太田述正コラム#4039(2010.5.30)
<皆さんとディスカッション(続x849)>

<υββυ>(「たった一人の反乱」より)

 ・・・太田<は>・・・自分の間違いをいつまでも認めずに小理屈を捏ね回す。
 そういうのを女々しいと言うんだが。

<βυβυ>(同上)

 恨み節の軍ヲタは、「間違いだ」、「間違いを認めない」と言うだけで、「間違い」の具体的詳細な説明をしたところは見たことが無い。
 それはつまり・・・。

<ββυυ>(同上)

 ・・・<υββυクンが>「女々しい」とか使ってるのを見ると当時書き込みに参加していた軍ヲタだろ。
 当時のやり取りを読み返してみたが、まぁ、酷いこと。
 軍ヲタ達は典拠を示さない(示せない)のが当たり前(バグハニは除く)。
 論点は単純明白で、典拠(性格上、英語の典拠にならざるを得ない)を用いての証明さえすれば、太田は即座に論駁されたというのに、全然それをせず、自分の知識を用いた論理展開と推論、および荒さがししかしていなかったからな、軍ヲタは。
 誰一人やれなかった。
 それが致命的なんだよ。

<βυυβ>(同上)

 <太田>信者は「勝った勝った」と言い張るのみで、<「老朽」とは区別される>「老旧」<という言葉が防衛庁内で使われていたとする太田の主張>に対して典拠(笑)をまったく出せてないんだがw。
 つーか「老旧」が日本語だって証明すれば言いだけなのに、英語の典拠云々とか言い出して。・・・

<ΦΦΒΒ>(同上) 

>つーか「老旧」が日本語だって証明すれば言いだけなのに。

 辞書に載っていない隠語は、世の中にはいっぱいあるだろうにw。
 「老旧」という隠語を太田は使っていた、という<太田による>一次証言。
 一方、自称現役幹部、自称OBの父、自称知り合いの自衛官によると、「老旧」などという防衛庁用語は存在しないと。
http://obiekt.seesaa.net/article/45123737.html

 軍オタさんは、これ以上、どうしたいの?

<ΦΒΦΒ>(同上)

 「老旧」が隠語w。
 太田の脳内世界ではそうなんだろうが、それはいったいどこの世界で通用する隠語なんですか?w。
 間違いじゃないなら典拠出せますよねw。

<ΦΒΒΦ>(同上)

>それはいったいどこの世界で通用する隠語なんですか?w。

 隠語。特定の社会・集団内でだけ通用する特殊な語。
 「特定」が2人なのか、何人なのかは、知るわけないでしょうに。.

>間違いじゃないなら典拠出せますよねw。

 証言自体が典拠でしょうに。
 ただし、
 「証言という意味では,貴重な一次史料であるが,部分的には,思い違いや,筆記者の錯誤に基づくと思われる記述も散見され,十分に注意して扱う必要がある。」
http://www.tku.ac.jp/~koho/kiyou/contents/communication/28/28_yamada.pdf
から、証言の分析・検証をしなければならないんでしょうに。

 「自称現役幹部、自称OBの父、自称知り合いの自衛官」じゃ、証言の分析・検証にならないでしょうに。

<βυυβ>(同上)

 なんでも隠語にしてしまえば。
 間違いを誤魔化せると思ってるアホ。

<ΒΦΒΦ>(同上)

 やっぱり軍ヲタは軍ヲタ。
 何年たっても何も変わってない。

 バックナンバー持ってる人はcolumn2.txtの以下に示した箇所を読んでみてほしい。
 各コラム本文の後ろに、当時の掲示板の書き込み記録がすべて付随しているので、一通り読むのに、それなりに時間はかかるけど、当時を知らない人も知っている人も、当時の全記録を自分自身の目で読んでみて、それぞれが評価をしてみるのは意味があることだと思う。

