太田述正コラム#6103(2013.3.24)
<皆さんとディスカッション(続x1848)>

<太田>(ツイッターより)

 「…伊東氏の…プリツカー賞…受賞で日本の建築界は…米国と並び、プリツカー賞受賞者の最多輩出国となった。…昨年は中国の建築家、王ジュ氏…もこの賞を受賞した。一方、韓国人の受賞者はまだいない。…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/03/24/2013032400079.html …  満を持した(?)日本羨望記事だねえ。

<ojTn7WbM>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 韓国で母なる証明って映画があったな。
 日本は知らん。

<JjldoElA>(同上)

≫米国映画のように、母親が息子を守り、息子に危害を及ぼす者と対決する(に復讐する)、という構図の日本のマンガ/小説/映画≪(コラム#6101。太田)

 「精霊の守り人」(小説/アニメ)がそれに近いかな。
 女用心棒のバルサがミカドから命を狙われる皇子を(擬似的な親子関係を結びつつ)守り通すという話。
 (話の内容は↓のトレーラー前半3分をみれば把握できる。)
http://www.youtube.com/watch?v=RpwhzPC_cuM

 ただ、それも近いというだけで、同じとは言い難いのかもしれない。
 実はバルサ自身、かつて刺客から命を狙われた経験を持ち、父親の親友であるジグロ(養父)に命を助けられ育てられたという背景がある。
 養父はバルサを守るために王から放たれた刺客(かつての親友達)を殺めており、バルサはそれでも自分を救った養父の行動に報いるため旅に出て人助けを行っているというのが、この物語の始まり。
http://www.youtube.com/watch?v=ZinCB_Hp11A

 結局のところ、偉大な父親が存在して、その父親に育てられた娘が、その父親と同じ事をしているということ。
 一応、ウィキペディアの記事も置いときます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%88%E3%82%8A%E4%BA%BA%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA#.E7.B2.BE.E9.9C.8A.E3.81.AE.E5.AE.88.E3.82.8A.E4.BA.BA

 ・・・
 改めてウィキペディアを確認したら、典拠はついてないけど「この物語の構想につき、作者は、レンタルビデオの洋画の予告編で見た、炎上するバスから子供を抱えたおばさんが脱出するシーンにあると述べた」と、ありますね。
 十中八九、ここでいう洋画とはアメリカ映画のことでしょうから、太田論を揺るがすどころか、補強するような作品ですね。

<太田>

 サンキュー。
 原作者は、博士で大学教授の女性なんですね。↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%A9%8B%E8%8F%9C%E7%A9%82%E5%AD%90


 それでは、その他の記事の紹介です。

 結構なことだが、よくあんな高い装備を買う気になったねえ。↓

 「海自飛行艇 印へ輸出 中国牽制、政府手続き着手・・・」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130324/plc13032406580005-n1.htm

 やっぱし、拷問は有効な場合があるってことだよな。↓

 「・・・尊王攘夷(尊攘)派の志士、古高俊太郎<を>・・・2階建ての土蔵で逆さづりにし、1階で胴、2階で足をむち打つ。それでも口を割らないため、土方がくぎを足の甲から裏に打ち抜き、そこに火の付いたロウソクを立てさせる。こんな冷酷な攻めに音を上げた古高はついに恐るべき計画を自供した。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130317/wlf13031707010001-n1.htm

 韓国の朴新大統領を理解するために不可欠な三篇の記事だ。↓
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/03/24/2013032400051.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/03/23/2013032300489.html?ent_rank_news
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2013/03/20/2013032001096.html

 米国で、銃器で、殺されるのは黒人が、自殺するのは白人が、それぞれ絶対的に多いこと、州ごとの実態等が、グラフでもって一目で分かる記事だ。↓
http://www.washingtonpost.com/sf/feature/wp/2013/03/22/gun-deaths-shaped-by-race-in-america/?hpid=z2

 平均寿命について、色んなデータが出て来る記事だ。↓

 <約3万年前に、人類は、乳幼児の頃死ななければ、長生きするようになり、その結果文化が生まれた。↓>
 ・・・Examing a span from between 100,000 and 30,000 years ago, Caspari found about four old adults for every 10 young adults. But beginning around 30,000 years ago, during the Upper Paleolithic, this reversed・・・.
 This demographic shift coincided with an explosion of cultural production: clay figurines; carvings made of bone, wood and stone; cave art and jewelry making; and complex burial practices. ・・・it was longer human life spans that seem to have made this flourishing possible. Having more time on earth allows our species to progress. ・・・
 <米国の平均寿命は1950年頃は世界9位だったが、現在では51位。↓>
 The U.S. ranks 51st in the world for life expectancy at birth. Around 1950, we were ninth.
 <しかも、このところ、平均寿命の2分化が見られる。1990年〜2008年の間、白人女性の大卒者は3.5年延び、中卒者は5年短くなった。↓>
 Furthermore, what improvements we do see are not spread evenly across the population. For example, between 1990 and 2008, white women with college degrees picked up three and a half years of life expectancy, while those without a high-school diploma lost five years. ・・・
http://www.nytimes.com/2013/03/24/magazine/who-lives-longest.html?ref=magazine&_r=0&pagewanted=print
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太田述正コラム#6104(2013.3.24)
<太平洋戦争における米兵のPTSD(その1)>

→非公開