太田述正コラム#4357(2010.11.5)
<皆さんとディスカッション(続x1005)>

<けいc。>

 ツイッターのくだりのジェネラルは、なんとなく志方さんかと思ったけど、ちょっと違うのかなぁ・・・。
http://newsweekjapan.jp/stories/2009/11/post-697.php?page=3

<太田>

 たまたま、私のあるコラムを見て電話をかけてこられたのですが、私が『防衛庁再生宣言』等を上梓していることも全くご存じでなかった、私の知人です。

<κΔΔκ>(「たった一人の反乱」より)

≫戦前の日本の安保では対露(ソ)は重要だったがワンオブゼムだった≪(コラム#4355。上記元将官)

 これって明らかにおかしくないか?典拠としては少しズレているのかも知らんが↓

 「・・われわれの受けている教育は、・・、一貫して対ソビエト戦であり、想定される戦場は常に北満とシベリアの広野であっても、南方のジャングルではなかった。・・・
 この世界に仮想敵の存在しない軍隊はない。そして帝国陸軍の仮想敵は一貫してソビエト・ロシア軍であり、また現実にすでに十年以上戦いつづけている相手が中国軍であって、演習で想定される主要な戦場は常に北満とシベリアであった。」
 (山本七平 著 「一下級将校の見た帝国陸軍」P39〜)

<ΔκΔκ>(同上)

 <δΚΚδクン(コラム#4355)、>元将官が誰かは知らないが、少なくとも知的レベルが平均的日本人以下ってお前の妄想でしかない。
 田母神氏だって1佐の隊司令レベルだったら有能な現場指揮官として活躍してたと思うよ。
 細かい事は有能な部下に任せてくれる胆力はあったしな。

<ΔΔκκ>(同上)

 「平均的な日本人」は、アパグループのような怪しい会社のトップとつきあったりしないし、その肝いりの「論文」コンクールに、自分の立場も考えず、できの悪い間違いだらけの文章を送ったりしないし、さらには、できの悪い論文に対して出来レースで賞をもらって、平気な顔はしていられないよ。
 タモガミは、「平均的な日本人」に比べて、かなり鈍い人物だと思うけどね。

<ΔκκΔ>(同上)

 あまりにも妄想が激しいですな(失笑)。

<κκδδ>(同上)

 田母神俊雄が賞を取って問題になった「真の近現代史観」懸賞論文はアパグループの主催。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%91%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97
 アパグループと言えば「03年度以降に航空自衛隊小松基地(石川県)が基地周辺の民間宿舎を借り上げた際の契約状況を防衛省が調べたところ、懸賞論文を主催したアパグループとの契約が3分の1を占めていた」ことが朝日新聞によって報じられ自衛隊との利権絡みの癒着が指摘されている。
http://megalodon.jp/2008-1118-1644-28/www.asahi.com/national/update/1118/TKY200811180178.html
 で、田母神俊雄と言えば日本の元航空自衛官、第29代航空幕僚長。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E6%AF%8D%E7%A5%9E%E4%BF%8A%E9%9B%84

 <ΔκκΔクン、>あながち妄想でも無いみたいだよ?

<κδκδ>(同上)

 小沢氏、政倫審出席に応ぜず 岡田幹事長と会談、物別れ
http://www.asahi.com/politics/update/1104/TKY201011040367.html

 初めからこうなる事は解かってたやん。
 もう、こういう茶番劇は辞めて小沢切れよ民主党。

<κδδκ>(同上)

 この国の機密管理能力って……。
http://www.youtube.com/user/sengoku38#p/u

<κκδδ>(同上)

 尖閣沖の衝突ビデオ? 動画サイトに流出
http://www.asahi.com/national/update/1105/TKY201011040518.html

 ワザと流出させたんじゃねえの?

<δκδκ>(同上)

 sengoku38、誰だろうね。
 警視庁の流出と違って、こっちの特定は簡単だろう。

<δδκκ>(同上)

 民主党は内部告発者保護を進めていた。

 「II 政党、議員の内部告発者保護制度への取り組み
 民主党では、櫻井充、広中和歌子、小川敏夫、高橋千明、羽田雄一郎の各議員を発議者として、第154 回国会に「行政運営の適正化のための行政機関等の業務の執行に関する報告及び通報等に関する法律案」(公益開示制度法案)(参第一四号)を提出している。」
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/0421.pdf
 公益通報者保護法案に対する修正案
http://www.dpj.or.jp/news/?num=554

<太田>

 1500現在、英米の主要メディアの電子版じゃ、このユーチューブの件、完全無視だね。
 さて、このリーク、平成の満州事変だね。
 民衆の声に耳を傾けない中央に代わって出先が違法にも勝手に民衆の意思を実行に移したってわけだ。

<おおさき>

 --「SEX」カテゴリの記事における性別の解釈に疑問に感じます。--

 突然このような書き込みをすることをお許し下さい。
 そこまで言って委員会で太田氏を知り、ブログの記事をいくつか拝見させて頂きました。
 興味深い内容が多く、経済的に余裕ができましたらメールマガジンも登録したいと思っております。
 ですが、<太田FAQの>カテゴリ「SEX」の項については、性同一性障害の当事者として疑問に感じた部分がございました。

