太田述正コラム#5913(2012.12.19)
<皆さんとディスカッション(続x1754)>

<太田>(ツイッターより)

 英国王が、閣議を主宰しなくなったのが1717年、閣議に平時は出席しなくなったのが1781年、前回閣議に出席したのは先の大戦中だが、それ以来初の平時の閣議出席をエリザベス女王が果たし、第一子たる長女を王位継承順位一位とする決定等を見守った。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-politics-20757382

 「日本…は…閣議で…自衛隊…がハイチで使用していた掘削機など…14台<の>同国…<への>供与…を決めた。…自衛隊の装備<は>武器と見な<されてきたところ、>今回の措置は<緩和された>武器輸出三原則に<すら>違反<だ。>…」
http://j.people.com.cn/94474/8063587.html
 野田さん有難う!

<iuO8woek0>(「たった一人の反乱」より)

 <ynZ+Q91E0クン(コラム#5911)よ、>ただし公明党が反対しているから、解釈改憲も無理じゃね?
http://mainichi.jp/select/news/20121219ddm005010139000c.html

<+jwq8nwy0>(同上)

 閣議決定による解釈改憲は公明党への配慮で無理だから、国家安全保障基本法案(議員立法)による解釈改憲って流れになってるんだと思う。

太田さんには法案がどんなもんか、一度目を通して欲しいね。
http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/117613.html

 コラム#5601では反対、コラム#5893で「中身については、これでイイね。」って、どうなってんの?、ってことで。

<太田>

 本日、時間がないので明日ね。


<mCeItHa.>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 日本社会党を作ったのがマッカーサーで、その目的は国会議席三分の一を占めることによって日本国憲法を改正させないためであった。
 マックは社会党が所望の議席を占めるまで選挙に介入し続けた。

→典拠ついてないよー。(太田)

 今回の衆議院選挙結果を肯定的に捕らえるとするなら、仙石に代表される民主内旧社会党勢力をほぼ駆逐できたことに歴史的意義があったと考える。

<4kHdQmmc>(同上)

 太田コラムに関係する興味深い挿話↓

 (支那派遣軍の一部が終戦後、軍事顧問団として台湾に渡り台湾軍のソフトを形作ったという話。ただし、ハードはアメリカ。)
 「赤魔は、日を逐うて亜細亜大陸を風靡する。平和と自由とを尊び○○提携の要を確信する○○○○同志は、此の際亜東の反共聯合、共同保衛のため蹶起し、更に密に協力して防共に精進すべき秋である。
 茲に、○○側同憂相謀り欣然として赤魔打倒に邁進する○○○○○○○○の招聘に応じ以て○○恒久合作の礎石たらんことを期する。」
http://g2.kodansha.co.jp/4291/4668/4767/4768.html
 「白団は、国民政府軍の陸海空三軍の高、中、下級幹部の短期訓練を担うことになった。
 最初は大尉以下の中級幹部が中心となり、戦史から戦術、情報、兵站などあらゆる面の授業を受けた。」
http://g2.kodansha.co.jp/4291/4668/6382/6383.html
 (また、陸軍軍人によって日本型政治経済体制の一部が移植された可能性がある?)
 「蒋介石が白団から得たものは、軍事教育だけではなかった。「国家総動員体制」の整備である。
 白団最大の成果とも言われるほど、国民政府の国防体制の強化に貢献したものだ。」
http://g2.kodansha.co.jp/4291/4668/7029/7030.html
上掲コラム全体
http://g2.kodansha.co.jp/4291/4668.html
偕行社(旧陸軍系団体)の白団関係記事
http://www.kaikosha.or.jp/kankousi-kaiko/paidan.html
白団(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%9B%A3

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 あんまし意味がある世論調査結果だとも思わないが、一応記録にとどめておく。↓
http://www.asahi.com/politics/update/1218/TKY201212180516.html
http://www.asahi.com/politics/update/1218/TKY201212180562.html
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121217/plc12121723060005-n1.htm

 日本の「独立」の方とは違って、女性の「自立」の方は絶望的状況だな。↓

 「・・・日本では25歳から34歳の女性が大学を卒業している割合は59%で、男性の52%を上回る。45歳から54歳では男性の学士保持者が32%、女性は23%となっていることから、時代を経た変化が窺える。
 しかし男女間の給与格差は29%とOECD平均の16%より遙かに大き・・・<く、>OECD主要加盟国の中で韓国に次いで最も大きい。・・・40歳以上では40%も開きがあり、若い世代でも約15%の差が見られる。また、日本の上場企業の役員における女性の割合はわずか5%で、OECD加盟国の中で最も低いレベルに入る。・・・」
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20121218/142141/?bpnet

