太田述正コラム#6027(2013.2.14)
<皆さんとディスカッション(続x1810)>

<太田>(ツイッターより)

 「韓国人の国際結婚 中国人女性・日本人男性とが多数…」男性たる外国人との結婚では、元宗主国の中国人相手が前宗主国の日本人相手を2011年から上回っているらしいね。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/02/11/2013021100806.html?ent_rank_news
 日本の場合は外国人との結婚状況、どうなってるんだろう?

<blWl1pL+0>(「たった一人の反乱」より)

 どうでもいい話だけど、太田さんは2000年後の世界をどう予想してる?
https://sites.google.com/site/tohruing/translations/the-eternal-war

<太田>

 ゲームがらみの話だし、2000年先の話でもあるからして、皆さんの間で話をした方がよろしいのでは?


 それでは、その他の記事の紹介です。

 これウソだってこと、太田コラム読者なら先刻ご承知だよね。↓

 「真剣に日中軍事衝突を恐れる米国・・・」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37135

 以下の2つも、太田コラム読者ならご承知の話だ。
 朝日ドノ、このような珍奇な集団的自衛権観を唱える、欧米の国際法学者を一人でもいいからあげてみな。↓

 「・・・加盟国に自国への攻撃に反撃する「〈個別的自衛権〉」と、自国と密接な関係にある他国が攻撃された場合に共同対処する「〈集団的自衛権〉」の行使を認める・・・」
http://digital.asahi.com/articles/TKY201302130627.html?ref=comkiji_txt_end

 長谷部恭男センセ、日本が武力攻撃を受けてない状態で日本の上を米国の領土に向かって弾道弾が飛んで行ったり、日本周辺の公海上で米軍艦艇が攻撃を受けた場合は、第一の事例に該当するのか、それとも第二の事例に該当するのか、一体どっちなのよ?
 第一の事例であり、第一の事例中、これらは禁止して来た従来の政府憲法解釈はおかしい、という主張だとして、そりゃやっぱし、まともな国際法学者が唱えたことがない、珍奇な説に依ってる、と言わざるをえないね。↓

 「・・・集団的自衛権ということばもいろいろな意味で使われることである。大きく分けると第一に、ある国が武力攻撃を受けた際、その国と友好関係にある他の諸国も共同して各国の個別的自衛権を行使する場合を指して、集団的自衛権の行使ということがある。個別的自衛権を行使する各国の安全と、武力攻撃を受けた最初の国の安全とが密接に絡み合っている場合である。
 第二に、ある国が武力攻撃を受けた際、その国の武力が不十分であるために、友好関係にある他の諸国が援助する場合を指して、集団的自衛権の行使という場合がある。この場合、援助する国自身の安全が脅かされている必要はない。国際の平和と安全という国際社会の一般公益のために、援助国は行動する。
 従来の政府見解が日本にないとしているのは、このうち第二の集団的自衛権である。・・・
 たとえば日本が武力攻撃を受けて、それに対処するためにアメリカ軍と自衛隊が共同行動をとっているとき、アメリカ軍への攻撃に対して自衛隊が反撃することは、憲法で禁止されてはいない。従来の政府見解でも、こうした反撃は、わが国の自衛の範囲内であり、その場所がたとえ公海上であったとしても、自衛隊による反撃を否定するのは、常識的には奇妙なことだとされてきた。 ・・・」
http://digital.asahi.com/articles/TKY201302130558.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201302130558

 鳩山元首相の最近の訪中時の発言など国賊の名に値しない。
 これぞ、正真正銘の国賊的発言。↓

 「「レーダー照射ホントにやったのか」加藤紘一元幹事長が仰天発言・・・」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130213/stt13021320230007-n1.htm

 ほう、読売は、戦後の駐日米大使の大部分を不適任だったとこきおろすつもり?↓

 「主要国大使に民間人は無理なのか・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/columnpolitics/20130213-OYT8T00844.htm?from=yoltop

 面白いオハナシだが、尖閣問題と直接関係はないでしょ。↓

 「・・・アメリカのルーズベルト大統領が中華民国国民政府の蒋介石主席に『日本を敗戦に追いやった後、琉球群島をすべて中華民国(中国)にあげようと思うが、どう思うか』と何度も聞いたのに、蒋介石が断った・・・
 蒋介石が「琉球群島はいらない」と、ルーズベルトのプレゼントを拒否してしまったことをひどく後悔し、「この密談はなかったことにしろ」と部下に命じた・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130208/243504/?mlp&rt=nocnt

