、年に数日鍵十字が浮かび上がるんだとさ。
http://www.spiegel.de/international/germany/mystery-of-nazi-swastikas-in-the-forests-a-909726.html

<Ckk87GpG0>(「たった一人の反乱」より)

≫瞑想/座禅は『狩猟採集社会時代』に還るための手段の一つなのではなく、人間主義化するための手段の一つなんだよ。・・・
 (キミ自身も、「<太田さんは>悟りは人間主義者になることと断言してらっしゃる」(コラム#6303)と「断言」し、また、すぐ上で、ボクが 「仏教・悟りは人間主義<化>だと断言」してるって「断言」しとるでねえの? キミ、自分が何言ってんのか分かとんのかね?)≪(コラム#6309。太田)

 私は、↓以下の太田さんご本人の言を踏まえたうえで、瞑想/座禅は『狩猟採集社会時代』 に還るための手段の一つだと指摘しただけです。

「座禅とは、狩猟採集時代の自分、つまりは本来の自分、換言すれば、外界(自然及び他人)と一体であった自分、恒常的ストレスと無縁であった自分、を再発見するための営みであり、…」

 太田さんが仏教・悟りは人間主義だと断言している、と私が指摘することも、違いはありません。

≫だから、ボクの仏教論に疑義があると言うのなら、ボクの仮説の方を取り沙汰する(のもいいが、それ)より前に、「上掲の科学的知見を踏まえ、ボク<が>仏教の悟りとは、己の本来的人間主義性を発見することによって、自らを人間主義化させることだ、と指摘している」点について、これを具体 的に批判しなきゃダメじゃん。
 それには、ボクが依拠している科学的知見そのものと矛盾する他の科学的知見を見出した上でそれをぶつけることで疑義を提起するか、ボクの援用する科学的知見からボクのような結論は引き出せない(=読み替えはできない)ことを論証するか、しかないだろな。 いやさ、「瞑想/座禅の効用の脳科学的説明・・人間主義的境地に至る・・・
が間違いだとはまさか言えないはずだ。もちろん、挑戦する自由はキミ にあるけどね。」(コラム#5305)って、ボク、既に一昨日に書き、やれるんならやってごらんって書いてるだろが。≪(同上)

 では仮説のほうは横に置いておいて。
 私は太田さんが示すような瞑想/座禅に様々な効能があることを否定していませんし、 そのような書き込みはしていません。
 当初から、コラムで示されていることの否定ではなく、示されていないことの指摘をしているからです。
 太田さんがお示しになったコラム#2629,4707の引用ですが、外界と自分自身とが一体になる感覚を経験することができるといったことまで示されていますが、これらの実験が証明しているのはそもそも、そのような状態が永続するという保障を与えるものではなく、あくまで限られた時間において経験し感じられるものでしょう。
 仮に、高僧でも瞑想/座禅を生きがいにしている人でもいいですが、ウン十年も瞑想/座禅を続ければ、あるいは欲望が絶無になる経験をすることが可能かもしれないし、普段の欲望の量も減るといったことは考えられるかもしれません。
 しかし、長年、瞑想/座禅を続けた先に、一切の執着の無い状態が恒久的永続状態に至ったことを証明するサンプルデータなどは現在において、およそ存在しないでしょう。
 悟りとは一般に、輪廻の迷いから智慧の力によって解脱した状態、真理を悟った状態なので、 一度解脱すれば迷いの輪廻に戻ることはありません。
 従って、悟った状態とは、一旦到達すれば恒久的に永続する状態であって、限られた時間で体験できるものとは根本的に違いがあります。
 時間性で執着があったり無かったりする人間が自分は悟っていると言っても、それは違うだろ!と誰もが思うでしょう。
 であるならば、瞑想/座禅をすることで人間主義を経験できる・近づけるという意味で、瞑想/座禅は人間主義だと言うのには何の問題も無いでしょう。
 しかし、瞑想/座禅のみによって上記の悟りの定義に至ったと言えるような科学的サンプルデータが現状において無い・証明できない以上、悟りは人間主義と断言するのは拙速に過ぎるでしょう。

≫キミは、コラム#6301で、「原始仏教=阿含経典で語られているところの釈尊の教え(常人にとってその実践はとても厳しい) と、人間主義の関係性を見出すことが私にはどうもできません。 無我、一切の執着の滅却、一切の欲から解脱した心穏やかな状態=涅槃寂静、といった実践を伴うこれらの根本原理・・・」て言ってただろ?
 「実践はとても厳しい」って方法論ってことだし、「実践を伴う・・・根本原理」ってのも方法論くさいよな。
 なのに、キミは、本日、突然、自分は目標(状態)のことを言ってる、と言い出した。≪(同上)

