太田述正コラム#2827(2008.10.3)
<皆さんとディスカッション(続x264)>

<POPPO>

 コラム#2747「グルジアで戦争勃発(その8)」を読みました。

 カフカスでロシアが今やっていることは、17世紀から18世紀にかけてロシアの手先だったウクライナ系コサックがやった居座り屯田作戦の焼き直しですね。w
 いったん居座ると始末が悪いロシア熊、満州や朝鮮に居座りかけた露助を大変な思いをしてどかした日本。
 いまや露助の介入の口実がロシア系市民の保護だそうで、北海道もロシア系市民の侵入を防がねば乗っ取られるかも。w

<FUKO>

 海驢さん、(コラム#2825で)お褒め頂きありがとうございます(笑)。
 太田さんの「ギャフン」も、たった4文字で私を笑わせてくれました。
 小泉八雲の「日本人の微笑」も収録されている「笑い」についての本を最近読み、ユーモアといったものに敏感になっておりまして。

 太田さんとみなさんにお詫びしたいことが…。
http://www.columbia.edu/cu/gsas/pages/alumni/main/convocation/ma-depts.html
 これをもって小泉進次郎氏がコロンビア大学大学院で政治学の修士号をとったということになっておりましたが、URLを開いて頂ければ分かるように、「2006 M.A. Candidates」となっています。
 「candidate」は日本語に直せば「候補生・受験生」といった意味ですので、修士号を本当にとったのかどうか分からなくなってきました。早とちりしてしまい申し訳ありません。

<太田>

 私はスタンフォードで、convocationもcommencement(卒業式)も経験していない・・そもそもconvocation式がスタンフォードの大学院で行われるのかどうかも承知していない・・ので、はなはだ頼りないのですが、コロンビア大学の大学院の場合、convocationの翌日がcommencementだというのですから、わざわざconvocationのリストに小泉進次郎氏を列記して翌日は落とすなんてことはしないでしょう。

 ところで、1976年の6月に卒業式等をさぼってお前は何をしていたのかですって?
 セレモニー類はすべてはしょって、英国と欧州諸国、それにインドを回りながら日本に帰国する旅に出たのですよ。
 航空運賃は、すべて防衛庁(当時)に経費を出してもらいました。ホテル代等も防衛庁(これは人事院と言い換えた方がよろしいかも)からもらった経常的長期出張旅費から捻出しました。
 税金を私したのではないかって?
 それは皆さんのご判断におまかせしますが、スタンフォードが休みになるたびに、ロッキー山脈以西の米国を精力的に旅して回り、カナダやメキシコまで足を伸ばしたのだって、すべて経常的長期出張旅費から経費を捻出しているところ、私自身は、これらの旅行は私の役人としての知識・経験の充実につながったと思っており、やましいところはありません。
 いずれにせよ、ちゃんとMBAと政治学修士(MA)はとってますからね。立派な証書が二つ、後から送られてきました。

<SF>

≫引用された典拠読みましたよ。≪(コラム#2825。太田)

 ありがとうございます。
 余談ですが、太田さんなら訳文より原文のほうを読まれるのが早いのかもしれませんね。

≫問題は、筆者が言うところの、プログラマーとしての有能さ・・いわば兵卒としての有能さ・・と、指揮官や参謀としての有能さとは、おのずから別物ではないか、ということです。≪(同上)

 役割によって求められる成果が違うから、達成するための適性もまた異なるということですね。同感です。
 よく「名選手は名監督にあらず」などと言いますし、実際、マネージャーと兵卒では成果のあげ方が全く異なりますね。
 (余談ですが、プレイングマネージャーは軍曹レベルでしょうかね)

 出所不明の言説を一般化・正当化する意義はあまり感じませんが、本人は一見頑張ってなさそうなのに成果をあげる奴は、他人を動かすのがうまいのかもしれない→だから上位の役割に向いているのかも!…みたいな連想から、あのようなつくりになっているのかもしれませんね。
 また、件の言説では勤勉且つ無能を最下位にしていますが、ひょっとしたら主題はそちらだったのかもしれませんね。

 もし原文があるのならどんな言葉を使っているか確認したくなりますね。

<コバ>

野田消費者相が、こんにゃくゼリーの事故を受けて関連企業に製品の自主回収を促したようです(
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008100200742
)。
 国による過度な干渉や規制を企業は嫌うと思うのですが、日本における消費者庁創設の構想を太田さんはどう思いますか?また英国などは消費者保護をどのように担保しているのでしょうか?
 日本人の何でもお上任せにすることが、お上を焼け太りさせる政官業癒着システムを存続させてしまっているのでしょうか…。ワーキングプアの自分は文句を言ったり民主党に投票するくらいしか何も出来ないのが悲しいかぎりです。

<zxcvb>

>日本人の何でもお上任せにすることが、お上を焼け太りさせる

 これ、御自身の事じゃないですか?
 自分なりの見解も述べずに官僚だったブログ主に質問を投げかけ、その答えを聞いて納得する・・・。

>こんにゃくゼリーの事故を受けて関連企業に製品の自主回収を促した

 事故が頻発していればまだしも、これは過剰反応・過剰干渉でしょう。
 親の不注意と言う事を指摘しない、事なかれ主義のマスゴミも相当に病んでいますけど。

<コバ>

zxcvbさん、私は根拠、典拠もなしで変な思考、思い込みをしている情報弱者の馬鹿者なわけで、そんな考え方を矯正したいと思ってます。
 自民党任せ、自民党を操るお上任せが嫌なので、消費者庁が創設されて、本当に良い消費者行政が行われるのか疑問なわけで、太田さんのクリティカルな見解を知りたいわけです。自分なりの意見がうまく出せないアポリアについて、革命家の見解を問うことはやはりお上任せなんでしょうか?
 土地勘のない自民党や官僚機構に痛烈な批判を加えることができる革命家太田さんほど庶民が頼りに出来る人はいないと思うのですが…。

<太田>

 英国にも米国にも消費者庁に相当する中央政府の機関はありません。
 また、日本の国民生活センターに相当する「行政における<消費者>相談処理・調停実施機関」もありません。
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20030509_2.pdf
 むしろ行政改革の一環として国民生活センターの廃止を検討すべきところを、福田前首相は、それをしないどころか、全く不必要な役所をつくろうとした、ということです。
 既存の役所にまともに仕事をさせればよいだけのことなのに、それが自民党政権ではできないし、やろうとする意思もないので、国民の目を欺くために目くらましをかけた、というところでしょう。

<こくぴと>

 こんにゃくゼリータイプのお菓子はEUやイギリスでは厳しく規制されてるようですよ。
http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/com2002_0451en01.pdf
http://www.food.gov.uk/enforcement/alerts/2003/jul/fruitsweets_konjac

 一方で、こんにゃくゼリーより窒息の危険が高いものはいっぱいあるという話もありますが、(http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20081001_chissoku/ )
そもそも食べられる頻度が違うものを単純に比較して、「こんにゃくゼリーよりももちは84倍危険とか」言ってるので、あんまり信頼できる記事じゃないですが。
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太田述正コラム#2828(2008.10.3)
<ノーベル賞がとれない米国の小説家>

→非公開