質問: あなたは、外務省にどんなイメージを持っていますか?


ァ屬修梁勝
TOP5には入らなかったものの、ぜひ紹介しておきたい貴重な意見をまとめてピックアップ!わずかの差で第6位と涙をのんだのは…
“実はここにも…”(キャッチフレーズHPより)がキャッチフレーズの「総務省」。
中野雅至「霞ヶ関期っての特権隠れ家。こっそりと利権を温存し続けているところが相変わらず腐っている」
江田憲司「地域主権や分権を訴えているが、実はアンタが地方を統制していてジャマ」
川端達夫新大臣は、地方分権や郵政改革など課題山積の中、総務官僚に取り込まれることなく仕事が出来るのか?
続いて、出身者である寺脇研氏に断罪されたのは…“人を育て、知恵を生みだし、未来の基盤をつくる”(入省案内HPより)「文部科学省」。
寺脇研「子どもの健康安全より原子力科学技術が大切。これまでの原子力開発政策を正しかったと守り続けるところが腐っている」
一方、「役人の落ちこぼれの吹き溜まり」と斬って捨てるのは、太田述正氏。「仕事は『ゆとり』だらけにしか見えない。やたら天下り先が多く腐っている!」
ちなみに中川正春新大臣に対する省内の評価は、「答弁ベタで追及された時に不安」と、こちらもオチコボレ判定。
そして、経産省OBのお二人がこきおろすのは、「食」と「農」の再生を目指す(再生プランHPより)…「農林水産省」
原英史「農業のためでなく、農協のための農政を続けてきた組織体質が腐っている」
岸博幸「危機対応能力はないけど既得権益は守りたがるOBを含め組織全体が骨の髄まで腐っている」
続いては“環境負荷の少ない持続可能な経済社会を実現する”(環境基本計画より)「環境省」。一部では「三流官庁」とも呼ばれ、不要論さえ出ているこの省について、江田憲司さんは…「色男な環境省。金と力はなかりけり」所管大臣はあの細野豪志氏。さらに副大臣には俳優出身の異色議員・横光克彦氏も起用。まさに色男軍団!?
さらに、気象庁(国交省外局)にかみつくのが、片山さつきさん。「気象予報が仕事なのに、『予報など性格に出来ない』と居直り自己弁護。やめた方がいい!」とバッサリ!
さらに内閣府外局の消費者庁に対しては…片山さつき「寄せ集めの各省出向者が、自分の役所の権限を侵さないように、できるだけ仕事をしないようにしている」まさに霞ヶ関全体から、腐敗臭が漂ってくる気がしますが

質問: あなたは、これら省庁にどんなイメージを持っていますか?


Α孱碓 経済産業省」
数ある腐った省を押さえ、堂々の第1位に輝いたのは…「日本を動かし、世界で戦う」(採用情報HPより)経済産業省!かつて「高度経済成長」を主導し、小説「官僚たちの夏」に描かれた熱血官僚のイメージも今は昔。いまや原子力発電所の「安全神話」崩壊で、省としての権威は失墜。
さらに女性問題がバレて更迭される審議官など、スキャンダル官僚も続出!
その一方で、改革に邁進する古賀茂明さんを冷遇、退職に追い込もうとしている!
寺脇研氏「経済界産業界の意向に沿って、原発の維持・再稼働に向かう。国民の健康安全より産業界が大切」
太田述正氏「原発利権漁りをしていたことがバレても屁の河童」これら原発行政の腐敗に加え、元官僚ならではの指摘も。
中野雅至氏「自分の利権は守る一方で、他の役所には規制緩和を求める“他人に厳しく自分に優しい”」
江田憲司氏「権限仕事がないもんだから、他省庁の領域に踏み込んで仕事をつくるインベーダー」
天木直人氏「他の省庁仕事を取り込んで生き残ろうと、権限争いに明け暮れる。不用!」
この腐敗度ナンバー1の経済産業省を率いることになったのが、枝野幸男大臣!
官房長官として原発事故の対応にあたり、経産省のみならず電力業界の裏まで知り尽くした「即戦力」。しかし、官僚と経済界の強力タッグに、どこまで切り込めるのか…?

質問: あなたは、経済産業省にどんなイメージを持っていますか?

