太田述正コラム#4595(2011.3.4)
<皆さんとディスカッション(続x1124)>

<太田>(ツイッター)

 「やまもと&TA」コンビのクリーンヒット。だけど、英語翻訳誰もやらなくなっちゃったし、講演会(オフ会)の幹事に誰も手を挙げないねえ。アラブ革命の炎が燃えさかってるというのに、日本「独立」は依然前途遼遠か。

<Chase>

 こんばんわ。Chaseです。御無沙汰しております。

≫(将来、福岡や仙台での<オフ会の>実施も考えられます。その場合、幹事をやっていただける方おられましたら、ご連絡下さい。)≪(コラム#4587。太田)

→福岡で実施される時は、お手伝いさせて下さい。

 よい会議室はいろいろとありますが、折角の機会ですので、個人的には
↓のような趣のあるところでできたらと思います。(天神のよいところにあります)

福岡市赤煉瓦文化館
http://yokanavi.com/jp/landmark/index/179

<太田>

 どうもお申し出ありがとうございます!

<ΔΧΔΧ>(「たった一人の反乱」より)

 自分が太田さんを初めて知ったのは、ニコニコ動画に上げられた「たかじんのそこまで言って委員会」を偶然観た時だったな。
 読者の誰かが、コメントで太田ブログに誘導してくれてて、訪れてみたんだけど、当時、冠していたブログのタイトルと内容にズレを感じだのと、太田さんが「たかじん」で残した強烈なキャラクターと、ブログ上でのキャラクターが合致せず戸惑ったのを覚えているわ・・・・・・。懐かしい。

 今までにも、たかじんから入ったらしき人は何人か居たけど、他の人はどうやって太田コラムにたどり着いたんだ?

<ΔΔΧΧ>(同上)

 俺も似たような感じだわ。
 たかじんの強烈なインパクトのおかげで、太田さんの名前と顔は覚えていたんだが、ブログをやっているのは知らなかった。
 偶然、何かの言葉でググっていて引っ掛かったんだな。
 読み始めのころは、何を主張しているのかさっぱり分からなかったな〜

<ΔΧΧΔ>(同上)

 イラク戦争の根拠、捏造認める 情報提供の亡命イラク人
http://www.asahi.com/international/update/0216/TKY201102160420.html
 03年2月、パウエル米国務長官(当時)が国連でイラクの兵器計画隠蔽(いんぺい)の「証拠」を提示。
 男性は、自らでっちあげた生物兵器施設のイラストをパウエル氏が掲げていたことに衝撃を受けた。
 その後ホテルに監禁されている間に、イラク戦争が始まったという。
 大量破壊兵器は結局、見つからず、市民を含む10万人以上が犠牲になった。
 男性は戦争による犠牲は悲しいとしつつも、「誇りに思う。イラクに自由をもたらすには他に方法がなかった」と、「世紀の大ウソ」を正当化した。
 ↑
 いまさらジローな話だが、こんな瑣末なことに米国が騙される筈もなく(笑)、とって つけて 皿に盛ったような、はたまた新作落語のような戯れ言をもって、一方的な大量殺戮の侵略戦争を、米国の国策として遂行するっちゅーことだな。
 まぁこれと同じようなことが、米英主導でリビアでも進行中なのは容易に推測が出来る。
 反体制とやらの民主化を叫ぶ(笑)民衆が、拳銃やライフル程度であればまだわかるが、軍隊を相手に制圧するほどの武器弾薬を、はて〜何処から調達しているんかね?

<太田>

 2月20日の記事、チート古いんでねえの。
 米国のヒューミント能力なんて、そんなもんだよ。
 何せ、国挙げての国際音痴だからな。
 科学技術力が勝負のエリント、コミント能力は高いけどね。

<ΔΧΧΔ>(同上)

 欧米は中東を料理する気か
http://march-go.at.webry.info/201103/article_3.html
 ・・・

<太田>

 この典拠、典型的なミニゴミだ。却下!

