太田述正コラム#0158(2003.9.24)
<私のホームページをめぐって>

 コラム#106で、私のホームページに対して「ネット上でお寄せいただいたご支援・ご声援の具体例を紹介」させていただいたことがありますが、今回はその続編です。

1 コラムへの論評
 相当古い話ですが、上田さんのサイト(http://www5d.biglobe.ne.jp/~uedam/janationhome.htm)でご本人による下掲の書き込みを見つけました。
2002.12.10        日本人を二分するぞ 
 先月、太田述正さんのメール・マガジンに参加しました。それでもう3回の配信があったのですが、共感できるところ、え、そうなの? と驚く(というか、あきれ果てる)ところがあることがわかりました。そこで、この問題をどうするかなあ、と考えたのですが、1つの結論に到達しました。太田さんの見解がどうのこうのという前に、日本人を一息に二分してしまえ、と。1億2千万人の日本人を、有無を言わせずに、どちらかに分類してしまえ、と。
 で、その基準ですが、律令制度です。あなたは、律令制度「加担派」か、それとも、「造反派」か、と。はは、造反ですよ。古いですねえ。これが流行の時でさえ、私は使ったことがありませんでした。造反有理、ですよ。ダサいですねえ。しかし、おかけで、やっと今、その意味がわかりました。律令制度への造反だったわけですよ。なるほど。反体制派の皆さん、あなたがたは進んでました!しかし「造反」はよくないです。これでは、はねっかえりです。最初から正統は向こうにあり、と認めているようなものです。これではいけません。では、どうするか。経済人、とはやりません。これはあくまでも、近代西洋の、資本主義を推進する人たちへの特定の用語です。今のところイメージにあるのは「ニュー・ネイション・ビルディング派」。略してNNBです。とりあえずこのようにして、律令派か、NNB派と、日本人を二分しましょう。こうすると、たとえば太田さんの場合ですが、「アングロサクソン論」で意見が違っても、許容誤差の範囲、となるでしょう。彼の「アングロサクソン論」は興味深くはあっても、私には、どこか変だ、と感じられます。しかし、ここにこだわるつもりはありません。ポイントは、律令派か、新しい国家像を造るか、です。他はどうでも、ここには断固、こだわりましょう。そうしないと、いったい、この掲示板、何が基本的な方針なのか、行方不明になります。
また、これもいささか旧聞に属しますが、私のコラム#142<対朝鮮半島戦略を練る中国(その2)>が二カ所のサイトで取り上げられていることを発見しました。
まず、「日本文化チャンネル桜」というサイト(http://www.ch-sakura.jp/bbs_thread.asp?ID=2107)では、このコラムの冒頭から約三分の二が引用され、これに対して掲示板に投稿が行われていました。
またもう一つの「山岡コラム」というサイト(http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/150821.htm)では、(冒頭でコラム#141に言及した部分が省かれていましたが、それ以外は、)日本の朝鮮半島政策のあり方に言及した最後の部分を含め、全文が転載されていました。
前者のサイトの管理者は日中韓の歴史問題に関心があり、後者のサイトの管理者は日本の安全保障問題に関心がある、とお見受けしました。
前者のサイトの関連部分をここに転載させていただきます。

月読:2003/08/17 21:37:28  
大陸というのは強大な国家が複数乱立するので、今後とも、こういう領土争いは続いていくのでしょうかね。日本には関わって欲しくないものですが、樺太と朝鮮半島にまで浸透するのであれば警戒は必要ですね。

酒呑童子:2003/08/17 21:37:28  
太田述正コラム様
 書かれている通りですね。今頃、こんな昔の話を持ち出すこと自体が不自然です。支那は、万一の時、北鮮の「体制変更」ではなく「併合」という選択肢を検討し出したのだと思います。
とにかく、これは「歴史の話」ではない筈です。あの国は現実の政治と関係ないことは持ち出しません。先ず「領土的野心」があると見て間違いありません。