 まず第一に、性同一性障害を「第三の性」と表現することへの違和感です。
 この捉え方は、太田氏が参考にされた杉山文野氏の独自の解釈とするのが適切であると私は考えております。
 といいますのは、精神障害の診断に際して医師が参照する基準DSM-IVにおいて性同一性障害は「反対の性に対する強く持続的な同一感」などと定義されており、決して第三の性というカテゴリに属することを望む当事者は多いとは思えず、第一もしくは第二の性に同一感を覚えるのが定義通りの当事者であるといえるのではないかと思います。

 太田氏が参考にされた杉山文野氏という方は、性同一性障害なのかどうか疑いたくなってしまう行動をとる方です。
 たとえばNHKの「ハートをつなごう」という番組内で(これは残念ながらマイナーな番組でyoutubeなどにはありませんが)、自身の乳房を晒し、鏡に映して「やはり違和感がある」と言いながら自らの乳房を見て触るシーンを見せたことがあるのです。
 これもDSM-IVでの「自分の性に対する持続的な不快感、またはその性の役割についての不適切感」の項目に該当しないのではないかと思われ、日本精神神経学会が継続的に出している「性同一性障害の診断に関するガイドライン」での定義にも該当しませんし、同番組内でも性同一性障害特例法成立に活躍された性同一性障害当事者の虎井まさ衛氏が「あのように見ることはありえない。自分は風呂に入るときは目を瞑って入っていた」と発言されており、当事者の集まる掲示板でも違和感を感じた方が多数おられ、また私も虎井氏に深く共感する立場です。ただ虎井氏は戸籍の性別が変わるまで歯医者にも行かなかったというほどの極端な立場であることも事実ではあります。
 しかしこれらのことを考えますと、杉山氏は性同一性障害の定義から外れていると考えられます。

第二に、

≫杉山さんによれば、性同一性障害とは、身体(からだ)の性別(sex)と>こころの性(gender)との間に食い違いが生じ、それゆえに何らかの "障害" を感じている状態を指すのだそうですが、杉山さんは、身体は女性でこころが男性の性同一性障害者です。
 その逆のケースが、おすぎさんやピーコさん、そしてカバちゃんやカルーセル麻紀さんであり、これも杉山さんによれば、このうち、カルーセル麻紀さんはニューハーフで、それ以外はおかまなのだそうです。≪(コラム#2016。太田)

 このカテゴリ分けにも私は疑問を感じざるをえませんでした。
 DSM-IVの基準によれば「自分の性に対する持続的な不快感、またはその性の役割についての不適切感」があります。
 この不快感や不適切感というのは強烈なもので、最近の岡山大学の統計によれば患者の68%が自殺を考えたというほど苦しいものなのですが、そういった中で、おすぎさん、ピーコさん、カバちゃんさんといった方々は手術を受けておられず、また性同一性障害の概念が日本で広まるのが遅かったために手術を受けないことを決心された、などとも思えません。
 あえてカテゴリ分けするならば、「オネエ」と呼ばれる女性的ふるまいをする同性愛者とするのが正しいのではないでしょうか。

 いきなりこのような意見を書き込みまして、重ね重ね申し訳ございません。
 性同一性障害や性別というものに関心を持ってくださっただけでも、本当にありがたいのですが、もし偉そうな書き込みになってしまいましたら申し訳ございません。

 なお、ただいま読売新聞にて「境界を生きる」という記事が連載されています。
 この記事は「性分化疾患」という、身体がそもそも男女どちらでもないケースなどを取り上げた大変秀逸な記事で、以前ファイザー医学記事賞の優秀賞という賞を受けたシリーズです。

 以下のブログに過去分も含め「境界を生きる」が転載されておりますので、一度ご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/annojo/
 蛇足ですが、こちらのブログを書いておられる方は、性同一性障害の精神科医として有名で関連著作も多く、NHKの番組への出演機会が何度もある針間克己さんのブログです。
 長年にわたりほぼ毎日性別に関するニュースなどを取り上げておられます。

 寒くなってまいりましたが、お体にお気をつけください。

<太田>

 第一のご指摘についてですが、「半陰陽を男女のどちらにも属さない「第三の性」と位置づけるという考えもある。・・・
 半陰陽について・・・、その概念が理解できず、未だに「性同一性障害」と混同している人は少なくない。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E9%99%B0%E9%99%BD
ということのようですから、ご指摘のとおり、私は両者を混同していたわけであり、ご批判は正しいと言わざるをえません。

 第二のご指摘についても
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%8E
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B3
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8B%E3%81%BE
等から、ご批判は正しいと言わざるをえません。