<TA>

 太田さんが何を話すだろうか、何を話して欲しいか、何を話すべきか・・・などを一晩考えた結果です。参考になるか分かりませんが・・・。↓

 前置き・・・「役人は腐ってる」って言いますけど、いや、確かに腐っているんですが、腐った原因について考えないと何の意味もない。私は別に役人を擁護する意図は全くない。それは前回、前々回の出演時に役人の手口を暴露しまくったことで明らかだと思う。お望みとあらばまだまだいくらでも暴露しますが、そんなのは時間の無駄だ。

 スローガン・・・日本は米国の属国であって、安全保障と外交の基本という国政において最も重要な部分を進んで米国に委ねている。つまり日本には国政は存在せず、中央政府の役割は地方自治体レベルのものしかない。だから役人(個々の案件の専門家)だけでも政治は回るし、役人に丸投げするだけで政治家が務まる。自民党政治というのは、所詮その程度のものだった。

 5位厚労省・・・年金問題なんて、要するに自民党の役人丸投げがばれたというだけの話だし、自民党が汚職を生業とするだけの集団だったということは、薬害エイズ問題を思い出してもらえば明らかだ。両者を暴き追求したのは、どこで、誰だったか?

 4位防衛省・・・戦後日本は、国民的コンセンサスの下で軍事を放棄した。自衛隊はアメリカから一方的に軍備をたかっていることを誤魔化すための、つまり言ってみれば、詐欺のための道具でしかない。だから自衛隊は、役に立たなければ立たないほどよい、国民がそれを望んできた。そして現実に、毎年五兆円もの「目的外使用」を許して頂いてきた皆さんのお望み通り、自衛隊は何の役にも立たない組織です。大いに喜んでください。

 3位財務省・・・省略

 2位外務省・・・戦後日本に外交なんてない。嘘だと思うなら、時の政権・総理大臣がどのような外交方針の下どのような外交政策を行ってきたかの歴史を紐解いてみれば良い。何にもないでしょう?つまり政治家の仕事はODA利権を漁るぐらいしかない。その他のことは役人に丸投げして、ひたすらアメリカ様に付いて行けば良い。アメリカ様にとって興味のない拉致問題では、どんなに国民の関心があろうとも何の手も打てないが、これも、情報機関(この件は憲法等の制約もない)すら作らない政治家と、そんな政治家を選び続ける国民が悪い。

 1位通産省・・・原発原発言いますけど、横須賀の米軍原子力空母は良いんですか?あれも原発の一種ですよ?自民党が首都圏に原発を置くことを決めたとき、反対運動はあっただろうけど、結局はあなた方国民は容認したでしょ?何で?(答え・・・安全保障放棄が、国民の総意だから)

 ・・・

 たびたびすみません。「詳しい番組の内容表」、いま読みました。
 個人的には、官僚批判一色の企画そのものをブチ壊して、戦後政治批判をして欲しいです。

<MS>

 TAさんの内容はそのとおりなのでしょうが、実際にしゃべるときは、本質的に重要なことだけを一言でいって、それに対する質問を受けて具体的な事例を明かす、といった流れでしゃべらないといけないと思います。太田さんには釈迦に説法の気もしますが。。。
 たとえば、前置きとスローガンは、「日本には主権がないから」といえば、必要最小限ですみます。この一言には必ず噛み付いてくる人がいるんじゃないかと思います。
 外務省などの批判などには、下記の愛知外相の発言を引き合いに出してみれば、おもしろいかもしれません。
http://blog.ohtan.net/archives/51293847.html

-----------------------------------------------------------
 <例>

 1969年にニクソン・ドクトリンの発表されたとき、ニクソンの考えでは、

 『米国が海外のプレゼンスを減らすに従い、世界には米国、ソ連、中国、日本、西欧の新たな5大国体制が出現し、冷戦期の強固な同盟関係によってではなく、5大国間の勢力均衡によって安定がもたらされるはずであった。』

 にも関わらず、日本側は、吉田学校生徒の代表格である佐藤栄作内閣の下、愛知外相は「フォーリン・アフェアーズ」に次のような寄稿をしています。
(佐藤栄作: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E6%A0%84%E4%BD%9C
愛知揆一: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E7%9F%A5%E6%8F%86%E4%B8%80 )

