太田述正コラム#3977(2010.4.29)
<皆さんとディスカッション(続x818)>

<IT支援グループ>

 このたび、何年ぶりかで太田HPを全面リニューアルしました。

 主な変更点
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・サイトのイメージをシャープな印象に(ベースカラーを黄→赤色)
・その他、細かい修正

 皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております

<植田信>http://8706.teacup.com/uedam/bbs

 ・・・太田氏の戦中・民主主義論<について>です。

≫・・・私がこの10年来主張しているのは、戦前の日本にも民主主義があったなどという当たり前の話ではなく、戦時中の日本も民主主義であったという点であることをご理解ください。
 これに加えて、このところ私が主張し始めているのは、「プロシア的軍国主義化<も><戦前の>日本の一つの流れであった」などという、いわゆる軍国主義的ないし反民主主義的な人々と民主主義的な人々とが対立した時代として日本の戦前史をとらえるのは間違っている、ということです。<以下、略(太田)>≪(コラム#3973。太田)

 うーむ、これが何を意味しているか。
 と思って、太田氏のコラムである「クレイギー論」を拝見しようとしたのですが、まだ未公開とのことです。残念。
 そこで、今は、引用文の中だけで、推理してみましょう。
 戦前の日本にも民主主義はあったということは当たり前、という点は、1890年からの帝国議会の開設をもって民主主義と見なすならば、当たり前です。これは事実ですから、否定する人はいないでしょう。
 ここは問題はなし、です。

→当時の欧州大陸的立憲君主制を採用した帝国憲法が、大正デモクラシーの成立によって民主主義(民本主義)憲法へと変遷した、或いは、帝国憲法には規範性がなかった、というのが私の主張ですので、ここは違います。(太田)

 で、太田氏の主張の独創は、戦中もそうだった、という点です。
 確かに、戦中も議会は機能していました。首相の交代も起きています。
 これは戦中も日本の民主主義は機能していた、ということを意味するか。

→私の独創ではなく、ゴードン・バーガーや古川隆久の客観的指摘です。(コラム#47参照)(太田)

 そうだとすると、終戦の年に始まった昭和天皇による聖断とは何か?という疑問が出てきます。

→昭和天皇は、当時の日本の最高の知識人の一人であっただけでなく、軍事、政治の両方に通暁していたという点で、当時のほとんど唯一の日本人でした。
 降伏するかどうかについて、このような人物の判断を聞きたいと考えた(国民の代表たる)内閣が、昭和天皇の判断を仰ぎ、その判断を内閣の判断とした、というだけのことです。(太田)

 それから、豊下氏が言う「昭和天皇による政治介入」は?
 これもまた民主主義とするなら、「天皇制民主主義」となるでしょう。この制度にあっては、天皇は自分の都合で自由に政治に介入する、と。天皇はそうすることが「できる」、のではなく、天皇が自分の意志でそのように「する」、と。もちろん、ここは、大臣・閣僚たちが天皇を補佐・輔弼するとなっていますが、形式的な問題です。天皇はその気になれば、介入します。事実として、介入しました。

→豊下説は承知していますが、それは、占領中の話でしょう。
 占領中は占領軍が日本の全権を握っていました。
 天皇が何を言おうが、天皇どころか日本政府にすら権限がないのですから、天皇の言をどう受け止めるかは占領軍側(実質的にはマッカーサー)の勝手です。
 仮に天皇が言ったことが占領軍に容れられたことがあったとしても、それもまた単に、上述したような昭和天皇であるがゆえに、その発言が尊重されたということに過ぎません。
 典拠を思い出せないのですが、占領軍側のイニシアティブで、朝鮮戦争の作戦状況について、昭和天皇に説明したことがあったはずです。
 これは、占領軍が、すぐ前まで日本帝国の版図であった朝鮮半島についても通暁していた昭和天皇に、同半島の作戦状況に係るコメントを求めたかったのだろう、と私は推測しています。(太田)

 要するに、戦前・戦中の民主主義を問題にするときは、天皇ファクターも不可欠である、ということです。有権者も、投票権のない人々も、日本人はすべて天皇の「臣民」でした。