 ご指摘、大変ありがとうございました。


 それでは、記事の紹介です。

 シュピーゲルが米中間選挙を総括する特集を組んでた。

 要するに、オバマの信任か不信任かが問われた選挙だったってよ。↓
 ・・・This is first and foremost Barack Obama's punishment. A majority of Americans saw the election as a referendum on the president, and as a protest against the escalating national debt and mega-billion rescue package for the economy. ・・・
http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,726980,00.html
 オバマが変わらなきゃ、彼の再選はないだと。↓
 ・・・"I'd rather be a really good one-term president than a mediocre two-term president," he said in January. If he sticks to that view, he won't have the choice.
http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,726905,00.html
 変わる方向は、私の言葉に置き換えれば、米国民のオクテでアホなレベルに合わせて不合理かつ不適切な政策へと舵を切ることだってわけ。ご愁傷様。↓
 Several German opinion-makers were clear that the election was more of a referendum on the president, who comes across as "cold, arrogant, and elitist," and less of an endorsement of the Republicans and their policies.・・・
 In Western Europe Obama still enjoys almost messianic approval ratings of 80 percent. Nowhere else on earth regards Obama's program as more self-evident. Reforms such as health insurance for all, an active state and more environmental and climate protection are seen as catch-up Europeanization, a simple normalization. Millions of Americans, on the other hand, see this as an audacious if not revolutionary agenda to serve the interests of the state・・・
http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,727235,00.html
 America's political central axis lies considerable further to the right from that in Germany. Still, Obama "passed much more liberal legislation at the outset of his term than his immediate Democratic predecessors, Bill Clinton and Jimmy Carter,"・・・
http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,727290,00.html

 戦争中に米兵達が日本兵(や日本の一般住民)の死者等をどれだけ冒涜したかが、このコラムに詳述されている。
 私に言わせれば、こりゃあ米兵達が抱いていた人種主義的帝国主義の産物だ。
 筆者の米大学教授は、(引用箇所以外で)日本兵も残虐行為をやったって言うが、こういう類のことはまずやってないぞ。
 しかも、このコラムニスト、最後に登場する米生物学者と同じ考えであり、対日戦争は正戦だったと思ってる(引用箇所以外)んだから、どうしょうもないね。
 オバマ、こんなおぞましい国の大統領なんか辞めて、日本の国籍をとって日本の首相になってくれないかなあ。↓

 ・・・Let's leave aside the atomic bombing of Hiroshima and Nagasaki, which the U.S. justified as a way to prevent further carnage. On the battlefield, American soldiers routinely killed Japanese civilians and mutilated Japanese bodies. Yes, our enemies committed all kinds of atrocities during the war. But so did we.
 Americans collected bones, scalps and skulls from the Japanese dead or near-dead. None of this was a secret either. In 1944, Life magazine published a full-page photograph of an attractive young woman posing with a Japanese skull. " Arizona war worker writes her Navy boyfriend a thank-you note for the Jap skull he sent her," the caption declared.
 But skulls were difficult to carry and ? especially ? to prepare: Soldiers first had to remove the flesh from the severed head, either by boiling the head or by leaving it out for ants to eat. So they preferred to collect ears, which were tidy and small.
 "The other night Stanley emptied his pockets of 'souvenirs' ? eleven ears from dead Japs," read a 1943 article in a Marine newspaper. "It was not disgusting, as it would be from the civilian point of view."
 Actually, most civilians seemed fine with the practice. That same year, a Baltimore newspaper reported that a local mother had asked authorities to allow her son to send her an ear he had cut off a Japanese soldier. She wanted to nail it to her door, she said, so everyone could see it.
 Most of all, some American servicemen collected gold teeth. One Marine boasted of collecting 17 teeth, the last from a Japanese soldier who was still moving his hands. Another Marine slit a wounded Japanese's cheeks open and carved out his teeth with a knife while the victim thrashed on the ground.
 Although some Americans did object to these atrocities at the time, it would be much later before WW II veterans expressed regret for them. In a 1981 memoir, American biologist E.B. Sledge recalled watching American soldiers cut off a hand from a dead Japanese, urinate into the mouth of another corpse and shoot an old woman who was "just an old gook," as one of Sledge's comrades told him. "The fierce struggle for survival eroded the veneer of civilization and made savages of us all," Sledge wrote.
 Significantly, though, Sledge continued to believe in the larger purpose of the war. The Japanese had attacked the United States and conquered much of East Asia, and they had to be stopped. Some U.S. military men had committed monstrous acts, to be sure, but America's larger military cause remained just.
http://www.latimes.com/news/opinion/commentary/la-oe-adv-zimmerman-atrocities-20101103,0,5467007,print.story

 中共は恥の上塗りみたいなことを繰り返している。
 米国も中共も末期症状だな。↓

 China is pressing European governments to boycott the ceremony awarding the Nobel Peace Prize to the Chinese dissident Liu Xiaobo・・・
http://www.nytimes.com/2010/11/05/world/asia/05china.html?ref=world&pagewanted=print

 家事育児を積極的にやる亭主の方がそうじゃない亭主より幸せなんだとよ。
 また、亭主にとっては子供の数は2人が一番ストレスが低いんだって。↓

 ・・・fathers are happier when they do more of the housework themselves, spend longer with their children and have working partners who are in the office just as long as they are・・・
 ・・・men・・・who have one or three children are more stressed than those who have two・・・
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/2010/nov/04/fathers-happier-more-housework-study