 『アジアで平和を維持する責任を米国から引き継ぐことなど、日本にとって問題外である。日本は憲法上の制約を抱えている上、両国間の軍事力は現在も将来も大きな開きがあるからである。このような責任を引き受ける準備は日本の一般世論にもできていないだけでなく、それを歓迎する自由国家はアジアにはないと私は考えている。・・・合理的に考えて、この地域での大規模な軍事的冒険に効果的に対抗できる米国の抑止力を引き続き維持することに代わるものは、当分ありえないであろう。』

(『』は、Victor D. Cha, 「米日韓 反目を超えた提携」p.72)

 42年たったけど、外務省、防衛省、政治家は何してきたの?と。
 孫引きなので、引用する際は原本をあたったほうがよいかもしれませんが。。。

<TT>

 収録前から本番の議論を予想する議論の方がもはや面白いのですが、コラム読者が言ってもらいたい事と太田さん自身が言いたい事をあれもこれもと詰め込みすぎて精彩を欠くのも良くないので、スケベ心を持たず、言うべき事としては「主権を放棄しているから腐る」ということだけで、後は質問や反論を通して言いたい事を言う、くらいの心積もりで良いのではないでしょうか。
 討論番組風のバラエティ番組なので、議論の方向は読めません。
 質問や反論が、太田さんやコラム読者にとっては言わずもがなの内容であったとしても 易しく優しく答えてあげてください。

<BERNIE>

 太田総理の出演箇所を見返してみました。

≫私は、「そうは思わない。」と割って入り、属国論、買弁官僚論をしゃべりま
した。≪(コラム#5009。太田)

 ここの入り方は絶妙でした。このおかげで、続く属国論のくだりが編集でカットしづらくなっていました。

≫食糧管理、年金制度、そして高速道路の起源の話もしました。≪(同上)

 この辺りはカットされていました。

 「たかじん」も「太田総理」同様、あくまでバラエティ番組なので、視聴者にとって分かりやすい話、面白い話しか使われません。
 今回も、「官僚腐敗は、日本がアメリカの属国なのが原因だ。」と、いきなり核心から入っても、「話が飛躍しすぎ」「陰謀論だ、アメリカは関係ない」と、最初からまともに取り合って貰えずに、下手をすれば丸々カットされてしまうと思います。

 そこで今回は、以下の様な流れで、自然に視聴者の問題意識を刺激するように話をされてはどうでしょうか?


官僚機構の不祥事の責任はことごとく一義的には政治家にある。
       ↓
政治家→官僚→(東電に代表される)被規制 ・被保護産業の経営者、と
腐敗・退嬰が広がっていった結果が、今の日本の状態。
       ↓
なぜ日本には程度の低い政治家しかいないのか?
       ↓
現在の日本の中央政界の政治家ないしその候補は、ドロップアウトかアウト
ローか、あるいはその両方。決して選良ではなく、平均的日本人に過ぎない。
       ↓
日本がリーダー不在に至ったプロセス
       ↓
戦後日本は経済至上主義の吉田ドクトリンを国是として墨守してきました。
そうである以上、「利益志向に走った人」が一般国民に多く、また、「欲、
金、権力、地位等に自分の人生を掛けた」人が政治家に多いことに何の不
思議もありません。政治家だけが程度が低いのではなく、まさに国民の程度
相応の政治家を戦後日本は持ってきたのです。
       ↓
では、これからどうするべきか?


 番組としては、太田さんに防衛官僚の退廃、腐敗ぶりを語ってくれるのを期待しているでしょうから、最初からそもそも論をぶつのはまずいかもしれませんが、議論のまとめとして使えるのではないでしょうか?
 特に「なぜ日本には程度の低い政治家しかいないのか?」という疑問は多くの国民が共有しているはずなので、強く関心を引けると思います。

<TA>

>「たかじん」も「太田総理」同様、あくまでバラエティ番組なので、視聴者にとって分かりやすい話、面白い話しか使われません。

 この点は、全く心配ないと考えて良いと思います。
 この番組が編集をほとんどしないことは、ほとんど定説になっています(典拠がなくて申し訳ありませんが、毎週欠かさず見ている私の発言に信憑性を感じて頂きたく思います)。

>今回も、「官僚腐敗は、日本がアメリカの属国なのが原因だ。」と、いきなり核心から入っても、「話が飛躍しすぎ」「陰謀論だ、アメリカは関係ない」と、最初からまともに取り合って貰えずに、下手をすれば丸々カットされてしまうと思います。

