太田述正コラム#3578(2009.10.12)
<皆さんとディスカッション(続x625)>

<ΑυυΑ>(「たった一人の反乱」より)

 日本は大正からやり直そうぜ。

<太田>

 そりゃ司馬遼太郎史観だわ。
 日本がやり直したって、肝腎の米国がやり直さなきゃ、ほぼ同じ経過を辿るだろうな。

<ΦΦαα>(同上)

 とにかく過去コラムを探すのがめんどくさい。
 各コラムのタイトルも漠然としているし、テーマ別にまとめられているものの最近更新されてない気が・・・
 日本が第二次世界大戦以前から自由民主主義国だったってことや太平洋戦争はアメリカの人種主義によって引き起こされた惨禍だったという重要なテーマはまとめてほしい。
 "♯コラム番号"で自動的にそこのコラムにリンクが貼れるような機能があれば便利だと思う。

 全体的に太田コラムにはタイプミスなどの手直しや効率化が必要だと思う。

<太田>

 太田FAQにバトンタッチされてるってところでは?
 べじたんさん、MSさん、ご要望のトピックスも含め、よろしくお願いします。

 「"♯コラム番号"で自動的に・・・」はみるからにむつかしそうだなあ。

<べじたん>

 Chaseさんへ。
 岡崎さん、私は彼の本を1冊も読んだことが無く、テレビで見て達筆で羨ましいなあという印象しかないのですが、彼にとってのアングロサクソンは米国ですよね? 一方、太田さんにとってのアングロサクソンは英国ですよね。
 アングロサクソンはどこの国?→米国、と連想する人が多いような気がしますので、「アングロサクソンの歴史」と「解釈の違い」の間に、英国と米国を分離するワンクッションがあった方がいいと思いますが、どうでしょう?
 また、「英国」と「米国」を対比する(*注)部分に、端的なワンフレーズが欲しいのですが、ちょっと思いつきません…太田さん、何がいいと思いますか?


 アングロサクソンの歴史
  →英国→太田述正 価値観共有による協調
   ↑↓(*注)
  →米国
   →解釈の違い→岡崎久彦 戦争に強いから盲従
            →太田述正 できそこない

<太田>

>岡崎さん・・・にとってのアングロサクソンは米国ですよね? 一方、太田さんにとってのアングロサクソンは英国ですよね。

 違います。
 岡崎さんは日英同盟の英国、日米安保の米国をアングロサクソンということで括っています。
 私も基本的に同じです。

>また、「英国」と「米国」を対比する(*注)部分に、端的なワンフレーズが欲しいのですが、ちょっと思いつきません…太田さん、何がいいと思いますか?

 お記しになったように、「できそこないのアングロサクソン」でよろしいかと思います。

<Chase>(2009.10.11)http://blogari.zaq.ne.jp/fifa/

 太田述正の思想#7(図解:吉田ドクトリンの起源2)
 USさんに吉田ドクトリンの起源と吉田ドクトリンの波及についての図解について貴重なコメントをいただいている。
http://blog.ohtan.net/archives/51410221.html
 全くおっしゃる通り思ったが、図解に上手に表すには表現方法が限られるため案外難しい。とりあえず、吉田ドクトリンの起源についての修正版をUPさせていただく。

 図解は、http://blogari.zaq.ne.jp/fifa/

<太田>

 この図解を無理矢理テキストベースで表現すると以下の通りです。

 <吉田ドクトリンの起源>

 米国→共産中国を東アジアで強大化
   →日本の植民地権益剥奪
   →憲法9条の押しつけ
   →→朝鮮戦争参戦要求
   →→再軍備拒否・・吉田茂はキレた

 日本 いつしか日本の国家戦略へ
   →→吉田ドクトリン 安全保障は米国に委ね経済に専念

 「共産中国を東アジアで強大化」ですが、私なら「中国共産党による権力掌握を事実上後押し」とでもしますかねえ。

 さて、一人題名のない音楽会の寺井尚子の二回目の特集の続きです。

第3部(付録)

