太田述正コラム#4449(2010.12.21)
<皆さんとディスカッション(続x1051)>

<太田>(ツイッターより)

 (コラム#4447に関し)アサンジ、グルーピーの女の所に次々にころがりこんでは宿泊費と食費を浮かし、交通費まで時に浮かし、当然のことながら買春経費も浮かしてる。
 ヒモってのはこういう人物のことだ。
 Wikileaksもここまでか。

 (コラム#4212に関し)民主主義停止下で対独宥和のハリファックスが貴族院議員だからと就任を固辞してチャーチルが英首相になり、占領下でタカ派鳩山の公職追放で急遽貴族院議員の吉田が日本の首相になった。
 棚ぼたダメ首相の英日揃い踏み!

<ΔΔΠΠ>(「たった一人の反乱」より)

≫どうして経済学で日本人がノーベル賞を受賞できないのか(略)日本では、経済学部系の学生が、量と質において、理系学部より下回っており、また、同じ文系学部で見ても、法学部より下回っているからだ、というものでした。≪(コラム#4447。太田)

 経済学部は理系の落ちこぼれがいくところというのが日本の相場です。
 典拠:大学の経済学部の知り合い 
 日本の受験事情がそういう階層を生むのでしょう。

 あと、ソ連崩壊前の話だけどマル経の強さが異常だった。
 もっとも学生も「ありゃ宗教だ」って言ってましたけど。
 でも就職有利(コネに最適)なのはマル経関係のゼミ。
 だってんで有能なのは、みんなマル経関係のゼミを選択しちゃってた。

 まあそうはいうてもノーベル経済学賞なんざ正式なノーベル賞じゃねえし、ノーベル賞として経済学は適当ではない、廃止すべきだってえ意見が多いし・・・。
 (自然科学と違って検証が実質的に不可能。)
 第一、ノーベル経済学賞とった学者さん(ブラックさんとショールズさん)がLTCMの破綻事件に巻き込まれるてえ程度ですから(オプションの適正な手数料を割り出したからノーベル経済学賞・・・ってありゃ経済学賞っつーより金融賞という方がふさわしいw。)
 ノーベル経済学賞なんてたいしたもんじゃありませんw。

 その程度のものですから別に日本人がとれないからって落ち込むことはありません。
 逆に日本がもっと権威ある経済学賞つくった方がいいかもしれません。

 追記:だから菅首相も小野とかいう日本のレベルの低い経済学者なんかの意見に左右されて消費税10%とか言ってんじゃねえよっつーの。

<ΔΠΠΔ>(同上)

 なるほど。だから中国は、いいかげんなノーベル平和賞に替わって、孔子平和賞なるものを提唱したんですね。

<ΔΔΠΠ>(同上)

 <ところで、ΔΠΔΠクン(コラム#4447)、>あんたの親爺が何してるかわからんが、政治家という立場であれば国防問題も勉強するだろう。普通は。
 第一、政治家の息子で自衛隊入ったことあるのって驚くほど少ないぞ。
 調べてごらん
 そこから考えたら何かしら考えがあってのことではないかと邪推してもおかしくなかろう。

<ΔΠΔΠ>(同上)

他のスレでやってくれ、ここはそんな低レベルな事はどうでもいいんだよ。

 <コラム#4447でボクが書いたこと>読んだら分かるだろ?
 書いた俺も自衛官だからだよ。
 息子が江田島の幹部候補生学校出て数年自衛隊にいたからって親が軍事や安全保障に興味があるとか知識が必ずしもあるとは限らないって事が言いたいだけよ。
 小沢が政治家としても国防にそれほど知見があるとは思えないしね。

 もう小沢一郎に幻想を求めるのは止めましょう。

<ππΔΔ>(同上)

 たしか加藤鉱一が安全保障に関心がないのはもちろん自衛隊の見下し方がハンパないって話がバックナンバー<(コラム#28)>にあったと思うけど、太田コラム読んでれば小沢もその同類って普通に理解できると思うんだが。

<太田>

 証人喚問には踏み切れないだろうから、小沢に対しては来年1月(?)、起訴された段階で離党勧告するくらいだろな。↓

 「・・・政倫審の出席は任意であり、現に鳩山氏は昨年7月17日、個人献金偽装問題で政倫審で弁明するよう議決されたが欠席している。
 首相は小沢氏への離党勧告も検討中だというが、それならば鳩山氏にも離党勧告すべきだろう。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101221/plc1012210106001-n2.htm

<πΔπΔ>(「たった一人の反乱」より)

 元産経記者、中共専門の福島香織さんのツイート。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%A1%C5%E7%B9%E1%BF%A5

(1)「中国にとって日本は、派閥政治の在り方とか、ホームレス管理のしかたとか、環境技術とかソフトパワーとか、バブルの対処の仕方とか、学んだり研究する対象だけれど、外交相手、つまりパワーゲームの相手としてはみなしてないと思うのよね。
 中国様が意識しているのはやはり米国。腐っても鯛。」
http://twitter.com/kaokaokaokao/status/16904848729440256