→ちょっと以前にも申し上げたように、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド等の国民はすべて英国の国王の臣民ですが、このこととこれら諸国が民主主義国であることとは何の矛盾もありません。
 天皇ファクター(より正確には昭和天皇ファクター)を考慮することが不可欠であったとしても、繰り返しになりますが、それは上述した事情からであり、それ以上でも以下でもあってはならない、ということです。(太田)

 イギリスの場合も「臣民の民主主義」ですが、両者の同一性、相違性は、これから考えることにします。
 ポイントは、国王と天皇は同じか、違うか、となるでしょう。
 国王は、ヨーロッパの場合は、世俗の主権者であり、その地位はローマ法王から認定されました。ちなみに、では、フランス革命後、ナポレオンの場合は誰が認定するのか、という問題が持ち上がりました。
 ローマ教会から分離した後、イギリスの国王の地位は、誰がその地位を認定するのか。国王の独断・自称なのか。だとしたら、そうできる背景にあるのは何か。武力か、フランスの支援か。王党派の支持か。王位継承の血か。それとも、イギリス国教会か。

 天皇は、ローマ教会から認定されません。アマテラスという祖霊の代理であり、この霊の現生における体現者です。
 国王にも天皇にも国家を統治する〈権威〉がありますが、その根拠は異なっています。

→欧州の話は、イギリスや日本を考える際の準拠枠にはなりえません。欧州は異質すぎるからです。
 これが私のアングロサクソン・欧州のせめぎあい論の論理的帰結です。
 イギリスと日本とで共通するのは、外部の権威、ないしは普遍的な権威に対する嫌悪感です。ここが欧州とは違います。
 イギリスにおける国教会の成立(16世紀後半)と日本におけるキリシタン禁制の導入(16世紀後半〜17世紀前半)は、両国が、どちらもほぼ同じ時期にカトリシズム(=欧州的なものの象徴でもある)を峻拒したことを意味します。
 では、イギリスと日本の君主の違いはどこにあるのか?
 それは、イギリスの国王は、ごく最近まで権威と権力両方の担い手・・権威に関しては国教会の長・・であり続けたのに対し、日本の天皇は、極めて初期から権威だけの担い手へと「純化」していた点です。(太田)

 と、まずは、このあたりまで考えました。
 ここからどう展開するか、今後の楽しみです。

 次です。
 東アジアにおける民主主義独裁の防波堤となる、というところの「民主主義独裁」とは何のことでしょうか。
 ヒトラーのナチ党は選挙という手続きで権力を得ましたが、それと同じような現象が東アジアでも起きた、と?

→民主主義独裁(一般には「政治的宗教」と呼ばれる)とは、18世紀末のナショナリズム(ジャコバニズム)に始まり、共産主義、ファシズムへと続いたところの、欧州文明の中からカトリシズムの変形として生まれた、政治イデオロギーないし政治体制であり、民主主義を装った独裁です。
 東アジアの例で言えば、ソ連は共産主義政党たる共産党が牛耳る共産主義国家でしたが、ついに一度もまともな選挙の洗礼を受けないまま崩壊しましたし、中国国民党はファシスト政党であり、支那本土時代には、実施した選挙は初期に一回くらい(?)ですし、中国共産党は共産主義政党であり、これまで一度も選挙の洗礼を受けていないにもかかわらず、その1949年から牛耳る国の名称は中華「人民」共和国です。(太田)

 日本でいえば、たとえば、真珠湾攻撃の直前に東条内閣が成立しましたが、東条英機が首相になることの根拠はどこにあったのか? 昭和天皇による大命降下だけだったのか? 選挙で政権与党の総裁だったのか?

→有事には、政権が有事政権になる(憲政の常道をはずれる)、というのは民主主義国共通に広く見られることです。
 英国においても、実に、世界恐慌下の1931年から第二次世界大戦終了直前(1945年)まで、政党内閣ではなく、挙国一致内閣(National Government)でした・・しかも、そのきっかけは、国王ジョージ5世の意向でした・・し、総選挙も、1935年からの10年間、実施されませんでした。
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Prime_Ministers_of_the_United_Kingdom
http://en.wikipedia.org/wiki/Ramsay_MacDonald
 これに対し、日本が挙国一致内閣になったのは、満州事変、5.15事件が続いて世の中が不穏になった1932年からであり、英国よりも遅かったばかりか、それに昭和天皇は直接関与していなかった
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BF%E5%85%9A%E5%86%85%E9%96%A3
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E3%83%BB%E4%B8%80%E4%BA%94%E4%BA%8B%E4%BB%B6
上、日本では総選挙がそれ以降も終戦までに1936、1937、1942年の3回も行われています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E7%B7%8F%E9%81%B8%E6%8C%99 
 一体当時の英国と日本は、どちらで民主主義がより機能していたのでしょうね。(太田) 