 「丸々カット」は絶対ないと考えて良いです。
 問題は「最初からまともに取り合って貰え」ない可能性ですが、これは太田さんの説明いかんにかかっているだけだと思います。
 遠回し、婉曲、難解な話し方さえしなければ、必ず食いついてくると私は思っています。
 演説やプレゼンや論文では、「結論を先に述べる」というのがある種の基本形だと聞いたことがあります。これを踏襲してみてはいかがでしょうか。
 あと、他の方はともかく、宮崎さん(と、おそらく辛坊さんも)は太田さんに一目置いているはずです(一回目の出演時や、「ムーブ」での「頭が良い」発言より)ので、少なくとも完全に無視されるとは考えにくいと思います。

>官僚機構の不祥事の責任はことごとく一義的には政治家にある。
>       ↓
>政治家→官僚→(東電に代表される)被規制 ・被保護産業の経営者、と腐敗・退嬰が広がっていった結果が、今の日本の状態。
>       ↓
>なぜ日本には程度の低い政治家しかいないのか?
>       ↓
>現在の日本の中央政界の政治家ないしその候補は、ドロップアウトかアウトローか、あるいはその両方。決して選良ではなく、平均的日本人に過ぎない。
>       ↓
>日本がリーダー不在に至ったプロセス
>       ↓
>戦後日本は経済至上主義の吉田ドクトリンを国是として墨守してきました。
>そうである以上、「利益志向に走った人」が一般国民に多く、また、「欲、金、権力、地位等に自分の人生を掛けた」人が政治家に多いことに何の不思議もありません。政治家だけが程度が低いのではなく、まさに国民の程度相応の政治家を戦後日本は持ってきたのです。
>       ↓
>では、これからどうするべきか?

 この場合、結論を先に述べる手法を取るなら、

悪いのは政治家→政治家にはアウトローかドロップアウトしかいない→それは吉田ド
クトリンのせいだ

となると思います。
 ここで出演者が同意すれば(しないでしょうが)説明は不要ですし、興味を持たれたらその発言意図を質問してくるでしょう。
 こちらから主張したいことを述べるより、相手に質問させる手法を取る方が、より長く発言できかつ相手に伝わり易いと、私は思います。
 ただ、戦後経済発展の原因(日本型経済体制)を説明しなければならないような話の持って行き方は、避けるべきだと思います。
 そして、戦後日本が利己的と言われても、東日本大震災での被災者の利他的振る舞いの記憶が残っていますので、それを伝えるのは至難の技のような気もします。
 ついでに申し上げると、国民批判はよくよくお考えの上で発言された方が良いと思います。太田さんの風貌・発言の仕方は、典型的(偏見と言っても良いかもしれません)な官僚そのものなのです。
 実際はその真逆というだと私は思っているのですが、下手な発言が「国民を見下す官僚」という風な印象を与える可能性は、常に頭に入れておいた方が良いと思います。

>番組としては、太田さんに防衛官僚の退廃、腐敗ぶりを語ってくれるのを期待しているでしょうから、最初からそもそも論をぶつのはまずいかもしれ ませんが、議論のまとめとして使えるのではないでしょうか?

 正直、(失礼ながら)なぜ「言って委員会」が太田さんを呼んだのかを計りかねています。
 二回目はともかく、一回目は企画そのものを完全にご破算にしたはずなので、番組の企画担当者から敬遠されているのだとずっと思っていました。
 にもかかわらず今回呼ばれたので、私としましては、「企画なんて遠慮なくぶっ壊して良いよ(^^)」というメッセージだと勝手に受け止めています。
 「最初からそもそも論をぶ」って企画をぶっ壊して下さることを、個人的に期待しております(企画をぶっ壊すイコール太田さんの独壇場になる)。

 ついでに、台湾ご出身の金美齢さんが出演されておりますので、台湾の安全保障上の重要性とともにその台湾に対する戦後日本の外交政策について質問すれば、戦後日本に対台湾政策なんて存在しない(外交がない)、全てアメリカに丸投げしていることの具体的実例になるかと思います。
 あと念のため、勝谷さんの小沢信者ぶりは有名ですので、小沢批判をすると議論がそれる可能性が高いと思います。
 お気を付け下さい。