コラム#1700(2007.3.22)<消印所沢通信10:自衛隊は空っぽの洞窟?(その1)>
コラム#1710(2007.3.29)<消印所沢通信10:自衛隊は空っぽの洞窟?(その2)>
コラム#1722(2007.4.7)<消印所沢通信11:自衛隊は空っぽの洞窟?(その3)>
コラム#1732(2007.4.13)<消印所沢通信12:自衛隊は空っぽの洞窟?(その4)>
コラム#1739(2007.4.19)<消印所沢通信13:自衛隊は空っぽの洞窟?(その5)>
コラム#1778(2007.5.24)<自衛隊は空っぽの洞窟?(その6):消印所沢通信16>
コラム#1804(2007.6.12)<防衛庁再生宣言の記述をめぐって>
コラム#1806(2007.6.13)<防衛庁再生宣言の記述をめぐって(続)>
コラム#1808(2007.6.14)<防衛庁再生宣言の記述をめぐって(続々)>
コラム#1810(2007.6.15)<防衛庁再生宣言の記述をめぐって(続x3)>
コラム#1811(2007.6.15)<防衛庁再生宣言の記述をめぐって(続x4)>
コラム#1813(2007.6.16)<防衛庁再生宣言の記述をめぐって(続x5)>
コラム#1814(2007.6.16)<防衛庁再生宣言の記述をめぐって(続x6)>
コラム#1816(2007.6.17)<防衛庁再生宣言の記述をめぐって(続x7)>
コラム#1817(2007.6.17)<防衛庁再生宣言の記述をめぐって(続x8)>

<ΒΒΦΦ>(同上)

 そういう議論の片方だけを出すのは、「当時を振り返る」上では問題があるね。
少なくとも双方の意見を両方見るのでなければ、おーたんと同じように
自分に都合の良いような資料の読み誤り方をする。

(2007/06/06)太田述正・元防衛庁審議官は一体何を学んできたのか?
http://obiekt.seesaa.net/article/44060071.html
(2007/06/11)資料の悲惨な読み間違え方
http://obiekt.seesaa.net/article/44474371.html
(2007/06/14)資料の意図的な読み間違え方
http://obiekt.seesaa.net/article/44754397.html
(2007/06/17)太田述正氏曰く「老旧とは防衛庁用語」だそうですが、聞いた事がありません
http://obiekt.seesaa.net/article/45123737.html

 「老旧」なんて瑣末な問題でね。
 当時の議論の核心は、<太田が、『防衛庁再生宣言』の中で、>兵力の算定に当たって、「自衛隊は戦力ゼロ」と言いたいがために、自衛隊を過小算定して英軍を過大算定したんじゃないかって話。

<太田>

 いやー諸君、古い話をご苦労さんです。

 そう、その結果、若干のプラスマイナスの計算ミスはあったけど、それが私の議論の大勢に影響を与えるほどのものではなかったことが明らかになり、私が「自衛隊を過小算定して英軍を過大算定したんじゃない」ことが裏付けられたわけだよ。
 (このことは、議論の仕方が分かっていない人(下出)には分からない。
 そんな人は太田コラム読むの無理だから止めといた方がよろしい。)

 そして、付随的に分かったことがある。
 
一、日本の軍事愛好家(いわゆる「軍オタ」)中、当時やりとりに参加した諸君は、全員、議論の仕方が分かっていなかった。
 これは戦後日本人の多くについて言えることだが、「全員」という点が面白かったね。
 そもそも日本の軍事愛好家全員がそうなのか、それとも、たまたま当時やりとりに参加した軍事愛好家諸君全員がそうだったのか、いまだに判然としないがね・・。

二、日本の軍事愛好家中、当時やりとりに参加した諸君は、全員、木を見て森を見なかった。
 これは、吉田ドクトリンそのものを問わないことで免罪符を得て棲息空間を確保し続けたい、という屈折した心理のゆえんであって恐らくは日本の軍事愛好家全員にあてはまることではないか、と思ってるよ。

<太田>(ツイッターより)

  司馬遼太郎が大衆作家として大成功を収めたのは、彼が縄文モード酣の戦後大衆の気持ちを代弁し、擁護したからだ。マーケティングのお手本がここにある。

<太田>

 それでは、記事の紹介です。

 これは、ボーボワールの『第二の性』の新英訳(コラム#3965)についての書評からとったボーボワールの言葉だが、思うに、司馬遼太郎の矮小さの理由でもあるね。
 つまり、司馬は中性的人間(女性的人間)であったというワケ。彼、縄文的大衆の一人なんだから当たり前だけど・・。↓