 太田さんが突然、方法論だと決め付けをしてきたので、それを否定するために「手段」ではないと言っただけですよ。
 当初の書き込みから私は「煩悩の超越」とは仏教における実践であり目標であるという考えだし、釈迦の教えも実践・目標であるという受け止め方です。

≫いや、そもそも、キミ、『スッタニパータ』、ホントに読んでんの?≪(同上)

 「…内容は色々といえど、基本の論調は、…」と書いたように内容には言及していませんが、ちゃんと知っていますよ。

<YAvBC.dg>(同上)

 <Ckk87GpG0クンは、>新手の荒らしか?

>悟りとは一般に、輪廻の迷いから智慧の力によって解脱した状態、真理を悟った状態

 揚げ足取りになるのかも知らんが、「悟りとは・・・悟った状態」って定義、トートロジーじゃね?
 太田さんとあなたで「悟りとは何かの見解が根本的に違うということはよく分か」ってんだろ?(コラム#6303。Ckk87GpG0)

 話はそこで終わってんじゃん。

 太田さんは悟りの状態を客観的に示せる、観測された科学的データを示していると認識してるが、あなたの定義で言う悟りの状態については、同じことをあなたはしていないよね?何で?
 穿った見方をさせてもらうが、あなたの定義で言う悟りは、観念的で、であるがゆえに、科学的データを示せないのでは?
 念のため、観念的であることを批判しているわけではないよ。
 コラム#6303で「水」のことを「DHMO」と称して誤解させるジョークを例示したが、論理的な「説明」(定義)が逆に理解を阻害する場合もあるからだ。

<太田>

 Ckk87GpG0クンは、間違いなく客観的には荒らしだな。
 ただし、彼自身にその自覚がない可能性はある。
 荒らしって、一つのテーマを巡って延々と投稿を続けることだろ。
 (しょっちゅうあるところの、)全く、或いは殆んど意味をなさない投稿を続ける場合、ミリバラ問題での軍オタ連中のように実質的に同じことを繰り返し投稿し続ける場合、或いは、roma_sakamotoクンのようにボクの回答の言葉じりをとらえて次々に新たな質問を投げかけてくる場合、等を経験したけど、今回のCkk87GpG0クンは、(本人はどう思ってるのか知らんが、)質問内容が微妙にブレ続けるっちゅう新たなやり口だな。
 質問内容の微妙なブレが起こるのが、悪意によるものなのか、それとも彼の国語力が不足しているためなのか、それとも、本人自身が自分が質問したいことが何かよく分かってないためなのか、も判然としない。
 今回、(roma_sakamotoクンの場合のように、)途中で議論を打ち切らなかったのは、結構他の読者諸君が議論に参入して盛り上がったことと、最近仏教について余りコラムで触れてなかったところ、仏教と人間主義の関係をかつて論じ、芸術と人間主義の関係も比較的最近論じたのに、仏教芸術と人間主義の関係、更には仏教芸術と日本文明との関係を論じていなかったところ、ボクにそれらを論じる機会を与えてくれたからだ。
 そういう意味では、roma_sakamotoクンによる荒らしも途中までは意義があったけど、今回のCkk87GpG0クンによる荒らしはもっと意義があったんじゃないかな。

 さて、Ckk87GpG0クンによる質問の最新のブレブレ再規定であるところの、「瞑想/座禅等、人間主義化方法論による人間主義化は一時的なものであって、それだけで、人は人間主義者(悟った人=阿羅漢≒仏)になることはないのでは」(ボクの用語に言い換えさせてもらった)、についてだ。
 これについては、生臭坊主や金儲け業坊主は論外だが、どんな高僧でも生涯修行を続けるところを見ると、一度人間主義に目覚めただけじゃ、メッキがすぐ剥がれちゃうってことなんだろな。
 これは、他力の浄土真宗の場合でも、「「南無阿弥陀仏」を・・・念仏・・・することによって、ただちに浄土へ往生することが決定<するけれど>、その後は報恩感謝の念仏の生活を営<まなければならない>ものとする。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%84%E5%9C%9F%E7%9C%9F%E5%AE%97
という具合に、報恩の念仏という形で、悟りの方法論・・念仏、とりわけ集団念仏によるトランス状態(瞑想)・・を継続的に実行しなきゃならないとしていることも同様の趣旨だと思うね。

