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太田述正コラム#2809(2008.9.24)
<皆さんとディスカッション(続x255)>

<amida>

躁うつ病の人は、やはり医者に連れていくのがベストではないでしょうか。太田先生一人でするのではなく、保健センターや精神福祉医療センターとか、専門の職員とともに、連携して、ご自分がかかわりたくないなら、なおさら専門家に任せればよいのではないかと思います。
 ただ、民主党が政権を取ったら、「人権擁護」法案が可決され、この躁病患者に病院に行ったほうがいいと忠告した太田さんは、人をきちがい扱いにしたと言われ、人権擁護法によって、人権侵害の廉で訴えられ、しょっ引かれるのではないでしょうか。くわばら、くわばら。

 ところで、漢方薬のみで、精神病が治るのか、西洋医学の新薬の効果は自分自身服用している身から言わせてもらえば、症状に合った薬を処方してもらえば、素晴らしいものだと思います。医者によって違うとしても、だからと言って漢方薬で治るとは思えない、一時期自分も漢方薬に活路を見出したいと服用したことがあるけれど、新薬と併用すればいいかもしれないが、それだけではやはり危険だと思います。
 東洋文明は素晴らしいものがあると信じますが、だからと言って西洋医学の新薬を貶め、漢方薬の限界を言わない人、無責任な素人だなと思います。確かに副作用はあるが、自分に合うものを主治医とともに試されたほうがいい。この数年だけでも、薬は素晴らしく進歩しているし。

<無蔵>

 躁鬱の件で漢方のことに書かれている方がいらっしゃいましたが、以下のサイトで質問なさってはいかがでしょうか?
http://www.jiondo.com/

 ここは西洋医のお医者さんの医院ですが、元々大学で漢方の研究をんさっていた方々が診ておられます。
 掲示板があるので、西洋医学のお薬と漢方薬のどちらが良いのか質問なさってはいかがでしょうか。意外に漢方薬は心の病に効果があると聞いたことがあります。
 この先生方は精神科医ではありませんが、ほとんどのことに対応していただけるようです。
 医院は大阪ですが、勤務医のお一人は山梨で診療所をなさっているので、もし直接診療をお受けになるのであれば、そちらへ行かれたら良いと思います。
http://sakanoue-clinic.jp/

 私の家族がお世話になったことがあるのですが、とても丁寧で親切に対応していただきました。

<匿名読者>

 日本の精神科医は医者に非ず。
 読者の一人として、精神科、神経科への通院(初診も含め)は慎重にされたし。
 私の体験(と言っても私自身ではない)から結論的に言えば、日本の精神科の医者ほどいい加減な医者はいない。多くは医師の内に入らないと筆者は思う。

 何故なら、このところ急増している理解不能の理由なき犯罪の容疑者について、責任能力ありやなしやの議論が裁判の段階(時にはその前段から)から問題視されますが、常に、検察側と弁護側では真っ向から見解が対立している。
 いずれの場合にも、精神科医の判断がその裏付けとなり、同一人物についての精神鑑定が180度異なると言う場合が殆んどである。
 言い換えれば、どちらの判断も根拠のない主観的な判断で、謂わば、勝手な理屈を並べているに過ぎない。

 筆者の知人で、すでに立派な大人の女性が精神不安定になり精神科医の診断を受けた。 その女性は軽い心身症程度のものであったが、その医師からある薬が処方された。初めは、ごく軽い一錠25ミリの精神安定剤(?)の処方(一回当り)だったが、通院を重ね、服用を重ねても快方に向かわず、二年後には100ミリの錠剤(25ミリ*四錠の処方で100ミリ=一錠100ミリ)一錠の処方に変わった。
 この処方に、薬剤師が狼狽(過去に処方したことがないと言う)する一幕があった程の処方の急変であったが、結局薬剤師は医師の処方どおりに薬を出し、患者もそのまま服用した。
 その結果は、すぐに後遺症が表れ、舌がもつれたり、不眠症になったりで、今では精神的な不安よりも薬害の後遺症の方が重度の症状を表し、患者本人はますますと言うより、本当に精神を患っている真性の患者の様になってしまった。

 医師も病院も、この薬が高い比率(0.7%=1000人に1人)で後遺症が発症していることを承知しながら、そのことを患者に告知せず処方したと言うのである。

 多くの精神病患者が、不幸にして精神病院に入院した場合、後は薬漬けの毎日になることが熟知されていながら、一向に改善されず、本当の精神病患者に仕立てられ、中には、ロボトミーにされているのが実情に近いと言われ、精神病院を晴れて退院するためには、病院が処方する薬を飲まないことだと言われている。

 筆者も、精神病院を無事に退院した者を二人知っているが、その一人は漫才師の故・都蝶々と、もう一人は病院の処方薬を飲まなかった私の友人である。

 日本の精神科医は医者にあらず、制約会社の販売代理人と同じである。

 ご参考までに、筆者の知る範囲内で実例を記述しました。

<太田>

 少し自分でも調べ、また、皆さんからいただいたご意見も踏まえると、結局のところ、人間が行う、説明が困難な、あるいは非論理的な言動を、しいておおまかに○○病とか△△病へとタイプ分けをした上で、対症療法薬を処方したりカウンセリングを施したりしたりの試行錯誤を通じて治療を目指す、というのが精神医学の実態のような印象を受けます。漢方の場合は、またちょっと違うのかもしれませんが・・。
 人間については、まだ分からないことだらけなんでしょうね。

<こくぴと>

 コラム#2808(非公開)を拝読して、大変ショックを受けました。
 そのような大変な状況におられるとは全く知りませんでした。
 (あたりまえですが・・)
 事情を知っていたら、私のカンパの金額は全然違ったものになってました。他の多くの方がそうではないでしょうか。

 今では、経済的な状況は改善してられると思いますが、僭越ながら、太田さんの収入を安定させるのにひとつ提案がございます。


 1。有料読者の支払方法を、振込だけでなく、カード払いもできるようにする

 2。カード払の人は、本人が配信停止を申し込まない限り、毎回自動更新(引き落とし)がされるようにする。(できると思います。)
 
 3。銀行口座からの引き落としも設ける。同様に、停止を申し込まない限り、自動更新。

 私は8年前に脱サラして起業し、おもに現在ネットで物を販売する会社を運営して生計をたてております。
 その経験から、上記のような策を講ずるだけで、飛躍的に収入が安定することを知っております。
 以前、購読を更新しなかった人が多い理由をコラムで書いておられましたが、消費者がモノを購入しない理由のいくらかは、「振込手続きがメンドクサイ」とかいう意外と単純なとこにあったりします。
 ちなみに、通販の消費者調査でリピート購入をしなかった理由の第2位は「ダイレクトメールが通販会社から届かなかったから」というものだそうです。(典拠省略^^)
(つまり、ちゃんとDMを送って購入手続きのハードルを少しだけ下げてあげるだけで、売上は伸びる)

 やり方がおわかりにならない場合は、ITグループにご相談されるか、または私が御調べいたします。(今決算期末で超多忙のため、ちょっとお日にちいただきますが・・・。
個人事業でカード決済を扱うには、いくつかハードルがあると思うので、ちょっと調べないすぐにはわからない次第です。)

<太田>

 お気遣いいただき、ありがとうございます。
 収入安定化方策についての具体的提案、もし可能でしたら、いつでもよろしいので、お教え下さい。
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太田述正コラム#2810(2008.9.24)
<食と文化遺産をめぐって>

→非公開

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