太田述正コラム#4696(2011.4.20)
<皆さんとディスカッション(続x1178)>

<太田>(ツイッターより)
 ミスラタへのEU地上部隊投入はそのプレゼンスを通じて同地の防衛を可能ならしめ、フランス軍地上要員のリビア派遣は、事実上NATO航空部隊による反体制派の近接支援を可能ならしめ、反体制派の西方への進撃を実現可能。

 (コラム#4522に関し)「太平洋戦争」とは、イエス(日本)がユダヤ人の王を僭称した(支那を支配しようとした)として一部ユダヤ人(支那)達とローマ(米国)によって磔刑に処(滅亡さ)せられたようなもの。http://ja.wikipedia.org/wiki/INRI

<BearJP1>(同上)

 無理して例えなくとも宜しい。

<太田>(同上)

 無知(無恥?)なキミに涙。(永山則夫『無知の涙』のもじり。)

 <大体からして、ボクの上出ツイッター、「日本の戦前史から見えてくるのは、(日本のように)人間主義的に行動していると、偏見を持ってたり頭が悪かったりする連中(米国、支那等)から究極のエゴイストだと思われて袋だたきに遭うことがあるってことだな。」(コラム#4692)とほぼ同じこと言ってんだぜ。
 反応するんだったら、その時にしなくっちゃ。>

<車一郎>

 <太田さんは、>作業員5名死亡6名負傷の関電美浜原発の蒸気噴出事故はカウントしなかったのですか?
http://www.kepco.co.jp/notice/mihama/jiko.html

 この事故に関して共産党の吉井議員の衆議院での質問
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a162037.htm
 この政府答弁
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b162037.htm

 政府はタービン建屋での放射能を伴わず原子炉本体に損傷がなかった事故でも原子力発電所での重大な事故との認識を示しているようですが?

<太田>

 うーん、どんなものでしょうかねえ。
 火力発電所でも起きうるような事故は、原発がらみの事故とは言えないのでは?

<νΕνΕ>(「たった一人の反乱」より)

≫日本の原発史において、原発がらみの死者がこれまで2人だけだってのをどう考えるかだな。 自動車なんて、毎年事故で数千人の死者を出し・・・て・・・るけど、だーれも、私用の自動車廃止ですら唱えなてないぜ。・・・≪(コラム#4694。太田)

 でも人を轢き殺したり損害を与えた運転手には免停を含めて一定のペナルティーがあるじゃん。
 東電に関しては「前科」があるわけだし。

<νΕΕν>(同上)

 ・・・自動車の被害は限界が計算できるけど、原発事故の被害は未知で計算できないぜ。
 どれだけ今回の事故で農漁業が壊滅的な打撃を受けたか。

 浜岡がブレークしたら東京壊滅・・・それでも維持する?
http://www.youtube.com/watch?v=kmnnevZeVhA&feature=watch_response_rev

<太田>

 特定の原子炉の話をしてるんじゃない。
 浜岡、今回の福島第一のような事故に対する予防措置を講じられないというのなら閉鎖しかないだろ。

<ΕνΕν>(同上)

 いま、原発で作業している方たちの被曝線量を管理してないって、シャレにならないんだけど、分かりやすい死に方をしない限り、国の基本方針は「放射線被ばくとの関係は認められない」「健康に影響はなかった」「健康には影響は認められない」ですぜ。
http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g3.html

<ΕΕνν>(同上)

≫日本の原発史において、原発がらみの死者がこれまで2人だけだってのをどう考えるかだな≪ (コラム#4694。太田)

