太田述正コラム#3157(2009.3.17)
<皆さんとディスカッション(続x428)>

<クライン孝子>(http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=119209&log=20090310

 <3月9>日、テレビ電話にて<チャンネル桜の>水島社長とお話し、五月ごろから皆さんのお陰でやっと24時間体制番組が整いつつあるとのこと。
 私は、口幅ったいことを百も承知で、時代が要求すれば、黙っていても、人はついてくる。
 その時期が今や目前に来ている。慎重にことを進めて頂きたいとお願いしました。
 ちょうど田母神氏もスタジオにおいでになっていて、久しぶりにお話しました。
 お元気そうで何より!
 田母神氏に続き、全国で若者・女性を中心に老若男女がマグマになりつつあり、国を憂う国民が動き始めています。
 親しい海上自衛隊OBの方からも最近明るいメールが届きました。
 断言できることは彼らは、私利私欲で動いていないことです。
 これって第二の幕末になるのではないかなあ。

1)・・・
・・・
2)防衛省OB太田氏もご出演のチャンネル桜
【世界最凶の文民統制】
激論・田母神論文インパクト 01/18 【H20/11/13】
http://www.youtube.com/watch?v=_X9oOHgpBqI&feature=channel_page

3)防衛省OB太田述正メルマガ
http://archive.mag2.com/0000101909/index.html
1 始めに
山田洋行と小沢氏の関係が気になったので少し調べてみました。
2 山田洋行と小沢氏
3 山田洋行と創価学会
4 終わりに

4)小沢氏と二階氏はこと媚中では一卵双生児?
博士の独り言より
2007/04/16(月) [国籍が問われる政治家]
国と施設を譲り渡す二階俊博議員!
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-553.html

5)山椒小粒氏提供
 *産経・阿比留記者のブログ
【国を憂いわれとわが身を甘やかすの記】
森元首相の「輿石氏批判」発言に、少し見直しました(感涙)。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/946164/
森元首相「輿石氏は違法なカネ集めて当選」 講演で発言
http://www.asahi.com/politics/update/0310/TKY200903090368.html

 *津川雅彦『遊び』ブログ サンタの隠れ家
2009年3月 9日
【これでマスコミが作った民主党バブルは、はじけるなあ】
http://www.santanokakurega.com/2009/03/post-120.html

<太田>

 クライン孝子さん、かねてから私を好意的にとりあげていただいているようで、ありがとうございます。
 しかし、同時に田母神氏もご贔屓のようで、何と申し上げたらよいか・・。
 また、もう少し自民党のタカ派に厳しい姿勢で臨んでいただくことを希望します。 

<さるべーじ>

 いっそのこと政治献金を全面的に禁止したらどうだろうかと思うんだけどどうでしょう?
 1円でも受け取ったら関係者全員国籍剥奪の上、国外追放とか(こりゃやりすぎか)。
 その代わり、議員一人あたりの給料を年3億とか5億にしてJR無料パスやら格安の議員宿舎なんかもなくす。
 金持ち以外の新参者が参加しづらくなるなるけど、今もそうだしね。

<ベラドンナ>

 質問があります。コラム#3155のおーつかさんが投稿された文の部分で、

 「(英国)企業及び労働組合が行う寄附については、それぞれ会社法及び労働組合法による制約があるが、いずれも量的な制限はもうけられていない。」

とありますが、

 ベラドンナ文面:英国には見返りのある「献金」は無いけど、どうやって国を治むるか応援する「寄附」はあるのでしょうか? 全部、透明化されてなければ、こんな短い文章で政治家へお金を送ることについて書いてあるのが不思議です。

→ 太田添削文面:こんな規定なのに、どうして英国の政治家の腐敗の話が聞こえてこないのでしょうか。

 コラム#2149の「英国の下院議員の数は、人口割にすると日本の4倍くらいの勘定ではあるけれど、そこいらのおじさんおばさんみたいな感じで、実に腰が低い。彼らはまさに一般市民と同じ目線で物事を見ているんです。それに比べると日本の国会議員はおかしい。先生、先生、なんてね。」という太田さんの話を思い出しました。

<太田>

 イギリスだって昔から政治家の腐敗がなかったわけではありませんが、完全な党営選挙になってからは、セックススキャンダルこそあれ、金銭スキャンダルはほとんど払拭されたのです。
 イギリスは小選挙区制ですが、候補はすべてある意味落下傘候補であり、何らかの癒着が選挙民との間で生じる余地がありません。
 典拠を付すべきところですがあしからず。

<びり江>

>NHさん(コラム#3155)

 太田さんより見識が狭くて短絡的で乱暴でプライドに固執して無駄に年を食っていてマナーがなっていない嫌な人間は世の中何人もいますよ、きっと。
 一々気にしていては身が持ちませぬ。明るく生きていきましょう。

<YK>

 太田教授wの東大同期生・知人には、多くの検察幹部やOBの方がいらっしゃるようですねぇ。

≫しかも、私はこのウラを「検察のOBや現役友人・知人」からとっているのです。≪(コラム#3135。太田)

 彼らは他官庁の官僚に、本当の内情を話すでしょうか? 疑問に思います。 太田さんも、防衛省の本当の内情を他官庁の官僚・OBに語りますか?

