太田述正コラム#3763(2010.1.12)
<皆さんとディスカッション(続x711)>

<私有自楽>

 この<金属加工の>話、
http://j.peopledaily.com.cn/94473/6858428.html (コラム#3759)>
即座に胡散臭いと感じられた太田氏に安心感を持ちました。
 工場を運営する経営者として同感です。
 以下の話はあまり本気になって議論しないで下さい、休日に町工場のオヤジがお茶を啜りながら床屋政談をしているようなもので、論拠や典拠を明らかにして学術論文を書こうというのではありませんから。

 まず第一に工場に於いてはこの様な部分最適の改善が求められる事象は日常茶飯に発生することで、おそらく日本、中国に関わらず普通の国(これが意外と難しいところですが)ならば直ぐに改善されるでしょう。
 少なくとも日本では現場でのこういう改善が日常的に行われなければ会社そのものが忽ち淘汰されてしまいますから。

 ATさんのご指摘<(コラム#3761)>は全て正しいと思いますが、この種のお話しはあまり真面目に議論なさるほどのものではなく、ポーリッシュとして扱われたとして笑って受け流しておけば良いのではないでしょうか。

 この話を我々にフィクションぽく感じさせるのは
「日本人の労働者は、はっとして、林さん、あんたは凄い!と言った。」
という辺りの件ですね。
 もし仮にこの文章に一片の事実が含まれているのだとすれば、「…この社長、何かの事情で人員削減をしなければならなかったところにお誂え向きの事件が起こったのだね…」という気がしてならないのです。

<太田>

 ポーリッシュ(polish)って「オランダで改良された愛玩用の鶏」
http://dictionary.nifty.com/word/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5
だそうですね。
 ところで、2ちゃんの「たった一人の反乱」で本件について書き込んでるヒトいたけど、口あんぐりだな。
 そのヒト、件の記事ちゃんと読まにゃ。

<赤いハンカチ>

≫シーシェパードの高速艇と捕鯨船との衝突事件、遅きに失したきらいがあるけど、前者に明確に非があるという記事が米国で出ました。≪(コラム#3761。太田)

 「第2昭南丸」側に非があることは次の映像から分かりますよ。
 最初の場面で遠くに見えるのが「第2昭南丸」。
 「アディ・ギル号」は談笑しながら漂流中。
 そして突如「第2昭南丸」が「アディ・ギル号」目がけて凄い勢いで突進して来たってこと。

 View from Ady Gil Dramatic new footage from Sea Shepherd backs claims that Japanese ship rammed protest vessel[02:24]
 Herald Sun | 11 January 2010
http://player.video.news.com.au/theaustralian/#R4F719dAZoRzL6K_h7avoZCHrFtA3KkK

 Ady Gil rammed by Shonan Maru No. 2, view from Ady Gil
http://www.youtube.com/watch?v=tBdp0zJiQdE

 シーシェパード、第2昭南丸衝突事故 (アディギル船より撮影)
http://www.youtube.com/watch?v=C_pfHWX5EQw

 シェパード、第二昭南丸追突事故 (テレ&日鯨&Ady Gilソース)
http://www.youtube.com/watch?v=aJljUVIKrTA

<近藤>

 ・・・<こういう>むしろ、第二昭南丸に非ありという議論があ<る以上>、来るべき国際海難審判に日本側は万全の体制で臨むべきである。

 以下は、国際条約であるCOLREG条約の国内法に当たる海上衝突予防法の一文。

 第15条 2隻の動力船が互いに進路を横切る場合において衝突するおそれがあるときは、他の動力船を右げん側に見る動力船は、当該他の動力船の進路を避けなければならない。この場合において、他の動力船の進路を避けなければならない動力船は、やむを得ない場合を除き、当該他の動力船の船首方向を横切つてはならない。

 「YouTubeを見ても明らかだが、回避義務があったのは、アディ・ギル(AG)号を右舷側に見ていた第二昭南丸の方である」という単純な議論がある、また、海上停船していたAGに日本船がぶつけたと言う意見、どちらも正しくない。下記に説明する。

僕はThe Royal Yachting Associationのメンバーで十年前イギリスでヨットマスターの資格を取った。今回の事件で、問題のCOLREG(Collision Regulations)英国版(以下COLREG)をひっぱり出し、日本が批准した条約の国内法に当たる、海上衝突予防法(以下日本
法)と比べてみると、日本法には、英国のCOLREGにある、シーマンシップ、SPIRITの部分が抜け落ちている。今回の事件はまさに、ルールはルールとしても、あらゆる誠意、努力を尽くして事故を未然に防止するという、船乗りとしてのSPIRITが問われるべき問題で
ある。

