太田述正コラム#3013(2009.1.4)
<皆さんとディスカッション(続x357)>

<TY>

 僕は、○○県に住む受験シーズン真っただ中の中学生です。太田さんの存在は、「政治ブログ」で検索していたところ、偶然に見つけました。最初は、アングロサクソンなる言葉がサブタイトルにあったりして、あまり興味の無いジャンルかと思っていましたが、太田さんが防衛省に勤めておられたことをなにかで知り、再びブログを探してみたところ、とても面白いものだったので、無料購読をさせて頂いております。
 
 軍事や安全保障については、近頃興味を持ち始めました。軍事や歴史好きな父親の影響もあって、小さい頃は乗り物、次は、戦術や歴史、そして今は、太田さんのメルマガのおかげで、国家戦略や安全保障へと興味が広がりました。
 
 僕くらいの年頃の人間は、まだ情報の見分けが上手にできないと思います。学校では、具体的な取捨選択の方法を教えてくれませんし、ネットには、様々な立場の人の言葉があふれています。その中で、太田さんのおっしゃることは、非常に本質的なもので、中学生の時期に太田さんの存在を知ることができて、とってもラッキーだったと思います。
 
 お年玉ももらったことですし、メルマガの有料会員になってバックナンバーを読んでいきたいところなのですが、おもしろすぎて一日中パソコンの前に座って、高校に入れなくなってしまうなんてことになるのが怖いので、まずは太田さんの・・・『防衛庁再生宣言』・・・を読ませて頂く事にしました。5000円は学生にはシビアですし。最近僕がそういった本を購入するのを見て、親は「興味が偏っている」と言いますが、僕は、こういったことは、学校でも少しは習った方が良いのではないかと思います。国民全体が安全保障に関してのプロになった方が良いとは思いませんが、かじるくらいのことはしたほうが良いと思います(政治などに関してもです)。

 長くなって申し訳ないのですが、太田さんに質問致したいことが3つあります。

1.太田さんは、いつごろから、安全保障や政治について関心をお持ちになり始めたのでしょうか。

 また、中学生や高校生の時分からこういったことについて考えるのは、まだ早いとお考えでしょうか。親はなんだか僕のことを危険分子の卵のように見るようになるかもしれません。学校に、軍事が好きな友達はいますが、国際政治などが好きな友達はいないと思います。僕は、早いに越したことはないと思います。早ければ早いほど考える時間は長くなりますし。みんなが戦争や政治について堂々と物が言える、最終的には、生と死について深く考えられるようになると、自立した人間も育っていくと思うのですが。

→エジプトのカイロに行き、カリスマ的独裁者ナセルに熱狂する人々やスエズ戦争に出っくわした小学生低学年の頃です。
 普通の日本人はそんな経験はできないのに、君はすごいですね。
 「戦争や政治」を考えることは、「最終的には、生と死について深く考え」ること、なんて、そんな私ですら、中3当時には思い至りませんでしたよ。(太田)

2.高校生や大学生のうちに学ぶと良いもの、すると良いことはあるでしょうか?

 個人的には、歴史は必修だと思います。太田さんのコラムや政治などに関する本を読むためには、最低限、あるいはそれ以上の歴史の知識が頭に入っていることが必要だと実感しております。まずは基礎から学んでいきたいと思います。

→「生と死について深く考え」るためには、歴史の本だけではなく、世界や日本の小説を読むことも欠かせません。私は、20台になってから小説を読む習慣をなくしてしまったことを悔やんでいます。いや、それだけでは足りません。安全保障や国際政治を理解するために不要な学問や知識・経験などない、と言っても過言ではありません。受験勉強頑張って下さい。そして、高校、大学等で貪欲に学び、知識・経験を身につけて下さい。(太田)

3.安全保障に関わる職業には、どういったものがあるでしょうか?