 ↑政府としては原発放射能事故との因果関係を認定できなければ、数年後の疾病(ガン等)や、奇形児等の誕生が続出したとしても影響はなかったということにするだろ。
 原発事故との因果関係を証明できない被爆者の被害が表面化したとしても、「被害者は存在しない」とすることが過去からの事例により充分に予測できるが、今回の福島原発による放射能汚染は、過去までの原発事故(東海村臨界や美浜等の)ようには“簡単”には終わらないことが推察できる。
 しかし、これからの莫大な賠償問題はもとより、現時点での国民に不安を徒に与えないことを意図する報道管制ぶりを観るにつけ、福島原発での「放射能での死亡の認定」は容易にせず、別な判断が出る(心不全や作業中事故での労災認定等々)ことは屁をひるより明らか。

≫自動車なんて、毎年事故で数千人の死者を出し・・・そして地球温暖化でも間接的に、
多数の死者を出して(典拠省略)るけど、だーれも、私用の自動車廃止ですら唱えなてないぜ≪

 ↑ホリエモンかよ(笑)。
 絶対に安全でクリーンである(筈の)原発事故と、自動車事故を同じ土俵に出すんなら、ガンや血栓塞栓、アルコール関連死亡、腹上死・・・まで一緒にしないと片手落ちだな(笑)。

<太田>

>ガンや血栓塞栓、アルコール関連死亡、腹上死

 へー、一つでも典拠めいたものがあるんなら出してみ。
 あらゆるものを政府や電力会社が隠蔽し続けることができると、キミ、本気で思ってんのか?
 日本は中共でもミャンマーでもないんだぜ。

<ΕνΕν>(「たった一人の反乱」より)

≫日本の原発史において、原発がらみの死者がこれまで2人だけだってのをどう考えるかだな。≪(コラム#4694。太田)

 原発賛成に転じたガーディアンのコラムニスト(#4636)や太田さんの一般論としての論理は分からないでもないが、粗い問題提起だなあ。
 日本には原発を管理する技術力も、原発の本質的安全設計も無かったことが分かったんだから。

 「放射線はIC(集積回路)に使われるシリコンを劣化させるため、ICを鉛の板などで覆わなければ誤作動や故障を起こす恐れがある。遠隔操作に必須のカメラの受光装置も放射線の影響をうけやすく、「通常の災害用ロボットはあっても、原発災害用なんて国内には皆無」(政府関係者)という状況だ。」
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110409ddm003040106000c.html

 「福島第一原発の事故をめぐり、国際的な原子力安全の専門家16人が国際原子力機関(IAEA)に再発防止に向けて声明文を提出した。
 事故について「比較的コストのかからない改善をしていれば、完全に回避できた可能性がある」と指摘している。」
http://www.asahi.com/national/update/0419/TKY201104190415.html

<太田>

 あのね、キミ達、後で記事の紹介のところに出てくる畑村さんの主張を読んで欲しい。
 彼の主張にボクが[]内を加えるとこうなる。

 「災害[有事]の対策を立てるときは守る側で考えるのではなく、攻める側に立って考えなくてはならない。どこをどう攻撃したら福島第1原発[自衛隊]の機能を奪えるのか。」
 今度の大震災で航空自衛隊松島基地が津波の直撃を受け、F2戦闘機18機がオシャカになるところだった(コラム#4692)。F2だけとったって、しめてどんだけのお値段か知ってる?
 また、いくら修理できそうだと言っても、この間、戦闘機(練習機だけど「有事」には実戦に投入されることになっている)18機が使えないから戦闘機パイロットの養成ができないだけじゃなく日本の「防衛」態勢に穴があく。
 これだって、津波の襲来を毛頭想定してなかったという意味で、東電/経産省/御用学者に匹敵する防衛省の失態だぜ。
 要するに、日本が安全保障の基本を擲ってるもんだから、有事感覚が欠如しとんのよ。
 だからこそ、日本は「独立」せにゃならんの。
 しかしだ。だからと言って、「独立」するまでは自衛隊も原発も持たない、というわけにはいかんのだな。
 自衛隊がなけりゃ日米安保は瓦解するし、原発がなきゃ、化石燃料だけでその分を全面的に補うことは避けるべきだとして、我々は恒久的に計画停電下の生活に耐えなきゃならなくなるからだ。
 人さえほとんど死ななきゃそれヨシとしなきゃー。