 日本法第2条には、(適用船舶)「この法律は、海洋及びこれに接続する航洋船が航行することができる水域の水上にある次条第1項に規定する船舶について適用する」としかない。

 ところが、COLREGの第2条では、航行ルールを越えて、シーマンとしての責任、つまり、心構えが問われている。
COLREG Rule 2 : Responsibility
(a) Nothing in these rules shall exonerate any vessel, or the owner, master or crew thereof, from the consequences of any neglect to comply with these rules or of the neglect of any precautions which may be required by the ordinary practice of seamen, or by the special circumstances of the case.
(b) In construing and complying with these rules due regard shall be had to all dangers of navigation and collision and to any special circumstances, including the limitations of the vessels involved, which may make a departure from these rules necessary to avoid immediate danger.

 つまり、(a)COLREGがあるからと言って、あらゆる船舶、船主、船長、乗組員は、ルールを軽視ないしは無視すること、及び、シーマンとして日常要求されるあらゆる(事故の)予防策をとらないことの結果についての責任を免れるものではないこと。(b)航行及び衝突のあらゆる危険、及びいかなる特殊な状況にも、応分の注意が払われるべきこと。(要約、近藤)

 AGはあきらかにこれに反している。

 さらに、衝突の防止について、
日本法第8条
「船舶は、他の船舶との衝突を避けるための動作をとる場合は、できる限り、十分に余裕のある時期に、船舶の運用上の適切な慣行に従つてためらわずにその動作をとらなければならない。」
としかないが、COLREGではここで明確にGood Seamanshipを問うている。

COLREG Rule 8
Action to avoid a collision.
(a) Any action taken to avoid collision shall be taken in
accordance with the Rules of this Part and shall, if the
circumstances of the case admit, be positive, made in ample
time and with due regard to the observance of good
seamanship.

 日本法では、「適切な慣行に従つて」とあるのみで、何がなんだか分らないが、 “the observance of good seamanship”というのは、お互いに海の男として、自助の精神とともに、危険を避け緊急の場合は助け合う、ということを示唆するものだ。

 したがって、AGの危険な操船は、シーマンシップに反している。

 つぎに、
日本法8条の5 「船舶は、周囲の状況を判断するため、又は他の船舶との衝突を避けるために必要な場合は、速力を減じ、又は機関の運転を止め、若しくは機関を後進にかけることにより停止しなければならない。」
COLREG Rule 8 (e) If necessary to avoid collision or allow more time to assess the situation, a vessel shall slacken her speed or take all way off by stopping or reversing her means of propulsion.

 衝突直前のビデオを見ると、AGの後方に白い航跡がある。つまり減速、後進ではなく、前進、加速している。これはAGが衝突を避けるどころか、意図的に衝突するように操船していることを意味する。

 さらに、誰も言っていないが、AGは第二昭南丸に後方から近づいて追い越す、「追い越し船」のように見える。その場合過失は一方的にAGの責になる。

日本法(追越し船)
「第13条 追越し船は、この法律の他の規定にかかわらず、追い越される船舶を確実に追い越し、かつ、その船舶から十分に遠ざかるまでその船舶の進路を避けなければならない。
2 船舶の正横後22度30分を超える後方の位置(夜間にあつては、その船舶の第21条第2項に規定するげん灯のいずれをも見ることができない位置)からその船舶を追い越す船舶は、追越し船とする。
3 船舶は、自船が追越し船であるかどうかを確かめることができない場合は、追越し船であると判断しなければならない。」

 COLREGも3項までは同じだが、日本法にない、下記第4の項目があ
る。

Rule 13 Overtaking.(d) Any subsequent alteration of bearing between the two vessels shall not make the overtaking vessel a crossing vessel within the meaning of these rules or relieve her of the duty of keeping clear of the overtaken vessel until she is finally past and clear.