 朝鮮日報が、韓国の核武装の必要性を示唆した。↓

 「・・・当面の選択の一つは、韓半島非核化宣言を北朝鮮が無効宣言で白紙化した以上、1991年の韓半島非核化宣言前後に撤収させた米国の戦術核兵器を再配備することだ。2011年初めに米ホワイトハウスのゲイリー・セイモア調整官(軍縮・大量破壊兵器テロ担当)は「韓国が戦術核兵器の再配備を公式に要求すれば、米国が応じるのは当然だ」と述べ、米下院軍事委員会は昨年5月、米政府に戦術核兵器の再配備を勧告する内容の国防主権法改正案を可決した。・・・
 北朝鮮の核を頭上に戴き、国の安全保障と国民の生死を北朝鮮の処断に任せるのではなく、自分を守るためにはむしろ相当の危険と犠牲を冒してでも「望まざる決断」を下すことがあり得る―。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/02/13/2013021300964.html?ent_rank_news

 下掲の見解については、大部分同意だが、最後の2センテンスは、(「人間にとって・・・自然」ではないところの)「スポーツ」全否定論のように読めたな。
 そもそも、スポーツじゃ、一番最後の一文などありえなさそうだもんね。↓

 「・・・今までの常識を超えたレベルまで上達するようなことは「しごき」では決して出来ません。・・・
 「術」と呼べるほどの技というのは、単なる反復練習の延長線には現れない、動きが質的に転換したものです。そういうものを身につけるためには、自発的な研究心が絶対に必要だ・・・」
  私が武術を通して追求しているのは、「人間にとっての自然とは何か」で<す。>・・・
 柔道の代表監督のように、選手に金メダルを取ってもらおうという場合には、指導者には金メダリスト以上の技量が求められる・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20130212/243601/?mlp

 これも、狩猟採集社会に適合的な人間の遺伝子がなせる業のようだが・・。↓

 <米国で、女性の数が男性より多い郡(county)じゃ、未熟児の生まれる率が高い。↓>
 ・・・in U.S. counties where women outnumber men, more babies are born underweight.・・・
 <これは、男が少なきゃ生まれて来る子供が満足に成長する保証がないので、妊婦が、無意識的に胎児を発育不良にして殺そうとするから。↓>
 This framework puts low birth weight in the context of resources that the mother has at her disposal, and the likelihood of the baby’s survival. Mothers, according to this theory, make intuitive tradeoffs based on their living conditions. If men are scarce, and not likely to remain as supportive partners in raising children, then mothers face a balancing act, forced to divide their limited energy and resources among raising their offspring and preserving their own bodies to reproduce again. The circumstance reflects how each species has a “finite amount of effort” and therefore has to make “tradeoffs between different aspects of life” in terms of growth, development, reproduction, and parenting・・・. But the decisions may have long term consequences; babies born at low birth weight may be at an increased risk of certain health conditions later in life, including heart disease, diabetes and high blood pressure.
 <このような女性の数が多い社会では、男の方は、(女の交渉力の弱いことを見透かして、)多数の女と並行してパートナーとなり、子育てに余り関わらない。黒人の多い郡にはこのような傾向がみられる。↓>
 At the same time, if men are outnumbered by women, then they may choose to devote their efforts to having multiple partners and less on parenting. “You would think if men are scarce, it’s easier for them to get a partner and get married and have a family,・・・but what’s happening at the population level is that men are less likely to settle down and get married, and more likely to use that leverage to play the field and get more partners. They don’t have to commit as readily as men in other populations because the women don’t have as much bargaining power.”・・・
 <狩猟採集社会の時からそう。↓>
 ・・・in hunter-gatherer populations, babies who grew up without fathers were more likely to die before they reach maturity.
 <男が子育てに余り関わらないとは、家族に対し、食糧、社会的支援、技術の訓練の各面において支援を余りしないということ。だから、女としては、現在の子供を犠牲にして将来の子供に投資する(賭ける)ほかない、ということ。↓>
 So when fewer contributions from fathers are coming in -- dads supporting families with food, social support, and training skills — women may adjust accordingly. “When conditions seem unfavorable, women might reduce their investment in their current offspring, so they can save resources for [future] children who will have a better chance to survive and reproduce,”・・・
http://healthland.time.com/2013/02/13/if-men-are-scarce-women-have-smaller-babies/
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太田述正コラム#6028(2013.2.14)
<芸術と科学(その1)>