 以上の疑問も面白いですが、最も面白いのが次です。
 軍部の対立。
 皇道派と統制派の対立。
 ここには、ソビエト対策をめぐる違い。中国対策をめぐる違い。アメリカ対策をめぐる対策の違い。これらの違いがあった、と。

 この陸軍内部における路線の対立が、議会制民主主義とどう絡むか。
 引用文の中だけで考えるに、太田氏の意見では、陸軍内部の対立は、議会制民主主義の中で行われた対立であり、軍部が議会を超え出て、そこから命令を下した、ということではない、ということなのでしょうか?そうすると、戦中も軍部はついに議会を超越することはなかった、と。

→まさにその通りです。(太田)

 私は、ここでもキーワードになるのは、「天皇制民主主義」となるだろうと思います。

→それを言うのなら、英国はさしずめ、「君主制民主主義」でしょうね。(太田)

 とりあえず、こんなところを考えてみました。

 太田氏の意見・着想は、とにかく、大変刺激的です。

<太田>

 どうもどうも。
 私は、先入観を捨て去る努力をしながら自分自身が納得できる仮説を立て、その仮説を国際比較を含め、事実を踏まえて検証することを心がけています。
 得られた結論は、ごく常識的なものばかりだと思っているのですが・・。

<βτβτ>(「たった一人の反乱」より)

 「おかめひょっとこ」の麻生のように、今度は、「ルーピー」=鳩山 と、流行っているようだが、公人とはいえ一国の首相がえらい言われ方だな。
 で、「ルーピー」の名付け親の カメンとやらの背景と意図がどういうものかは、そのうち出そうだがしてやったりの図なんだろう…現在は。
 こういう(ルービー)のに、何も考えずに一緒になってルービーと連呼して悦に入ってる輩も、何だかな〜と。
 馬鹿の壁だろ これ。

<ββττ>(同上)

 太田さんは鳩山を酷評しているが、俺としては彼を首相として評価したい。
 一国の首相について「ルーピー」と形容するアメリカ人に対して日本人の怒りが徐々に高まってるんじゃないか。
 例の新聞は首相に対して言ってると思ってるんだろうが、日本人全体を冒涜していると考えないのが米人の浅はかさだ。
 テロとの戦いが、元々自らが育てたイスラム戦士からのバックファイヤであるように。
 異常なトヨタ叩きにしても日本国内で米に対する不信がジワジワ高まっている。

<βττβ>(同上)

 <βτβτサン、>(なんだ?鳩山(一国の首相)をブッシュ(一国の大統領)と同格にされてファビョったか?
 実際には周りの意見に耳を貸す分ブッシュのほうがマシだけどなw

 <ββττサン、>国民の怒りは危険なくらいに高まってるよ。
 アメリカどころか世界中に恥をさらしてる人物がなんと一国の首相という事実にね。
 たった一人の首相のおかげで、日本人が今まで築き上げた信頼がガラガラと音を立てて崩れていってる。
 日本人ひいてはアジア人全体の信頼を引っ張りあげてきた日本の外交が今ではそのアジア人からすら信頼されなくなってきてる。

 台湾:一転再開 北京射程のミサイル開発
http://mainichi.jp/select/today/news/20100425k0000m030084000c.html
 【グローバルアイ】やるせなく墜落する鳩山政権
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=128578&servcode=A00§code=A00

 日本のアメリカに対する不信なんかより世界の日本に対する不信の方が遥かに高まってる。
 たった一人の無能がアジアの平和までぶち壊そうとしてる事実をもう少し真剣に受け止めるべきだね。

<ββττ>(同上)

 文面からあなたが白人崇拝者ていうのがわかるが、鳩山首相でよかったって言うのが、わからない?
 おれは鳩山首相はかなり気合が入った政治家だと認識している。
 日米間に波風立てないのが日本の政治家のあるべき姿なのか。
 冷戦が去って20年近く経ってるんだが。
 波風立てた鳩山がよくやったと思わないのか?
 あんた、太田さん程度の知性しかないのか?

