太田述正コラム#4993(2011.9.15)
<皆さんとディスカッション(続x1324)>

<太田>(ツイッターより)

 蒼井そらの記者会見録を人民網日本語版が大々的に掲載。
 しゃべってる内容も親善大使並み。
 (奈良に行ったことはないって箇所にはズッコケたけど・・。)
 中共での彼女の人気、ホント、スゴイのね。
http://j.people.com.cn/94475/7595680.html

 23日昼、大阪での『たかじん』の収録が入ったので、まことにもって申し訳ありませんが、同日の東京でのオフ会は中止させてもらいます。
 なお、せっかく大阪に行くので、その日夕刻から関西地区の読者の皆さんとミニ・オフ会をしたいと思うのでよろしく。

<太田>

 出演依頼が電話であり、来週の金曜日が収録日と聞いて、了解して電話切ってからすぐ東京オフ会と重なってるのに気付きました。(今回、初めての土曜日以外のオフ会だったのでうっかりしました。我ながらボケてるねー。)
 折り返し電話して収録日変更ができないか聞いたのですが、当然ながら不可能とのこと。この番組とのご縁もあり、出演の方を優先することにしました。
 ちなみに、今回は、何人かの「解説者」の一人としての出演のようです。
 オフ会(講演会)にわざわざ貴重な連休初日をつぶして出席通知をいただいていた読者の皆さん、まことにあいすみません。
 なお、関西地区(大阪か神戸)での、当日の夕刻からの、講演抜きのミニ・オフ会については、開催するかどうかを含め現在検討中です。
 出席してもよいとお考えの方は、http://www.ohtan.net/contact/ でぜひお知らせください。
 決まったら改めてお知らせします。
 また、順延となった東京でのオフ会については、来月15日(土)の可能性を模索中です。

<通りすがり>

 ・・・
 ↓核武装Tシャツ見つけましたので紹介させて下さい。
http://www.upsold.com/dshop/store/ARC/d/374752
 ひと昔前は、核武装など全く認められない雰囲気でしたが、昨今は必要性を感じる人が少し増えていると思います。

<太田>

 それでは、記事の紹介です。

 前にも書いたけど、有事の際は、情報は、可能であれば文書(電子文書、FAXを含む)を併用すること、指示(命令)は復唱させること、等戦場における軍隊の例に倣わなくっちゃ。↓

 「・・・(1)東電は当初、全面撤退を打診したが、菅氏から叱責を受け70人を残した、(2)当初から東電は70人程度を残し、あとの人員を一時撤退させる方針を打診したが、政府側から「それでは少なすぎ、事実上全面撤退だ」と受け止められた、といった可能性が考えられる。・・・
 原子力行政にかかわったことがある経産省の関係者の間では、「70人は、通常運転を交代制で維持する最低限の人数で、事故対応という点ではちょっと少ないかな」といった見方があった。
 一方、「被ばく防止の対策を整えるため、最低限の70人のみを残していったん退避し、ほどなく態勢を整えて相当数を現場へ戻すつもりだったのなら、極めて理にかなった対応だ」との分析もあった。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/5862475/

 戦後の属国日本にゃ有事の観念がないことが、そもそもあの原発事故が起こった根本原因だ。
 有事の観念がありゃ、どこを攻撃すれば、最も容易かつ確実に福島第一で核事故を起こせるかを考えただろうし、当然、その弱点を最も低コストで克服しようとしていたから、あの事故は起こんなかったはずだぜ。
 ところが、有事の観念がないだけじゃなく、政・官・業・学の癒着まであったんだもんな。↓

 「オバマ米大統領が8月下旬、当時の菅直人首相に対し、核テロ防止のために核物質や原子力施設の防護・保全を図る核セキュリティー分野で「懸命に努力するよう求める」との親書を送っていた・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011091401001220.html