<ΕΕνν>(「たった一人の反乱」より)

 これから予測しうる、放射能汚染による対国との疾病の認定に関しての例として、
 
 認定訴訟 水俣病とは何なのか
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2010072102000100.html
 ↑国は、ダブルスタンダードどころか、「四重基準」を用いて新たな認定申請者が増えるに連れて「患者」としては「補償」せず、「被害者」として「救済」するという弥縫策(びほうさく)を積み上げてきた。それが長年どれほど患者を苦しめてきたことか。
 国、県は控訴の意向を示す。裁判が長引けば、認定されるのを待つか、目前の救済を受け入れるかで、年老いた患者の心がまた引き裂かれることになる。
 国は長期戦を(恣意的に)意図して認定裁判を長引かすが、被害者は長くは生きられないので妥協せざるを得ない。

 あと、足尾鉱毒事件(若い人たちは知らないだろーけど)
 辛酸―田中正造と足尾鉱毒事件
http://booklog.jp/asin/404131013X
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%AD%A3%E9%80%A0
 ↑ホントお奨め、かつて日本にはこんな政治家がいた・・・。
 北海道の風光明媚な道東サロマ湖近くに栃木というマチが今もあるが、この地からの琉民たちのマチなんよ。

<太田>

 さあね。
 沖縄のみならず、米軍基地や自衛隊施設がらみの地元のゆすり・たかりの実情を知ってるボクとしちゃあ、公害や薬害の被害者の声だって、若干色眼鏡で見ざるをえないねえ。
 水俣病に関しては、地元で一年の相当部分を暮らす生活を長く続けていたことがある信頼できる人物から、時間が経つにつれて、いかにインチキ「被害者」が増えて行ったか、聞いたことあるよ。

<ΕΝΝΕ>(「たった一人の反乱」より)

 原子力安全研究協会「国家の危機にお気楽宴会」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2440
 ↑
 原発安全を掲げた組織の人間たちが、日本中を震撼させている最中の福島原発事故の最中(4/01)に、反省や自粛もせずに飲み会を催している、トテモ信ジラレナ〜イ(元日ハム・ヒルマン調で)。
 何処を如何したら、此処まで無責任で能天気な厚顔に成長できるんだか。 流石〜の一言だね。

<ΕννΕ>(同上)

 だから原子力安全研究協会は文部科学省の管轄なので、経済産業省が起した事故は管轄外なのw。

<ΕΕνν>(同上)

 計画停電の発表が、3号機の水蒸気爆発の目くらましだったというのは本当なんでしょうか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1160338281

 計画停電で、ヒトが死んでいるんですけど・・・で、未だ福島原発の爆発映像は、ネット以外では見ることできません・・・。

 言いだしっぺ・悪の総業商社(笑)犯罪者・辻元清美・首相補佐官(笑)の正体
 裏がとれたぞ!
http://ameblo.jp/barrett-m82/entry-10845882163.html
http://minkara.carview.co.jp/userid/136918/blog/21953357/

 桜井財務副大臣が菅首相批判=「退陣要求は当然」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000053-jij-pol

 【原発】海江田氏「原発補償は最終的に国民負担」
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210419028.html
 ↑
 被害者に責任を負わせるという画期的な判断(笑)

 菅首相を本部長として、昨年10月に行われた「原子力総合防災訓練」について、「どういう想定で行われたか覚えているか?」と質問→忘れた(管)〜だと
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110418/dms1104181549015-n1.htm

 放射線の被ばく線量を「限度なし」とするよう検討していたことが分かった・・・。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011042002000038.html

<ΝΝεε>(同上)

 これ↓って、どこかでみた話ですね。
 もしかして太田さんの指摘が下剋上的にフィードバックされてた?