→そんなの友人とは言えませんよ。あなたには友人がいらっしゃらないと見えますね。お気の毒に。(太田)

 天皇制・属国理論・タモ神問題などの見解は、素晴らしく支持していましたが、小沢問題に対しては、片手落ちの批判のような気がします・・・
 政権交代間近のこの時期に、、、検察が悪質でない事案から着手し、民主党や小沢にダメージを与える意味が理解でしません。 
 それも守秘義務を守らずに、マスコミにリークして世論を誘導するやり方は古い手法で汚い・・・。

→見当違いも甚だしいなあ。
 小沢に元航空自衛官の田村(故人)や二階が付き従って自民党を飛び出したことに端的に現れているように、小沢一派は、自民党の腐敗議員達の中で、金丸直系の最も「悪質」な連中なのですよ。私が一昨年ぶったたいた額賀や悪い噂が絶えない久間なんてのよりも更にね。
 だから、検察は最も「悪質」な議員から捜査に乗り出したんです。(太田)

 政権交代になれば、検察OBの郷原さんには法務省の政務官、太田さんにも、防衛省の政務官などになって改革して欲しいですねぇ。

 小沢には政権交代までは代表をやって欲しい・・・その後は鳩山・管・岡田・・・でしょう。 前原・野田は論外・・・
 文章を書くのが嫌いなので、穴だらけの投稿失礼しま〜す。 典拠なし!!W
 (私は3学年下の駅弁大学出身です。 学生時代に「河合栄次郎」先生を知り、「学生に与う」を読み影響を受けた者です)

<ちんみ>

≫日本が米国の属国(保護国)であることを疑問視する声があることが私には信じられません。 その上で、立法論と法解釈論を峻別してものを考えるようにしてくださいね。日米安保条約で日本は保護国となる契約を米国としているのですから、法解釈論として、宗主国米国が保護国の義務を履行するように日本に要求するのは当たり前です。
 他方、日本を「独立」させたい、それに伴い日米安保条約を双務化するなり太平洋版NATOに日本を加盟させたい、という強い希望を立法論として米国が抱いていることもまた事実なのであり、この両者は完全に両立するのです≪(コラム#3155。太田)

 この疑問視する声とは誰のことを指すものかは判りませんが、属国日本を太田さんより以前から発していた副島隆彦さんより、太田さんの理路整然とした(権威ある典拠のもとでの)属国日本の解説はとてもわかり易く、納得いくものです。
 しかし、私がどうしても腑に落ちないことは、太田さんは「米国は一貫して日本に「独立」を促している」と繰り返し言っているが、その根拠「米国は、駐留英国軍の駐留経費の負担を求められたことに怒って英国と 戦争し独立した国柄」と仰るが、そもそも、米英戦争 ↓(これも根拠不足に感じます)自体、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E8%8B%B1%E6%88%A6%E4%BA%89
この、米国の一貫性が甚だ疑わしいということです。

→何をおっしゃりたいのか分かりませんよ!(太田)

 で仰る、立法論と法解釈論を峻別して…ってことは、宗主国・米国の属国・日本に対する立ち位置は、「鳥と獣とこうもり」の“こうもり”ってことで解釈しました。
 日本もまた、米国の(欺瞞的な)振る舞いを忠実に見習っているこうもり2号ですね。
→やれやれ、てんで私の書いたことを理解いただいてないですね。
 米国は米軍出て行ってくれと言われたら、フランス(コラム#3156。未公開)からもフィリピン(典拠省略)からもさっさと引き揚げたし、タジキスタン
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090220/amr0902202044011-n1.htm
からもさっさと引き揚げることでしょう。
 日米安保だって日本が廃棄通告をすれば、米軍はさっさと出て行きますよ。
 自衛隊を増強しろ、集団的自衛権を行使できるようにせよと米国は一貫して日本政府に求め続けてきたわけですが、日本政府が言うとおりにすれば、それこそ日本はいつでも米軍出て行けと言ったり、あるいは安保廃棄を通告したりできるようになるけれど、そんなリスクは織り込み済みで米国はこのような要求をしてきたんです。(太田)

 次に、太田さん仰る「「国策捜査」なんて、検察が認めるワケがないのです」。
 「国策捜査」があるか否かという問題では無く、“認めない”だけのことですよね。
 どんな省庁にも触れられたくないモノ、封印している筈の代物は当然あり、公安職関係は特に突出した権力を維持継続するためのモノ、とくに公開を憚るモノ、口外できないことが数多くあるのはわかります。

→「認めるワケがない」とは、「検察が捜査について政治家の指示に従うワケないでしょ」という意味です。文章は文脈に即して読みましょうね。
 それともあなた、「検察は捜査について政治家の指示に従っている」という証拠でも持っておられるの?(太田)

