太田述正コラム#4514(2011.1.22)
<2011.1.22オフ会次第(その1)>(2011.2.22公開)

1 オフ会終了後の出席者とのやりとり

<BERNIE>

今回の出席者は
一次会 15名
二次会 12名
三次会 9名でした。
(太田さんを除く。)

<太田>

 昨日のオフ会の出席者は、<私を除いて>16人(スカイプ出席者1人<と2次会途中からの出席者1名>を含む)で、風邪で急遽欠席となった方が1人おられたことを考えると、まれにみる盛会で<あり、>、皆さんの熱気に圧倒されました。
 次回は5月だそうですよ。
 (以上、ツイッターより)

 今回は、女性が3名も出席という点でも画期的でした。
 幹事団の3名の方々、まことにありがとうございました。

<ミュンヘン>

 ・・・<昨>日のオフ会は初めての参加でしたので、とても緊張しました。
 あまりに遅れて、後半しか聞けなかったのが残念でしたが、本物の太田さんや、太田コラムの熱心な読者の方を拝見することができて、大久保まで行った甲斐があったと思いました。
 いろいろ質問もしたいと思っていたのですが、肝心の講演部分を聞いてないのと、コラムにも全部目を通した訳でもないので、つい躊躇してしまいました。
 また、Fat Tail?さんの質問の答えにも興味があったのですが、それに太田さんが答えてくださったので満足しました。次回はぜひ質問もしてみたいと思っています。
 たとえばNHKの日曜日の番組で、日本人が戦争へと向かった理由が、現在の官僚が自分たちの組織を守る姿にも似て、陸軍の軍中央の統制が効かないために暴走したということになっています。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110116.html
 この番組を見ると、やっぱりね、いつでも悪いのは日本の官僚的組織だ、変わってないなあと家族は言うのですが、太田さんは当時の日本のまとも度は陸軍>海軍>外務省なんですよね?(コラム#4505)私がそう言っても説得力がなく、どうしてもテレビや新聞の影響は大きいと思ってしまいます。
 太田さんはこれからもコラムやTwitterで太田史観ならびに理論を発信して行かれると思いますが、なかなか主張が広まらないのが残念な気がします。
 有料読者でもなく、著作を作るのをお手伝いするわけでもなく、それこそ専業主婦願望丸出しの私なのですが、今回オフ会に参加する事ができて、少しは前進できたかなと思っております。

 ささやかな自己満足ではありますが、これでオフ会のお礼とさせていただきます。ありがとうございました。

<太田>

 事前に出席登録をしていただけると、前夜に原則お送りすることしている「講演」原稿をあらかじめ入手できますよ。
 また、お目にかかるのを楽しみにしております。

<NK>

 <3次会の時だったかに私が言及したところの、>帝国海軍を扱った洋書<についてです。>
 現物は家の中を探すのに時間がかかりますが、米国アマゾンで検索するとすぐに出てきます。
 20年?以上前の本ですが現在でも重刷されて出ているようです。
 帝国海軍は世界の海軍史上まれにみる弱い海軍だったと書いています。
 分厚い本です。↓

Combined Fleet Decoded: The Secret History of American Intelligence and the Japanese Navy in World War II [Hardcover]
John Prados

<太田>

 「<先の大戦時における>帝国海軍は世界の海軍史上まれにみる弱い海軍だった」には全く同感です。
 なお、帝国海軍は全くものの役に立たなかっただけですが、外務省はもっと罪深く、日本帝国を崩壊させた主犯である、というのが私の認識です。
 昨日も申し上げたかと思いますが、戦後、その外務省が(旧帝国海軍関係者の黙認の下)、帝国陸軍、帝国海軍、外務省の3者の中で一番まともであった陸軍を(GHQの協力を得つつ)日本帝国崩壊の主犯に仕立て上げ、占領中はGHQ、そして、主権「回復」後は宗主国米国の(属国日本における)忠実なる買弁となり、自分達に対する競争者の出現を阻むべく日本の再軍備の阻止を図った、というのが吉田ドクトリンの生い立ちである、と私は考えるに至っています。
 そして、その「陰謀」の出発点は、(戦前、幣原外交なる米国追随外交を展開して日英の決定的離反をもたらし、日本帝国崩壊の根本的原因をつくった、外務官僚あがりの)幣原喜重郎の(同じく外務官僚あがりで当時外相・・GHQとの連絡役・・であった)吉田茂による後押しもあったとされるところの、事実上の戦後最初の首相就任
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%A3%E5%8E%9F%E5%96%9C%E9%87%8D%E9%83%8E
であり、(吉田茂が関与した可能性を完全に排除できない・・石橋湛山の公職追放は吉田茂の工作であるという憶測が飛んだ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E8%81%B7%E8%BF%BD%E6%94%BE
・・ところの、鳩山一郎の公職追放を受けての)その後継首相への吉田茂自身の就任である、と見たらどうか、ということです。

<NK>

 <やはり、話題にしたところですが、米カリフォルニア州>モントレーには軍学校は2つあり、海軍大学院と陸軍語学学校です。
 後者は第二次大戦中のMilitary Intelligence School(MIS)の後身です。
 MISは戦時中6000人の日系語学兵を訓練し、暗号解読、情報収集、捕虜尋問、戦後は戦犯通訳、さらに当時は日本語が通用した朝鮮でも朝鮮戦争中は活用しました。
 同校OBの文集(英文)を私は持っていますが・・・ご関心があれば・・・送<り>ます。

<太田>

 面白そうですね。
 ぜひ送って下さい。

<Fat tail>

 興味のあるコラムの再読もほぼ終えたので、これを機に有料会員になるべく申込み致します。

<太田>

 NKさんの奥様が、「MBAらしからぬことに、太田コラムには数字が出てこない。」と言っておられる、とのNKさんのお話がありましたが、経済にツォーいFat tailさんの有料読者入りを歓迎するとともに、太田コラムに一層のご指導ご鞭撻をたまわるよう、お願いします。

(続く)