(2)「それは米国からみても同じ。
 基地置いてもらったり、いろいろ世話になるし、そこそこ頼りになるかもしれないけれど、対等の外交相手ではない、かもしれない。
 究極的にいえば、それは核をもっていないからかもしれない。」
http://twitter.com/kaokaokaokao/status/16907436497575936

(3)「でも、核ボタンを握る覚悟ある政治家、いるのかと考えた時、やっぱりまだ小国でいいかな、とか思う自分がいる。
 国が大国となるかどうかは、最終的にはやはり政治家のレベルじゃないだろうか。
 当分は小国として大国のはざまで生きてスキル、情報収集とかインテリジェンスとかが核より大事かなあ。」
http://twitter.com/kaokaokaokao/status/16909969970429952

(4)「中国の官僚たちは、日本を米国の付属の国と思っている人多いよ。
 米国と話をつけたら、日本はノーと言わないと思っている人少なくないよ。
 そう言っているの聞いたことあるし。日本がどう思っているかは別だけど。」
http://twitter.com/kaokaokaokao/status/16910770243633152

≫一体日本の「右」の人々の意識を変えるにはどうしたらいいのだろうか。≪(コラム#4411。太田)

 小国と属国じゃ全然違うんだけど、何故、(4)から属国という言葉が出てこないんでしょうねえ?
 どうやら、米国の大統領(できれば現役がよさそう)が、「日本は米国の属国だよ」とはっきりと教えてくれないとダメみたい。
 「右」の悲願である核武装をして(モチ常任理事国入りもして)、小国から大国になれば、日本は一人前の国家になるんだ、日本は米国から独立するんだと、わざわざアンケートに回答する熱心な産経読者たちは思っていそう。

 「「日本の核武装」について、14日までに2873人(男性2422人、女性451人)から回答がありました。
 「日本は核武装すべきか」については「賛成」が85%。「公の場で議論だけでも行うべきか」については96%が「そう思う」と答えました。また、「有事の際にアメリカは日本を守るか」との問いには、78%が「そう思わない」と回答しました。」
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/101216/trd1012161852013-n1.htm

<太田>

 福島香織(コラム#3040)、産経辞めてたのかあ。
 なんでかね。
 それはそうと、考えて見りゃ、産経新聞をぶっつぶすか、それができなくても産経新聞の背骨を叩き直せば話が早そうだけど、どうやってやるべえ。
 まずは、福島元記者に誓約書破りしてもらって、産経新聞の悪口を言ってもらいたいもんだ。

 それでは、その他の記事の紹介です。

 NYタイムスが再婚小特集をしてた。

 <米国じゃ、離婚組も含め、同棲が増えてんだな。↓>
 ・・・In the United States, two recent studies・・・noted the rise in cohabitation, which has doubled from 1990 to more than six million households in 2008, as an alternative to marriage. ・・・
 The number of couples living together who were previously married is also on the rise, both among those who are still raising children and among older partners. ・・・
http://www.nytimes.com/roomfordebate/2010/12/19/why-remarry 
 <離婚は女性の方がイニシアティブをとる場合が多い。再婚の離婚率は初婚より高い。女性の再婚率は男性に比べて低い。↓>
 ・・・Twenty-seven percent of women in their second marriages divorce before their 10th wedding anniversary, compared with 23 percent of women in their first marriage. ・・・
 ・・・women initiate two-thirds of all divorces, and only half as many divorced women as men want to marry again. ・・・
 ・・・women in successful remarriages often become more independent than they were in their first marriages, while men learn to be less independent.・・・
http://www.nytimes.com/roomfordebate/2010/12/19/why-remarry/how-to-make-a-second-marriage-work
 <同棲の方が結婚よりオトクよってさ。↓>
 ・・・Marriage confers fewer rights now, but still many obligations. The question for any mature couple then is simple: Why do it?
http://www.nytimes.com/roomfordebate/2010/12/19/why-remarry/the-childlessness-factor
 <ただし、子供がいる場合は違うってよ。(後でもう一度出てくる。)
 アメちゃんは、他の先進国人に比べ、離婚後、異性とくっつくスピードが速い。また、アメちゃんの同棲者は、他の先進国人に比べ、同棲解消のスピードが速い。↓>
 ・・・Americans tend to form new partnerships after a divorce faster than people in most other wealthy nations. ・・・
 Americans’ cohabiting couples break up in a shorter time than do cohabiting couples in most other nations. ・・・
 ・・・while it may be fine for divorced adults without children to explore new live-in partnerships without the commitment of marriage, those who have children would be wise not to enter into one unless they are confident that it will last.
http://www.nytimes.com/roomfordebate/2010/12/19/why-remarry/think-of-the-children
 <同棲関係は不安定。
 再婚も子供のためによくないが、離婚後同棲した場合は再婚した場合よりもっと子供のためによくない。↓>
 ・・・ only 13 percent of cohabitations remained intact (that is, did not make the transition into a marriage or dissolve) after five years; in contrast, 77 percent of couples that remarried were still together five years after the ceremony. ・・・
 ・・・children who spend time in step-families fare less well than those who grow up with married biological parents. ・・・
 ・・・children whose parents enter into second marriages have better outcomes than do children whose parents cohabit.・・・
http://www.nytimes.com/roomfordebate/2010/12/19/why-remarry/the-higher-risks-of-cohabitation