・東京電力のWebサイトには、震災後の3月13日から1〜3日程の間隔で、福島原発の様子を収めた画像・動画などが掲載されている。同社が撮影したこれらの素材には、直近で撮影された原子炉の空撮動画や、震災当日に福島第一原発に津波が襲いかかる様子を撮影した動画など、資料としても参考になるだろうと思われるものが多く掲載されている。

 これらの画像・動画は同社のサイトに誰でもアクセスできる形で掲載されており、素材は記者会見にて配布されたものや、すでにテレビ番組やネット上でも紹介されているものも多く含まれるが、英語版のサイト
http://www.tepco.co.jp/en/news/110311/
でのみ閲覧できる状態だ。このことから掲示板サイトなどでは、「日本人には知らせなくてもいいということか」などという批判があがっている。

 この点について、東京電力の担当者に問い合わせてみた。

――東電の英語サイトは、多くの動画が日々更新されており、日本語版より充実しているが?
東電担当者:海外のメディアに向けて広く展開していくという意図で、そのようにしている。

――日本語よりも英語のほうが、より広まるからという判断か?
東電担当者:その通り。

――英語版にあって日本語版へ掲載されていないのはおかしいのでは?
東電担当者:日本語版へ掲載することへの問題はないが、掲載の予定は今のところない。日本語サイトへの掲載も今後検討していきたい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110419-00000002-rbb-sci

<ΕνΕν>(同上)

 女川が3月11日に事故らなかったのは、"運が良かったから"に尽きるんだよねえ。

 「女川町を襲った津波は17メートルクラスだったとする調査結果が出ている。
 女川原発の安全審査で想定した津波の高さは最大9.1メートル。」
http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103300517.html

 「7日深夜に起きた余震では、東北地方の複数の原子力施設で外部電源からの電力供給が途絶した。
 このうち東北電力東通原発や女川原発では、バックアップ用の非常用ディーゼル発電機が使えないなど、危うい状態が続いたままだ。
 今回は辛うじて難を免れたが、今後も予想される大規模な余震の揺れと津波に、原発は耐えられるのか。」
http://www.asahi.com/national/update/0408/TKY201104080592.html

<IH>

 <私は>民主も自民も支持しません。
 保守的革新か革新的保守が必要なのだと思います。
 戦後レジュームからの脱却のために御誌が触媒の役割を果たされることを希望します。
 通年サポートは無理ですが、年に半年の部分サポート<(有料購読)>なら可能です。
 難しいことはわかりませんが、「球拾い」くらいはできるかもしれません。
 よろしくお願いいたします。

<太田>

 こちらこそどうぞよろしく。
 ちなみに、「IT支援グループ」や「次著編纂等グループ」にお入りいただければ、名誉有料会員にさせていただきますし、翻訳を手がけられて一定の分量に達すればその分量に応じる期間名誉有料会員にさせていただきますし、「講演会(オフ会)幹事団」にお入りいただいて各地の講演会(オフ会)開催にご協力いただくこともできます(即名誉有料会員資格には結びつきませんが)よ。


 それでは、その他の記事の紹介です。
 まずは、大震災関係から。

 ☆は私も既に指摘したところだが、★は傾聴に値するのでは。↓

 「福島第1原発<で>・・・燃料棒の破損を防止できなかった<原因はどこにあるのか?>・・・
 <第一には>多重防護の不備<である。>・・・
 例えば、ディーゼル発電機の1つを、発電用タービン建屋よりもずっと頑丈な原子炉建屋や、山側の高所などに設置していれば、電源喪失という事態を回避することができただろう。☆・・・
 <第二には、>過酷な作業環境とマンパワーの不足である。・・・
 <換言すれば、>予備戦力の迅速かつ集中的な投入<を可能とする態勢を>・・・これまで原子力関係者<が構築するのを怠ってきたことである。>・・・
 当時、福島第1原発には約800人の人員が存在したが、職種・技能・経験などの関係で実戦力となる作業者は50人前後にすぎなかった。・・・かくして、1号機のベント(原子炉内の蒸気を大気中に放出して、炉内の圧力を下げる措置)に始まり、1号機の海水注入、3号機のベント、2号機のベント、3号機の海水注入、2号機の海水注入と、1つひとつの作業を進めていった結果、対策がことごとく後手に回り、燃料棒の破損を拡大させてしまったと考えられる。4号機の使用済み核燃料プールの状態監視を怠ったのも、上記の作業に人手を取られて、4号機に要員を振り向ける余裕がなかったためだろう。★・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110418/219488/?top_updt

