太田述正コラム#4501(2011.1.16)
<皆さんとディスカッション(続x1077)>

<bonkers_blunder>(ツイッターより)

 中国軍の北朝鮮駐屯が意味するところは何だろうか?

<太田>

 英米の主要メディアを含め、他の報道媒体が一切フォローしてないところを見ると、ガセだったのかもね。
 仮にこの報道が事実だったとすると、金王朝の弱体化を示すもの、ということになりそうだけど・・。

<δσσδ>(「たった一人の反乱」より)

 私は財政再建のために与謝野が自ら汚れ役を買ったと好意的に見てます、
 健康面からももう次の選挙は無理そうだし

<ΤΤΔΔ>(同上)

 最後に一花咲かせましょうって事?
 でも、

 政権への逆風やまず 与謝野氏起用「評価しない」50%
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819481E3E7E2E0E78DE3E7E2E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;bm=96958A9C93819481E3E7E2E0E18DE3E7E2E3E0E2E3E39F9FEAE2E2E2

 こんな状況で結果出せるもんなんだろうか?
 与謝野を起用した事による副次的な効果とかがあれば良いんだけど…。

<太田>

 この謎を解明したジャーナリストは表彰もんだね。

 ところで、世論と僕の意見が(世論の菅内閣の支持率が少し低すぎる点を除き、)おおむね一致しちゃうなんて、世論が賢明になったのか、僕のヤキが回ったのか?↓

 「・・・内閣支持率は32・2%と先月下旬の前回調査から8・6ポイント上昇した。・・・小沢一郎民主党元代表に58・7%が議員辞職を要求、22・4%が離党すべきだと答えた。消費税率引き上げに賛成は54・3%で、反対の43・3%を上回った。・・・
 環太平洋連携協定(TPP)に参加した方がよいは56・9%に達し、参加しない方がよいの25・4%を大きく上回った。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011011602000046.html
 「・・・内閣支持率は34%で、前回調査(昨年12月3〜5日実施)の25%から9ポイント上昇した。・・・
 消費税率引き上げが「必要だ」との回答は61%に上った。環太平洋経済連携協定(TPP)には「参加すべきだ」が57%(前回58%)だった。
 民主党の小沢一郎元代表が、政治資金規正法違反事件で強制起訴された場合の対応は、「衆院議員を辞職する」56%、「議員は辞職しないで離党する」25%、「辞職も離党もする必要はない」15%となった。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080116-907457/news/20110115-OYT1T00645.htm

<XXXX>

 遅くなりましたが、今回は以下の資料を送っておきました。
『第六十六回(臨時)帝国議会 衆議院議事適用 』 衆議院事務局発行 1935年
『第六十七回帝国議会 衆議院議事適用 上巻』 衆議院事務局発行 1936年
『第六十八回帝国議会 衆議院議事適用』 衆議院事務局発行 1937年
外務省編 『日本外交年表竝主要文書 下巻』 原書房 1965年

 「帝国議会 衆議院議事適用」は第六十六〜第七十四議会までを送っていく予定です。
 今回送ったのは論文ではなくただの資料なので、使えたら使ってください。
 (当初の予定より分量が多くなった事に加え、旧字+片仮名です・・・・・・。)
 日本の大陸政策を考える上で、資料として典拠に使えると思い送りますが、当時の日本の経済や民主主義を考える上でも面白い資料であると思います。
 六十九議会以降が、今回一番送りたかったところなので暫しお待ち。

<太田>

 「旧字+片仮名です」と言ってるところを見ると、「旧字体かつカタカナ表記で書かれているために敬遠しまくってい<る>」(コラム#4406(2010.11.29))(未公開)読んだね。
 ところで、送っていただいたゆうパック2包、今朝届いたよ。
 今回は、初めて詳細な付箋までついてたけど、まことにご苦労様です。
 少なくとも、付箋のついた頁は、必ず読ませてもらいます。

<太田>(ツイッターより)

 (コラム#4499に関し)チュニジアは、カルタゴ→ローマ領→アラブ領→オスマントルコ領、という歴史で、オスマントルコ期が、ある意味、フランス保護領から独立国家となった1956年の翌年の1957年まで続いたんだな。
http://en.wikipedia.org/wiki/Tunisia
 この国の今後はどうなる?

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 まずは、チュニジア関連から。

 チュニジアでイスラム原理主義勢力が根絶やしにされた経緯と今次「革命」の原因が説明されている。↓

 ・・・In 1987, Tunisia teetered on the brink of a civil war between the tottering authoritarian government of President Habib Bourguiba and a popular Islamist movement. Ben Ali, who served as both interior minister and prime minister under Bourguiba, removed the president on the grounds that age and senility rendered him incompetent to govern. ・・・
 More than 10,000 Islamists and other opponents went to Ben Ali's prisons in the 1990s. ・・・
 Once it became clear in the mid-1990s that the government had forced the Islamists out of the country or so far underground that they could not organize any meaningful opposition, Tunisians began to lose their patience with Ben Ali's authoritarianism. ・・・
 ・・・for most of Ben Ali's rule, Tunisia's economy grew at a respectable rate. Tunisia has a larger middle class and a higher standard of living than any of its neighbors. ・・・
 More recently, however, the Europe-dependent Tunisian economy was experiencing global-recession-related contraction -- which hit university degree-holders of the sort that took to the streets against Ben Ali particularly hard.
Then there is social media. When the definitive history of this era gets written, Facebook will get its own chapter. Activists used Facebook to organize on the one space that the regime couldn't control -- cyberspace. ・・・
http://www.foreignpolicy.com/articles/2011/01/14/anatomy_of_an_autocracy?page=full

 チュニジアは、イスラム原理主義勢力が根絶やしにされちゃってる、という点で、中東アラブ世界では例外に属するので、今次「革命」は容易には他国に伝播しないだろって。↓

 ・・・The weakness of Tunisia's Islamist opposition also makes it difficult to forecast how other Middle Eastern regimes would react to similar protests.・・・
http://www.foreignpolicy.com/articles/2011/01/14/why_tunisias_revolution_is_islamist_free

 イランの核開発計画を一頓挫させた例のマルウェア攻撃、米・イスラエル・独・英の連繋作戦だった可能性が大だとよ。
 日本は様々な意味で埒外だとしても、蚊帳の外のフランスてんじゃ、フランス、傷ついてるんじゃないか?
 ところで、引用しなかったけど、このマルウェア、ウラン濃縮システムを破壊するだけじゃなく、破壊している間も、同システムが正常に作動しているようあざむくんだってさ。
 スゴイねー。

・・・the covert race to create Stuxnet was a joint project between the Americans and the Israelis, with some help, knowing or unknowing, from the Germans and the British. ・・・
http://www.nytimes.com/2011/01/16/world/middleeast/16stuxnet.html?ref=world&pagewanted=print
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太田述正コラム#4502(2011.1.16)
<ワシントン体制の崩壊(その3)>

→非公開