 僕が思いつく限りでは、自衛官、防衛省の職員、政治家、言論家、技術者、兵器や施設などの業者あたりです。安全保障を理解するうえで、この人々を認識することは欠かせないというものがありましたら、ご教授願いたいです。

→戦後の日本では、君があげた人々は、安全保障に関わってはいるけれど、安全保障の仕事をしているとは言えない人がほとんどです。言論家(評論家)だってそうです。
 世界の著名政治家や日本の戦前の(幕末以来の)著名政治家の伝記を読むことをお勧めします。(太田) 

 以上、これらの質問にお答えいただければ幸いです。

 そしてまた、太田さんへの要望もあります。
 
 まず一つ目は、太田さんがコラムでおっしゃっていることを日本の学生にも分かりやすく本にして欲しいなということです。自分で物を考えるようになるには、まずは知ることから始めなければなりません。価値観の構築途上である学生時代に、太田さんの書かれるような本を読めば、すんなりと抵抗感がなく(しかも極めて的確に)安全保障や政治について考えられるようになれるのではないでしょうか。

→昨年、2冊本を出したことはご存じだと思いますが、今年も私の本を出版してくれる出版社が現れることを期待しています。(太田)
 
 そしてもう一つは、どうか、長生きしてください。
 いつか、太田さんとお話できるような人間になれるといいなと思います。まだまだ、先は長いと思うので、どうぞ頑張ってください。

 長文、駄文失礼致しました。今年が太田さんの大躍進の年になることを期待しております。

→どうもありがとう。(太田)

<takashikitaoka>(http://blog.officematsunaga.com/2008/12/23/auiaeuoeyaaoeyyuyiia/

 ・・・防衛省からすれば、小沢一郎は神様である。小沢は自分の長男を防衛大学校に入学させ、海上自衛隊に勤務させている。息子の防大の卒業式にも出席している。そこまでやってくれた人を裏切れない。・・・<と、秋山直紀容疑者はその著書で述べている。>

<一般読者>(同上)

 防衛庁OBの太田述正氏は、小沢一郎氏については<下掲のように>ミソクソですよねえ。
 秋山氏の認識が間違っているのか?、太田氏が防衛省内では特別な存在だったのか?
 (太田氏は自民党にも恨み骨髄って感じだし)
  
太田述正コラム#2159(2007.11.4)
2 どうして小沢辞任?
 小沢さんよ。
 民主党に政権担当能力がないだって?
 よく言うよ。
 政権担当能力どころか、自分の身を守る才覚すらなかったのはあんたの方だろ。
 私は、以前(コラム#1991で)、「<日本の宗主国>米国は、エシュロンで小沢氏の電話やメールは全部盗聴していると考えるべきであり、不祥事の噂の 絶えない小沢氏のことですから、その政治生命を米国が絶とうとしたらいつでも絶てる、くらいに考えておいた方がいいのであって、小沢氏が虎の尾を踏む愚を このところ繰り返していることは私には到底理解できません。」とまで、あんたに警告を発してやったのに、給油反対の軌道修正を図るのが遅すぎたんだよ。
・・・
 どこまで行っても、小汚い野郎だ。
 とっとと子分どもを率いて民主党を出て行け。
 あんたこそ、とっくの昔に旧社会党とともに滅んでいるべき自民党をここまで延命させた第一級戦犯だ。
 大功労者として自民党に名誉復党して、自民党とともに滅べ。・・・

<TT>

元旦のディスカッションに 

>会費納入を忘れておられる有料会員が結構いらっしゃるようなので、9日まで>納入期限を延ばすことにします。

自分の銀行口座を見たら6月に振込みしていたので、自分の事か!と気づき、先ほど・・・振り込みました。

今回、納入忘れが多いというのは、会費納入の案内メールが送付されていなかったからではないかと思うのですが。
私の所に前回は送られてきたので次も送られてくるだろうと安心してました。
ということで、今年もよろしくお願いします。

<太田>

 多額のカンパをいただいている方々には案内メールを出しておりません。
 会費を納入していただけるようで、ありがとうございます。
 無料読者は増えているのに、有料読者はどんどん減っているという、これまでなかった現象が続いています。
 古くからの有料読者の多くが、もう太田のことは心配いらない、と思っておられるように感じます。
 ありがたいようなありがたくないような・・。
 とまれ、本年もどうぞよろしくお願いします。

 年が明けてから、ユーチューブで、今度はバイオリンを中心にクラシック音楽三昧の毎日を過ごしています。
 また、昨日と本日、2003年10月にNHKで放送され、数々の受賞に輝く時代劇「蝉しぐれ」全シリーズ(内野聖陽、水野真紀)
http://www.nhk.or.jp/drama/archives/semishigure/
の再放送を堪能しました。
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太田述正コラム#3014(2009.1.4)
<イスラエルのガザ攻撃(続x3)>

→非公開