 ・・・Why have women not created art as great as men’s? she asks. Women’s overwhelming desire to please is at fault. The truly original writer is “always scandalous,” and women’s desire to please keeps them from daring to “irritate, explore, explode.” ・・・
http://www.nytimes.com/2010/05/30/books/review/Gray-t.html?hpw=&pagewanted=print
 天安事件後のにらみあいで、最初にびびったのは韓国側、ということになりそうです。↓

 ・・・American officials believe the South is now rethinking the wisdom of turning on the loudspeakers. ・・・
http://www.nytimes.com/2010/05/30/weekinreview/30sanger.html?ref=world&pagewanted=print

 これ産経のスクープ・・なんだろね。
 メドヴェージェフの正体見たり。やっぱ彼もスターリン主義者だった(?)。↓

 「ロシアの対独戦勝記念日だった5月9日、旧ソ連諸国・・・ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタン、アゼルバイジャン、キルギス、タジキスタン・・・の駐日大使7人が、第二次大戦期の日本で暗躍したソ連の大物スパイ、リヒャルト・ゾルゲの都内にある墓にそろって参っていたことが分かった。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100530/erp1005300121001-n1.htm

 中共でのホンダの労働争議の背景が描かれている。↓

 ・・・There were signs on Saturday that the Honda strike was beginning to test the government’s patience. After two days of allowing surprisingly extensive coverage by state-controlled media, the authorities imposed a blanket ban on domestic coverage, reverting to their usual policy of hushing up labor disputes.
Local newspapers had no mention of the strike this morning, and many references to the strike had disappeared from Chinese Internet sites. But there was no sign of police at the factory or one of its dormitories. ・・・
 One surprise of the strike here is that it involves laborers whose wages appear to have already roughly doubled in the last five years: blue-collar workers in export factories in the Pearl River delta region around Hong Kong.
 By contrast, the wages of young college graduates have actually declined in recent years as China has rapidly expanded its universities and built new ones, creating a surplus of more highly educated workers. ・・・
 Partly because so many young Chinese now go to university and partly because of a declining birth rate, the number of young Chinese available for factory work is falling far short of the demand from employers. That is producing higher wages for blue-collar workers and giving them leverage to demand even more, as the Honda strike shows.
http://www.nytimes.com/2010/05/30/business/global/30strike.html?ref=world&pagewanted=print

 物心がついた時は我々全員が共産主義者だったというオハナシ。↓

 ・・・In a study of・・・schoolchildren between the ages of 11 and 19, researchers・・・found that children start out as strict egalitarians, preferring to divide resources equally among peers. But as they grow older, by late adolescence, they come to prefer a more meritocratic method of resource distribution ? based on individual contributions or performance.・・・
 At the same time, however, there was no change over time in the study participants' willingness to do what they considered fair ? that is, children did not become more (or less) self-interested with age.・・・
  ・・・the older you get, the more you learn to appreciate why unequal does not necessarily mean unfair・・・
http://www.time.com/time/health/article/0,8599,1992369,00.html

 ドイツに出現した18歳の超アイドル歌手(コラム#4023)、全欧歌謡コンテストで優勝しちゃったよ。
 だけどこのコンテスト面白いなあ。
 五輪や国連を思いださせる仕組みだわ。↓

 Germany's Lena Meyer-Landrut has won the 2010 Eurovision Song Contest・・・
 This year several countries have pulled out of the extravaganza citing financial strains, including the Czech Republic, Montenegro, Andorra and Hungary. ・・・
 The competition is decided by a panel of judges and telephone voting by the participating countries. Fans cannot vote for their own nation's entry. ・・・
 Earlier this week, 34 contestants were whittled down to 20 in two semifinals. They are competing in the final with five pre-qualified countries -- last year's winner, Norway, and the contest's four perennials: Britain, Germany, France and Spain. ・・・
http://www.nytimes.com/aponline/2010/05/29/world/europe/AP-EU-Eurovision-Contest.html?_r=1&ref=world
--------------------------------------------------------------

太田述正コラム#4040(2010.5.30)
<「白人」について(その2)>

→非公開