 いまや、その“人気”も全国区になった時の人・銀狐漆間さんのような人が重宝され“ご活躍”される理由が広く世に知られるようになりましたね…何だか ハァ。

→あのね、警察なんて検察の手下、露払いに過ぎないの。いくら元警察庁長官だったとはいえ、検察は警察OBなんて歯牙にもかけてませんよ。小沢秘書逮捕を事前に通告したのは、そのことが政治に大きなインパクトを与えるし、政府の首脳がただちに記者の質問に答えなければならないからに過ぎないので、配慮しただけのことです。(太田)

 与太話ですが、「手錠」のことです。
 ドラマや映画等で、手錠をかけられ逃走するために これを外すべく、合い鍵やノコ・ヤスリはたまた拳銃まで使って何とか両手を自由に使えるようにと手錠を外すのに躍起になっている場面がよくありますよね…ハラハラドキドキです。
 実はこの「手錠」、鍵なんてなくても簡単に外せるんです。(太田さんはご存知かもですが)
日ごろ運動不足の私であっても、若し、危険な相手に逮捕監禁・手錠をされてもこれを外すことはできます。
 しかし、手錠は外せないことになっているのです。(プロレスみたいですね)
 これをWEB上で公開すると厄介なこと(面倒)になるので、説明は勘弁させてください。
 このように、事情により認めることが出来ない代物はたくさんありますが、国策捜査との言葉も同様だとおもいます。

→くれぐれも、ご自身が知識・経験のない事柄について議論をふっかけるのではなく、質問をされるか、手錠のような知識・経験に係る投稿をお願いします。(太田)

<太田>

 本日は、小沢秘書逮捕事件がらみの記事の紹介だけです。

 「・・・岩手県などの公共工事・・・の入札前<に>・・・ゼネコン各社が、天の声を出す立場だとみなしていたのが小沢事務所側だった。・・・」
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY200903160352.html
 「・・・国土交通省東北地方整備局が発注した胆沢(いさわ)ダム(岩手県奥州市)の工事で談合が行われていた・・・
 工事の一つを受注したゼネコンの東北支店元幹部によると、この会社は、発注元の東北地方整備局に対して営業活動を行う一方、東北地方の談合の仕切り役を務めていた鹿島の東北支店幹部(当時)に受注希望を伝えた。仕切り役は、各社の実績などを踏まえてこの会社を「本命」とすることを決定。受注希望は 小沢事務所側にも伝えられ、最終的に仕切り役が事務所側の同意を取り付けたという。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090317-OYT1T00175.htm?from=top

→小沢の家業の実態がどんどん白日の下に晒されつつある感がありますね。
 それにしても、ついに整備局が記事中に登場しました。待ってました!

 「・・・民主党の小沢一郎代表側が、政治資金規正法の改正で企業から資金管理団体への献金が禁止された2000年以降、企業献金の受け皿を資金管理団体「陸山会」から政党支部に変更、同支部で受けた献金の一部を陸山会に還流させていたことが分かった。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009031702000089.html

→小沢は錬金術(脱法行為)のプロ中のプロか、と改めて感嘆しますね。

 「・・・ゼネコン関係者が「談合があった」と供述している工事は、2005年末にゼネコン業界が談合決別を宣言する以前に受注したものが多い。刑法の談合罪の公訴時効(3年)は成立しているため、特捜部は談合事件としては立件しない方針とみられる。」
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090317AT1G1603U16032009.html

→要するに、小沢に不利な情状証拠固めを検察はしているということです。

 「・・・小沢氏はこれまで記者会見で「(献金を受けて)私や秘書が相手方に対して便宜を供与したとか、何らかの利益を与える行為をしていたという事実はない」と説明している。」
http://mainichi.jp/select/today/news/20090317k0000m040118000c.html

→どうやら完全にウソ、ということのようですな。

 最後に、YKさんもちんみさんもお読みのような、郷原信郎による↓
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090315/189047/?top
ですが、前回同様、なかなか読ませますねえ。
 しかし、「国土交通省発注の工事について、発注者側への影響力を有しているとは思えない野党側の小沢氏側に、果たして、談合による受注者の決定に影響を及ぼすことが可能なのであろうか。」とは元敏腕検事とは思えぬトロさですね。
 前にも述べた部分があるけれど、東北地方では上述したように鹿島が談合のしきり役を務めていたようであるところ、小沢(やその秘書達)は、かねてよりの共犯仲間である間柄の鹿島に「影響」を及ぼすことができたはずであり、一般的にはそれで用が足りたと思われます。
 また、小沢らが、確実に受注させたい西松のような会社を指名競争入札に参加させるためには発注者側に「影響」を及ぼす必要があるところ、地方整備局や岩手・秋田両県の担当者にも必ず、かねてよりの共犯仲間がいるはずであり、彼らに「影響」を及ぼすことができたはずだからです。
 しかも、小沢らは現与党の中にも二階等の共犯仲間がいる上、与党との合併や政権交替で小沢の政党が与党になる可能性だって大いにあったのですから、小沢らが整備局や県に「影響」を及ぼせなかったわけがないじゃないですか。
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太田述正コラム#3158(2009.3.17)
<黒人・米国・イギリス>

→非公開