太田述正コラム#2670(2008.7.16)
<皆さんとディスカッション(続x194)>

<大阪の川にゃ>

 --太田さんたるゆえん--

1、現代日本では、確かに「属国日本」「シナ」「核武装」という表現は刺激的でしょう。かかる表現を見た瞬間に、条件反射的に続きを読むことを拒絶するネット「市民」も多いでしょう。
 確かに日本国民は、核武装について15%の賛成にとどまっています(典拠:日テレの調査)。ところが、インターネットでの調査及び街頭調査では、32〜34%です。朝まで生テレビでは、55%でした。
http://www.touhyoubako.com/box/169/
http://shikisima.exblog.jp/3556190/
 日テレの質問文言は「北朝鮮が核実験したからといって日本も持っても良いか」というような意図的なものだったようですね。僕のざっくり推測では、30%位かなと感じています。

2、しかし、太田さんの太田さんたるゆえんは、まさに上記3つのキーワードにあるのではないでしょうか。つまり、対米対中における独立です。
 太田さんや西村眞悟氏・日下公人氏・小林よしのり氏・櫻井よしこ氏・別宮暖朗氏・中西輝政氏・兵頭二十八氏の言説にインパクトがあり読むに値するのは、廃刊が決定した『論座』なんかと違って、各人が核武装を否定していないからです(典拠は各氏のHP・作品等参照)。もっとも、先の大戦とイラク戦争の捕らえ方には各氏に大きな差はありますが。

 尚、太田さんの核武装論は消極的核武装論であって、すなわち、日本が米国の属国の地位から抜け出すことが核武装よりも重要、というものです(典拠:コラム2168・1712)。兵頭氏は逆で、核武装することで大きく日本は変わる、というものです(典拠:『ニッポン核武装再論』)
 しかし、両氏はあくまで核武装です。
>非核武装論は非武装論の一環であり、非武装論者でない人が非核武装論をとるのは論理的には矛盾です(太田さんの発言:コラム1711)。

 さらに言えば、GDP第2位の大国が、核不拡散を考えて日本国民は敢えて非核の道を今後も採ります、なんて、嘘付け、嘘付け(坂口安吾調)。本当は「核を持つ緊張感に耐えられませんので、非核の道を今後も採ります。危ない事は、核を含めてアメリカさんよろしく頼みます。」ですね。

3、天下り批判をやっている民主党議員や文化人なら、TV等に腐るほどいます。しかし、彼らは今後も「核武装」「シナ」なんて絶対に言いません。TV局に嫌われますから。
 太田さんのブログが、その他大勢の単なる天下り批判者と思われたくない、と願っています。

<太田>

 結論的には、要するに、ブログのタイトルを変える必要はない、とおっしゃっているのですね。

<スワン>

ブログのタイトル変更、私も賛成です。
 友人に、このブログを勧めようとしても、タイトルを見てひかれることを考えると躊躇してしまいます(命名者の方、申し訳ありません)。
 実際、ブログを勧めたら、友達が一人、疎遠になってしまいました(泣)。ブログのせいだけじゃないと思いますけど。

<太田>

 それじゃ、例えば、どんなタイトルに変更すればいいですか?

<読者SM>

 太田さんのコラムは本当に勉強になります。今後とも宜しくお願い申し上げます。
 さてコラムのなかで太田さんが軽いウツ気味と知り、とても心配になりました。私たち夫婦もウツを患いし、それを直した経験がございます。僭越ながらご参考になればと思いその体験談と妻の鬱病対処法を述べさせていただきます。
 鬱病は自殺をまねきやすい恐ろしい病気です。日常に支障をきたすことが実感されたのであれば即通院して薬をのむのが定石です。とても大事なことです。
 ただし私たち夫婦が治した方法は、民間療法的なものです。鬱病とは現代病であり、患者は原始的脳である間脳部分がたるんで(?)いるそうです。その部分を刺激してしまうような劇的な肉体的体験をすれば、即興で治ります。私は50キロ以上の荷物を背負って8時間かけて低山登山しました。全ての理性がふっとび本当に欝的症状がなくなりました。
 妻は夏の猛暑のビーチでタオルケットをかぶって寝転んで数時間ボーッとしていました。晴れた土日に琵琶湖と福井の砂浜にかよい、私と子供が泳いでいるのを尻目に只管汗を流していました。効果はテキメンだったそうです。いまでは欝的症状がみられなくなりました。
 とにかく大脳新皮質を麻痺させるくらいの肉体的刺激をくわえることが欝にたいする特効薬だそうです。私たちがとった方法が極端だとしても、運動が欝に効果的なのはよく知られているところです。
 太田さんの御健康と今後ますますの御活躍を心よりお祈り申し上げます。謹白

<太田>

 どうもお気遣いありがとうございました。
 幸い、軽い鬱はほぼ完全に解消できたと言ってよいと思います。
 皆さん、大変ご心配をおかけしました。

<原田義昭>

 コラム#1195「緊迫化する竹島問題(その2)」を読みました。

 「竹島問題」不満だが・・・をアップしました。ご一読戴ければ幸いです。
http://www.election.ne.jp/10375/60388.html

<太田>

 原田君、お久しぶりです。
 ブログ、読ませていただきました。
 ところで、役人の1974〜1976年在外研究員(長期)の同期の懇親会、私が幹事を務めた1970年代の終わり(1980年代の初め?)から、かれこれ30年近く一度も開かれてないよね。
 余りにも大昔で、誰に次期幹事になってもらったか忘れちゃった。
 原田君、ご足労だけど、幹事役やってもらえませんか。
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太田述正コラム#2671(2008.7.16)
<日本文化チャンネル桜収録記 3>

→非公開