 いずれにせよ、初めて、しかも短期間、悟りの方法論(の1つたる瞑想)を実行するだけでも、その人間主義化効果は大きい、という実験結果が、最近、2本、米国で出たようだよ。↓

 <どシロウトへのわずか8週間の瞑想訓練でもって、被験者達は、人を互いに相隔てさせるところの、我々と彼ら、自分と他者という範疇から自由になり、より思いやりを持つようになった。↓>
 ・・・After the eight-week period of instruction,・・・<t>he heightened control of the mind that meditation offers was supposed to help its practitioners see the world in a new and more compassionate way, allowing them to break free from the categorizations (us/them, self/other) that commonly divide people from one another.・・・
http://www.nytimes.com/2013/07/07/opinion/sunday/the-morality-of-meditation.html?ref=opinion&_r=0

<gJ3dtjxE「>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 日本人は総じて綺麗好きなのに、アソコの毛に無頓着なのが不思議で仕方ない」(スペイン人、30代)
http://happism.cyzowoman.com/2013/07/post_2665.html

 陰毛を剃ってしまうと、毛が本来果たすべき役割を果たせない。
http://www.men-joy.jp/archives/27092

↑なんか捕鯨問題のように日本が叩かれててますが、欧米・イスラム圏は思い込みが強いのか?

<pGApK9h6>(同上)

 さすがに、これは文化の違いで終了じゃね。

<TA>

 掲示板とは別に、「Yahoo!知恵袋」のような質問コーナーを作るというのはどうでしょうか?
 常々思っていることなのですが、太田コラムは、新規に読み始めるには余りにハードルが高いのです。
 例えば、

 「<在支キリスト教宣教師のうち、プロテスタントの宣教師は精力的に反日キャンペーンを展開したが、カトリックの宣教師は>反赤露意識と的確な日本・支那認識に基づき、日支戦争において、日本側を支持していたことはご承知のとおりです。」(コラム#6292(未公開)。太田)

と言われても、「承知」していない新規読者からすれば、「なんのこっちゃ?知らねーよ!」という話でしょう。
 かといって、この手の質問に太田さんが答えるのは、太田さんにとっても骨でしょう。
 こういった疑問・質問に、読者が答える場を作ってはいかがでしょう。
 そうすれば、

 「「日本・法王庁「同盟」」シリーズ(コラム#5404〜)
http://blog.ohtan.net/archives/52141589.html
をお読みください。」

とでも答えてあげることで、少しは太田コラムのハードルも下がることでしょう。
 質問は基本、過去コラムを詳細に読めば分かる(であろう)ことに対してで、答えるのは読者。
 「人間主義ってナニ?」レベルの質問もアリ。
 「今度の参院選はどこに投票すべきか?」といった類の、太田さんに直接聞くべき質問はナシ。

 スタイルは、ツリー式(で合ってますよね?)が見易いかな?↓

 旧掲示板その3 2008年10 - 2013年6月
http://www.ohtan.net/bbs/

 いかがでしょうか?

<やまもと>

 ツリー式は過去記事を絶望的に見返し難い。
 旧掲示板3は1ページ15個 過去スレが32 15*32=480クリックしなければならない やってらんね〜。
http://www.ohtan.net/bbs/
 説明すると長くなるんですが2ch式はSEOにも有利です。

>こういった疑問・質問に、読者が答える場を作ってはいかがでしょう。そうすれば、

 ブログコメント閉鎖して掲示板に誘導するのもアリ というか私はこれを推奨・・・。

<太田>

 <TA>さん、2ちゃんの二つのスレッドが、はてなを事実上代替してるし、掲示板でも代替できますよね。
 とにかく、私がチェックしなければならない場は現状でも多すぎます。


 それでは、その他の記事の紹介です。

 だから、何度でも言うように、政府憲法解釈変更しかないのさ。↓

 「・・・96条改正に賛同する勢力が、今回の参院選の結果、定数の3分の2である162議席に届くかどうかが焦点となっている。・・・
  自民、維新、みんな、公明の4党の非改選議席は70。今回の情勢調査で、この4党の獲得推計議席は90前後に達しており、単純に足し合わせると、162前後に近づく。しかし、この4党で3分の2を超えたからといって、参院選後、4党の足並みがそろい、96条改正が一気に進むという状況ではない。・・・」
http://www.asahi.com/politics/update/0706/TKY201307050856.html
 「参院で憲法改正の発議に必要な3分の2以上の勢力(162議席以上)を確保するには、改憲に前向きな自民、みんな、維新3党で100議席以上を獲得しなければならない。調査結果をみると、3党で80議席前後にとどまる見通し。・・・」
http://mainichi.jp/select/news/20130706k0000m010120000c.html

