太田述正コラム#6041(2013.2.21)
<皆さんとディスカッション(続x1817)>

<太田>(ツイッターより)

 2000年になってからの10年間でロンドンの白人人口は62万人も減り、白人の割合は45%と少数派になったんだって。
 非白人人口の流入で逃げ出した人々と、小金が貯まって田園地帯の庭付きの家を買って移った人々とが いるんだと。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-21511904

 「…中国側の報告は明らかに孤立している。中国社会では通常、大陸部外からのサイバー攻撃に対して公の告発を行うことは極めてまれだ。… 中国はサイバー空間で損をしているだけでなく、世論の世界でもさらに損をしている。中国は標準的なお役所言葉と数字を用いて「中国」の被害を語るが、西側は1つ1つのニュースによって具体的な人や機関の被害を語る。中国では表に出て来て否定や告発をするのはいつまでたっても政府側の報道官だが、西側では告発を行うのは事件の中心の「主人公」だ。後者の強い怒りと叫びの感染力は、前者ではどうしても生じえないものだ。…」
people.com.cn/94474/8137111.html
 これもまた、激しい当局批判だ。人民網やるねー。(仮にこの種の報道も当局によって仕組まれたものだとすれば、我々としちゃ、お手上げだけど・・。)

<太田>

 これ↓を見て、
people.com.cn/94474/8137111.html
 これ↓に訂正するつぶやきをしたが、
http://j.people.com.cn/94474/8137111.html
 問題なかったんだね。
 突然つぶやきができなくなったり、誤解を招くようなURLの短縮表示がなされたり、ツイッターにはまだ分かんないところがたくさんあるな。

 ところで、本筋に戻るけど、日本の主要メディアは、本件について、こんな野次馬的記事でお茶を濁すんじゃあなく、きちんと取り上げろってんだ。↓

 「名指しされた中国軍サイバー攻撃部隊、厳戒態勢・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130221-OYT1T00240.htm?from=top

 企業等だけじゃなく、ワシントンのあらゆる法律事務所、シンクタンク、報道機関、人権団体、契約者達、議会事務局、各国大使館、連邦機関等が中共によってハッキングされてきたってさ。↓

Start asking security experts which powerful Washington institutions have been penetrated by Chinese cyberspies, and this is the usual answer: almost all of them.
 The list of those hacked in recent years includes law firms, think tanks, news organizations, human rights groups, contractors, congressional offices, embassies and federal agencies.・・・
http://www.washingtonpost.com/business/technology/chinese-cyberspies-have-hacked-most-washington-institutions-experts-say/2013/02/20/ae4d5120-7615-11e2-95e4-6148e45d7adb_print.html

 それでは、その他の記事の紹介です。

 いいねー。
 今度はぜひ(やられた方は大迷惑だけど)「拿捕」までやって欲しいが望み薄か。↓

 「中国公船、日本漁船を「追跡」 尖閣周辺領海で1時間半・・・」
http://digital.asahi.com/articles/TKY201302210003.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201302210003

 前段は当然ってカンジ。だからこそ、オバマ政権は、中共もろとも北朝鮮を崩壊させようとしている、とボクは見てるワケ。
 後段は、ホントだとすれば大変結構なことだ。↓

 「・・・米国の情報機関専門家たちは、中国がこの実験への公式非難を表明しながらも現実には北の核武装推進の危険な歩みを許容している、という見方を明らかにしている。ただし、北朝鮮が公式に宣伝する核弾頭の小型化は、実際にはまだ成功していないと見られるという。・・・」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37185

 韓国民も、ここに来てついに北朝鮮に脅威を感じ始めたということのようで、これも結構なことだ。↓

 「韓国国民の3人に2人「核武装に賛成」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/02/21/2013022100993.html

 オバマ政権の公式見解だろうが、「戦術核」云々は、軍事的に意味がない、ということはあるけど、それについてまで「とんでもない」に近い表現を使ったということは、近い将来、韓国軍が米軍を含めた統一指揮権を韓国で持つことになることを踏まえ、ドイツを含めた欧州諸国に認めてきた戦術核運用権を韓国には絶対に認めない、という意思表示だな。
 前から言ってるように、米国政府の韓国に対する不信の念は巨大だということ。↓

 「ソン・キム駐韓米国大使は20日、北朝鮮による3回目の核実験をきっかけに、韓国国内で「核武装論」や「在韓米軍による戦術核再配備」などを求める声が広まっていることについて「韓国がそのような行動を取れば、大きな失敗を犯すことになるだろう」と発言した。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/02/21/2013022100990.html

 ハイ、踏み込み過ぎでーす。
 朴大統領、どうやら期待は全く持てなさそうだな。
 日本帝国の臣民の子供も、韓国で育てばタダの韓国人になっちゃうってこと。↓

 「朴次期大統領の為替発言は踏み込み過ぎ?・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/02/21/2013022100570.html?ent_rank_news