啓蒙主義者:2003/08/26 18:47:57  
・・気がついたので書いておきます。*李氏朝鮮が日本によって滅ぼされてその支配下に置かれていた期間*これが韓国併合の事を言っているのなら、この文章は二重の意味で間違いです。
(1)李氏朝鮮は、日清戦争後の明治30年(1897年)清国の支配を脱したという意味で、自分の意志で国名を「大韓帝国」と変更しております。高宗(こじゅん)が皇帝の下の国王ではなく、皇帝になりたかったのでしょう。だから、1910年に起こった日本による「大韓帝国」の併呑は、「韓国併合」という訳で、「朝」の字が出てこない理由がここにあります。
(2)日本は、そのときコリアの軍隊と戦って滅ぼした訳ではありません。大体、そのとき、半島には、私兵はいても、国軍その物が存在しなかった。戦えるわけが無い。日本が、自然に進駐しただけです。以上、他意はありませんが、事実だけ述べました。---中国とコリアには、是非激しい歴史論争をして、共にボロを出して欲しいですね。どちらにもまともな歴史学者などいないのですから。そのことが日本人に分かるのは結構な事です。そんな状態で、日本の歴史教科書にケチをつけようなどと臍が茶を沸かします。騙されているおセンチな日本人も少しは目が醒めるでしょう。

12:2003/08/27 1:45:23  
日本版以夷征夷

 最近のものとしては、http://www.ch-sakura.jp/bbs_thread.asp?ID=3948で、私のコラム#159の中の、民主党と吉田ドクトリンに触れた部分を引用した上で、以下のやりとりがなされていました。

太田述正ホームページ2003/09/26 17:45:05  No.3957
元防衛審議官だけあってなかなか質が高いコラムです。
軍事だけでなく歴史観や文明論も面白い。

暗愚良2003/09/27 0:16:57  No.3973
この人物、何か胡散臭い印象を受ける。
ま、彼が本物かどうかジックリ分析評価すると致しましょう。

2 コラムの紹介

太田述正コラム#94<イラクでクーデター?>がhttp://www.emaga.com/bn/?2003010033821349005191.satochanで、コラム#43<日本型経済体制(その3)>が(http://sv3.inacs.jp/bn/?2002060069275795003533.satochan)で、そして前掲の山岡コラム(http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/k5/150717.htm)で、コラム#130<イタリアのベルルスコーニ首相の「失言」>が全文転載されていました。

山岡コラムと言えば、<アングロサクソンと欧州――両文明の対立再訪>のキッシンジャに言及した部分、<国際情勢と企業のリスクマネジメント(その1)><(その3)><(その5)><(その6)> の全文、<ロシアについて>その1 の全文、非核三原則の欺瞞性・・のくだり、<スペイン・ラテンアメリカとは何か(その1)>の主要部分、(その2)の全文、<スペイン・ラテンアメリカとは何か>最終回、及びその前の回が同コラムに転載されていました。

また、http://www3.ocn.ne.jp/~fitness/及びhttp://tubo.jiangmin.org/bookmark/index-8.htmlで、私のホームページにリンクを張っていただいていました。

 更に、「Free Download」というサイト(http://money.2ch.net/test/r.i/eco/1062416158/-208 )に、以下の書き込みがありました。

[200]金持ち名無しさん、貧乏名無しさん09/18 13:15
SNSI脱会信者に贈る
太田述正(元防衛庁審議官、太田龍wじゃないよ)のページ
脱会信者の俺から見て、ここのコラムは面白い
ohtan.net/
[201]金持ち名無しさん、貧乏名無しさん09/18 13:21
JMMへの私の投稿、握りつぶされたようですね。村上龍サンもガッツないねえ。
ohtan.net/

 おしまいに、http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/150821.htmで、私のコラム#132-135、<またまた中国訪問記>その1からその4まで(コラム#136のその5はどうしたのでしょうか)が紹介されていました。

3 私の著書の紹介

 「私のホームページに対して・・お寄せいただいたご支援・ご声援」ではありませんが、ある掲示板への投稿(http://ww1.m78.com/past/log18-2.html)をご紹介しておきます。
date 2003/9/10(水)12:07                             uname 平                                    subject re(2):M様への返信
M様。アメリカは、日本に対して、再軍備を要求してきました。断わったのは、日本政府です。1950年の朝鮮戦争時に、再軍備要求が、アメリカから出されたにも関わらず、断わってから一貫しています。私が長々と書くよりも、防衛庁再生宣言(太田述正著・日本評論社)が、わかりやすいので、どうぞ。・・