太田述正コラム#3520(2009.9.13)
<2009.9.12オフ会次第/皆さんとディスカッション(続x596)>

          2009.9.12オフ会次第

 出席状況は以下のとおりです。

 1次会:私を除き11名。(エントリーした人のうち2名が欠席。)
 2次会:私を除き9名。
 3次会:私を除き7名。

 うち、飛行機で福岡からやってきてとんぼ返りした人1名。
 新幹線で神戸に向かった人1名。

 Hさんとの対話形式で進めた1次会の最初のメインプログラムについては、コラム#3518をお読みいただければ大方イメージがつかめると思います。
 私の新著をつくるとしたら、ということでMSさんが小冊子をつくり(コラム#3494)、その概要をお話になり、その後議論という形で進められたのが午後のメインプログラムの第一です。
 残念ながら、時間切れで、新著案の「べじたん」バージョン(コラム#3506。べじたん)や「太田コラムの読者を増やす方策等について討論」(コラム#3510。UK)(コラム#3512。プログラム)することはできませんでした。
 核心さんの南京事件についてのお話と、それを受けた議論が午後のメインプログラムの第二です。
 ざっくりとご紹介しますが、核心さんは、亡くなられたお父上の戦時日記等を踏まえ、中共の30万人の一般住民虐殺説も、日本における、(30万人未満の)一般住民虐殺説も、南京事件否定説も、はたまた便衣兵殺害説も、すべて間違っているとし、日本軍によって、戦闘時に国民党軍に戦死者21万人が出たほか、捕虜7万人プラスアルファが戦闘終了後南京城外で、主として銃殺、一部斬首で殺されたと主張されました。
 そして、この核心説が流布しないのは、日本における南京事件否定説に与する防衛省(庁)関係者と右翼によって流布が妨害されているだけでなく、中共も日本における便衣兵殺害説も一般住民殺害説も、自らの説の否定につながることから、流布に消極的であるからだと主張されました。
 「マクミランは、・・・このような帰還兵達の意見・・「実際に大きな出来事に参加したり特定の時代を生きた人々はその後に来た人々よりも理解度において優位にある」という信条<がしばしば吐露されるが、>・・・ <実際には>全くその正反対なのだ」(コラム#3459)ということを肝に銘じて、しかし、先入観なく、核心さんの話に耳を傾けた次第です。
 鍵は、日本でも欧米の研究者でもいいので、誰か学者が核心説に立脚した論文や本を上梓するかどうかでしょうね、という話をしておきました。

 二次会から三次会に移動する頃は豪雨だったのですが、皆さん最後まで侃々諤々議論を続けられました。

 幹事をやられたMS、KT御両名のご尽力に改めて感謝申し上げます。
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<Chase>

 昨日はお世話になりました。
 アングロサクソン論、属国論、人間主義等、あらためて重要キーワードのエッセンスを直接聞ききましたことで、頭の整理がすすみました。

 予約変更ができないフライトでしたので、核心様の南京のお話を伺えなかったのが残念でした。
 帰って、ネットで核心様の言論を読んで、秦郁彦氏等の本を読み返し1人で欠席した時間を補い?ました。

 一点、お尋ねしたかったことですが、最近、覇権国がアメリカから中国に移るという
言論が最近よくあるのですが、
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32210971
その可能性についてどうお考えかお聞きしたいと思っておりましたが、時間がなくお尋ねできませんでした。
 何かの折に、お考えをご披露いただければ幸いです。

 大変貴重な会に参加させていただき御礼申し上げます。
 今後ともよろしくお願い申し上げます。

<太田>

 遠くからのご参加、まことにありがとうございました。

 ご質問についてですが、軍事力はもとより、経済力においても、米国の世界におけるシェアは、このところ顕著に目減りしている、ということはありませんが、下掲↓のような様々の要因で陰りを見せていることは事実です。

