太田述正コラム#3246(2009.4.30)
<女性を惹き付ける方法(おまけつき)>(2009.6.11公開)

1 始めに

 何というタイトルだと思われた読者がいらっしゃるかもしれませんが、あのスレート誌ご推奨の、米エスクワイア(Esquire)誌の一連の記事のうちの一つなので、ご理解をいただきたいと思います。
 なお、米国セックス事情というおまけもつけました。
 私にとっては、どちらのトピックスについても、首をひねる箇所と頷ける箇所がありますが、読者の皆さんがそれぞれどのように受け止められるか、興味があるところです。

2 女性を惹き付ける方法

 「・・・500年前、潜在的な番(つがい)の相手の健康状態や生殖力(virility)を決定する血液検査などなかった頃、最も重要な<判断>基準は外的な美しさだった。
 女性達は、男の身だしなみを、あたかもそれが、どれだけ彼が生殖能力(fertile)を持っているか、つまり、自分にたくましい子供を授けてくれることができるかに関する暗記用問答カード(flash card)のように受け止める。
 人間<の脳>は相互の美を探すよう配線されており、そうするのは避けることができない。
 だから、もしあなたがもう年をとったので、中身が立派な人間であれば、腹<の出具合>や肌<の艶>については全く気にかけなくてもいいと思っているとすれば、それは間違いだ。・・・
 あなたが世界中の女性達に質問したとして、理想的な顎の形や目と目の間の距離については議論百出だろうが、彼女達全員が美しい肌を好むと答えるだろう。
 どうしてか?
 肌は、我々の最も大きな器官であり、常に我々の内なる健康状態を写す鏡だからだ。
 だから、肌を、あなたの髪やウエスト回りとともに手入れすることを怠ってはならない。
 そうすれば、あなたは主観的な自分と客観的な自分とのギャップを埋めることができるかもしれないのだ。・・・
 <では、惹き付けた女性を逃がさないようにするにはどうすればよいのだろうか。>
 あなたが初めて<女性の>誰かに出会った時、あなたはドーパミンを分泌する。これは中毒症状を起こさせるホルモンだ。その人と離れている時の<耐え難い>気持ちを人々は「恋の病」と呼ぶ。あなたは、実際に短期間、他人に対して物理的に中毒症状に陥っているのだ。
 それから更に5年間ほどの長期にわたる関係が始まる。(これは抱擁(cuddling)ホルモンとしても知られるオキストチンによって引きおこされる。)
 これは、このペアが結びついて子供を育てるのにちょうどぴったしの年月なのだ。
 その時点で、化学的な手錠ははずされる。
 ここで話を複雑にする要素がある。
 女性達はその男がそうなることができる<(=将来、自分の理想の男にきっとなってくれる)>であろうと思う男と結婚し、その後彼を<この理想の男に>つくり変えようとするのに対し、男性達は彼らが欲する<(=そのままでいてくれたらそれで十分な)>女と結婚するのだけれど、その後彼女が<(いつまで経っても理想の男に近づかないあなたに失望する結果?)>変わってしまうからだ。
 二人の人間が違った方向へ向かう動きをするのだから、もしあなたが7年ごとに相手と再び結びつく努力を怠るならば、あなたと彼女は違った方向へと漂流して行ってしまうのだ。
 <どうやって、再び結びつけばいいのかって? 休暇をとる、新たなセックスの体位を試みてみる、出会った頃の関係を取り戻したいと口に出して彼女に言う、等様々な方法が考えられる。>・・・
 女性達にとって、前戯は前日から始まる。
 男性達にとって、それはセックスの約6分前からだ。
 もしあなたが明日セックスをしたいのであれば、今日何かいいことをやってあげなきゃいけない。その目的は、彼女にオキストチンを分泌させることだ。
 本を買ってやる、朝食をつくってやる、理由なく声をかける。それはむつかしいことではない。・・・
 <いつも、チョコレートを贈呈することは効果的だ。>
 ・・・チョコレートは、媚薬効果のあるフェニレチラミン(phenylethylamine)、トリプトファン(tryptophan)、とアナンダミド(anandamide)を含んでいるからだ。・・・」
http://www.esquire.com/features/ask-dr-oz/dr-oz-advice-0509?click=main_sr
(4月25日アクセス。以下同じ)

3 おまけ・・米国セックス事情

 エスクワイアの一連の記事を読んで、そのうちの一つが、2007年の米国セックス事情の記事にリンクされていることに気付き、リンク先に目を通してみました。
 そこには、同誌が、2006年の10月末から11月初頭にかけて、全米の21歳から49歳までの男女を対象に行った調査の結果が掲げられていました。
 詳細はご自分でお読みいただきたいが、私が特に興味深いと思った箇所をご披露しておきましょう。

 マスターベーションの回数は男性は週4.9回、女性は2.8回。
 買春したことのある男性は15%、女性は1%。
http://www.esquire.com/women/sex/ESQ0207stateofsex?click=main_sr

 好む体位は、共和党支持者の男性は女性上位、民主党支持者の男性はワンワンスタイル。
 一回限りのセックス(one-night stand)の満足度は男性が女性の3倍、後悔度は女性が男性の2倍。
http://www.esquire.com/women/sex/ESQ0207stateofsex-2

 男性の12%、女性の7%は、セックスの最中に電話に出たり、Eメールに返信したりしたことがある。
http://www.esquire.com/women/sex/ESQ0207stateofsex-3

 女性の80%は浮気をしたことがない。男性の66%は浮気をしたことがない。
 男性は、基本的に、所得が多いほどセックスの回数が多い。
 男性のルックスは、20代の女性にとっては一番大事なことだが、40代の女性にとっては一番どうでもよいことだ。男性の知力は、既婚女性及び高額所得者たる女性にとっては一番どうでもよいことだ。
http://www.esquire.com/women/sex/ESQ0207stateofsex-4

 恥毛を手入れをしているか、パイパンにしている女性の割合は、20代で84%、30代で75%、40代で55%。
http://www.esquire.com/women/sex/ESQ0207stateofsex-5