 米国の連邦裁判所が、シー・シェパードによる日本の捕鯨妨害を禁ずる仮処分を出した。(ここでは関連部分を引用しなかったが、本件が果たして米国の裁判管轄に属するのか、という疑問は残る。)↓

 ・・・A US court has ordered conservation group Sea Shepherd to stay at least 500 yards away from Japan's whaling fleet in the Southern Ocean.
 The US Court of Appeals for the Ninth Circuit banned the group from "physically attacking any vessel engaged by the plaintiffs". ・・・
 The ruling by the court also bans Sea Shepherd from "navigating in a manner that is likely to endanger the safe navigation" of any whaling vessel. ・・・
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-20778616

 へいへいそうですかい。
 (この中に出てくる、「抗日戦争中に米国の政府と民間は共に中国に多大な支援を行った」は、米国史における、黒人差別と並ぶ最大の汚点であることを、我々は、早く米国の人々に理解させなくっちゃな。)↓

 「・・・反日感情と異なり、中国社会に根深い反米感情はない。・・・米国は列強の中で中国に対する害が最も小さかった国であるうえ、抗日戦争中に米国の政府と民間は共に中国に多大な支援を行った。冷戦の対立で生じた強烈な反米感情も冷戦後期の中米関係正常化で薄められた。
 改革開放後、中国民衆は米国の民主・自由・法治、良質な教育、先進の科学技術、高度に発達した経済、そして流行文化などを幅広く理解し、中国社会は米国に対してあまねく好感を抱いている。中国が社会、法律、経済、教育などの改革に直面するたびに、専門家、学者、メディアは米国ではどうしているかを紹介する。中国のいわゆる「世界基準と合わせる」は、かなりの程度において「米国基準と合わせる」ことだ。・・・
 したがって、米国が反中政策を改めさえすれば、中国の反米感情は速やかに減退するのだ。」
http://j.people.com.cn/94474/8062958.html
 
 とりわけ、大金持ちに米国は人気が高いようだねえ。↓

 「・・・1億元(約13億4600万<円>)以上の個人資産を保有する企業オーナーのうち、「すでに海外に移住している」人は27%に達し、47%が「移住を検討中」、約60%が「投資移民を完了、あるいは検討中・・・移住先トップは米国・・・」
http://j.people.com.cn/94475/8062979.html

 だけど、中共当局は米国をあんましお好きじゃないようだよ。
 米国による、キリスト教布教活動を通じての反共産党意識の注入を強く警戒していることが明らかになった。↓

 Chinese leaders issued an order last year quietly directing universities to root out foreigners suspected of plotting against the Communist Party by converting students to Christianity.・・・
 The document talks about infiltration by religion as a whole, but it singles out Christianity as particularly dangerous and the United States as leading the effort. No other country or religion is mentioned by name.・・・
http://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/chinese-leaders-still-suspicious-of-religion-party-document-shows/2012/12/18/706637f6-4856-11e2-ad54-580638ede391_print.html

 目の保養になる女性も若干は登場するよ。↓

 「張曼玉、林青霞、関之琳 時代を記念する美しい女神たち・・・」
http://j.people.com.cn/94638/94657/8063029.html

 サルマン・ラシュディが莫言による検閲肯定発言(コラム#5889)を以下のように切り捨てた。まさにその通り↓

 ・・・Mo Yan defended censorship in Stockholm by comparing it to airport security.
 <「反体制派文学=テロリズム」と莫言は言った。↓>
 Airport security exists to guard us against terrorist attacks. Thus Mo Yan was making a moral equivalence between dissident literature and terrorism. That was and is objectionable, and I do not hesitate to condemn it."
http://www.guardian.co.uk/books/2012/dec/17/salman-rushdie-mo-yan-pankaj-mishra

 ホントに朝鮮日報は分かっちゃないねえ。そりゃ、日本じゃなくってお宅(韓国)の方だろが。↓

 「共存と孤立の岐路に立つ日本・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/19/2012121900534.htm

 タイの仏教が急速に衰退しつつあるらしい。↓

 ・・・In a relatively short time, the local Buddhist monk has gone from being a moral authority, teacher and community leader fulfilling important spiritual and secular roles to someone whose job is often limited to presiding over periodic ceremonies.
http://www.nytimes.com/2012/12/19/world/asia/thai-buddhist-monks-struggle-to-stay-relevant.html?ref=world&_r=0&pagewanted=all
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1月19日(土)のオフ会の参加申し込みは下掲から。↓
http://www.ohtan.net/meeting/
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太田述正コラム#5914(2012.12.19)
<米墨戦争と米国の人種主義(その1)>

→非公開