 その通りだー。↓

 「・・・《1号機から6号機まである福島第1原発は昭和46年から順次運転を開始した。建設当時、35年のチリ地震の津波を考慮して3.1メートルの津波を想定、国から設置許可を得た。その後、平成14年の土木学会の指針に基づき、想定する津波を最大5.7メートルに切り替えた》
 −−3.1メートルの津波の想定で国が許可したにもかかわらず、東電は3倍以上の標高10メートルに原発を建設した。東電に問題はないと思いますが
 畑村 国が許可した以上のことをやったのだから俺たちは悪くないという考え方で、それはおかしい。だって事業主体は東電でしょう。・・・
  《福島第1原発を襲った津波の高さは14〜15メートル。標高約10メートルの原発の敷地から考えて4〜5メートルの波が押し寄せたことになる。・・・》・・・
 畑村 だから災害の対策を立てるときは守る側で考えるのではなく、攻める側に立って考えなくてはならない。どこをどう攻撃したら福島第1原発の機能を奪えるのか。自分が地震や津波、山火事になって考えなくてはならない。そうするとすきだらけなのがよく分かってくる。・・・
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110420/dst11042003420004-n1.htm

 何度も繰り返す。日本は昔から人間主義の国、つまり文明国なの。
 ついでに言えば、東北は縄文時代の中心なの。だから、今でも人間主義の中心なの。
 他方、支那はそういう意味じゃ文明の下にあったことないの。↓

 「・・・広東の地方紙Pの女性記者<いわく、>・・・「どうして日本人は泣かないのかしら。あるいは怒らないのかしら。大船渡で中国の国際救援隊がこう感嘆していた。日本人の冷静さと微笑の裏にある、強さと楽観さは尊敬に値すると」 ・・・「・・・未曾有の大被害を受けた被災地からそう遠くない 地域と隣り合わせの都市で、人々が日常とあまり変わらない生活が営んでいることが驚きで、感銘を受けた。中国で同じような状況が起きれば、みんな争って街 から逃げ出して、道路が大渋滞になっていただろう」・・・「避難所の清潔さに驚いた。学校施設を利用していたが、床が磨かれて光っていた。みんな靴を脱いで中に入っていた。整理整頓も 行き届いていて、日本人はこんな時でもきちんと生活している」・・・3日目にタクシーを見つけた。その日は燃料が足りないというので、翌朝にもう1度迎えにきてくれるという約束をした。
 「一番感動したことは、そのタクシーがきっちり時間通りに来てくれたこと。こんな非常時でも約束を守ってくれて、しかも値段を吹っかけたりしない。すばらしい」
 避難所に泊まっていて被災者とトラブルになったことはないかと聞くと「なかった。むしろ被災者から受けた親切が非常に印象に残っている。・・・ 「避難所では誰も泣きわめいたりしていなかった。怒鳴り合いもなかった。中国の被災地では、泣きわめいたり、争ったり、人を罵ったりしている人が多いのに。日本人はセルフコントロールするのがうまいのだとつくづく思った」・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110418/219487/?top_updt