 訪印中の英首相が、アムリッツァルの虐殺(第1次大戦後発令された治安維持法(ローラット法)への抗議の声に沸き立つインドでおこったイギリス軍隊による大量住民虐殺。1919年4月13日,パンジャーブ州アムリッツァル市内で,2人の民族指導者の逮捕に抗議して集まった約2万の市民の間にイギリス准将R.E.H.ダイヤー率いる完全武装の軍隊が乗り込み,無差別発砲により1500人以上の死傷者を出した。事件のおきた市内の地名をとってジャリアンワーラー・バーグ事件と通称されている。
http://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%81%AE%E8%99%90%E6%AE%BA
)について、遺憾の意を表明した。 (改めて、日本による植民地統治の人間主義性を思う。)↓

 By making a statement of regret over the Jallianwala Bagh massacre, David Cameron has opened up a can of other questions and grievances over Britain's colonial past.・・・
 <そんじゃ、1943年のベンガル大飢饉による300万人の死についても遺憾の意を表さなくっちゃってさ。↓>
 But if Britain is in the mood to say sorry in India, there is one episode which stands out more than the Jallianwala Bagh massacre - the 1943 Bengal famine, when over 3 million people may have died, 4 years before the end of British rule.・・・
 <ブレア首相は、アイルランド大飢饉や奴隷貿易への関与について遺憾の意を表している。↓>
 And why not? Tony Blair expressed regret for the Irish potato famine and for Britain's role in the slave trade.・・・
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-india-21520173
 <実は、アムリッツァルの虐殺については、エリザベス女王が訪印時に既に遺憾の意を表している。↓>
 ・・・Like the queen before him, Mr. Cameron did not offer a full apology, a fact that was duly noted by Indian media. Britain’s colonial history is so replete with regrettable episodes that officials have quietly worried that an apology for one episode might lead to an outpouring of demands for similar apologies all over the world.
 In 1919, Brig. Reginald Dyer, a British officer administering martial law, ordered 50 soldiers to open fire on a crowd of about 10,000 unarmed Indians protesting a postwar extension of World War I detention laws. A British inquiry concluded that 379 people were killed and 1,100 wounded, but an Indian inquiry estimated that 1,000 died.・・・
http://www.nytimes.com/2013/02/21/world/asia/cameron-calls-colonial-era-massacre-in-india-shameful.html?ref=world
 <インド/パキスタン分割独立の際の英国の不手際だって、そもそも、東インド会社による暴虐・掠奪だって、遺憾の意を表さなくっちゃってさ。↓>
 ・・・shouldn’t his government have also considered the inept British blundering that led to the hideous communal slaughters of Partition in 1947?・・・
 Shouldn’t London also then turn to the deeper past and the grotesque raping and pillage the East India Company inflicted upon whole swathes of India in the late 18th and early 19th centuries?・・・
http://world.time.com/2013/02/20/david-cameron-in-india-should-u-k-apologize-for-its-imperial-past/print/

 我が「母校」、スタンフォード大学が受けた年間寄付金額が、米国の全大学の中で初めて10億ドルを超えたって。(これで、8年連続全米大学中の首位。)↓

 Stanford University has become the first US college to raise more than $1bn (£650m) in a year.
 The California institution ranked first in the 2012 Council for Aid to Education's survey, for the eighth straight year.・・・
http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-21525387

 今度は、CSMが村上春樹の新作のニュースに騒ぎになっている米国の様子を伝えた。↓
http://www.csmonitor.com/Books/chapter-and-verse/2013/0220/A-new-work-by-Haruki-Murakami-is-arriving-in-April-but-only-in-Japanese?nav=95-csm_category-topStories

<太田>

 iPhone5弥次喜多道中だ。

 こんなアプリ(85円)、インストールするつもりはないが、誕生日のお祝いメールを送る人、増えてんのかな。
 (17日にフェイスブックの「友達」3人がメールをくれた。 大変遅れましたが、御礼を申し上げます。)↓

 マイカレンダー
http://aqz.nu/games/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC/

 この無償アプリはスゴイね。
 もっと改善されるだろうし、将来、また車を持つことがあったら、ぜひ使ってみたいね。↓

 Safety Sight-接近アラート&ドライブレコーダー
http://boom-app.com/app/549776266

 問題は、車を買っても、ホームセンターにモノを買いに行くときや、両親の墓参り(都営八王子霊園)に行くときくらいしか使う機会がないことだ。
 話は変わるけど、それにしても、最近の軽自動車のイメチェンぶりには驚くな。↓
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20130208/243478/?bpnet
http://www.asahi.com/business/update/0220/TKY201302200319.html?ref=infoseek 
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太田述正コラム#6042(2013.2.21)
<湾岸諸国はどうなる?(その5)>

→非公開