<βττβ>(同上)

 台湾が危機感もって韓国に哀れみの目で見られてる。
 鳩山のどこが良かったんだ?
 気合が入ってるならいち早く沖縄と徳之島に自ら乗り込んで説得してるはずだが、実際には重病人の徳田氏に泣きつく事しかできてない。
 できることはその場その場の言い訳だけ。

 「米紙が鳩山首相を「愚か」と酷評、中国は「米紙が同氏を嘲笑」と報道
 中国新聞網は15日、「鳩山首相が手ぶらで帰国、参議院選挙前に内閣総辞職か」と報じた。
 中国各メディアは「米紙が鳩山首相を最大の失敗者と嘲笑した」とこぞって報じている。」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0415&f=politics_0415_006.shtml

 これは中国誌が米紙の言葉を使って間接的に鳩山が愚かだと言うことに同意しているってことだ

 「鳩山首相、中東でも信頼を損う サウジ゙に福田元首相でなく友人の岩國氏派遣→サウジ国王出席取りやめ」
http://alfalfalfa.com/archives/19967.html

 一国の王に対して岩國などと言う向こう側からすればどこの馬の骨かわからないものを遣わす非礼。
 こんなことで波風立てて満足か?
 アメリカしか見てないお前にはわからないだろうがな。
 日本は世界から信頼をなくしてるんだよ。

<太田>

 海外から鳩山首相が悪しざまに言われることに不快感を抱いている、という点ではキミ達の間でコンセンサスがあるみたいで、結構なことだ。
 大事なことは、日本が属国であってガバナンスを放棄していることの弊害が首相になる人物に集約的に現れているって認識を持つことだよ。
 安倍、福田、麻生、鳩山、と先進「大国」の首相としてのグローバルスタンダードに達していない首相ばかりが続くのは、そのためだと思えってこと。
 だから、「独立」が至上命題なんだよ。

<ΥΥΒΒ>(同上)

 <太田サンについてだが、>臨床家からの観察によれば以下の通り。

一、学歴至上主義である。

→根拠は?(太田)

二、異常に「プライド」が高いために、他者からの批判に対してはヒステリックに反論し、「論理≒屁理屈」によって批判者を「論理的に」「嘲笑・侮蔑」の対象とする。精神的な「ドS」である。「モラハラ」の加害者になりやすいタイプである。

→これをまさに被害妄想という。(太田)

三、異常に「プライド」が高いために、学会や論壇で「プロ」と勝負することへの恐怖心が強い。それため「アマチュア」と自称していいる。
 「アマチュア」として「2ちゃんねる」を相手にしていれば「アマチュア」を「ボコボコにする」ことでゆがんだ「自尊心」満足させることができる。

→キミ、ホント被害妄想だーね。大体からして、「アマチュア」でどこが悪いのさ?(ソクラテス太田)

四、経済学、医学生理学の素養は「ド素人」程度である。この分野への論評は聞き流していればよい。

→(あらゆるものについて)ボクが「アマチュア」=「ド素人」と自認していると言ったキミが、今度は、経済学、医学生理学以外についてはボクが「プロ」だって言ってるワケだけど、一体どうなっとんの?(ソクラテス太田)

 以上のことから、「ご意見」に批評を加えることは批評者側のエネルギーの浪費にすぎず、こちらの参考になることを取捨選択して「拝聴」するにとどめるべきであり、なるべくなら質問も控えたほうがよい。

→そんなこと言わんと、キミ達、遠慮なく、ご教示(ただし典拠付)、ご質問なさってくんなまし。(太田)

 当人が自己分析をすすめるなら、よりバランスのとれた論評を期待できるであろう。

→ボクの方法論は、植田さんのところで書いたよ。(太田)

<モッキー>

 いつも興味深く読ませていただいております。
 まだそれほど、年を食っているわけでもないのに、最近、めっきり目が弱ってきてパソコンの文字を読むのが辛いです。
 おかしなもので新聞や本の文字はどんなに小さくても平気なんですよね。
 どうか太田コラム、何冊かに分けて書籍として出版していただけませんかね。
 でもいまこの不況で手を挙げる出版社もないのかな(笑)。