 東電が自発的に出したっちゅうのは、こりゃどう見ても背任にはなんないだろうし、表に出すことで、電気料金値上げの根拠となる経費の計算に組み入れてもらえると思ったのかなあ。↓

 「・・・東京電力が20年以上にわたり年平均で約20億円の予算を組み、東電の原発などがある3県の関係自治体に総額四百数十億円の寄付をしたことが分かった。原発の発電量などに応じて「地元対策資金」を配分する予算システムになっており、自治体側がこれに頼ってきた構図だ。・・・」
http://www.asahi.com/national/update/0914/TKY201109140713.html

 カブールでの攻撃は、タリバンのお友達のハカニの仕業だったとよ。↓

 <「犯人」を除き16人のアフガニスタン人が死亡した。↓>
 American and Afghan officials on Wednesday blamed a Taliban offshoot, the Haqqani network, for a marathon assault on the U.S. Embassy and the NATO force headquarters that killed 16 Afghans, including civilians and members of the security forces.
 <捕まった者がいたという話は出ていないので、わずか11人であれだけのことやったのかねえ。↓>
 Eleven assailants died as well・・・
 The network, which sometimes works in concert with the Taliban, is most active in the eastern part of the country.・・・
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-afghan-attack-aftermath-20110915,0,4707022,print.story

 産経にしちゃ珍しく面白いコラムを載せたもんだ。↓

 「・・・ ITバブルの最中、住宅価格が上昇し始め、低所得者層の住宅取得が困難になると「公平」の観点からクレームがついた。公民権運動家でキング牧師の長男であるマーチン・ルーサー・キングIII世が、99年に「少数民族の住宅ギャップ:ファニーメイとフレディマックの落ち度」という論説でマイノリティーが住宅ブームに取り残されていると嘆いた。それはまぎれもない善意だった。
 これを受けたクリントン大統領は現ニューヨーク州知事で当時住宅・都市開発省長官のアンドリュー・クオモに対し対策を命じたのである。クオモ長官はファニーメイとフレディマックに、融資基準を下げて借り手の書類提出要件を緩めてもいいから融資を増やせと命令した。
 とにかくじゃんじゃんカネを貸し出せ…。当時、このような政策が、低所得者層を形成するマイノリティーにとって一番良いことなのかについての検討は、一切行われなかった。実は、これがリーマン・ショックにつながったサブプライム問題の発端となっている。
 上場企業であったファニーメイとフレディマックは破綻し国有化され、今では米国政府の隠れ債務として米国の信用をおとしめている。公平のためによかれと考えた政策が、結果として大量の不幸な人間を作ってしまったのである。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110914/fnc11091420340019-n2.htm

 これも日本の主要紙、電子版に載せる記事、もうちょい充実してくれといいたくなるな。↓

 「オランダ・ハーグの裁判所は14日、オランダ軍が1947年にインドネシアの村で起こした虐殺事件について、オランダの非を認め、犠牲者の遺族に賠償金を支払うよう政府に命じる判決を言い渡した。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011091501000117.html
 <一つの村で150人からの住民・・男子のほとんど全員・・を虐殺したんだね。↓>
 ・・・Almost the entire male population of a village east of Jakarta was shot dead.
 The Dutch authorities say 150 people were killed in Rawagedeh - the victims' group says it was more than 400. ・・・
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-14923160

 ジャクリーヌ・ケネディは、日本的な妻だったてよ。
 日本の女性ってそういうイメージなんだな。↓

 ・・・She was a geisha and prided herself on it, saying “It was really a rather terribly Victorian or Asiatic relationship which we had.”
When Schlesinger noted “a Japanese wife,” she agreed: “Yeah, which I think’s the best.”・・・
http://www.nytimes.com/2011/09/14/opinion/dowd-memoirs-of-a-geisha.html?_r=1&hp
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太田述正コラム#4994(2011.9.15)
<戦間期日本人の対独意識(その4)>

→非公開