 ・・・The crisis in casino capitalism, the inability of the US military to subdue the Taliban in Afghanistan and insurgents in Iraq and the declining legitimacy of the institutions (International Monetary Fund, World Trade Organization) through which the US has exerted hegemonic power have all contributed to a hollowing out of unipolarism (in much the same way that outsourcing has eroded US manufacturing). ・・・
http://www.atimes.com/atimes/Middle_East/KI12Ak01.html
(9月12日アクセス)

 しかし、冷静に観察すれば、米国の経済競争力は依然として世界で1、2位を争うレベルにあります。↓

 「世界経済フォーラムが8日に発表した2009年版の国際競争力報告で、1位はスイスとなり、昨年首位だった米国は2位に転落した。アジア勢ではシンガポールが3位となり、日本は昨年から1ランクアップの8位となった。またBRICs諸国の中では中国がトップ30内を維持したほか、香港・台湾・韓国がトップ20内に入るなど、アジア勢の躍進が目立った。・・・」
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090909/40546.html
(9月13日アクセス)

 しかも、中共の経済力や軍事力の相対的なシェアが引き続き上がって行ったとしても、共産党一党支配が続く限りにおいては、下掲↓のようなソフトパワーの面においても、米国の敵ではありません。
 (かつてのソ連も人権後進国でしたが、共産主義イデオロギーというソフトパワーを持っていました。)

 ・・・human rights movements around the world have constrained the actions of rights-abusing states, both within their borders and transnationally.・・・(Asia Times 上掲)

<ΠΑΠΑ>(「たった一人の反乱」より)

≫<「経済・文化的にこれだけ優れていることに加え、日本人の教育程度の高さや信頼性があるから、その気になれば直ぐに情報組織はつくれる」・・・のくだり、絶対典拠が必要! ≪(コラム#3516。太田)

 やれやれ・・・
 <コラム#3494のξΑΑξ投稿参照。>

<太田>

 その箇所で、私は「明治期の日本人は、まともな諜報活動をやってたってことですよ。」と答えてるでしょ。
 昭和の戦前期の日本人の諜報活動は、まともじゃなくなってたし、昭和の戦後期や平成の日本人に至っては諜報活動やったことないんだから、どうしょうもないってことだよ。

<ΠΑΑΠ>(同上)

 ・・・、辻元との対談をブログにいつか載せれると思うって書いてたけど、そろそろブログに載せてよ。
 もちろん会員向けじゃなくて、一般向けで。

<太田>

 じゃ、載せちゃお。
 金曜日サン、断ってないけど、目つぶってくださいね。

●週刊金曜日2008年12月19日号(732号)
58〜59ページ

防衛省はなぜ腐敗するのか

対談[太田述正・辻元清美]

田母神論文問題で露呈した防衛省・自衛隊の本質的な問題とはなにか。『実名告発 防衛省』(小社刊)で体験を赤裸々に描いた太田述正氏と、衆議院安全保障委員会で追及してきた辻元清美氏が激しく語り合う。

戦後、日本の周囲に脅威はなかった。無意味な仕事だけ与えられている
太田述正
おおた のぶまさ・評論家。1971年防衛庁入庁、官房審議官を経て仙台防衛施設局長を最後に2001年、自ら退職。

自衛隊を分割して人道復興支援をやる別部隊を作るのがいい
辻元清美
つじもと きよみ・衆議院議員。早稲田大学在学中の1983年に『ピースボート』を設立、民間外交を展開。

辻元 田母神(俊雄・前航空幕僚長)事件はこれまでと質が違いますね。自衛隊員は公務員であり、憲法を尊重し擁護する義務がある。たとえ、自分が集団的自衛権の行使がいいと思っていても、任務は忠実に行ない、公的発言も政府の解釈に従う必要があります。航空幕僚長という、航空自衛隊を率いる立場なのですから、クーデターだと思うくらい深刻だと考えます。

