太田述正コラム#3021(2009.1.8)
<皆さんとディスカッション(続x361)>

<太田>

 昨年の「まぐまぐ大賞2008」にご参加した折、推薦・投票して下さった読者の方々からのコメントです、として、まぐまぐが以下を送って来ました。ご披露します。
 (適当に区切ったので、誤りがあるかもしれません。)

1 防衛白書を執筆し、アメリカとの軍事折衝の最前線で目撃した元防衛官僚だからこそ書ける、軍事情報メルマガ。

2 記事の典拠を正確につけているのは、このメルマガぐらいですね。
 読み応えがある。
 過去から現在に至るまで多岐に渡る分野で解説され、討論も楽しく読ませて頂いています。

3 太田氏の諸コラムによって全共闘運動に身を投じた若かった日の知的好奇心を取り戻しました。
 歴史認識、歴史観の再構築作業に太田さんの諸コラムはノウハウに満ちているだけでなく、とても刺激的で、面白く、時に痛快な気分にさせてくれます。そうだ、そうだ・・・へーそうだったのか・・・論理の展開に痛快さを感じる幸せをもらっています。

4 政治メルマガで典拠をつけているのは、このメルマガぐらいなので、資料としても利用価値があります。
 長期的にみて今の日本で言うべき事を言っている数少ない人の一人だと思います。
 数億円の収入?を捨てて天下りせずに頑固一徹に貧乏生活を貫いてがんばっている姿にも頭が下がりますし、好感が持てます。いずれ金持ちになってほしいものです^^
 自分はこの1年間購読してきて、確実に視野が広がりましたのでおすすめします。

5 本メルマガでは、日本政府の中枢にいた太田述正氏ならではの鋭い分析を英米の一流紙の最新記事に加えたコラムが読めるから。

6 日本は米国の属国であるいう太田氏の主張には、目からウロコが落ちるものがあった。それによってこれまでの「なぜ」という疑問の一部がはっきりとわかった。全ての日本人に購読を薦めます。

7 真に日本の未来を考えている著者に簡明を受けると同時に,日本の将来に希望を与えてくれるので。

8 何よりも信頼性の高さ。ソースのURLつきで論考をUPしたり、議論をしている。
 英語がわからないものにとって、ありがたいことに海外の新聞を紹介したり、評価をしている。

9 たったひとりの戦い。
 自分自身も批判の対象に含めているので、(めったに認めないが)正しいと認めた批判に対して自分の間違いを訂正する。従って議論が深化する確率が高いから読むために投資した時間に対する見返りが大きい。
 普通の表現で「暑い」「寒い」と言ってもその場合の判断基準は自分になるので厳密には「○度」だから「暑い」「寒い」と言うべきである。世の中すべてについて「○度」だからと言うような客観的表現で説明できる訳ではないので、その場合(自分を判断基準にする場合)は保証人(典拠)を付けるべきであり、その点、太田氏は発言に「典拠」を付ける事をくどいほど要求するので公正な態度であると私は評価する。

10 バカ正直で熱い、最強の男との対話ができる。
 本音が本音過ぎて怖い!
 知れば何かが開眼されることだろう。
 ただし、ハードルは高い!!
 評論家としてきちんと典拠が挙げられており、他の情報源と比較し、論理的であり信頼できる。
 書いている内容がすばらしく。他の追随を許さない。
 扱うテーマの広さと相俟って、基礎資料(典拠)の詳細な調査に自己の信念を重ねた論考における緻密な論理展開から得られる結論の説得性には、並外れた高さがあると評価し、推薦する。

11 現在そして未来の日本のために今やらなければならない情報が、豊富な知識、見識、分析力等々多彩な才能を駆使して配信されています。太田氏の信念に基づいた言動が少しでも日本の多くの人々に届くことを願っております。

12 この人こそ新の保守だと思います。
 太田ブログを読んで目から鱗が落ちました。
 太田さんが語るアングロサクソン論は面白い!

13 太田さん応援してま〜す。がんばってくださいね^^"

14 国内情勢及びアングロサクソン文明に対する的確な指摘

15 "日本を愛する人に薦めます。
 このメルマガで日本を愛さざるを得なくなる歴史観を身につけられます。
 より良い未来に向けて日本の議会制民主主義の有り方を考察し、有効性のある政党選択をする為の確かな歴史観を学ぶことが出来ます。
"
16 今までの思想信条をぶち壊された内容で新しいことを考えさせられることが多い。
 現在の日本のメディアでは発信されていない世界の実相が見えてきて面白い。

17 次々と発生する政治的・文化的事象について、大田氏の豊富な教養に基づいた切れのある分析は、読んでいて楽しい。新聞やTV等の営業フィルターが掛かるマスコミでは得られない面白さがある。

18 資料の豊富さと見識の高さに感銘。
 
19 憶測でない典拠に基づいた内容であり、大変信頼性が高い。
 海外の報道をいち早く紹介してくれる為、日本のマスコミよりも情報が早い。
 
20 今までにない新しい視点で物事を考えることが出来るようになった。
 既存のメディアでは得られない貴重な視座を提供しているこのメルマガは必読である。
 著者のキャラクタもおもしろい(いろんな意味でw)
 日本人の魂を感じている。
 