<太田>

 皆さんからいただいたご意見も踏まえ、以下のようなメモをつくって収録に臨むことにしました。

            --たかじん用メモ--

 <厚生労働省>

 当時の陸軍大臣(寺内寿一)の提唱に基づき1938年に内務省から分離する形で厚生省・・実態は厚生労働省・・・が設置された。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E7%9C%81
 そして、厚生省は、国民年金制度を、先の大戦中に、軍人恩給的な保障を国民全体に及ぼそうという発想から導入した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B4%E9%87%91#.E5.B9.B4.E9.87.91.E5.88.B6.E5.BA.A6.E3.81.AE.E6.AD.B4.E5.8F.B2
 このような安全保障的原点を忘れ、堕落し切ってしまったのが現在の厚生労働省。
 もっとも、そうなった一義的責任は厚労省にはない。
 戦後日本が外交・安保を擲ってしまったことがその原因。
 だから、一義的責任は政治家にある。この点は後で説明する。

 <防衛省>

 戦後日本は外交安保の基本を宗主国の米国にぶんなげてしまった。
 だから日本には軍隊はない。
 宗主国である米国用の見せ金として、ないものをあるように見せかけているだけだ。
 当然、その軍隊もどきである自衛隊は、何もやらない、できないようにがんじがらめにされている。
 だから、防衛省の存在そのものが不祥事だと言ったのだ。
 もちろん、その責任は防衛省にはない。政治家にある。

 <財務省>

 防衛省は外交安保の手段に関わる官庁だが、これから登場する三つの官庁は、外交安保政策官庁ないし、外交安保政策部門が大きなウェートを占める官庁だ。
 だから、アンケートで腐ってる官庁(官僚)のトップスリーに選ばれたのは当然だろう。
 財務省の場合は、為替と貿易外取引(注1)の相当部分に係る外交安保政策部門を持っている。(だから、財務省には事実上次官が二人いる。一人は事務次官、もう一人は外交安保政策部門を統括する財務官だ。)

 (注1)商品貿易以外の対外取引の総称。運輸、保険、海外旅行、直接・間接投資、証券の輸出入など。目に見えない貿易。見えざる貿易。無形貿易。
http://www.weblio.jp/content/%E8%B2%BF%E6%98%93%E5%A4%96%E5%8F%96%E5%BC%95

 財務省の前身である大蔵省は、接待漬けが過ぎて、金融行政と(形だけだが)予算編成権、を切り離されるという無様な目に遭ったわけだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E8%9E%8D%E5%BA%81
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%94%B5%E7%9C%81

 外交安保に関わる役所はどうして腐敗するのかについても、後で説明する。

 しかし、こんな財務省の腐敗だって一義的責任は財務省にはない。政治家にある。

 <外務省>

 外務省は、文字通りの外交安保政策官庁だ。
 だからこそ、腐り切っている。
 戦後の、外交安保を擲った、米国の属国日本を意図的に作り上げたのは外務省出身の幣原喜重郎と吉田茂。
 (彼らは、外務省に最大の責任があったというのに、戦争責任を旧軍、就中ほとんど責任のない帝国陸軍に押し付け、軍隊を廃止した。)(注2)

 (注2)この括弧内は、極力言及しないことにする。

 爾来、この吉田ドクトリンの第一司令塔として、官庁腐敗の最大の源であり続けているのが外務省。
 だけど、こんな外務省の腐敗だって一義的責任は外務省にはない。政治家にある。

 <経済産業省>

 経産省の場合は、貿易という外交安保政策部門を持っている。
 「吉田茂は、商工省<に貿易部門を設置し、商工省>を通商産業省に改編<することによって>・・・日本の産業政策を吉田ドクトリンで染め上げようとし」(コラム#5005)、それに成功した。
 これにより、通産省も、その後継たる経産省も、吉田ドクトリンの第二司令塔として、官庁腐敗の二番目の源であり続けている。
 その経産省が、現在、原子力行政の大部分をも担うに至っているが、原子力行政は、安全保障行政であると言っても過言ではない。
 そんな原子力行政が、経産省の腐敗により破綻したのは当然だと言えよう。