 これは決定的である。つまり、追い越し船は、その後の進路変更によって、横切り船になってはならないし、追い越される船の進路を妨害してはならない。AGは明らかにこれに反する。

 かりに冒頭の、日本船に非ありとする単純な議論通り、AGが「保持船」、第二昭南丸がAGを避けるべき「避航船」だとすると、保持船にも守るべき義務がある。(日本法、COLREGとも大意同じ。)

(保持船)
「第17条 この法律の規定により2隻の船舶のうち1隻の船舶が他の船舶の進路を避けなければならない場合は、当該他の船舶は、その針路及び速力を保たなければならない。
2 前項の規定により針路及び速力を保たなければならない船舶(以下この条において「保持船」という。)は、避航船がこの法律の規定に基づく適切な動作をとつていないことが明らかになつた場合は、同項の規定にかかわらず、直ちに避航船との衝突を避けるための動作をとることができる。この場合において、これらの船舶について第15条第1項の規定の適用があるときは、保持船は、やむを得ない場合を除き、針路を左に転じてはならない。
3 保持船は、避航船と間近に接近したため、当該避航船の動作のみでは避航船との衝突を避けることができないと認める場合は、第1項の規定にかかわらず、衝突を避けるための最善の協力動作をとらなければならない」

 従って、AGは、仮に保持船であるとしても、その遵守すべき操船をしていない。

 結論。
 COLREGを公平にみる限り、明らかにAGの非は日本船に対して多い。

 この事件と鯨の問題は、全く別問題である。

 しかし、本件に関する国際海難審判がどこで開かれるかによっては、日本側に圧倒的に不利になりうる。シーシェパード側はそれを狙っているだろうが、アメリカなんかになったら、人気取りの政治と、日本たたきのマスコミの餌食になって、とても公平な審判は望めない。

 COLREGは通常の船の運航における過失と、その責任は規定していても、「悪意」による危険な操船がありうることを、視野に入れていないし、それに対する規制も書かれていない。

 ただし、COLREGには日本法にはないSEAMANSHIPと言う言葉が明記されており、船乗りとしての「良識」が期待されている。日本側はこれを充分に活用してAGの悪意ある危険な操船を、シーマンシップにもとる「海賊行為」であると主張すべきだ。
 また、どこで海難審判が行われるのか、誰を弁護人として選ぶのか、更に良識ある広報活動など、充分に留意して、万全の体制で臨んで欲しいと思う。

<太田>

 「赤いハンカチ」サンにしゃーないから回答しようと思っていたところ、私の回答案よりずっと充実したコラム級の投稿をしてくれて、ありがとう。
 今回の衝突で思い出すのは、1988年の潜水艦なだしおの釣り船との衝突だ。
http://blog.goo.ne.jp/taraoaks624/e/98995aa4d8f30db8f6782448e866ea89
 あの時も確か、日本の法律上は回避義務はなだしお側にあったけど、漁業関係者に聞くと、小さい方の船がよけるのが当然だと言っていたな。
 漁業関係者の間での「常識」は、Colregの一般条項を踏まえたものだったんですね。

<ΒΙΒΙ>(「たった一人の反乱」より) 

 米国は人種主義帝国だったから中国を支援して日本を潰そうとしたのは理解できるけど、人種主義帝国ならなぜ中国も日本と一緒に潰そうとしなかったの?
 つーか欧米って中国に甘い気がするんだけどなんでだろう。

<太田>

 米国の人種主義的帝国主義の背後には米国流のキリスト教原理主義がある。
 米国流のキリスト教原理主義の特徴の一つは、米国人たるアングロサクソンの選民意識だ。(コラム#省略)
 それが次第に白人全体に及ぼされ、現在では有色人種にまで及ぼされるようになったわけだが、米国人の多くは、現在でもなお、独特の階層的世界観を維持している、と私は見ている。
 その階層的世界観とは、おおざっぱに言えば、頂点は米国の白人たるキリスト教徒であり、次にその他の米国人と白人たるキリスト教徒であり、次いで外国人の有色人種たるキリスト教徒であり、どんじりにくるのが有色人種たる非キリスト教徒、というものだ。
 (これを直接裏付ける典拠をご存じの方は、ご教示いただきたい。)
 戦前の東アジアを、キリスト教の布教が進捗し、キリスト教徒たる蒋介石夫妻を最高指導者に戴く中国国民党が牛耳る支那が、キリスト教の布教が進捗せず、指導層にキリスト教徒がほとんどいない日本によって虐められ、侵略を受けている、と当時の米国人は見た。
 だから米国は、ことごとく日本の足を引っ張ったってわけだ。
 なお、これにからむ話を、今夜配信する「映画評論0(続)」・・『アバター』評の第2弾・・で書くので、公開する一ヶ月後に読んでみてくれたまえ。

<ΒΒΙΙ>(同上)

 --映画評論のリクエスト 『ダーウィンの悪夢』 --

 『ダーウィンの悪夢』(Darwin's Nightmare) は、2004年に公開されたドキュメンタリー映画。
 東アフリカビクトリア湖に繁殖した巨大魚ナイルパーチを通して、タンザニアから、ヨーロッパ、日本への加工品輸出を軸に、1日1ドル以下で生活する具体例を通して、「グローバル経済の引き起こす現実」を描きだしている。
 武器輸出への嫌疑、生態系の破壊、外国に良い食材を輸出しながら、その残骸を非衛生的な状態で食す人々、その中で育つ子供たち、売春、エイズなど、さまざまな側面から描き出している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%82%AA%E5%A4%A2