 マイウェイ(My Way)です。
http://www.youtube.com/watch?v=V6fOb8HXwJo&feature=related
 その原曲は、Paul Anka 作詞でFrank Sinatraが歌ったこれ↓です。
http://www.youtube.com/watch?v=t6Lp4w8wyy0
 そのシナトラとLuciano Pavarottiが一緒に歌ったなんてのもありますよ。↓
http://www.youtube.com/watch?v=jf_kgDdcX7k&feature=related
 えーい、ついでに三大テノール(Domingo、Carreras、Pavarotti)の華麗なる共演でどうぞ。↓
http://www.youtube.com/watch?v=HaBvQTNPIf0&NR=1
 Elvis Presleyのもあるよ。
http://www.youtube.com/watch?v=4HhAcvlCPb4&feature=related
 昨日登場したばかりのマゴマエフによる歌唱もいかが。↓
 (彼の生涯も分かるよ。)
http://www.youtube.com/watch?v=y23n__DNFHQ&feature=related
 実は、原曲の原曲は、作曲・歌詞ともJacques Revaux、Claude Francois と Gilles Thibault 合作による "Comme d'Habitude"なんですよ。Claude Francois 歌唱でどうぞ。↓
http://www.youtube.com/watch?v=bMoY5rNBjwk
 最後に、美空ひばりによる絶唱をご堪能下さい。↓
http://www.youtube.com/watch?v=oOS7D7ZXmEc&feature=related

 締めくくりは、寺井による君が代の演奏です。↓
http://www.youtube.com/watch?v=WqsbL17Bv7Q&feature=related

 号外。
 3年に一度開催される、ドイツのハノーバー国際バイオリン・コンクールで、日本の三浦文彰(ふみあき)君(16)が優勝しました。↓16歳での優勝はこれまでで最年少です。
 バイオリンでは、このところ日本の女子の前に霞みがちであった日本男児の久しぶりの大健闘を称えたいと思います。
http://mainichi.jp/enta/music/news/20091010k0000e040030000c.html
http://www.youtube.com/watch?v=PpOJ15M50lY


 それでは、記事の紹介です。

 Chaseさん、これ↓も、属国の証拠の一つに使えそうですね。

 「政府が1970年代、宗谷、津軽、大隅、対馬海峡東水道、同西水道の五つの重要海峡の領海幅を法的に可能な12カイリ(約22キロ)ではなく、3カイリ(約5・6キロ)にとどめた背景に、米軍核搭載艦船の通過への悪影響を恐れた米政府の対日圧力があった・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009101101000294.html

 やっぱし、陸軍や外務省の上の方の情勢判断能力が極端に落ちてたのね。↓

 「・・・国際日本文化研究センターの戸部良一教授(61)によると、日本は実は、独ソが手を結ぶという情報をノモンハン事件の前の同年4月には入手していた。独ソ提携で、ソ連が欧州の兵力をノモンハンに割くことが可能になると予測もできた。
 だが、・・・当時の白鳥敏夫駐イタリア大使は、重大情報を得ていながら、対独開戦の時期を遅らせ対日戦に向けて兵力を割きたいスターリンと、ポーランド侵攻を前にその背後の敵、ソ連の動きを止めたいヒトラーの意図を読み切れなかった。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/091008/acd0910082057005-n1.htm

 自民党の正体見たり枯れ尾花。↓

 「東海・北陸6県を管轄する陸上自衛隊第10師団の創立記念行事が11日、名古屋市の守山駐屯地であり、政権与党になった民主党の新人衆院議員4人が観閲式に参列し、あいさつに立った。野党側は公明党の参院議員1人だけで、自民党は参列しなかった。・・・」
http://www.asahi.com/politics/update/1012/NGY200910110018.html
 「・・・大島・二階<幹事長・筆頭幹事長代理兼選対局長>コンビが柱では、森喜朗、青木幹雄の古い自民党イメージと何も変わらない。しかも大島は数々の口利き疑惑で農相辞任に追い込まれた過去があるし、二階は西松建設事件の西の横綱。さらに・・・留任<した>・・・古くからの党の金庫番である元宿仁事務局長・・・は日歯連事件で告発までされたご仁。だから「自民党は犯罪者トリオに乗っ取られた」なんて声まで出ている。」
(日刊ゲンダイ2009年10月9日掲載)
http://news.livedoor.com/article/detail/4391318/

 あじゃまー、本当かい?↓
 そのうち、小浜市あたりにオバマ神社なんてのができるかも。

 ・・・“President Obama’s Inaugural Address,”・・・CD and its accompanying book have been a resounding success, selling 200,000 copies since its release in January. A compilation of President Barack Obama’s speeches has done even better, selling half a million copies since November, solidifying his role as Japan’s English teacher.・・・
 ・・・there are probably a large number of buyers who do not really possess the basic English skills to understand his speech, said Yuzo Yamamoto, an editor at Asahi Press. Since the sales took off, he has received postcards from readers saying they had been touched by Mr. Obama’s speeches, but “those same people have said they were moved even though they didn’t understand English well,” he said. “Some even said the only phrase they caught was, ‘Yes, we can.’ They said they were in tears nonetheless.”・・・ 
http://www.nytimes.com/2009/10/12/business/global/12iht-speech.html?_r=1&hpw=&pagewanted=print