 何度も繰り返すが、こんな経産省の腐敗だって一義的責任は経産省にはない。政治家にある。

 さて、外交安保に関わる役所はどうして腐敗するのかを説明しよう。
 戦後日本は外交安保を擲っているのだから、外交安保に関して政治家がまともな指示を役所にしないし、やろうとしてもその能力がない。
 何をやるべきか碌に指示がないのに、所管はしているのだから、役所が利権まみれになって腐敗するのは不思議ではない、ということだ。
 だから、官庁腐敗の一義的責任は政治家が負うべきなのだ。

 戦後日本の政治家の質はどんどん劣化している。
 自民党だろうが民主党だろうが、森首相あたりからの首相のレベルを見ればこのことは明らかだろう。
 その原因は二つある。
 一つは、戦後日本が外交安保を擲ったことで、国政レベルの政治が地方政治と大同小異となって面白くなくなり、人材が集まらなくなったことだ。
 もう一つは、たとえそれなりの人材が政治家になったとしても、外交安保に携わらないので政治家として鍛えられないことだ。
 外交安保に携わるということは、日々、人を殺す決断を迫られるということだ。
 その一番端的な例が、軍事力の行使だ。
 その場合、相手にもこちらにも、しかも軍人にも民間人にも死者が出るのが通常だ。
 それぞれ、どれくらいの死者を受忍するかを政治家は考えることを強いられるわけだ。
 鍛えられるのは当然だろう。

<TA>

 幸いなことに防衛省がテーマとなるのは序盤ですので、そこでは太田さんにより発言権が与えられるでしょうから、ここで(他省庁の分も含む)「メモ」の内容を全て言いきってしまうぐらいの気構えで喋っていいと思います。
 少なくともここで出演者にインパクトを与える内容をいくつか言っておかなければ、その後発言がし辛くなると思います。
 後回しにすればするほど、議論を深めることはできなくなるでしょう。

>(彼らは、外務省に最大の責任があったというのに、戦争責任を旧軍、就中ほとんど責任のない帝国陸軍に押し付け、軍隊を廃止した。)(注2)

>(注2)この括弧内は、極力言及しないことにする。

 「委員会」では歴史認識関連の議論が盛んです。議論が脱線する危険もありますが、「左」的な印象を持たれるであろう太田さんが、アメリカの愚かさを断罪しかつ「極右」と勘違いされるような発言をすることは、かなりのインパクトを与えると思います。
 議論の流れによっては、むしろ積極的に発言すべきかもしれません。

<KT>

>官僚機構の不祥事の責任はことごとく一義的には政治家にある。<(太田)

 これを元官僚が言うと、本意が通じなくなる可能性があります。(たぶん「責任のなすりつけ」とか言われます)

 なので、官僚が作成する法案や政策は(本来は政治家が作成しないといけないけど)、国会の議決が無いと成立しないので、政治家に国の責任がある。
 そして、その政治家を選んでいるのは官僚も含めた日本人全員だ。

とか、まず自由民主主義の基本を簡単に言うのはどうですか?

 あと、元官僚に官僚批判をやらせるって、テレビ側の意図がミエミエじゃないですか。
 元官僚サイド3人とも袋叩きにあう可能性が大です。

<MS>

 メモとてもよいと思います。
 BERNIEさんの提案も読んでいてスムーズで素晴らしいと思いました。

 一点だけ、重要なことがあるとすると、KT君もいっているように、「官僚機構の不祥事の責任はことごとく一義的には政治家にある。」を、「官僚機構の不祥事の責任はことごとく一義的には政治家と、それを選んでいる国民にある。」とした方が、激論になるんじゃないかと期待します。
 ・・・

 <いずれにせよ、>議論が白熱すれば国民の責任の説明は避けて通れないところがあると思いますが、それをいう前に一言、「誤解をおそれずいうと」というような前置きをすれば、感情論に陥らず議論が滑らかに進むかもしれません。

<太田>

 国民の責任に言及しなかった理由は三つ。

一、幣原、吉田は、国民によって選ばれたわけではないが、首相や外相は政治家と言うべき。
(少なくとも吉田は、その後、選挙の洗礼を受けて、名実ともに政治家になった。)
二、吉田ドクトリンを定着化させたのは主権回復直後の政治家達。
三、かなり前から、選挙に立候補する人物が劣化し、国民はまともな人物を選ぼうにも選べなくなっている。

(続く)