 モルシ追放劇の続報だ。↓

 <大統領選でモルシ支持は52%、不支持は48%。後者には、ムバラク派も含まれていた。↓>
  ・・・about 48% of voters, according to the poll, which gave Morsi the presidency with close to 52% of the popular vote.
 The disaffected included a band of unlikely allies, who sit uneasily even now; at one end were the leftists and secularists, who had been squeezed in January 2011 by the Islamists, at the other those who resented the toppling of Mubarak.
 <モルシ/イスラム同朋会は放漫財政の限りを尽くし、このままだとエジプトの破産は必至だった。↓>
 "The economy was being wrecked by the movement. They were spending at least $1.5bn per month more than they should have. They were using months and months of reserves at a critical level. You couldn't deny the underlying trend that the government was heading for bankruptcy.・・・
 <イスラム同朋会以外ももっと政府に登用すべきだったのにそれをしないばかりか、イスラム同朋会系の下っ端役人を次々に重要ポストに就けた。一番ひどいのは新文化相だ。↓>
 "We were trying to convince them to broaden the base of political participation," said the diplomat. "After much negotiation, they declined and then went about making it even worse by maintaining a technocratic government run by newly promoted lower-grade officials with bad ideas. What did it for me was the appointment of the culture minister."
 <彼は、オペラ劇場、国立図書館・文書館等の館長にイスラム同朋会系の人物をすえ、エジプトを脱世俗化させようとした。↓>
 The nomination of Alaa Abdul Aziz led to the sacking of five key cultural figures, including the head of the opera house and the National Library and Archives, and a view that he was trying to impose an Islamist agenda on cultural institutions which had always been avowedly secular.・・・
http://www.guardian.co.uk/world/2013/jul/05/mohamed-morsi-downfall-egypt-rebels
 <いずれにせよ、モルシ追放について、アフリカ共同体(AU)はクーデタとしたが、欧州共同体(EU)はクーデタとしなかったと。↓>
 ・・・the African Union called the coup for what it was and, notably, the European Union did not.・・・
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2013/jul/05/egypt-brink-disaster-editorial

 米独立戦争は、聖書片手の聖戦(ジハド)として戦われたってさ。
 そう、アルカーイダやタリバンとおんなじさ。↓
http://www.washingtonpost.com/opinions/was-the-american-revolution-a-holy-war/2013/07/05/039fb5b8-e25f-11e2-aef3-339619eab080_print.html
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 一人題名のない音楽会です。
 しばらく検索しないでいたら、その間に庄司紗矢香の演奏が多数新たにアップされていたといううれしい発見をしました。
 さっそく、彼女の特集を改めて組むことにしました。
 既に紹介したものと同じ演奏でも、映像が異なっているものは取り上げることにしたことをお断りしておきます。

 第一回目は、ドイツ人の作曲家の曲目です。

Bach : Sonata for Solo Violin No.1 "Adagio"
http://www.youtube.com/watch?v=dmiHDxH-x14
Bach : Sonata for Solo Violin No.3 "Largo"
http://www.youtube.com/watch?v=r8ENHwzjXn8
bach chaconne ←バイオリン単独での演奏としてはすんばらしー。
http://www.youtube.com/watch?v=vx4smRlFAnw

Beethoven Sonata No.2 for Violin & Piano
http://www.youtube.com/watch?v=o5TGyW2M0jk
http://www.youtube.com/watch?v=JNYURYyhg6I
Beethoven Sonata No.5 for Violin & Piano(春) ←チョー有名な曲。
http://www.youtube.com/watch?v=TS_Qgphuqus
http://www.youtube.com/watch?v=4Wn2hdOAl6c
http://www.youtube.com/watch?v=wgBXChXdtrY
Beethoven Sonata No.9 for Violin & Piano(クロイツェル) ←上より更にチョー有名な曲。
http://www.youtube.com/watch?v=hUn3v-DRNRM
http://www.youtube.com/watch?v=b9g5dxwV_uo
http://www.youtube.com/watch?v=tbEQE_eBRKs
Beethoven Violin Concerto 指揮:Roger Norrington オケ:? ←これもチョー有名な曲だわさ。
http://www.youtube.com/watch?v=2pViU7D77VQ
http://www.youtube.com/watch?v=ymX1kCq_yHI
http://www.youtube.com/watch?v=YPwIwepalog
http://www.youtube.com/watch?v=kT6WXkOh5kU

(続く)
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太田述正コラム#6312(2013.7.6)
<世俗化をもたらした宗教改革?(その6)>

→非公開