 『放浪するアリ?生物学的侵入をとく?』によると、1954年、ケニアの水産局員がアルバート湖(ウガンダ)のナイルパーチをヴィクトリア湖に放流し、1962年にも警告が発せられていたにもかかわらず、植民地のイギリス人公務員たちがウガンダのエンテベで35匹のナイルパーチを放流した、とある。
 この魚の放流は湖の漁獲高を増やすためだったと言われる。
 『ダーウィンの箱庭 ヴィクトリア湖』によると、ムワンザ湾で初めて大量に水揚げされたのは1983年12月。在来種のシクリッドは急激に減少したようだ。

 ナイルパーチはヴィクトリア湖周辺に経済革命を起こした。漁師も漁船もどんどん増えた。魚の加工輸出産業は多くの雇用を生んだ。
 今、ナイルパーチがいなくなると困る人は大勢いる。
 また、湖の環境悪化は、ナイルパーチによる生態系破壊だけでなく、工場廃水や森林伐採による土砂の流入によって起こる水質汚染にも大きな原因があると言われている。
 つまり、ナイルパーチを悪役にして一件落着とはいかない問題が複雑に絡み合っているのだ。

 タンザニアの食品輸出の第1位は魚のフィレ(三枚卸)。
 その大半がヴィクトリア湖のナイルパーチで、最大の輸出先はEU。
 そして日本が第2位だ。(ちなみに国別では世界一)
 日本では毎年約3,000トン前後のナイルパーチを、タンザニア、ケニア、ウガンダから輸入している。
 ちなみに2004年の輸入量は約4,000トンで、人気の高いびん長マグロの3分の2にもあたる。日本への輸入は、冷凍フィレの状態でやってくる。
 2003年までは “白スズキ” という名で国内流通していたが、品名表示に関する法規制が強化され“ナイルパーチ” と表記されるようになった。現在では外食産業や給食などの白身魚フライによく使われるほか、スーパーで味噌漬け、西京漬けなどとして並ぶこともある。
 くせのない白身魚として意外と身近に私たちの食卓に上っているようだ。

 以上公式サイト(http://www.bitters.co.jp/darwin/)より

 ニコニコでも観れるけど画質は最悪。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1270876

 googleで検索したら批判もたくさん出ているみたいなのな。
 ohtanがどういう判断を下すか知りたいね。

<太田>

 映画評の候補に入れときます。

 それでは、記事の紹介です。

 英国史についての新しい編著が出て、その書評
http://www.ft.com/cms/s/2/c7b45e40-fbe0-11de-9c29-00144feab49a.html
からだけど、
 ・・・This book uses as break points the Norman conquest, the Battle of Bosworth, the Restoration, the Reform Bill(1832年の選挙制度改革)
http://en.wikipedia.org/wiki/Reform_Act_1832 (太田)
and the first world war. ・・・
ってところからも、私の言うところの、歴史のない英国、とりわけイギリスで、歴史を劃することの困難さが忍ばれるよね。
 ちなみに、ボズワースの戦いってのは、15世紀後半の内戦、薔薇戦争を決した1485年の戦いを指す。これでランカスター家がヨーク家に勝利し、ヘンリー・チューダー(ヘンリー7世)を祖とするチューダー朝が始まる。
http://en.wikipedia.org/wiki/Battle_of_Bosworth_Field
 特に面白いのは、
 ・・・Clark(執筆者の一人) is quietly provocative, describing the American revolution, for example, as a reactionary revolt that occurred in the wrong place. ・・・
てとこだな。
 この本↑、これだけでも読むに値するかもしれないね。

 韓国人の対日観は、ホント、劇的に良い方向に変わりつつあるようだ。↓

 「・・・昨年10月、北東アジア歴史財団が韓国ギャラップに依頼して調査した結果によると、韓国人の44.3%が韓国と日本の関係を前向きに評価した。08年に比べて22.3ポイントも高まった。
特に30代(45.7%)の前向きな回答が他の世代に比べて高かった。植民地の経験から始まった日本に対する被害意識や根強い敵対感は30代以下の若者の間ではほとんど見られない。・・・」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1074012&media_id=56&m=1&ref=news%3Aright%3Anoteworthy