確信犯ですらない

太田 今回の事件は「KY(空気が読めなかった)」という印象ですね。辻元さんは戦前を連想されてクーデターと言われたのでしょうが、二・二六事件等には、当時の国民の幅広い共感と支持があった。農村の疲弊を憂いた若い将校たちが下剋上を行なったわけです。そんなこと今や考えられないでしょう。
 なお、文民統制などという空虚な錦の御旗を持ち出し、懲戒免職すべきだったと言う人がいるがそれもおかしい。「発言した」だけで「部隊を動かした」わけではないし、総理や防衛相など政治家が突っ走ってしまうことだってあるんです。これにストップをかける意見を公表した空幕長を懲戒免職にするんですか。
 米軍がイラクで占領統治をした。そのやりかたがむちゃくちゃだと米軍の将官ならぬ将校が批判論文を書いたけど、懲戒免職どころか解職もされていません。
辻元 「KY」だけではすみませんよ。行動や実力部隊を統括する人の発言は重い。「好き嫌いにかかわらず憲法を守る」というタガが外れすぎだし、歴史認識がお粗末すぎます。その程度の認識の人が航空自衛隊のトップだったということは、国内からみても海外からみても、日本の自衛隊の質が相当に低いと思われる。不安になります。
太田 しかも彼は「大騒ぎになると思わなかった」などと発言しました。確信犯ですらなかった。将官は戦略や戦術の権威でなければならないけど、戦略も戦術もまったくなかった。そもそも、航空自衛隊員の九十数人が投稿論文を書いたというのはパワハラですよね。大半は書きたくなかった人でしょう。
辻元 上がこういう論文募集があるよと紹介したら、下は察する。明らかなパワハラですよ。
太田 航空自衛隊はセクハラとパワハラの巣窟ですが、彼は、組織の風通しをよくしようとしてこなかったし、業者との癒着にも全く手を付けていない。そうした職務怠慢の人間が歴史認識を語るなどおこがましい。

士気が低下した理由

辻元 私は一九九六年の初当選から安全保障委員会所属です。本来は国の安全保障を議論する場なのに、不祥事ばかり追及する委員会になっています。
太田 不祥事はこれからも次々に起きることでしょう。具体的な使命を国民が与えていない。無意味な仕事だけが与えられて、むなしい気持ちを多かれ少なかれ抱いているからです。
辻元 士気が低下したと思われるのはいつからですか。
太田 ソ連崩壊による冷戦終結ですね。深刻なモラルハザードが生じた。防衛省が不祥事と腐敗の巣窟になるのが明らかだったのに、国民も政治家も何も考えなかった。
辻元 憲法9条を持った国なのに、何も考えないままに、世界のスーパーパワー、米国に引きずられるままになっていますよね。その矛盾が噴出してきている。9・11テロ以降、自衛隊法の改正で主たる任務に「海外の活動」などを加えました。米軍再編とか、海外での活動とかに存在理由を見つけようとしています。ただ、太田さんは『実名告発』で、発足当初から本当の存在意義はなかった、と書かれています。
太田 戦後一貫して日本の周囲に脅威なんてなかった。仮想敵とみなす北朝鮮も中国も、かつてのソ連も脅威ではありません。ソ連側からみた極東は、補給線がシベリア鉄道しかないアキレス腱のような場所だった。ソ連が日本の脅威を感じていたのが実態ですね。
 そもそも、戦前の軍備は日本列島を直接守るためのものではなかった。朝鮮半島等を押さえるためのものだった。戦後は米軍が日本列島を兵站拠点にして朝鮮半島に駐留している。そこには韓国軍までいる。そうである以上、自衛隊がいてもいなくても同じです。自衛隊発足時には「将来は国軍になる」と思っていたし、冷戦期には米軍を補完する形でソ連を攻撃するというシナリオがあったので士気は維持されていました。
辻元 いま国防では存在意義がないから、海外で莫大な予算を使って存在意義を作ろうとしている。イラク・サマワでの給水活動も要塞のように守られたなかでの活動でした。給水費用よりも、警備や、民間の警備会社を雇った費用のほうが高かったのです。
太田 おっしゃる通りです。自衛隊じゃなくてもできることしかやっていない。これは集団的自衛権の行使が認められていないからです。集団的自衛権を認めない限り、自衛隊はまったく存在意義がないと言ってよい。
辻元 集団的自衛権を認めるべきだという声が国会内にもありますが、それが日本にとってプラスかどうかなんです。使える国にしたら、イラク戦争にも日本は英国並みの要求を米国からされた。米国よりも前線で戦うことになるかもしれない。