21 もと防衛省幹部官僚による、外交・防衛だけでなく政治経済を含めた日本社会全体に関わる、国家に対する根本的意識というようなものについてものについて著者の幅広い知見と経験から論じられ、豊富な示唆が得られる。低俗な精神論に終始し、何かしら主張はするが、実は癒しにしかならない論壇誌よりもはるかに有益なメルマガ。

22 太田氏の高度な知性と頑強な精神力に基づいた本コラムは属国である日本の独立に大いに貢献しうると思うため推薦します。
 
23 政治オンチの自分でも楽しく読めるところ。
 メルマが執筆者のレベルが非常に高い。下手な専門家よりこのメルマガを読むほうがためになる。

24 最も納得できる批評です。いろいろな批評をみてきましたが、一番得心できます。

25 太田氏のコラムをみて彼の熱意にうたれないものはいないのではないでしょうか。読者も何か行動しなくてはいけないと思わせるものがあります。

26 幅広い分野について、とても勉強になる。

27 義憤に駆られた元自衛隊の制服組(ママ)である太田氏のメルマガを通しての世直しに全面的に賛成で同意見の自分としては少しでも協力したい。

28 自由民主主義に立脚するとはどういうことか?
 太田氏のメルマガとブログを読むことで学習できます。

29 高級官僚でありながら天下りをせず、政官業腐敗構造の是正と「属国日本」の独立を訴え、防衛庁を飛び出した太田氏。そんな自由な立場だからこそ言える、歯に衣着せぬ主張には目から鱗です。
 すごく勉強になります。

30 このメルマガは、海外の一流紙から、国際的な視点を抽出して提供してくれます。
 日本の報道だけでは閉じ篭りがちな視点を開かせてくれます。
 コメントを付けると真摯に、時に厳しく回答いただける点も推薦理由です。

31 新聞等が今まで以上に面白くなった。

<Chase>(http://blog.zaq.ne.jp/fifa/1

 太田氏より、属国論も英訳をとのかたじけない言を頂いた<(コラム#3017)>。 英語力UPを今後努力し、継続的に英訳できるよう頑張る所存です。
http://blog.ohtan.net/archives/51316090.html

<michisuzu>

≫・・・2008年は2冊の書籍の出版があったにも関わらず、メルマガ読者の数は2500人前後(まぐまぐ読者)で大きく変わることは無く、正直なところ、古参読者の一人として強い危機感を感じています。2007年11月頃からこれだけいろいろなことがあったにも関わらず、この位の読者増で終わっているという現実を前にすると、そう感じざるを得ません。 これで1年後の正月はどうなっているでしょうか。 このままでは今年とそう変わらないように思えて、とても楽観的にはなれない、というのが私の正直なところです。・・・(コラム#3017。遠江人)

 大阪船場吉兆を彷彿とさせる書き込みですね。
 内容の質を高めることが大切でしょうね、大量販売できる食べ物においしいものが無いように。
 ブログ人気ベスト10で質の高い物がひとつでもあるでしょうか?

 とりあえず、あけましておめでとうございます^^

<太田>

 michisuzuちゃん、お久しぶり。

<TY>

 『防衛庁再生宣言』が届きました。ありがとうございます<(コラム#3013参照)>。
 また、メールにお答えいただき、ありがとうございました。これからは忙しい学生生活を送ることになりそうです。やっぱり睡眠時間は減るのだろうか・・・
 なにはともあれ、太田さんも今後とも頑張ってください。

<χχχ>(http://www.ohtan.net/bbs/

 ・・・確か印刷した部数の約1割が作者に入るお金になる。
 だから古本屋で買おうと、図書館で読もうと太田さんには関係ない。

<太田>

 『実名告発 防衛省』の場合、印税は5%でしたよ。

<タテジマ>

≫余談だが、太田氏のブログのバックナンバーには数年にわたり「東村山市議殺人事件−−千葉英司」なるタイトルのコラムがあったが最近、中身は変わらないものの、タイトルだけは「東村山市議転落死事件――千葉英司」に変わっていた。≪(コラム#3019。宇留嶋瑞郎)

多分これのことを言ってるんだと思うんだけどおもいっきり笑わせて頂きました。
http://blog.ohtan.net/archives/50953944.html
 どうしてこの指摘に対して笑ったかというと・・・ あまりにも長くなるので省略。
 要はSEO対策です

<コバ>

 グローバル化した金融危機は、国家の限界を暴露し、独立や主権を振りかざすナショナリズムを駆逐するのかもしれません(携帯サイト、
http://micro.asahi.com/i/news/TKY200901070261.php?uid=NULLGWDOCOMO
)。
 アイスランドは独立の象徴だった自国通貨のクローナの暴落のおかげで国家危機に陥り、スコットランドで盛り上がっていた英国からの独立バブルも、独立の支柱となると期待された地元有力銀行の経営危機によってはじけてしまったようです。
 欧州の小さい国々は一人あたりの国内総生産がすごいなと思っていたのですが、アイスランドの例を見ると、グローバル化した経済や、テロの脅威といった問題の解決を一国でするのは難しいと思いました。