 次にアラブ革命関係だよー。
 ミスラタでの長期攻囲戦の様子がよく分かるぞ。↓

 ・・・the professionalism of・・・<Gaddafi's> troops has been widely questioned and their numbers are limited.
 The Libyan leader has kept his army weak, and his campaign has been led by a handful of brigades commanded by his sons, perhaps 10,000-15,000 men in total.
 These are split between Tripoli, Misrata and the east. But Col Gaddafi is said to be reluctant to let even these supposedly "crack troops" operate in numbers greater than a few hundred, in case they desert.
 Their approach <in Misrata> has centred on a combination of long-distance bombardment and deploying snipers along Tripoli Street, Misrata's front line.・・・
 Without more direct help from Nato, the Misrata rebels - said to be better organised than those further east - seem unlikely to seize the momentum themselves.http://www.bbc.co.uk/news/world-africa-13118724
 <このミスラタ戦闘俯瞰図は必見。上で出てくるトリポリ通りがどこか確かめてごらん。↓>
http://www.bbc.co.uk/news/world-africa-13133258

 英仏が軍人顧問の反体制派陣営への派遣を決定し、それに体制派がイチャモンつけている。↓

 ・・・Libya's foreign minister Abdul Ati al-Obeidi said the Anglo-French decision・・・<to send a>bout 10 British and 10 French officers <to Benghazi> is a "clear violation" of the UN security council remit and will prolong the crisis engulfing the country.・・・
http://www.guardian.co.uk/world/2011/apr/19/libya-mission-creep-uk-advisers

 シリアじゃ、アサドの旗色が日々悪くなりつつある。↓

 ・・・The <Syrian> regime's double-edged strategy of cracking down hard on protesters (200 have reportedly died in the last month), while simultaneously promising reform, is not working.・・・
 At the same time, the regime's efforts to blame the demonstrations on foreign conspiracies, armed gangs, sectarian elements, militant Salafists and the like, are self-defeating. ・・・
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2011/apr/19/bashar-al-assad-syria-strategy

 それ以外の記事だ。
 マジメにやれー。↓

 「・・・国家公務員の天下り規制は、2008年施行の改正国家公務員法で従来の人事院による事前承認制が廃止となり、省庁が「あっせん」した再就職 に限って禁止する制度に変わった。菅内閣が5日にまとめた公務員制度改革の「全体像」にも、あっせんがない場合の再就職は認める前提で新たな監視機関の設置を盛り込んだばかりだ。石田氏の顧問就任も、枝野氏自らが2月に「あっせんがなかった」とし、問題のない再就職だという「お墨付き」を与えていた。
 枝野氏は19日朝、中野公務員改革相と顔を合わせた際、「方針に変更はありません。改革の『全体像』に基づいて進めてください」と伝えた。
 政府内では「明らかな二重基準で、法改正で禁止対象を網羅的に規定するのは困難だ」(内閣府幹部)という指摘が出ている。」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110419-OYT1T01011.htm

 フクヤマの新著(コラム#4688)の書評がまた出てた。↓

 <フクヤマ、絶賛されとるのう。↓>
 ・・・Fukuyama・・・was always far more intellectually serious and empirical than most other neo-cons. ・・・
 <ハンティントンのこの本をツン読してる間に、この新著が出ちゃったか。↓>
 “The Origins of Political Order” is a sequel of sorts to the late Samuel Huntington’s classic “Political Order in Changing Societies.”・・・
 <そりゃそうだな。↓>
 What Fukuyama does contend is that “there are many potential paths to modernization possible today,” as opposed to the arguments that development follows a specific sequence, such as stable middle classes preceding democracy, for instance. ・・・
 <何だ、唐(コラム#4688)じゃなくって東周だったの?↓>
 Fukuyama takes China during the Eastern Zhou Dynasty as the first example of successful state-building.・・・
http://www.csmonitor.com/Books/Book-Reviews/2011/0419/The-Origins-of-Political-Order-From-Prehuman-Times-to-the-French-Revolution
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太田述正コラム#4697(2011.4.20)
<再び日本の戦間期について(その9)>

→非公開