 米国をめぐる様々な統計数字をどうぞ。↓

 ・・・Americans commit suicide at fairly low rates, 10.2 for every 100,000 people in 2004, less than the 11.9 average for all industrial countries or Japan's 20.3 and France's 15.1. Food is cheaper here than almost anywhere else. In 2007, only about 6.9 percent of U.S. consumer spending went for food at home; Germans spent more (11.4 percent), as did Italians (14.5 percent) and Mexicans (24.2 percent). On the other hand, low food prices may contribute to Americans' obesity. In 2006, about 34 percent of U.S. adults were judged obese, triple France's rate (10.5 percent) and four times that of Switzerland (7.7 percent).
The United States may be the birthplace of feminism, but that's not obvious from global figures. In 2009, women were 16.8 percent of the U.S. House of Representatives. In other national legislatures, women did better. For Canada, the comparable figure was 22.1 percent; for the Netherlands, 41.3 percent. The United States was nearly on a par with Uzbekistan's 17.5 percent. ・・・
 In 2007, nearly two-fifths of all U.S. births were to unmarried women, double the share in 1980・・・
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/01/10/AR2010011002144_pf.html

 そんなに安定してたんだっけ?
 それにしても、このところの急激なドル安で、今や米国の世界経済に占めるウェートは20%ラインを下回ってるんじゃないのかな。↓

 ・・・From 1980 through today, America’s share of global output has been constant at about 21%.・・・
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/01/09/european-decline-a-further-note/?pagemode=print

 ウッズの行方が全く掴めないミステリーを論じています。↓

 ・・・Woods's achievements in disappearing would seem to match any of his many astonishing sporting triumphs when it comes to skill, perseverance and triumphing against the odds. He has one of the most recognisable names in sport and his face has been plastered over newspapers and TV channels across the world. At the same time, the paparazzi industry has mobilised its resources to hunt for him, knowing that a photograph of Woods is likely to be worth hundreds of thousands of dollars.・・・
http://www.guardian.co.uk/world/2010/jan/10/mystery-of-missing-tiger-woods

 米国人の住所移動率が減少したことをめぐって様々な学者が分析をしています。↓
http://roomfordebate.blogs.nytimes.com/2010/01/10/a-nation-of-hunkered-down-homebodies/?pagemode=print

 鉄鉱石の最大の輸入国である中共をはずし、もっぱら日本との間で価格決めが行われたとのこと。↓

 ・・・Vale of Brazil, Rio Tinto and BHP Billiton, the big operators that mine iron ore in Australia, are talking instead to Japanese customers to reach a benchmark deal they can present to Beijing on a “take it or leave it” basis.
 The decision to sideline Beijing is remarkable as China is the largest iron ore importer, accounting for more than 50 per cent of the seaborne market.・・・
 The Chinese side has been hamstrung by internal disputes between steel companies and the industry association over how to manage any talks and a price they should agree on.
 Prospects for a deal this year have been further complicated by the detention last July of Stern Hu, Rio Tinto’s former iron ore executive in China, along with three other employees of the Anglo-Australian miner, on charges of obtaining commercial secrets. ・・・
http://www.ft.com/cms/s/0/50e41854-fef2-11de-a677-00144feab49a.html

 TV見てる時間が長くなればるほど、死亡率、とりわけ循環器系疾患による死亡率が高まるとさ。↓

 ・・・each hour a day spent in front of the television increased the risk of death from all causes by 11%. It also raised the risk of dying from cancer by 9% and the risk of heart disease-related death by 18%.・・・
http://www.guardian.co.uk/science/2010/jan/11/watching-television-increases-death-heart-disease

 抗鬱剤は重篤な鬱病にしか効かない、という研究結果に疑問を投げかけているコラムです。
 関心のある方はどうぞ。↓
http://www.nytimes.com/2010/01/12/health/12mind.html?hpw=&pagewanted=print

<太田>

 オフ会幹事団のご尽力により、次回のオフ会が以下のとおり開催されることになりました。

場所 新宿区・角筈地域センター・会議室B
http://www2.odn.ne.jp/~hak35040/
日時(1次会) 2月27日〔土〕 13:00〜17:15  
会費 未定
プログラム
1 オフ会アンケートの景品授与者決定あみだくじを実施。
2 早稲田での講義の際に用いたパワーポイント資料を用いて、太田が「日本の「独立」」について、1時間程度話を行う。
3 自由なディスカッション。

 いずれ、申込みフォームをつくりますが、ふるってご出席下さい。
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太田述正コラム#3764(2010.1.12)
<映画評論0(続)>

→非公開