<太田>

 グリーンランドは、昨年11月末、デンマークから事実上独立しました。
http://www.spiegel.de/international/europe/0,1518,592880,00.html
(1月8日アクセス)
 地球温暖化で、天然資源の開発が容易になるという思惑が背景にあるわけですが、コバ説も、なかなか一般化はできないようです。

<コバ>
 
 捕らぬ狸のなんとやらですが、民主党政権が誕生したら、榊原元財務官が財務大臣になるかもしれません(
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090107-00000000-sbunshun-pol
)。
 この記事の中で、「財務省と金融庁をまた一緒にしてやる」と榊原氏がコメントしているようで、民主党政権でも財務省支配は強固なものになりそうです。
 そんなことより、まずは自民党公明党をぶっ潰す策を考えなければなりませんが、太田さんの全方位戦は成功しつつあるのでしょうか。
 大人たち、女性の皆さん、みんな日刊ゲンダイを毎日読みなさい!

<michisuzu>

 コラム#2941「田母神空幕長解任事件について」を読みました。

 結局一度国民投票制度を作って憲法9条を作り直すか遵守するかを決めてからってことですね。
 こんなつまらない議論永遠にやってる国って?
 世界の笑いものですね。

<宙水>

 ブログ主の戦前観<(コラム#2941)>は,一面を捉えてはいるが,国の主義主張,建前や良い子か悪い子かといった表面だけの議論は幼稚園の良い子ごっこのようだ。

→「幼稚園の良い子」であるあなたにとってはショックだったんでしょうね。分かる分かる。ところで、私を批判するのなら、私の過去の関連コラムを読んでからにしてくださいね。(太田)

 戦前のパワーバランスの中で,なぜ,せっかくの満州の権益を元もなくし,本土を灰にしたのか,中国や米国が敵対してきただけなのか?

→「戦前のパワーバランスの中で、なぜ、せっかくのインドの権益を元もなくし、欧州大陸近傍のフツーの国に転落したのか、ドイツや日本が敵対してきただけなのか?」と英国民に尋ねてみたらいかが?(太田)

 天皇陛下も2006年6月の記者会見で「日本では1930年から6年間に要人襲撃が相次いで首相と首相経験者の計4人が殺され、この時期に政党政治が終わって言論の自由も失われた。先の大戦に先立ち、このような時代があったことを多くの日本人が心にとどめ、そのようなことが二度と起こらないように日本の今後の道を進めていくことを信じています。」

→今上天皇は、2003年にも同趣旨の発言をされていますが、私が着目したのはそれ以外の発言部分です(コラム#214、215)。天皇の発言は行間を汲み取る必要があることをお忘れなく。(コラム#1718も参照して下さい。)(太田)

 まさか、戦前の日本は自由民主主義の国であり,このような昭和初期のテロやクーデターも外国の敵対のために,あるいはコミンテルンの罠だと言いたいのだろうか?

→過去コラムを参照していただきたいが、要するに未熟な民主主義(=下克上)と当時が有事であったということで説明できますよ。(太田)

 大戦に至る歴史の中で日本が道を誤る転換点となった張作霖爆破事件は、関東軍が独断専行の結果引きおこしたものであることは各種証拠からほとんど間違いない。このときの処置のあいまいさや満州での激しい抗日運動、関東軍の独断がその後の満州事変の引き金になり、満州国建国、上海事変、シナ事変へと続いていったのである。この歴史的事実をもって日本は侵略国家でないというのはあまりに偏った見方である。

→上で書いたことを参照のこと。
 なお、田母神氏でさえ、日本は侵略国家ではなかったとは言ってもせんよ。
 いずれにせよ、私は侵略とか侵略でないといった議論には関心がありません。(太田)

 我々が心得べきことは、大戦に至る数十年、日清・日露戦争で勝利した奢(おご)りから軍の独善が進み、国家は「軍の使用」を誤ってアジア諸国に軍を進め、多くの尊い人命を失い、国益を損なったことである。これは日本が近代国家を建設する過程での重大な過誤であり、責任は軍人はもとより国家・国民が等しく負うべきである。この過誤を決して繰り返してはならない。

→中国国民党(すべてを失って台湾に逃走)、中国共産党(数千万人の支那人を死に至らしめた)、ロシア(支那「征服」は中国共産党の「独立」によって無に帰し、今では一発展途上国にまで落ちぶれた)、米国(日本人を何百万人も虐殺した挙げ句、中国国民党への投資は無に帰し、戦後、日本に成り代わってロシア及び中国共産党に対する日本の防衛にあたるハメになった)の4者の「過誤」と日本の「過誤」のどちらが大きいかよく考えてみよう!
 もっとも、あなた、「責任は軍人はもとより国家・国民が等しく負うべきである」と言っているところを見ると、当時の日本が民主主義国家であったことは認めているわけね。(太田)
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太田述正コラム#3022(2009.1.8)
<イスラエルのガザ攻撃(続x7)>

→非公開