防衛予算5兆円の意味

太田 集団的自衛権を行使できることは日本が米国から独立するための必要条件ですが、独立した暁には、米国の要求を受けるかどうか自分で主体的に決めることができるようになります。
辻元 防衛省の人たちは、米国の属国で自分たちは手先のように働かされているとは思わないんですか。
太田 頭の働く人物なら、みなそう思っています。ところが、国民や大部分の政治家には日本が属国であるという意識がない。
辻元 属国のままでいいのかと、防衛省職員は誰も言わないわけですか。
太田 大部分の人は思考停止して仕事をしています。割り切ってしまえば、これほど楽な仕事はない。防衛官僚の主な仕事は、国会質問への答弁を書くことと米国からの要求に対してごねることです。たいていはウソをついてね。こんな仕事だけで、天下り先まで保証されているわけです。
辻元 私は本当に役立つべき形に自衛隊を分割すべきだと思うんです。定員がいま二〇万人とかいわれていますけど、どこまで減らすことができますか。
太田 現状なら、理論的にはゼロまで減らせます。もとより脅威がないわけではありません。核の脅威とテロの脅威です。北朝鮮の「核」はどうでもいいんですが、ロシアと中国の核の一部は日本列島に照準があてられているはずです。この脅威については米国の核抑止力に依存することになっている。しかし、日本がどういう事態になったら米国が核を使うか、なんら話し合いがなされていない。米国の核抑止力なるものはお経でしかないのです。
 また、不審船のようなテロの脅威にどう立ち向かうかですが、これはもっぱら警察力を強化して対処すべき問題です。
 集団的自衛権が行使できるようになった独立日本は、多国間的な枠組みに入っていくことが望ましいと思います。NATOを拡張するか、太平洋にNATO的なものを構築してね。
辻元 私は、自衛隊を分割して人道復興支援をやる別部隊を作るのがいいと思うんです。世界に災害の復興援助を必要としている人はいる。国内だけでなく、政治体制の違う国の災害援助にも行きやすいように、自衛隊という看板をはずす。現場にあわせて、アメーバ状に自分でどんどん判断して活動できる災害救助に特化した世界で他にない部隊をつくる。
 やがては、北東アジア共通の災害救助隊をつくる。北東アジアの国々がお互いに協力することで、対立の危機を低下させていくことができます。こうして防衛予算約五兆円をばらしていけばいいと思うんです。
太田 日本が属国のままであれ独立しておれ、そんなことをすれば、米国は日本から米軍を撤退させる可能性が高い。その場合、韓国で米軍の駐留を続けることも困難になります。韓国の軍事力だけでは、朝鮮半島、ひいては北東アジアは不安定になるでしょう。
辻元 自衛隊をいきなりゼロにしろといってるわけではない。専守防衛なら専守防衛の範囲にとどめてる。その範囲を考える必要があると……。
太田 水を差すようですが、日本が独立を決意した時に国民的議論を行なって決めるべき事柄を、属国に甘んじている段階でわれわれが議論したってむなしい限りです。まずは、余りにひどい腐敗や不祥事は起こさせない、そのためにも天下りをなくす、といったことに取り組むことが大事です。
辻元 いま、金融危機で米ドルへの信認が揺らいでいます。いまでも思いやり予算二〇〇〇億円を出していますが、米軍駐留の日本側の費用負担がますます大きくなっていくと思うんですね。
太田 なにしろ、米軍を米国本土に置いておくより安上がりですからね。
辻元 といっても、日本の経済状況ではこれ以上、お金を出せない。米国は中国とも関係を密にしていくでしょうし、いまのような日米安保が続いていくようには思えません。日米の軍事関係の見直しを米国側から持ち出される、その時期がかなり近くまできているように思います。
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 さて、下掲↓の記事がホントだとすると、辻元議員の最後の予言がまるであたったかのような米側の動きですね。
 しかも、これは、小沢一郎の「7艦隊だけで十分」発言の正しさを裏付けるような米国の動きでもあります。
 いよいよ面白くなってきました。