<ΔΧΧΔ>(同上)

 米政権の情報操作と戦争の大義を再検証する (神保哲生)
http://www.jimbo.tv/column/000042.php
 ・・・

<太田>

 世界2004年5月号に載ったコラムをどうして今頃紹介するのさ。チミ古雑誌回収業者か?
 それにしても、日本のオピニオン雑誌のコラム類、絶対に典拠付けさせないねえ。


 それでは、記事の紹介です。
 

 <昨日とりあげたブレガの戦いに次いで、今度はその西28マイルのビシュラで戦いがあった。今回は、反体制派も戦闘機を繰り出した。↓>
 ・・・About 28 miles west of Brega, rebels clashed with Gaddafi loyalists Thursday in the Mediterranean coastal town of Bishra. Truckloads of rebel fighters left Benghazi to help their allies in Bishra. ・・・
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2011/03/03/AR2011030304238.html
 <次々に反体制派がしょっぴかれ、消されている首都トリポリには、恐怖の沈黙が訪れている。↓>
 Terror Quiets Libyan Capital as Rebels Battle in the East・・・
http://www.nytimes.com/2011/03/04/world/africa/04libya.html?_r=1&ref=world&pagewanted=print
 <チュニジアとの国境とトリポリを結ぶ幹線道路の検問所は、すべて、体制派が奪還した。↓>
 Government-run checkpoints have replaced those set up by rebels. Along the 110-mile stretch between Tripoli and the Tunisian border, there were few visible signs of the unrest reported in recent days.・・・
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-libya-west-20110304,0,2475506.story
 <ハーグ国際刑事裁判所では、カダフィとその息子達の捜査が始まった。↓>
 ・・・In The Hague, the International Criminal Court announced that it would investigate Kadafi, his sons and his inner circle for alleged crimes against humanity.
 "Peaceful demonstrators were attacked by security forces," prosecutor Luis Moreno-Ocampo said at a news conference. "No one can attack civilians."
 Moreno-Ocampo said the investigation would be carried out within weeks. Once it is completed, ICC judges will decide whether there is sufficient evidence to issue arrest warrants.
 Moreno-Ocampo said the court would also look into any allegations of abuses by rebel forces.・・・
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-libya-fighting-20110304,0,2027136,print.story
 <現在のリビアの東部である、キレナイカにおいて、イタリア植民地時代に人口の半分が死んだとさ。↓>
 ・・・Italian occupation <of Libya> during which as much as half the population of Cyrenaica, Libya’s eastern province, may have died. ・・・
http://www.newsweek.com/2011/02/27/after-gaddafi.print.html
 <カダフィが政権を奪取した直後、イタリア人2万人以上が、財産を全部没収されて国外追放された。↓>
 ・・・In 1970, less than a year after coming to power, he expelled every Italian living in the country -- more than 20,000 people -- and seized all their assets. ・・・
 <そのイタリアが、現在石油の22%、天然ガスの10%をリビアに依存。↓>
 Today the country supplies Italy with 22 percent of its oil and 10 percent of its gas -- some 28 percent of Libya's total exports. ・・・
 <カダフィがイタリアを食い物にした方法。一、歴史を持ちだして脅迫した。↓>
 First, he used historical blackmail. Qaddafi played with the memory of the colonial past and the crimes committed by the Fascist regime against the Libyan population to ask for ne-ver-en¬ding reparations. ・・・
 <二、石油と天然ガスをちらつかせた。↓>
 Second, Qaddafi used his country's oil and gas wealth・・・
 <三、非合法移民の流入を恐れる欧州につけいった(その防止に協力してやるから・・)。↓>
 Finally, Qaddafi played on European fears of illegal immigration.
http://www.foreignpolicy.com/articles/2011/03/03/roman_ruins?page=full

 現在進行形のアラブ革命を踏まえ、ハンティントンの文明の衝突論への批判が展開されている。↓

 <ハンティントンは、アラブの人々は<汎アラブないしイスラム志向であり>ナショナリズム志向ではないし、多元主義や民主主義志向でもないと主張したが必ずしもそうではないことが分かった。↓>
 ・・・Huntington・・・argued that people in Arab lands are intrinsically not nationalistic. He argued that they do not hunger for pluralism and democracy in the way these things are understood in the West. But it now appears as though they were simply living in circumstances that did not allow that patriotism or those spiritual hungers to come to the surface. ・・・
 <彼が主張した、文化の重要性は間違いではないけれど、文化の奥には威厳(dignity)と民主主義的政治システムへの渇望が存在することが分かったわけだ。↓>
 Culture is important, but underneath cultural differences there are these universal aspirations for dignity, for political systems that listen to, respond to and respect the will of the people. ・・・
http://www.nytimes.com/2011/03/04/opinion/04brooks.html?ref=opinion&pagewanted=print 
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太田述正コラム#4596(2011.3.4)
<戦前の日本の外相(その4)>

→非公開