<太田>

 私とは逆ですねえ。
 それはともかく、本を出して行きたいという希望はあるのですが、どちらかと言えば、コラムをどんどん書き綴って行く方を優先しています。

 それでは、その他の記事の紹介です。

 科学じゃのー。↓

 「・・・「<女性の体に>変化が始まる年齢は個人差がみられるが、すべての人が同じ順序で変わっていた」と説明する。
 一定の法則とはこうだ。ヒップの場合、若い時は横から見て半円形だったのが(1)下部がたわむ→(2)頂点が下がり、後ろから見ると全体的に四角くなる→(3)外側の肉が落ちて中央部分に流れる。
 バストは(1)脇側上部の肉が落ちる→(2)下部がたわみ乳頭が下向きになる→(3)全体的に外側に流れて下がる。
 共通するのは、いったん変化が進むと元には戻らないという点。・・・」
http://mainichi.jp/life/health/news/20100429ddm013100144000c.html

 ウクライナ議会での卵つぶての話ぐらいしか取り上げない日本の主要メディア。
 これくらいの記事載せてくれよ、って言うだけヤボか。↓

 ・・・Ukraine, which has been battered by the global recession and is seeking a bailout from the International Monetary Fund (IMF), most probably would not have been able to pay the prices Russia had been asking for natural gas. As a result, critics say, Ukraine could have negotiated a discount without extending the base lease, originally set to expire in 2017, especially because it owns the pipelines that Russia uses to deliver the gas it sells to Europe.
 The deal gives Ukraine about 30 percent off the prices set in the contract it signed with Moscow last year, after a standoff during which the Kremlin cut gas supplies to Europe. But that contract set prices so high that the newly negotiated discount brings them down only to current market levels, said Edward Chow, a senior fellow at the Center for Strategic and International Studies.
 "They gave something -- extending the naval base lease -- in order to get what they were really entitled to from the beginning," he said of the Ukrainians, noting that Russia had already renegotiated contracts with other customers in Europe and given them discounts because of falling demand and prices.
 The new agreement, Chow said, is the latest in a series of deals that have benefited powerful industrialists in Ukraine and allowed the country to avoid cleaning up its corrupt gas sector, thought to be a source of funds for politicians. Like those before it, he added, the new deal is so flawed that it is unlikely to endure and could again threaten the supply of gas to Europe.
 For example, he said, the pact requires Ukraine to buy more gas in subsequent years, perhaps more than it needs. But it doesn't require Russia to continue using Ukraine's pipelines, a key source of income for Kiev. The Kremlin plans to build pipelines that circumvent Ukraine. ・・・
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/04/27/AR2010042703887_pf.html

 内輪話を聞かれたゴードン・ブラウンも労働党も終わっちゃったってことが分かるコラム。↓
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2010/apr/28/gordon-brown-bigot-character
 10大恋愛小説が紹介されている。↓
http://www.guardian.co.uk/books/2010/apr/27/esther-freud-top-10-love-stories

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 連休が始まったので、一人題名のない音楽会、2日に1回くらいのペースで連休期間中、開くことにしました。

 連休一回目は、モーツアルト(1756〜91年)の最後の作品(弟子が完成)である「レクイエム(Requiem)」です。
 ご紹介が遅きに失したきらいがありますが、ピアノ曲以外で私が最も好きなクラシック曲です。
 
 抜粋版でどうぞ。
 ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールドの演奏です。↓
http://www.youtube.com/watch?v=tcIqZoxV0sA&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=SneVLTBW2bM&feature=related

 時間が潤沢にある方には、フルバージョンもあります。
 カール・ベーム指揮、ウィーン・フィルの演奏です。↓
http://www.youtube.com/watch?v=SFCjnpvT1VU&feature=related

 なお、この曲は、「しばしば、ヴェルディ、フォーレの作品とともに「三大レクイエム」の一つに数えられる。」とされますが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%A0_(%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88)
それはモーツアルトに失礼というものです。
 わずかに、ヴェルディ(1813〜1901年)の「レクイエム」(1874年)の中の「怒りの日(Dies irae)」だけがお奨めです。
 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団の演奏です。↓
http://www.youtube.com/watch?v=i2TtzMFtb6U
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太田述正コラム#3978(2010.4.29)
<ロバート・クレイギーとその戦い(続)(その8)>

→非公開