 「米政府がことし4月初旬、米軍三沢基地(青森県三沢市)に配備しているF16戦闘機約40機すべてを早ければ年内から撤収させるとともに、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)のF15戦闘機50機余りの一部を削減させる構想を日本側に打診していたことが分かった。複数の日米関係筋が11日、明らかにした。
 オバマ米政権の発足に伴う国防戦略の見直しを反映した動き。日本側は北朝鮮情勢や在日米軍再編への影響を懸念し、いずれにも難色を示して保留状態になっているという。日米両政府は現在の米軍配備を前提として在日米軍再編案に合意した。鳩山新政権の発足に伴い、この問題をめぐる協議が始まり、停滞している米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の嘉手納基地への統合案などが再浮上する可能性もある。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009091101001075.html
(9月12日アクセス)

 日本側としては、これを契機に、F15も撤退してよ、海兵の航空/地上部隊も全部撤退してよ、ただし、(佐世保を母港とする揚陸強襲艦を含め)第7艦隊は絶対とどまってよ、と米国に言うべきなのです。
 更に、私なら、日本の首都圏の米軍各司令部を沖縄や三沢等に移転させるとともに、第7艦隊中の空母と艦載機と随伴艦は三沢、大湊(の外海側)地区に、日本の費用負担で移転させますがね。
 なお、当然のことながら、思いやり経費も、この際、全廃しなきゃいけません。
 何度も繰り返しますが、地位協定の改正なんてケチなことは、考えるのを止めなきゃダメです。

 一、戦前のポーランド≒ナチスドイツ だった、
 二、スターリンはヒットラーによるホロコーストの従犯だった、
 三、スターリンは(ファシズムではなく社会民主主義、とりわけドイツの社会民主党を最大の敵と視ることで)ナチスの勃興に手を貸した、
 四、チェンバレンの対ヒットラー宥和政策がスターリンをして独ソ不可侵条約締結を余儀なくさせ、ヒットラーの対ポーランド侵攻を可能にした、すなわち第二次大戦の勃発をもたらした。↓

 ・・・<the> comparison of the Polish Second Republic with Nazi Germany is entirely legitimate. Besides not being a "model democracy" (Letters, 11 September), the Polish Second Republic persecuted its Jewish minority in a manner precisely comparable to the policies of the Third Reich. There were "ghetto benches" in Polish universities, with quotas restricting the number of Jews able to attend university; Polish Jews were excluded from public and professional sectors of employment; there was recurrent anti-Jewish violence and murder, the boycotting and plundering of Jewish shops, and a rampantly extremist rightwing party, the National Democrats, which advocated the stripping of Jewish citizenship and forced emigration, and issued a barrage of racially inspired and hateful propaganda. In January 1939 the Polish government planned to implement legislation akin to the 1935 Nuremberg Laws ? only the intervention of war prevented this. Unspeakable horrors were inflicted upon Poland during the war, but to tacitly assert that minorities in the Second Republic were not subject to discrimination and the kind of violence manifest in Nazi Germany in 1938 is a sickening falsehood.・・・
 ・・・For the Jews of all these lands [those of the Baltic and Eastern Europe invaded by the German and Soviet armies in 1939-41], the・・・Molotov-Ribbentrop・・・pact was the licence for the Holocaust." This is historically undeniable -- the Germans began their mass killings of the Jews in the Polish territories they occupied with Stalin's agreement・・・
 In 1928-35 the USSR and the Comintern pursued a policy of "class against class", which cast social democracy -- not fascism -- as the prime enemy and, in Weimar Germany, involved "a fierce and politically senseless struggle against the SPD 'social fascists'" (Detlev Peukert). This dogmatic line persisted, to the detriment of the left and the advantage of fascism, until 1935.・・・
 From the start of 1939, the USSR was appealing more and more urgently for the strengthening of collective security but, in marked contrast to Neville Chamberlain's flying to meet Hitler before supporting the dismembering of Czechoslovakia, a junior diplomat was sent by a slow boat to the Soviet Union, then back to the UK to report and receive further instructions before returning by slow boat to the Soviet Union. By late summer, it was obvious the Chamberlain government was not interested in the principles of the League of Nations; it was only then that the USSR concluded its pact with Germany.・・・

以上、
http://www.guardian.co.uk/world/2009/sep/12/second-world-war-poland
(9月12日アクセス)

 チャイコフスキーの生涯が一発で分かる書評が出てました。↓

 ・・・Tchaikovsky seems to have been a child prodigy in everything but music. By the age of 7, he was writing poetry and essays in impeccable French, but he did not take up music until he was in his 20s. Quickly making up for lost time, he finished his first symphony at the age of 26 and his first opera only two years after that. Thereafter, he composed speedily, brilliantly, with innate assurance. The grand opera "Pique Dame" was drafted in 43 days, and the monumental opening movement of his final symphony ("Pathetique") was finished in less than a week. "With no particular reason for rejoicing I can experience a happy creative mood and, on the other hand, in the happiest circumstances I might write music filled with darkness and despair," he wrote in 1878. "The artist lives a double life -- an everyday, human one, and an artistic one and these two lives do not always coincide."
 A double life, indeed. Tchaikovsky, the most celebrated Russian musician of his day, lionized throughout the world (such was his fame that he was summoned to America to open Carnegie Hall), was also a self-tormenting and quasi-alcoholic gay man. ・・・
 Tchaikovsky was dead at the age of 53, from an attack of cholera・・・
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/09/11/AR2009091101839_pf.html

 核の先制使用は、こういう経緯で米国のドクトリンになったわけね。↓

 ・・・ In 1950, <Paul Nitze> presided over the drafting of Document NSC-68, which rejected <George F. >Kennan's recommendation that America forswear first use of nuclear weapons・・・
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/09/11/AR2009091101835_pf.html

 キリスト教信仰への迷いを経て同信仰に復帰したことをウリにしているイギリス人ジャーナリストで作家
http://www.guardian.co.uk/world/2007/aug/30/religion.uk
が、こんなこと言ってる↓けど、これ、イギリスの中じゃ絶対少数説だからね。↓

 ・・・A quiet subtext of this wonderful book, however, suggests that the theological and philosophical underpinning of social and political pluralism itself owes much to the Christian ideal of “agape”, or universal love, bolstered against admission of final failure by belief in original sin. In this formidable work of scholarship and history he appears to be asking whether democracy and pluralism can long continue in the absence of a convinced Christian presence in the world. ・・・
http://www.ft.com/cms/s/2/5117ed50-9e62-11de-b0aa-00144feabdc0.html

 自分に自信のない子供、特に女の子はデブの大人になっちゃうんだって。↓

 ・・・10-year-olds with lower self esteem tended to be fatter as adults.
The effect was particularly true for girls・・・
 Children with a lower self-esteem, those who felt less in control of their lives, and those who worried often were more likely to gain weight over the next 20 years, ・・・
  "What's novel about this study is that obesity has been regarded as a medical metabolic disorder - what we've found is that emotional problems are a risk factor for obesity.
 "This is not about people with deep psychological problems, all the anxiety and low self-esteem were within the normal range." ・・・
 "While we cannot say that childhood emotional problems cause obesity in later life, we can certainly say they play a role, along with factors such as parental weight, diet and exercise. ・・・
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/8248768.stm

 和歌山県の太地(たいじ)におけるイルカ撲殺漁のドキュメンタリーフィルムの話題が出てました。↓
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-japan-dolphins13-2009sep13,0,5372958,print.story ----------------------------------------------------------------------------------------

太田述正コラム#3521(2009.9.13)
<日進月歩の人間科学(続x7)(その2)>

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